知恵袋の情報って実際どうなの?通信制高校のリアルを徹底解説 更新時間 2023.08.25
通信制高校進学を考えている方は、知恵袋などで情報収集する場面も多いのではないでしょうか?
知恵袋で通信制高校を調べてみると、たくさんの情報が流れています。
知恵袋で「通信制高校」と検索してみると、「人生終わり」「恥ずかしい」など、ネガティブな投稿も・・・
知恵袋の情報はネガティブな投稿も多くあるので、無視してかまいません。
情報を鵜呑みにしてしまうのは大変危険です。
今回は知恵袋の情報をもとに、通信制高校の正しい情報をお伝えします。
通信制高校入学するか悩んでいる方は必見の記事です。
通信制高校について更に詳しく知りたい方は「通信制高校とは?」参考にしてみてください。
【質問①】通信制高校出身は就活時、不利になる?
「通信制高校出身は就活時、不利になる?」「就職活動において差別を受けますか?」などの質問が知恵袋でありました。
就活に対しての質問が多く、周りの目を気にして、不安に感じている方も大勢いるのが分かります。
ネットを見てみると、不安を煽るような情報をよく目にします。
知恵袋の回答を紹介①不利にならない
「通信制高校出身は就活時、不利になる?」について知恵袋の回答が下記の内容です。
「不利になりません。採用する側は、最終学歴を見ます。あなたが通信制高校から専門学校や短大に進学して卒業した場合は、最終学歴は専門学校や短大が最終学歴に。結果的に通信制高校を卒業しているかどうかはどうでもいい。」
不利にならないといった回答が多数見られました。
結論から伝えると、通信制高校だから就活が不利になりません。
現在、全日制高校は16.4%で、通信制高校の就職率は14.3%と言われています。
数字から見てわかる通り、ほぼ全日制高校と就職率は変わりません。
なぜ、通信制高校は就活が不利と思われているのでしょうか?
昔は「通信制高校は就活では不利」と偏見を持っている方が多くいましたが、近年では通信制高校への偏見がなくなっている現状です。
偏見がなくなっている理由として、下記の3点があげられます。
- 通信制高校が多様化している
- 大学への進学実績が豊富な学校が増えている
- 資格取得のためのサポート体制の充実
現在、通信制高校の多様化が進み、それぞれの適正に合わせたカリキュラムが組めます。
また、大学への進学実績が豊富な学校が増えており、生徒の学力向上ができる工夫が増えています。
ほかにも、美容師や公務員といった資格取得に向けた学習ができるため、夢や目標に向かって学べます。
通信制高校を卒業する人は社会的にも増えていて、通信制高校出身は珍しくないです。
通信制高校が「不利になる」というのは古い考えです。
通信制高校は就活で不利にならないので、安心してください。
知恵袋の回答を紹介②通信制高校に通っていた理由を明確にする必要がある
次に、下記のような回答も挙げられていました。
通信制高校だから差別されるわけではありませんが、通信制に通っていた理由を明確に答えられないと不採用になる可能性が高いです。
回答として「なんとなく」や「行きたい高校がなくて仕方なく通っていた」などとネガティブなことを伝えると当然良いイメージは与えられませんよね。
あなたが通信制高校に進学した理由を改めて考えてみましょう。
面接時に「なぜ、通信制高校に進学をしたのか」を明確にすれば、不利になることは無くなるはずです。
明確にすることで、間違いなく就活を有利に進められるでしょう!
【質問②】勉強についていけるかが不安
続いて多かった質問が、「勉強に対しての不安」です。
知恵袋を見てみると、不登校や家庭の事情で勉強に遅れが生じた人が質問している傾向がありました。
勉強に対しての不安を持つ方は多いのではないでしょうか。
知恵袋の回答を紹介①基礎の勉強が多い
勉強についての不安に対して、知恵袋での回答が下記の内容が多くみられました。
「通信制の高校の勉強は、基礎内容ばかりで簡単」
中学生レベルの学習から始まるので、中学時代に勉強が遅れてしまった方も安心して学べます。
通信制高校では不登校や家庭の事情で学校に通えなかった方も多く在籍しており、満足に学習できるのが、通信制高校の強みです。
基礎をイチから学びたい方は通信制高校がおすすめです。
知恵袋の回答を紹介②相談できる環境が整っているから安心
ほかにも勉強面に対して、下記のような回答があがっていました。
「課題が分からなかった場合、電話での問い合わせや通学時に質問で先生に聞ける環境が整っている」
全日制高校とは違い、電話での問い合わせや先生と密にコミュニケーションを取れるため、学習理解がしやすい環境が整っているのが特徴的です。
全日制高校と違い、個別で自分のペースで学べます。
理解度に合わせてカリキュラムを作成できるので、基礎をしっかりと固められます。
先生が個別に学習状況を確認して、個々にアドバイスをしてくれるので、学習が遅れてもすぐに対処できるのが通信制高校のメリットです。
「なりたい自分」に向けて、真剣に学ぶ環境が整っているのが特徴的ですね。
サポートの体制が充実しているので、学習意欲が高い生徒であれば問題無く学べます。
【質問③】通信制高校出身は恥ずかしいの?
