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【2024年最新】司法試験の合格者数・合格率の結果を紹介!最高得点・最低得点・属性

更新日:2025-01-08

【2024年最新】司法試験の合格者数・合格率の結果を紹介!最高得点・最低得点・属性

令和6年(2024年)の司法試験の受験者数は3,779名で合格者数は1,592名、合格率は42.1%でした。

この記事では、司法試験の合格者数や合格率などの最新情報を詳しくまとめまています。

予備試験ルートと法科大学院ルートの合格者数等の比較、最高得点や最低得点、合格者の属性など、合格者の内訳も詳しく紹介しています。

過去の司法試験の結果についてもまとめていますので、ぜひ最後まで読んでください。

司法試験・予備試験の通信講座・予備校おすすめランキング9選!料金費用の安さ・人気・評判を徹底比較【最新】

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令和6年(2024年)司法試験の結果【合格者数・合格率】

令和6年(2024年)の司法試験に結果は以下の通りです。

令和6年
(2024年)
出願者数 受験者数 最終合格者数 合格率
法科大学院
ルート
3,550名
※-257
3,304名
※-271
1,151名
※-303
34.8%
※-6%
予備試験
ルート
478名
※+120
475名
※+122
441名
※+114
92.8%
※+0.2%
総計 4,028名
※-137
3,779名
※-149
1,592名
※-191
42.1%
※-3.2%

※前年比

参照元:法務省『司法試験の結果について

令和6年(2024年)司法試験の短答試験は、受験者数が3,779名、合格者数が2,958名、合格率が78.3%でした。

令和5年と比較して受験者数や合格者数がやや減少している結果です。

ただし予備試験ルートでは、受験者数や合格者数ははやや上昇しています。

最終結果が公表され次第、令和6年の司法試験の最終合格者数や合格率等も更新します。

司法試験の難易度は高い?他資格とのランキング比較や合格率・偏差値・勉強時間の目安について解説

令和6年(2024年)司法試験の結果【合格者数・合格率】

令和6年(2024年)の司法試験の結果は以下の通りです。

令和6年
(2024年)
令和5年
(2023年)
増減
出願者数 4,028名 4,165名 -137名
受験予定者数 4,026名 4,165名 -139名
受験者数 3,779名 3,928名 -149名
短答式試験の合格に必要な
成績を得た者の数
2,958名 3,149名 -191名
短答合格率 78.3% 80.17% -1.87%
最終合格者数 1,592名 1,781名 -189名
最終合格率 42.1% 45.3% -3.2%

参照元:法務省『司法試験の結果について

令和6年(2024年)度の司法試験の受験者数は3,779名、最終合格者数は1,592、合格率は42.1%でした。

令和5年(2023年)と比較して、合格率は3.2%減少しています。

なお、令和5年(2023年)の方が受験者数が多いですが、制度変更により、法科大学院在学中の受験が可能になったためです。

令和6年(2024年)は例年と同水準の受験者数に戻っています。

令和6年(2024年)の司法試験の結果について、以下の通り詳しくみて

  • 予備試験・法科大学院の合格者数・合格率
  • 最高点・最低点・平均点
  • 受験者の属性

司法試験の平均受験回数は何回?受験回数別の合格率や一発合格の割合を調査

令和6年(2024年)司法試験合格者の最高点・最低点・平均点

令和6年(2024年)司法試験の得点状況(最高点・最低点・平均点)を、それぞれ紹介します。

  • 総合点
  • 論文式試験得点
  • 短答式試験

総合点

総合点 令和6年
(2024年)
令和5年
(2023年)
最高点 1205.10点 1220.80点
最低点 391.86点 440.56点
平均点 796.12点 813.28点

参照元:法務省『司法試験の結果について

論文式試験得点

論文式試験得点 令和6年
(2024年)
令和5年
(2023年)
最高点 598.34点 611.31点
最低点 168.49点 189.46点
平均点 385.63点
(375.55点)
392.01点
(379.93点)

※ 総合評価対象者の得点(括弧内の点数は、最低ライン点未満の者を含んだ点数である。)

参照元:法務省『司法試験の結果について

司法試験論文式試験のおすすめの勉強法とは?科目別の対策でも解説

短答式試験

論文式試験得点
(175点満点)
令和6年
(2024年)
令和5年
(2023年)
166点  167点
最低点 32点 41点
平均点 112.1点 118.3点

参照元:法務省『司法試験の結果について

司法試験・予備試験の短答式試験のおすすめ勉強法は?過去問・問題集を使った対策方法から合格までの勉強スケジュールまで解説

令和6年(2024年)司法試験合格者の属性

令和6年(2024年)司法試験合格者の属性別データも以下にまとめました。

  • 性別
  • 年齢
  • 受験回数
  • 受験資格

合格者の性別

性別 令和6年
(2024年)
令和5年
(2023年)
男性 1,111人 (69.79%) 1,257人 (70.58%)
女性 481人 (30.21%) 524人 (29.42%)

