通信制高校とは？簡単に分かりやすく徹底解説！

通信制高校は不登校の子だけが行くところだとおもっていませんか？

しかしまったくそんなことはなく通っている生徒たちは全日制の生徒たちと変わりはありません。

通信制高校とは郵送やインターネットを通じて三年間で単位を取っていく学校です。

基本的には自宅学習なので学校に行く機会はあまりないのが特徴になります。

通信制高校と全日制高校の違いとは

一番の違いと言ったらやはり登校頻度です。

全日制は平日は毎日朝から夕方まで授業がありますが、通信制は年に数回のスクーリングの時に授業を受けます。

普段は家でやることのできるレポートを郵送し定期テストを受けることで単位を取得することができるのです。

結論、通信制高校は必要がないときは行くことがほとんどありません。

通信制高校の授業の雰囲気

結論として、通信制高校は学校にもよりますがスクーリングを除いてほとんど学校に行く機会がないのが現状です。

スクーリングは各、通信制高校によって内容が変わってきますが、ほとんど全日制高校の授業風景は変わりません。

とはいってもほとんどがWEB授業で英語、国語、数学などといった全日制高校で習うものを学ぶのでWEBか対面かの違いだけです。

対面で受けられる通信制高校もあるのでしっかり各学校チェックしましょう！

通信制高校について詳しく知りたい方はこちら「通信制高校とは」を参考にしてみてください。

通信制高校は全日制と大きく違うところがあり、通信制高校にしかない良さがあります。

通信制高校にはどんなメリットがあるのかをまとめました。

<通信制高校のメリット3選>
• メリット①時間を有意義に使える
• 人付き合いが少ない
• 自分に合ったペースで勉強ができる

通信制高校の私立と公立の違いについて詳しく知りたい方は是非 「通信制高校の私立と公立は何が違うの？学費・授業など徹底比較」を参考にしてみてください！

メリット①時間を有意義に使える

通信制高校の一番の魅力は全日制と比べて自分の時間が多いところになります。

全日制と違って通信制高校は毎日いかなくてもいい学校です。

レポートや定期テスト、インターネット通信を行うことによって高卒資格を取得します。

学校に毎日いかない分、スポーツ、自分の趣味、仕事、育児といったことに存分に時間を費やすことができるのです。

通信制高校は時間に縛られることがあまりないので自分の時間を大切にしたい人には大きなメリットになるでしょう。

また、朝起きるのが苦手な人はストレスなく通えることができるので朝が苦手な人におすすめです。

人付き合いが少ない

人間関係に自信がない人や人とあまり関わりたくない人にはおすすめです。

通信制高校は自分の気持ち優先で生活でき自分の行動重視で卒業する学校なので人間関係を重視しない人や、人付き合いに不安がある人はあまり人と関わらないで済むのでメリットになります。

しかし、社会に出たら最低限のコミュニケーションは必要不可欠です。

人間一人で生きていくのはとても困難なので少しずつコミュニケーションを取れるように意識していきましょう。

自分に合ったペースで勉強ができる

全日制と違って毎日学校に通わなくてもいい為、自分に合ったペースで勉強をすることができるのです。

例えば朝起きるのが苦手な人だったら午後から始まる授業に出席できれば朝が苦手な人は無理なく通うことができます。

しかし、自主性がなければ簡単に授業を休むことができるため、自分の意志がとても重要です。

通信制高校は全日制と大きく違うところがあり、全日制と比べると少し、劣ってしまう所があります。

通信制高校にはどんなデメリットがあるのかをまとめました。

<通信制高校のデメリット3選>
• デメリット①友達との関わりが少ない
• デメリット②自主的に学習を進める必要がある
• デメリット③世間からのイメージがあまりよくない

