高校中退をする理由とは?中退後の進路について徹底解説! 更新時間 2023.02.14
高校中退の理由は、ネガティブなものであればポジティブなものもあります。
「高校を中退してしまったら大学には進学できない?」
「就職できるところが限られてしまった...。」
この記事を読んでいる方を含め、高校を中退してしまったことで不安に感じている方もいるでしょう。
今回は高校を中退をしてしまう理由と、中退後の進路について解説していきます。
高校中退して後悔したことについては、高校中退をすると後悔する!後悔の理由と後悔しない方法をチェック!
高校を中退してしまう理由はさまざま
高校を中退してしまう理由は、経済的事情以外にもさまざまなものがあります。
ここでは高校中退の理由にはどんなものがあるのか紹介していきます。
学校生活が自身に合わなかった
まず1つ目の理由は、学校生活が自身に合わなかったことです。
朝起きるのが苦手であったり、通学の時間が長かったり...。
学校生活も人それぞれ違いますよね。
学校生活が自身に合わず、高校中退する方も少なくありません。
勉強についていけなかった
勉強が苦手で高校中退してしまった方も少なくありません。
中学までは「勉強は得意」「勉強についていくことはできた」けど、高校に進学してから理解できなくなりついていけなくなったという方が多いです。
ただ勉強は学生時代だけではなく、就職して仕事をする際に必要になるものです。
自身に合った勉強方法を考え、試行錯誤して実践していくことが重要になります。
人間関係が上手くいかなかった
いじめなどが原因で高校を中退してしまう方もいます。
高校時代のトラウマで学校に通うことがつらい方もいるでしょう。
そんな方々は通学の回数が少なくて済む高校や、サポートが充実した高校に進学することをオススメします。
ただ、勉強と同じく「人間関係」は社会に出てから重要になってくる要素です。
人間関係は、環境を変えれば改善されることがほとんどです。
仕事をしなければいけなかった
家庭の事情や、早い段階から働きたいと考え高校中退してしまう方がいます。
世の中には全日制高校だけでなく、夜間に授業を行う定時制高校や通学の頻度が少ない通信制高校があります。
仕事をしながら高卒資格を目指したい方は、定時制高校や通信制高校への進学を検討されてはいかがでしょうか。
高卒資格を持っていることで、あなたの仕事の選択肢を広げてくれます!
高校中退するデメリット2選
「最終学歴が中卒になる」「高校中退の事実を履歴書に記載しなければいけない」など・・・。
高校中退をすることで多くのデメリットが生まれてしまいます。
ここでは高校中退をすることで生まれるデメリットの中でも、自分の人生に大きく響いてしまうものをいくつか紹介していきます。
就職が難しくなる
学歴社会の世の中・・・。
高校中退をしてしまうと、最終学歴が中卒になってしまうので就職先の選択肢も狭くなるでしょう。
もし就職を考えているのであれば選択肢を増やすために、もう一度高校に通い高卒資格の取得を目指すことをオススメします。
また手に職の時代なので、進学先で需要のある資格の取得を目指すのもいいと思います!
大学進学ができない
ほとんどの大学の受験資格に高卒資格が必要です。
高校中退をしてしまうと高卒資格が無いため、したくても大学受験ができなくなります。
大学受験の資格を得るための方法は高校を卒業するだけでなく、高校卒業程度認定試験という試験に合格するなどもあります。
もし自身が大学受験をゴールに考えているのであれば、ゴールまでの選択肢が多くありますので自身に合った方法で目指してみてはいかがでしょうか。
高校中退をすることでのメリットもある
高校中退をすることで就職先の選択肢が狭くなることや、大学受験資格がなくなるなど多くのデメリットがあると解説してきました。
ただ現状、高校を中退して実家暮らしをしている方や国から生活保護を受けて暮らしている方も多いです。
では、高校中退をすることで何かメリットはあるのでしょうか。
ここでは高校中退をした時のメリットを紹介していきます。
勉強と学校生活から解放される
高校中退をすることで生まれる1番のメリットは、厳しく辛い勉強やいじめから解放されることですね。
辛いことを我慢して自分を傷つけるくらいであれば、その場から逃げ出してください。
ただ、この場合は高校中退という手段ではなく他の高校に編入するという手段でも解決するかもしれません。
高校中退を考えている方は今までの高校生活で得た単位などを無駄にしないという意味でも、高校中退ではなく他の高校への編入を検討してみてはいかがでしょうか。
自分の時間が増える
高校を中退することで、学生生活に充てていた時間だけ自分の時間を増やすことができます。
スポーツなど自身が熱中したいものがある方には、自分の時間を増やすために高校中退という選択肢は十分考えられますね。
ただ高校中退をしてしまうと高卒資格が得られなくなってしまうので、自分の時間を多くとりながら勉強と両立ができる通信制高校への進学を検討してみてはいかがでしょうか。
高卒資格の取得をしておくことで、絶対にあなたの将来の助けになります!
