高校中退しても再入学はできる!再入学すべき理由と方法についてご紹介!

高校中退しても再入学はできる!再入学すべき理由と方法についてご紹介!

高校中退しても再入学はできる!再入学すべき理由と方法についてご紹介!

高校進学した人の中には、複雑な事情で高校を退学しなければならない人もいます。

退学した人の中には、

「高校の卒業資格だけは欲しい」

「大学や専門学校へは進学したい」

といった方もいるでしょう。

高校を卒業するかしないかでは、自分の将来の進路が大きく異なります。

中卒で社会に出て働くより、高校を卒業する方が将来有利になることが多いです。

この記事では、高校を中退してしまった人が、高校へ再入学すべき理由と方法について、解説します。

中退してしまい、再入学を考えている人には必見の内容です。

中退理由について知りたい方は、高校中退をする理由とは?中退後の進路について徹底解説!もチェックしてみてください!

高校を中退しても別の高校へ再入学ができる

高校を中退しても別の高校へ再入学ができる

高校を中退することは珍しいことではありません。

「家庭の事情」や「学校内での人間関係」「体力的な問題」などの様々な事情で、学校を退学しなければならないことがあります。

確かに、全日制高校へ通う生徒のほとんどは、通っている高校を卒業して、それぞれの進路に進むでしょう。

しかし、通信制などの別の高校へ再入学することもできますし、卒業すれば高校の卒業資格も得ることができます。

中退してしまっても、全く自分を責める必要はありません。

自分を責めたりせず、「今後どのような進路に進むべきか」に目を向けることが大切です。

高校中退後の再入学の選択肢は、「別の全日制高校へ通う」や「他の種類の高校へ通う」「高卒認定試験に合格する」などがあります。

これから詳しくご紹介するので、一緒に確認していきましょう。

通信制高校への編入と転入の違い

通信制高校への編入と転入の違い

転入は空白期間がなく別の高校へ入学すること

転入は、学生が現在通っている学校から他の高校へ移ることです。

学生は空白期間なしで移籍できるため、年度内で移行できます。

転入生は新しい高校で入学した年度に、卒業を目指せます。

編入は高校を一度辞めてから他の学校に入学すること

編入は、一度高校を退学してから別の高校に入学することを指します。

学生が高校を辞めた後に空白期間が生じることが一般的です。

空白期間の長さによっては、同級生とは異なる年度で卒業する場合があります。

なお、早期に編入手続きを完了できれば、同級生と同じタイミングで卒業できる場合もあります。

なお、転入と編入の違いについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

転入と編入の違いってなに?高校生活での違いを比較

高校中退時に再入学する方法

高校中退時に再入学する方法

高校を中退する予定、または中退していて高校へ再入学するにはどうすればいいのでしょうか。

再入学するには、以下の3つ方法があります。

  • 通信制高校へ編入・転入する
  • 定時制高校へ編入・転入する
  • 別の全日制高校を再受験する

これから、一つ一つ解説していきます。

高校への再入学を検討している人は必見の内容です。

方法①:通信制高校へ編入・転入する

1つ目の方法は通信制高校へ編入・転入することです。

「高校へあまり登校せずに、高校を卒業したい」

「一つ下の学年に混ざって、学校生活を送りたくない」

という方は、通信制高校へ進学すると良いでしょう。

通信制高校は、「登校日数が年に5回~30回程度」と少なく、「学年制度がない」のが特徴。

登校日数が少ないので、体調を崩しやすい方でも、卒業しやすいです。

高校を中退してしまった人の多くが、通信制高校へ進学するので、中退した人でも悪い意味で目立ったりはしません

学費もリーズナブルで、年間5万円~40万円程度で通えます。

方法②:定時制高校へ編入・転入する

2つ目の方法は、定時制高校へ編入・転入することです。

全日制高校を退学した生徒の中には、通信制高校のほかに、定時制高校に進学する人もいます。

全日制高校との違いは、「一日あたりの授業時間が短いこと」です。

ほとんどの定時制高校は1日当たり、4時間程度で授業が行われるでしょう。

「17:00~21:00」といった夜間が一般的ですが、「9:00~13:00」「13:00~17:00」といったような、朝や昼に通える高校もあります。