一部のネットでの書き込みを鵜呑みにして、「通信制高校は恥ずかしいのでは・・・」とネガティブに考えてしまっている方もいるのではないでしょうか?
通っている学校で優劣は少ないですが、実際にネットを見てみるとネガティブな投稿も見かけました。
知恵袋の回答を紹介①全くもって、恥ずかしくない
「通信制高校ははずかしいの?」という質問に対して、多くの方が下記のように回答していました。
「全くもって、恥ずかしくない」
「一般的な高校でないと恥ずかしいと思っていることが恥ずかしい」
皆さんが悩んでいる以上に周りは気にしていないのが分かります。
通信制高校に対して偏見を持っているのは本当にごく一部の人です。
あなたが思っている以上に通信制高校にネガティブなイメージを持っている方は少ないです。
知恵袋の回答を紹介②通信制高校に通えているのは羨ましい
通信制高校に通っている生徒に対して、下記の回答をしている人もいました。
「私は全日制でしたが、通信制なら時間がもっと取れ、もっと上の大学に行けただろうなと後悔しています。」
通信制高校に通えば、時間を有効活用できて目標に向けて学べたと後悔する人も。
実際は、通信制高校は全く恥ずかしくありません。
むしろやりたいことを学べる環境のため、羨ましく思う人も大勢います。
通信制高校には専門教育をおこなっている学校が多くあります。
専門授業の講師は、その業界で活躍していた方や、現役で活躍している方が多数在籍している学校が多いです。
技術だけでなく、生徒の夢や目標に対してしっかりと向き合ってくれるはずです。
夢や目標に向かっていく中で、自分の適性を見つける可能性も多く、将来の役に立つことは間違いないでしょう。
【質問④】通信制高校で友達はできる?
通信制高校は全日制高校と比べ、通学回数が少ないです。
生徒と顔を合わせる頻度が少ないからこそ、「友達ができるか不安」と考える方が多いのでは。
会う回数が少ないと、コミュニケーションが取りづらいため、仲良くなるのが難しいのは確かです。
知恵袋には卒業生がリアルな回答をしているため、参考にしてみましょう。
知恵袋の回答を紹介①毎日電話するような友達ができた
通信制高校で「友達ができるか不安」といった書き込みに以下の回答がありました。
中には毎日のように電話のできる友達ができましたという人もいます。
「友達はすぐにできました!毎日充実しています!」
という回答が多くありました。
結論から伝えると、通信制高校でも問題なく友達はできます。
「友達を作りたい!」と強い意思をもって行動すれば、仲良くなれます。
友達を作るうえで、高校選びも重要です。
高校生活で友達を作ることに重視していくのであれば、友達作りをしやすい環境のある通信制高校を選びましょう。
生徒同士の交流が盛んな通信制高校の特徴は下記の3点です。
- スクーリングが多い学校
- 行事が盛んな学校
- 専門コースのある学校
スクーリングが多い学校は生徒同士顔を合わせる頻度も多く、自然に仲が深まります。
体育祭や修学旅行など行事を積極的に行う専門学校も増えているため、行事で仲良くなるケースが多いです。
また、専門コースを選択で、同じ志を持った生徒と仲良くなれます。
知恵袋の回答を紹介②通学日数が少ないから厳しい
知恵袋を見てみると、下記のような回答も。
「提出日しか登校しなかったので、難しい」
友達を作ろうと積極的に考えていない人は友達を作ることは厳しい可能性もあります。
通信制高校に限らず、どの環境でも同じことが言えます。
友達を作るためには、自分が行動しないと友達は作れません。
「通信制高校だから友達ができない!」という認識は間違いです。
環境のせいにはせずに、積極的に友達をつくっていきましょう!