参照元:法務省『司法試験の結果について

近年の合格者の男女比は7:3程度で安定しています。

令和5年と比べると、令和6年は女性の比率がやや上昇しています。

合格者の年齢

年齢 令和6年
(2024年)
令和5年
(2023年)
平均年齢 26.9歳 26.6歳
最高年齢 70歳 66歳
最低年齢 17歳 19歳

参照元:法務省『司法試験の結果について

令和6年の司法審の合格者の平均年齢は20代後半です。

最高年齢は70歳、最低年齢は17歳。

これまでの司法試験合格者の最年少は18歳でしたが、令和6年に最年少年齢が17歳に更新されました。

合格者の受験回数

受験回数 令和6年
(2024年)
令和5年
(2023年)
1回目 1,211人 1,584人
2回目 296人 123人
3回目 44人 35人
4回目 29人 24人
5回目 12人 15人

※令和6年司法試験の受験資格による受験回数

参照元:法務省『司法試験の結果について

合格者の内、司法試験を始めて受験する方が圧倒的に多いです。

しかし、受験回数制限にあたる5回目にもチャレンジしている方がいます。

受験回数制限に関する詳細は、以下記事でご確認ください。

司法試験の受験回数には制限がある?何回まで受けられる?5回落ちたら受験資格喪失?

合格者の受験資格

受験資格 令和6年
(2024年)
令和5年
(2023年)
法科大学院課程修了者 既修者法学部 351人 631人
既修者非法学部 21人 39人
未修者法学部 72人 99人
未修者非法学部 27人 48人
合計 471人 817人
在学中受験資格者 既修者法学部 569人 548人
既修者非法学部 42人 30人
未修者法学部 54人 34人
未修者非法学部 15人 25人
合計 680人 637人
予備試験合格者 441人 327人

令和6年は法科大学院修了者の合格者数が前年と比べて急減していますが、これは令和5年に在学中の受験が可能になったことが影響していると考えられます。

予備試験ルートの合格者数は、前年に比べて大幅に増えています。

司法試験に女性が合格する割合は?受験者・合格者の男女比や活躍の実態を調査

予備試験ルート・法科大学院ルートで合格者数や合格率を比較

令和6年(2024年)司法試験で、予備試験ルートと法科大学院ルートの合格者数・合格率を以下にまとめました。

令和5年
(2023年)
予備試験ルート 法科大学院ルート
増減
修了者 在学中
出願者数 478名 2,267名 1,283名
受験予定者数 478名 2,267名 1,114名
受験者数 475名 2,072名 1,232名
短答式試験の合格に必要な
成績を得た者の数
472名 1,432名 1,054名
短答合格率 99.3% 69.1% 85.6%
最終合格者数 441名 471名 680名
最終合格率 92.8% 22.7% 55.2%

参照元:法務省『司法試験の結果について

受験者数や合格者数等は、法科大学院ルートの方が予備試験ルートに比べて多いです。

ただし、予備試験ルートの最終合格率は約92%と圧倒的な高さを誇ります。

なお、令和5年以降、法科大学院ルートでは修了者だけでなく、在学中でも司法試験を受けられるように変わりました。

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【最新】予備試験の合格率は?合格者数・合格ラインの状況や大学別・社会人合格の割合を紹介

司法試験の合格者数・合格率の推移

司法試験の過去10年の合格者数や合格率の推移をまとめました。

年度 受験者数 最終合格者数 合格率
令和6年
(2024年)
3,779人(4,028人 ) 1,592人 42.1%
令和5年
(2023年)
3,928名(4,165名) 1,781名 45.3%
令和4年
(2022年)
3,082名(3,367名) 1,403名 45.5%
令和3年
(2021年)
3,424名(3,754名) 1,421名 41.5%
令和2年
(2020年)
3,703名(4,226名) 1,450名 39.2%
令和元年
(2019年)
4,466名(4,930名) 1,502名 33.6%
平成30年
(2018年)
5,238名(5,811名) 1,525名 29.1%
平成29年
(2017年)
5,967名(6,716名) 1,543名 25.9%
平成28年
(2016年)
6,899名(7,730名) 1,583名 22.9%
平成27年
(2015年)
8,016名(9,072名) 1,850名 23.1%

※括弧内の数値は出願者数

参照元:法務省『司法試験の結果について

近年、司法試験の合格率は上昇傾向にありましたが、令和6年の合格率はやや下がりました。

約10年前の合格率は20%台でしたので、40%を超える合格率は十分高いと言えるでしょう。

特に近年は、4年連続で合格率が40%を超えています。

令和6年の合格率は過去10年の中でも3番目に多い42.1%でした。

【最新】司法試験の合格率は?合格者数・合格ラインの状況や大学別・社会人合格の割合を紹介

令和6年(2024年)司法試験の法科大学院別合格者数・合格率TOP10

令和6年(2024年)司法試験の合格者数・合格率を、法科大学院別に見てみましょう。

まず、令和6年(2024年)司法試験では、予備試験の最終合格者が441 名、合格率は92.8%という結果でした。

また、法科大学院別に見ると、 慶應義塾大法科大学院の最終合格者数が146名、合格率が59.4%で、合格者・合格率のどちらも最も高かったです。

合格率ランキングTOP5は以下の通りです。

順位 法科大学院 合格率
1位 慶應義塾大法科大学院 59.4%
2位 愛知大法科大学院 55.6%
3位 京都大法科大学院 49.3%
4位 一橋大法科大学院 48.8%
5位 東京大法科大学院 47.5%