学費は年間で3万円~35万円程度です。

家庭の経済状況によっては、国から補助を受けられる場合もあります。

詳細は、就学支援金で調べてみると良いでしょう。

定時制高校の卒業後の進路の割合は、就職が最も多いです。

大学進学する人はおよそ1割程度と少ないため、難関大学へ進学することは難しいでしょう。

高校卒業資格の取得が目的の人は、定時制高校が向いています。

方法③:別の全日制高校を再受験する

3つ目の方法は別の全日制高校を再受験することです。

中学三年時と同様、全日制高校の入試を受けて、新しい高校で高校生活をやり直すことも手段の一つ。

ただし、年下に交じって学校生活を送ることになります。

多少は抵抗があると思いますが、長い目で見たら大きな問題ではありません。

再受験先を決める際は、同じことが原因で中退しないような高校を選びましょう。

例えば、原因が「学校の規則が厳しすぎた」のであれば、「自由な校風」を重んじる高校を選びましょう。

学校見学に行くと校風も把握しやすいので、見学してみるのも良いです。

見学会が終わってしまっている場合でも、通っていた中学校を通して高校へ依頼することで見学できる場合もあります。

編入におすすめの通信制高校2選

編入におすすめの通信制高校2選

「通信制高校へ入学するにはどうすればいいの?」

そんな方のために、おすすめの通信制高校を2つ紹介します。

気になる高校があったら、ぜひ資料請求をしてみてください。

資料には入学願書も入っているので、そのまま入学手続きを進められます。

ウェルカム通信制高校ナビでは、学校ごとの特徴やカリキュラム、学費についてもまとめて紹介しています。

通信制高校について、詳しく知りたい方はコチラのサイトをぜひ利用してみてくださいね。

鹿島学園高等学校

鹿島学園高等学校は茨城県にある通信制高校です。

カリキュラムが豊富で、14コースあります。

「音楽コース」から「スポーツコース」、「大学進学コース」など様々です。

国立や私立の難関大学への進学実績もあります。

あなたに合った学びのスタイルがきっと見つかりますよ。

鹿島学園高等学校は、全日制高校が運営しているため、卒業時には全日制高校と同様の卒業証書が貰えます。

通信制高校希望の方から人気のある高校です。

入学できる都道府県22都府県から入学可能
制服あり  希望者のみ。私服でも通学OK
スクーリングあり
クラブ活動あり
鹿島学園の通信制高校では、いろいろな生徒が学んでいます。入学した理由はさまざまですが、 時間的に余裕のある環境で、それぞれの生徒がそれぞれの夢を育てています。 カシマの通信は、一人ひとりの生徒の皆さんに「カシマの通信にして良かった!」と 思ってもらえる学校でありたいと思っています。 あなたはカシマの通信で、 どんな高校生活を送りますか。主役は、あなた自身です! 本校では全国 300 ヶ所以上の学習等支援施設と提携しており、皆様に寄り添った身近な通信制高校を目指しております。 ★学習等支援施設とは生徒の日常的な学習支援を行うサポート校などの施設です。 ★本校へのご入学と同時に 1 つの学習等支援施設に所属していただきます。 つきましては、本校からお送りする学校案内のほかに、本校と提携している学習等支援施設からも資料を送付する場合がございます。合わせてご覧いただけますようお願いいたします。

第一学院高等学校

第一学院高等学校は全国から入学できます。

この高校はキャンパスが多く設置されているのが特徴です。

主要都市に50か所以上のキャンパスがあり、北は北海道、南は鹿児島まであります。

第一学院高等学校は「通いたくなる」高校を目指しているため、イベントやサポートが充実していますよ。

具体的には、在校生が学校生活をサポートしてくれたり、サークル活動やイベントが豊富に開かれたりしています。

職場体験や専門講座(アニメ、声優、美容、機械、調理、建築など)も体験できるので、将来の進路を具体的にイメージできるでしょう。

一般的な大学進学コースだけでなく、専門コースも充実しているため、自分の興味に合った勉強ができます。

入学できる都道府県全国から入学可能!
制服あり  ※購入・着用は自由!
スクーリングあり
クラブ活動あり
一人ひとりの状況や目指す進路・目標に合わせて様々な学び方ができます! 週2日・週5日の通学スタイルでイベントやサークル活動を楽しみながら学校生活を過したり、オンラインのコースで自分のやりたいことを中心に自分のペースで卒業を目指すなど、自分に合ったスクールライフを過ごすことができます!

