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税理士になるためには税理士試験を受けよう!受験資格・難易度まとめ

更新日:2023-10-06

税理士とは、主に個人や企業の「税金」関係のサポートを行うのが仕事です。

そんな税のプロフェッショナルである税理士になるには、まず税理士試験に合格するところから始まり、2年以上の実務経験を積む必要があります。

この記事では、税理士になる方法から税理士試験を受験するにあたっての受験資格、難易度や合格率についてまでを詳しく紹介していきます。

税理士になるには

税理士になるには

税理士になるには、税理士試験で資格を取得する以外にも方法があるのをご存知ですか?

もし現在、税理士を目指している方は是非参考にしてみて下さいね。

税理士になるには試験に合格する

まず一般的な方法で税理士になるには「税理士試験」に合格し、資格を取得することでしょう。

税理士試験に合格した後、税務署事務所等で実務を2年以上経験することで税理士資格が与えられます。ですので、税理士試験に合格してだけでは税理士と名乗ることはできないのですね。

また、税理士試験の受験資格にも厳しいの条件が挙げられることもあり、税理士資格は難易度が高い資格であるとされています。

税理士になるには弁護士か公認会計士の資格を取る

税理士になるには「弁護士」または「公認会計士」の資格を持っていれば税理士試験を受験する必要がなく、税に関する職に就くことが可能です。

弁護士や公認会計士になるには必要である「司法試験」や「認会計士試験」が、法律・会計処理に携わる知識も問われているため、税理士としての仕事をすることも認められています。

税理士になるには税務署で23年以上勤務

税理士になるには、税務署で勤続23年以上の実務経験があれば、税理士試験を受験することなく税理士資格を取得することが可能です。

税務署での勤続年数が長いことで、税務に関しての実務や知識を十分に習得していると見なされます。さらに独立し開業することも可能。

税理士試験の受験資格とは

一般的に税理士になるには税理士試験を受けることから始まりますが、その試験を受けるためには必要な受験資格があります。

必ずこの受験資格の条件を満たしていないと試験を受けることができませんので、事前にしっかり確認していきましょう。

税理士試験に必要な学歴による受験資格

税理士試験を受験するために必要な学歴による受験資格は以下を参考にしてみてください。

1.大学、短大又は高等専門学校を卒業した者で、法律学又は経済学を1科目以上履修した者 2.大学3年次以上で、法律学又は経済学を1科目以上含む62単位以上を取得した者 3.一定の専修学校の専門課程を修了した者で、法律学又は経済学を1科目以上履修した者 4.司法試験合格者 5.公認会計士試験の短答式試験に合格した者 国税庁

また、学歴による受験資格では「成績証明書」や「卒業証明書」、「課程証明書」「他試験の合格証明書」などの書面の提出が求められます。

税理士試験に必要な資格による受験資格

税理士試験を受験するために必要な資格による受験資格は以下が挙げられます。

1.日商簿記検定1級合格者 2.全経簿記検定上級合格者 国税庁

資格による受験資格で提出が必要になる書面は「日本商工会議所発行の合格証明書」や「公益社団法人全国経理教育協会発行の合格証明書 」など。この場合、合格証書では受理されませんので注意が必要です。

税理士試験に必要な職歴による受験資格

税理士試験を受験するために必要な職歴による受験資格も紹介していきます。

1.法人又は事業行う個人の会計に関する事務に2年以上従事した者 2.銀行、信託会社、保険会社等において、資金の貸付け・運用に関する事務に2年以上従事した者 3.税理士・弁護士・公認会計士等の業務の補助事務に2年以上従事した者 国税庁

職歴による受験資格では、主に「職歴証明書」の提出が必要になってきます。

税理士試験の受験資格がない場合

何らかの理由で受験資格を満たすことができない方は「日商簿記1級」を取得するか「大学の科目履修制度」を利用して経済学や簿記論になどの1科目を履修・単位を取得し、受験資格を取得する方法が推奨できます。

ですので、大卒ではない方や理系大卒の方が税理士を目指せないわけではありませんよ。

税理士試験の難易度・合格率

税理士試験の合格率と難易度

税理士になるには多くの難関を乗り越えねばいけない、と言われていますが、第一の難関である税理士試験の難易度や合格率は一体どのくらいなのでしょうか?

税理士試験に関する情報とともに、試験の難易度や合格率を紹介していきます。

税理士試験の難易度

数多く存在する資格の中でも、税理士試験は難易度が高いと言われています。

税理士試験は、全11科目のうちの会計科目2科目と税法科目3科目の5科目に合格する必要があり、各科目の合格基準は60点以上と難易度が高くなっています。

ただし、5科目を1度に合格する必要はないので複数年にわたって合格科目を取得していく受験方法が一般的とされています。

税理士試験の合格率

各科目により差は生じますが、試験の合格率は例年10~20%と推移しています。税理士資格は国家資格であるため難易度はやはり高いといえますね。

また、学歴による合格率ですが、現役大学生は20%以上を超えるといわれていますが、それ以外の学歴には大きな差はないといわれています。

年齢別でいうと、25歳以上の合格率が高く、年齢が上がるほど合格率が下がっていく傾向にあるようです。

さらに5科目同時に全て合格することは不可能と言われているほど難易度が高く、1年に1、2科目ずつ受験するのが一般的です。

税理士試験に合格するまでの期間

税理士試験に合格するまでにかかる期間は、人によって異なりますが平均4~6年、7~10年近くかかる方もいます。

税理士試験は1年に1回しか受けることができず、さらに5科目以上合格しなければいけないことから難易度の高い試験だといわれているのですね。

さらに税理士試験に合格後も2年以上の実務経験が必要となりますので、税理士になるには長い道のりを歩む必要がありそうです。

税理士試験に合格するには

税理士資格に合格するには、長期的に勉強時間の計画を立てなければなりません。税理士試験は科目合格制度を設けているため、1年に1科目だけの受験でも問題はありません。

まずは確実に合格するために、合格点を上げることに視点を置きましょう。

最終的に5科目全てに合格することが重要ですので、1年間の勉強量も自分の力量や時間に合わせて取り組むことが大事です。

どうしても長丁場になってしまう税理士試験は難易度が高いといわれてしまいますが、いかに自分のモチベーションを保つことができるかが合格への切り口になってくるといえますね。

税理士になるには?税理士試験の受験資格や難易度まとめ

税理士になるには3つの方法があり、最も一般的なのはやはり「税理士試験」に合格し、2年以上実務経験を積むことでしょう。

税理士試験を受けるには受験資格を満たす必要がありますので、必ず受験資格の条件を把握しておかなければなりません。

税理士試験の難易度や合格率についても紹介しましたので、税理士を目指している方は是非今後の参考にしてみて下さい。

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