引用元:法務省『令和6年司法試験法科大学院等別合格者数等

また、合格者数ランキングTOP5は以下になります。

順位 法科大学院 合格者数
1位 慶應義塾大法科大学院 146名
2位 早稲田大法科大学院 139名
3位 東京大法科大学院 121名
4位 京都大法科大学院 107名
5位 中央大法科大学院 83名

引用元:法務省『令和6年司法試験法科大学院等別合格者数等

合格者数・合格率ともに、TOP5の顔ぶれはほぼ同じです。

法科大学院ルートを検討している方は、参考にしましょう。

以下で全体のランキングを合格率順にまとめました。

【最新】おすすめの法科大学院(ロースクール)ランキング!それぞれの合格率や学費を徹底比較【選び方も解説】

令和6年(2024年)司法試験の法科大学院別合格率ランキング一覧

令和6年(2024年)司法試験の合格率を、法科大学院別にランキング形式でまとめました。

順位 法科大学院等 受験者数 最終合格者数 合格率
予備試験 475名 441名 92.8%
1位 慶應義塾大法科大学院 246名 146名 59.4%
2位 愛知大法科大学院 9名 5名 55.6%
3位 京都大法科大学院 217名 107名 49.3%
4位 一橋大法科大学院 123名 60名 48.8%
5位 東京大法科大学院 255名 121名 47.5%
6位 中央大法科大学院 181名 83名 45.9%
7位 早稲田大法科大学院 330名 139名 42.1%
8位 大阪大法科大学院 177名 72名 40.7%
9位 神戸大法科大学院 136名 51名 37.5%
10位 同志社大法科大学院 111名 41名 36.9%
11位 九州大法科大学院 107名 37名 34.6%
12位 名古屋大法科大学院 103名 32名 31.1%
13位 南山大法科大学院 18名 5名 27.8%
14位 上智大法科大学院 44名 12名 27.3%
15位 専修大法科大学院 33名 9名 27.3%
16位 広島大法科大学院 34名 9名 26.5%
17位 北海道大法科大学院 65名 17名 26.2%
18位 大阪公立大法科大学院 36名 9名 25.0%
19位 金沢大法科大学院 16名 4名 25.0%
20位 関西学院大法科大学院 41名 10名 24.4%
21位 筑波大法科大学院 60名 14名 23.3%
22位 東北大法科大学院 95名 21名 22.1%
23位 立命館大法科大学院 132名 29名 22.0%
24位 明治大法科大学院 115名 25名 21.7%
25位 関西大法科大学院 70名 15名 21.4%
26位 千葉大法科大学院 52名 11名 21.2%
27位 近畿大法科大学院 5名 1名 20.0%
28位 日本大法科大学院 100名 19名 19.0%
29位 創価大法科大学院 34名 6名 17.7%
30位 福岡大法科大学院 23名 4名 17.4%
31位 琉球大法科大学院 29名 5名 17.2%
32位 横浜国立大法科大学院 13名 2名 15.4%
33位 岡山大法科大学院 25名 5名 14.3%
34位 桐蔭横浜大法科大学院 8名 1名 12.5%
35位 法政大法科大学院 58名 7名 12.1%
36位 学習院大法科大学院 36名 4名 11.1%
37位 東京都立大法科大学院 92名 10名 10.9%
38位 駒澤大法科大学院 32名 2名 6.3%
39位 甲南大法科大学院 18名 0名 5.6%

※最終合格者がいる大学のみ表に記載しています。

引用元:法務省『令和6年司法試験法科大学院等別合格者数等

どの法科大学院でも、合格者を輩出しています。

関東は一橋大法科大学院・慶應義塾大法科大学院・東京大法科大学院の合格者数・合格率が高いです。

関西では、京都大法科大学院・神戸大法科大学院・大阪大法科大学院がTOP10にランクインしています。

また、愛知大法科大学院・北海道大法科大学院・九州大法科大学院など、様々な地域の法科大学院も高水準の合格率を誇ります。

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司法試験の合格者数・合格率等まとめ

令和6年(2024年)の司法試験の受験者数3,779名の内、最終合格者数は1,592名、合格率は42.1%という結果でした。

前年(令和5年)と比較すると、受験者数や合格者数ともに減少しています。

しかし、4年連続で合格率が40%を上回っており、10年前と比較すると非常に高い合格率です。

令和6年の最終合格者の内、予備試験ルートは受験者数475名・合格率92.8%、法科大学院ルートは受験者数3,304名・合格率34.8%になります。

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