高校を卒業するための条件

高校を卒業するための条件

高校を卒業するための条件について解説します。

  • 単位を取得
  • 30単位以上の特別活動へ参加する
  • 3年間以上在籍する

単位を取得

高校卒業には必要な単位を取得する必要があります。

通信制高校では、卒業までに合計74単位の取得が必要とされています。

単位は、授業参加、テスト、レポートの提出などで獲得可能です。

授業の欠席やレポートを提出していない状態が続くと、単位が取得できない可能性があるため注意してください。

なお、学生が前の学校で取得した単位がある場合、転入先の学校で引き継げる場合があります。

転入の際には前もって確認が必要です。

30単位以上の特別活動へ参加する

通信制高校の卒業条件には特別活動への参加することで取得できる単位の獲得があります。

3年間で30単位以上を特別活動で獲得する必要があります。

特別活動は学校行事やスクーリングなどです。

3年間以上在籍する

通信制高校を卒業するためには、3年以上の在籍期間が必要です。

教育制度によって定められており、通信制高校でも例外ではありません。

転入や編入を行った場合でも、前の学校での在籍期間はこの計算に含まれます。

転入や編入前の学校の在籍期間も合わせて、合計3年以上であることが必要です。

通信制高校を卒業する為に必要なことを徹底解説!

高校中退後の再入学以外の選択肢

高校中退後の再入学以外の選択肢

高校中退後の再入学以外に考えられる選択肢についてご紹介します。

  • 高卒認定資格を取得する
  • 高等専修学校に入学する
  • 就職して働く
  • 海外留学する

高卒認定資格を取得する

高校中退しても高卒認定資格を取得することによって、高校卒業者と同等の学力があると認められます。

高卒認定資格を持っていると、大学や専門学校への進学ができます。

また、公務員試験への応募資格も得られます。

試験は年に数回提供されており、16歳以上の方が受験できます。

ただし、学歴が高卒とはならないことに注意が必要です。

高等専修学校に入学する

高校中退した方でも、高等専修学校へ入学するという選択肢があります。

高等専修学校は高校中退や中卒でも入学可能です。

高等専修学校では、高校と同等の教育が提供されており、専門的な知識と実務スキルを学べます。

高校中退をしても専門学校に行けるの?高校中退した人が専門学校に行く方法を徹底解説

就職して働く

高校中退後に就職して働くという選択肢もあります。

特定の職種では未経験者でも始められる仕事が存在します。

しかし、高校卒業資格がない場合、応募可能な職種や業界に限られてくることも考慮する必要があります。

高卒資格を持つ者に比べ、職の選択肢が狭まる傾向にあります。

海外留学する

高校中退後に海外に留学するという選択肢もあります。

海外留学は、言語や文化を学ぶ機会が得られます。

高校中退して海外留学する場合は、事前にしっかりと調べて準備することが大切です。

通信制高校へ編入するメリット

通信制高校へ編入するメリット

通信制高校のメリットには以下のようなものがあります。

  • 通信制高校は毎日の通学が不要
  • 人間関係のストレスが少ない
  • 仕事と学業を両立できる
  • 個々に合わせた教育サポートが充実
  • 専門分野を学べる学校がある
  • 学費が安い傾向にある

通信制高校は基本的に自宅で学習を実施します。

また、毎日の登校が不要なため、人間関係でのストレスが少ないのも特徴です。

不登校の経験がある学生にも適した環境と言えます。

さらに、自分のペースで学習できるため、仕事との両立ができます。

芸術やスポーツなど専門分野を学べる学校もあり、将来のキャリアに役立つスキル習得が可能です。

通信制高校のデメリットについても知りたい方は以下の記事をご覧ください。

通信制高校のメリット・デメリット!通信制高校を徹底解説!