【質問⑤】不登校だけど通うことはできるか
不登校だけど、学校には通いたいという人も多いのではないでしょうか?
通信制高校には不登校だった方も多く在籍しています。
知恵袋にも同じ悩みを持った方が多く、書き込みをしていました。
知恵袋の回答を紹介①通信制高校から学校へ復帰できた
不登校について悩みを持った方に対して、下記の回答がありました。
「不登校でしたが、通信制高校から学校へ復帰できました」
不登校で学習に遅れがあり、勉強についていけるか不安と考えている方も多いのではないでしょうか?
通信制高校は自分のペースで学べるため、学習理解を深めることが可能です。
また、不登校の方に対してのサポートが充実している通信制高校が増えています。
「カウンセラー」「相談窓口」など、不登校の方でも安心して通えるでしょう。
知恵袋の回答を紹介②毎日登校する必要がない
「自主学習が多く、毎日登校しなくて良い」
通信制高校は自主学習が多い通信制高校では、毎日通勤する必要がありません。
不登校だった人でも自分のペースで登校できるのが、いい点ですね。
周りに合わせた学習から解放されるため、自分のペースで学べるのでストレスを感じない人が多いようです。
通信制には不登校という概念がなく、自分のペースで通えるのが特徴。
不登校を引け目に思い、悩んでいた方も通信制高校では悩む必要がありません。
毎日登校するのがしんどい方は通信制高校がおすすめです。
不登校の実態については、 将来のことで悩んでいる人必見!統計から見る不登校の実態と解決方法を徹底解説!を参考にしてください!
【質問⑥】全日制高校に比べて通信制高校は学費が高い?
家庭の事情で全日制高校に通えない方も多いのではないでしょうか?
「通信制高校は学費が高い」と聞いた方もいるはずです。
実際、通信制高校は全日制高校に比べて高いのでしょうか。
通信制高校の費用の疑問についてお伝えします。
知恵袋の回答を紹介①私立と公立によって費用が変わる
通信制高校の費用について、知恵袋で下記の回答がありました。
「通信制高校でも私立、公立によって変わる」
回答にあった通り、私立・公立によって費用が変動します。
通信制高校の初年度費用の目安は以下の内容です。
- 公立:3~6万
- 私立:15~30万
続いて、全日制高校の初年度費用の目安は以下の内容です。
- 公立;24万円
- 私立:75万円
全日制高校も同じことが言えますが、通信制高校でも私立高校のほうが費用は高くなります。/p>
私立通信制高校は全日制高校と同じぐらい費用がかかる学校もあります。
学校やコース選択によって費用はかなり変わってきますので、事前に行きたい学校があれば調べておくと良いでしょう。
費用を抑えたい場合は、公立高校がおすすめです。
知恵袋の回答を紹介②校外活動や通学費を含めると全日制高校のほうが費用は高い
通信制高校の費用で下記のような回答もありました。
「校外活動や通学費を含めると全日制高校のほうが費用は高い」
全日制高校は制服代・交通費・部費など授業料以外にも多くの出費が考えられます。
それに比べ、通信制高校は授業料以外の費用が抑えられるため、結果的に費用を安く抑えられることが多いです。
ほかにも、通信制高校の場合は「進学コース」「サポート校」を選ぶことで、塾へ通う必要がなくなるので、結果的に費用が抑えられます。
費用は学校によってそれぞれのため、事前に調べるようにしましょう。
知恵袋の情報だけに流されるのはやめよう!
知恵袋は投稿者の生の意見が聞けるので、非常に役立つ情報もたくさんあります。
一方、誰でも投稿ができるという点からでたらめな情報を書き込む人もいることを忘れないでください。
知恵袋の情報は参考程度にとどめておくと良いです。
知恵袋で得た情報をもとに、学校に問い合わせることや周りの人に相談することが大切です。
正しい情報を見極める力を養って、知恵袋をうまく活用していきましょう!
在学中に資格を取りたい方は「通信制高校なら美容の仕事を目指せる!美容資格を取れる通信制高校一覧」という記事も確認してみてください!