デメリット①友達との関わりが少ない

通信制高校は、全日制高校に比べて学校に行く日数が少ないので特に友達を作る機会がありません。

全日制の人たちより理想の高校生らしい生活を送るのは少し難しいのが現状です。

しかし、スクーリングや普段の授業で友達はできます。

また、学校の時期によってのイベントなどで他の学科の他の人たちと関わる機会があるので友達作りが不安な人は安心してください。

友達作りのためにも学校行事には、積極的に参加しましょう！

デメリット②自主的に学習を進める必要がある

通信制高校は家での勉強は必須です。

多くて1週間に1回レポート提出が通信制高校にはあります。

それにより家での学習がメインになりますので、しっかり学習予定を立てる必要があるのです。

したがって、ペースが崩れたり怠けてしまう確率がとても高くなります。

学習ペースが崩れない対策として通信制高校への登校日数を増やしてみましょう！

自分が取っている授業の時間外にも通信制高校は自習ができる環境があります。

また、学校で自習を行うことによって分からないところがあったらすぐに聞けるところがいいところです。

学校に行って自習が嫌だなという人はカフェや塾、予備校を効率よく使いましょう！

デメリット③世間からのイメージがあまりよくない

通信制高校は世間からのイメージがあまりいいイメージではないのが残念ながら事実です。

通信制高校＝いじめられてた人、不登校の人、人生終わり、ヤンキーといった印象があるでしょう。

しかしそれはただの偏見に過ぎません。

したがって気にすることは全くなくただの偏見ですので悪いことは何一つないのが事実です。

しかし、残念ながら偏見をすぐになくすことは不可能ですので、あなた自身が充実した高校生活を送るために日々頑張りましょう。

最近ではそれぞれの通信制高校に独自のカリキュラムやおもしろい課外活動などが用意されています。

例えば、サッカースタジアムの清掃をしてそのままプロのサッカーを観戦できたり、冬のスキー、スノボー教室があったりと他の全日制の高校にはないイベントが盛り沢山です。

もちろん、修学旅行などもあり学校行事はとても充実しています。

通信制高校の入学から卒業までは多少、各学校によって違いがありますが流れはどの学校も同じです。

オープンキャンパスに参加する

どの通信制高校にすればいいか迷っている人は、まずはオープンキャンパスに参加しましょう！

オープンキャンパスに参加することによって生徒や先生、学校の雰囲気を知ることができます。

一回通信制高校の雰囲気を見て実際に自分の目で見て確かめるのがオススメです。

通信制高校の入学試験は簡単

もしあなたが通信制高校に入学するとなった際、簡単な面談とテストがあります。

ここであなたの性格、ある程度の学力を確認するのです。

これは受験といった厳しいものではありませんが、自分のことを質問された際に応えられるようにしておきましょう。

多くの通信制高校は書類選考と面接のみで入学できるかがきまりますのでしっかり準備をすることが一番大切です。

通信制高校は単位があれば卒業できる

通信制高校は決められた単位をすべて取得してからの卒業となります。

そのため通信制高校には学年という概念はあるが、何年次に何科目単位を取るというのはありません。

したがって、自分の空いた時間を有意義に使い、単位取得に向けてコツコツと取得していきましょう。

通信制高校のサポートは手厚い

通信制高校は全日制の高校に比べて人数が少ないので生徒一人ひとりに手厚いサポートを行ってくれるのがいいところです。

また、各通信制高校によってどこのサポートに力を入れているか変わってきます。

友達がたくさんほしいという人はイベントが多い学校を選んだり、勉強が不安な人は学習に対するサポートが手厚いところを選びましょう！

通信制高校へ転入とは

結論から言うと転入とは転校のことです。

他の学校を辞めずに他の学校に移ることを指します。

あなた自身も学校などで転校生などがいたかもしれないのでイメージはつきやすいですよね！

大多数は親の転勤で引っ越すのが転入理由ですが、引越し以外でも転入はできます。

また、全日制から通信制への転入も可能です。

転入は単位も出席数も引き継がれますので半年留年や一年留年せずに同級生たちと卒業することができます。

通信制高校へ編入とは

結論から言うと編入とは一回、高校を中退、退学した人が再び高校に入学することを指します。

編入の場合、以前通っていた高校の単位を引き継ぐことは可能ですが一年生の夏休み前に中退したなどとなると最初から単位を取得していく必要があるのです。

単位がない状態だと半年卒業時期が伸びたり、場合によっては1年伸びる可能性もあるので注意しましょう！

ここまで通信制高校について徹底解説してきましたがいかがだったでしょうか？

通信制高校は簡単に言うと自分の時間を有意義に使えてその分、仕事、趣味など他の所に多くの時間を費やせるのでおすすめです。

通信制高校には全日制高校にはない良さがあります。

この多様性の社会で通信制高校を選ぶのも全く変なことではありません。

時代の変化によって通信制高校は以前よりも世間のイメージが良くなりつつあります。

通信制高校の良さはなんといっても時間を有意義に使えることです。

そのため、全日制高校の人ではチャレンジすることができないことでもチャレンジすることができるのでそれが通信制高校の最大の魅力になります。

何回も言っている通り通信制高校は時間がある分、自主性が大切です。

したがってどのようなスクールライフを送りたいかしっかり考えていきましょう！