進路先は「通信制高校」がオススメ!
ここまで様々な方の高校中退時の理由や、メリットデメリットを紹介してきました。
何度も説明する通り、人間関係や家庭の事情など高校を中退してしまう理由は人それぞれです。
しかし「高校を中退してしまったが、もう一度高卒資格の取得を目指したい!」と思われている方も多いです。
そんな方々には「通信制高校」への入学をおオススメします!
通信制高校なら自分のペースで通える
通信制高校とはどんな学校かご存じですか?
通信制高校の詳細をあまりわかっていない人ほど、通信制高校を悪いイメージで語る方が多いです。
ここでは私がみなさんにオススメする通信制高校について解説していきます!
通学する頻度が少ない
一般的な全日制高校や定時制高校は、平日の週に5日の通学を必要とする学校がほとんどです。
ですが通信制高校は一般的な高校と違い、週に1日や月に1日の通学で済む学校が多いです!
毎日通って友達と一緒に勉強したいという方、できるだけ通学は少なくして在宅で学習したいという方など、一人ひとりに合った学習スタイルを選ぶことができます。
仕事と勉強を両立させたい方やスポーツなど自身の好きなことに打ち込みたい方、人間関係や学校生活に不安がある人にはオススメです!
サポートが手厚い
通信制高校には、さまざまな事情を抱えた生徒がいます。
そのため、先生のサポートも手厚いです。
少人数制や個別指導をおこなっている学校も多く、生徒の学力に合わせて指導をしてくれます。
勉強が苦手で高校中退してしまった方でも、通信制高校に通うことで先生のサポートを存分に受けながら高卒資格を目指すことができますね。
様々な専門学科がある
学校にもよりますがダンスや美容師、トリマーなどさまざまな専門学科があるのも通信制高校の特徴の1つです。
特に美容師のコースは10代で美容師の免許の獲得が目指せるため、人気の学科となっています。
もしあなたが将来のキャリアプランを持っているのであれば、通信制高校の専門学科への進学を検討してみてはいかがでしょうか。
人間関係が苦手でも卒業が目指せる
先程も述べた通り、通信制高校は通学頻度が少なくても十分に高卒資格の取得が目指せます。
いじめなどの人間関係によって高校を中退してしまった方も安心して学校生活を送ることができます。
また通信制高校とは別にサポート校という学校もあります。
サポート校は学業面だけではなく精神面からも、高校卒業を支援してくれます。
人間関係に不安があるけれど、高卒資格の取得を目指したいという方は通信制高校への進学を検討してみてはいかがでしょうか。
仕事と勉強の両立が可能
家庭の事情で高校を中退し仕事をしている方の中には、高卒資格を取得したかった方がいると思います。
通学頻度が少ない通信制高校であれば、仕事と勉強の両立をしながら高卒資格を目指すことが可能です。
将来の選択肢を広げるためにも、通信制高校への進学を検討してみてはいかがでしょうか。
大学進学が目指せる
高校中退から大学受験を目指せるのも、通信制高校に通うメリットの1つですね。
大学進学するためには高卒資格や高卒認定が必要です。
通信制高校では全日制と同様に高卒資格を取得することができます。
更に、現在の通信制高校の中には単に高卒資格の取得だけではなく、大学進学の為のカリキュラムやサポートを組み込んでいる高校が増えてきています。
もしも将来大学進学をしたいと思っている方がいれば、通信制高校へ進学し勉強に励んでみませんか!
自分の時間を確保できる
このメリットも通信制高校の通学頻度が要因となっていますね。
勉強だけでなくスポーツや趣味など、自身の時間を増やしたい方には通信制高校への進学が選択肢の1つになってきます。
現在、通信制高校には将来有望で既に活躍しているスポーツ選手や芸能人も多く進学しています。
現在その人気の高さが学生の間で注目されています。
例でいうと、サッカー日本代表の香川真司選手や、フィギアスケートの紀平梨花選手が通われていました!
ちなみに紀平梨花選手は現在、早稲田大学に通っています。
もしあなたに熱中したいことがあれば、通信制高校に進学し、自分の時間を作りながら、勉強と両立することを考えてみてはいかがでしょうか?
高校中退をしても通信制高校で将来の選択肢が広がる!
いかがでしたでしょうか?
ここまで高校を中退する様々な理由とメリットデメリット、そして通信制高校について紹介してきました。
通信制高校に進学して、改めて将来のキャリアプランを考え直してみることを検討してみてはいかがでしょうか!
通信制高校の授業内容については、通信制高校の授業内容を徹底解説!を参考にしてください!