高校を卒業せずに大学進学したいなら「高卒認定」を取得しよう

「高校へは進学しないで、大学や専門学校へ行きたい」

という方もいますよね。

このような方は、「高卒認定試験」を受けると良いでしょう。

「高卒認定試験」に合格することで、高校を卒業しなくても大学や専門学校、短大などを受験できます。

「高卒認定試験」は、高校卒業の者と同等以上の学力があると認定される試験のこと。

一般的に、事情により高校を卒業できなかった方のためにおこなわれる試験です。

ただし、試験に合格しても「高校卒業資格」は得られません。

資格を得られないため、最終学歴は「中卒(中学卒業)」です。

高卒認定試験合格後大学へ進学して卒業すれば、最終学歴は「大卒(大学卒業)」です。

この試験は年に2回に分けて実施されます。

受験科目は8科目あり、各科目とも40点以上(100点満点)取れれば合格です。

すべての科目で合格基準に達すると、「高卒認定試験合格」です。

履歴書には、「高卒認定試験合格」と書くことができます。

「高校の卒業資格取得にこだわらない」方は、高認試験に合格して高卒認定を取得するのも良いでしょう。

高校へ再入学した方がいい理由

ここまで高校へ再入学する方法について説明してきましたが、なぜ再入学した方が良いのでしょうか。

再入学したほうが良い理由は主に2つあります。

  • 学歴による偏見がなくなる
  • 将来の選択肢が増える
  • 最終学歴が高卒になる
  • 就職先の幅が広がり収入が増える
  • 高校での友人ができる

上記の2つの理由について、これから詳しく紹介していきます。

理由①:学歴による偏見がなくなる

1つ目の理由は、学歴による偏見がなくなることです。

日本人のほとんどの最終学歴は、高卒以上です。

その割合は、およそ98%にも上ります。

必然的に、中卒以下の方は少数派になるでしょう。

日本社会では、学歴も人を判断する重要な要素です。

もちろん「中卒」だから悪いというわけではないのですが、他者からの印象がプラスになることは少ないでしょう。

人によっては、いざ社会人になった時に中卒がコンプレックスになることもあります。

コンプレックスを一生背負ったまま、生きていくのは嫌ですよね。

世の中、学歴だけがすべてではないですが、高校を卒業するに越したことはありません。

理由②:将来の選択肢が増える

2つ目の理由は、将来の選択肢が増えるからです。

高校を卒業することで、中卒では就けない職種へも就職できます。

高校を卒業しなければ、企業によっては相手にされないこともあるでしょう。

また、大学進学や短大・専門学校などへの進学もできます。

このように、高校を卒業することで自分の将来の可能性を大幅に広がるでしょう。

やりたい仕事を見つけても、高校を卒業していないだけで就職できないのは残念ですよね。

このような残念なことが起きないようにするためにも、高校は卒業しておきましょう。

理由③:最終学歴が高卒になる

高校中退すると、最終学歴が中卒になることが一般的です。

中卒という学歴が社会的な活動においてさまざまな制限を生じさせることがあります。

しかし、高校に再入学して卒業すれば、最終学歴が高卒になります。

高校卒業資格を持つことで、学歴に関する偏見やコンプレックスから解放されることが期待できます。

理由④:就職先の幅が広がり収入が増える

高卒資格を取得することで、就職活動においてより多くの選択が可能になります。

高校卒業資格がないと応募できない職種や企業が存在するからです。

高校を卒業することで、高卒以上を必要とする職種に応募できるようになります。

結果として、より良い条件で働けて収入を増やすことが期待できます。

理由⑤:高校での友人ができる

高校中退者が再入学することで、新しく学校で友人ができる場合があります。

同じ学校に通う生徒たちと友情を育むことは、学生生活をより豊かなものにしてくれるはずです。

通信制高校やでは、さまざまなな背景を持つ生徒が在籍しています。

社会生活における人間関係の構築にも役立ちます。

まとめ~高校を中退しても再入学して高校卒業できる~

この記事では、高校中退時に再入学する方法やしたほうが良い理由について、紹介しました。

以下がまとめです。

  • 高校を中退しても、再入学すれば高校は卒業できる
  • 同じ原因で退学しないような高校を選ぼう
  • 高校の卒業資格が欲しい人は、通信制や定時制の高校がおすすめ
  • 高卒認定試験に合格することで、高校を卒業せずに大学や専門学校に進学できる
  • 将来のために、高校卒業資格か高卒認定は取得しておいた方が良い

この記事を最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

高校を中退しても、再入学をして高校卒業を目指しましょう!

通信制高校についてもっと詳しく知りたい方は、【通信制高校の基礎】授業の進め方や全日制高校との違いを徹底解説!をご覧ください。

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