学校法人郁文館夢学園 ID学園高等学校の魅力を紹介!コース・口コミ・偏差値 更新時間 2023.09.25
2020年4月に設立されたID学園高等学校は、長野県に本校を構える通信制高校です。
130年の歴史を誇る「郁文館夢学園」が運営しており、ワタミ創業者の渡邉美樹氏が理事長を務めています。
学習スタイルは「通信型」と「通学型」の2パターンがあり、「グローバルコース」や「起業・ビジネスコース」など珍しいコースが用意されているのも特徴の1つです。
さらに体調や状況によって毎月コースを変更できるのも、ID学園高等学校の注目すべきポイントでしょう。
今回は、そんなID学園高等学校の魅力や特徴に加え、在校生や卒業生の口コミや評判についてまとめました。
「ID学園高等学校の評判が気になる」 「偏差値って高いのかな?」 「学費ってどのくらい?」 などなど、ID学園高等学校について詳しく知りたい方は、是非チェックしてみてください。
ID学園高等学校の基本データ
本校所在地 | 長野県東御市新張1931 |
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キャンパス所在地 | 大宮キャンパス(埼玉県さいたま市大宮区桜木町2-155大宮西口ビル)立川キャンパス(東京都立川市曙町2-4-3 TISビル3F)、水道橋キャンパス(東京都千代田区神田三崎町3-2-14 TC水道橋ビル)、池袋キャンパス(東京都豊島区西池袋1-10-10 東武アネックス6F)、秋葉原キャンパス(東京都千代田区外神田1-16-8 ギークス秋葉原6F) |
学費 | 270,500円〜(就学支援金は含めません) |
スクーリング | 年間6日程度のスクーリング、または通学型 |
入学可能エリア | 長野県・東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・群馬県・山梨県・静岡県・大阪府・兵庫県・京都府・奈良県(左記以外のエリアは要相談) |
主な進学先(大学) | 早稲田大学、上智大学、明治大学、青山学院大学、法政大学、立教大学、成城大学、明治学院大学、東洋大学、専修大学、その他多数(2023年度) |
ID学園高等学校ってどんな学校?
ID学園高等学校は、長野県を含む1都2府10県を対象エリアとした、私立で単位制の通信制高校です。
長野県東御市にある本校、大宮、立川、水道橋、池袋にあるキャンパスに加え、2023年4月には秋葉原キャンパスが誕生します。
いずれのキャンパスも駅からすぐの立地なので、関東エリアに住んでいる方は通いやすいでしょう。
さらに「KATEKYO高等学院」との提携により、長野県内に在住であれば県内に24ヶ所あるサポート校へ通学することも可能です。
ID学園高等学校の学習コースは、最新ICTツールを活用した「通信型」と、進路や体調に合わせて週1〜5日登校が選べる「通学型」の2パターンあります。
自分の都合でコースを変更できたり、一定の条件を満たせば全日制高校へ転籍できたりするのも、ID学園高等学校で学ぶメリットになるでしょう。
海外留学や起業塾、国内留学、探求ゼミなど、オリジナリティあふれる講座も満載で、生徒の好奇心を育てながら伸ばす学校です。
ID学園高等学校の特徴
ID学園高等学校の特徴や、注目すべきポイントについて紹介しています。
全日制×通信制のハイブリッドな教育を提供
ID学園高等学校では、通信制や全日制のデメリットをカバーした、新しい高校の学び方を提供しているのが特徴です。
好きな時間に好きな場所で学習できる通信制のメリット、充実した学習量と整った環境の全日制のメリットを組み合わた、ハイブリッド教育を受けられます。
オンライン学習では担任制と少人数制を採用し、授業、指導、面談をすべてオンラインで行うことで、生徒は自由な時間を確保できます。
最新のICTツール・アプリケーションを活用し、学習の理解度や進路指導を徹底してフォローします。
またID学園高等学校には、目的や進路に合わせた6つのコースがありますが、体調の変化や進路変更などで毎月コースを変更するも可能です。
さらに全日制高校を運営している「郁文館夢学園」の利点を活かし、もしもの場合には全日制「郁文館高校」への転籍も可能にします。
全日制高校で培った大学受験対策が受けられる
ID学園高等学校では、毎年およそ8割の生徒が進学を目指し受験勉強を行なっています。
2023年度には、早稲田大学や上智大学、明治大学といった難関大学にも多数合格しており、徹底した大学受験対策が伺えます。
ID学園高等学校で大学受験を目指すメリットは、以下の3つです。
- 130年以上培ってきた受験指導ノウハウ
- 受講科目をしぼった効率的な受験対策
- 高校1年次からハイレベル授業に参加
上記のほかにも、面接指導や作文添削、小論文対策授業などを開講し、志望校や入試方法に沿った受験指導を受けられます。
1年目から受験を意識した学習を行うことで、塾や予備校に通わずとも、ID学園の時間割内で受験対策が可能です。
充実したICTツール&アプリケーション
ID学園高等学校では、毎日の授業のほとんどを同時間でライブ配信したり、好きなタイミングで学習できるオンデマンド配信を実施したりしています。
レポート学習に関してはYouTubeでも配信していて、要点を絞って繰り返し視聴することも可能です。
さらに一人ひとりの学習をAIが分析するので、効率的に学力の底上げもできます。
勉強の進捗や進路について先生と連絡を取るときには、「Slack」というコミュニケーションツールを活用。
学校に行かなくても、中学基礎から大学進学まで十分なサポートを受けられるので安心です。
他にはどんな通信制高校があるのか気になる方は必見! 「偏差値60以上の難関大学を目指せる通信制高校一覧!通信制高校の大学進学は不利?有利?」を参考にしてみてください!
ID学園高等学校の多彩な6コース
ID学園高等学校では、以下の6つの中から希望のコースを選択できます。
- オンライン学習コース
- 週1日コース
- 週3日コース
- 総合進学コース(週5日)
- グローバルコース
- 起業・ビジネスコース
それでは、各コースの学習内容や授業の様子について、詳しく解説していきます。
①オンライン学習コース
不登校気味の方や引きこもりの方、仕事と学業を両立したい方などのおすすめのコースです。
年間6日程度のスクーリング以外はオンラインのみで、卒業資格取得のための学習ができます。
授業ではレポート解説や中学の総復習、高校基礎や応用、英検対策、さらに大学受験に向けたハイレベル授業に至るまで、すべてオンラインで完結できて安心です。
また進路指導やホームルーム、授業や学校生活に関する質問や相談などは、「オンライン職員室」で対応します。 2023年4月には、オンライン学習コースの生徒も参加できる「起業・ビジネス系オンライン授業」がスタートしました。
オンライン授業に適したツールや教材を利用した、「課題発見・課題解決型」のPBL(Project Based Learning)を実施する予定です。
②週1日コース
週1回の登校日以外は、オンライン学習をしながら勉強を進めるコースです。
マイペースに学習したい方、スポーツや芸能活動などの学業以外に専念したい方におすすめできます。
基本は自主学習ですが、週に1回だけ先生から直接指導を受けられるので、不安や疑問を解消しやすくなるでしょう。
不登校の方であれば、週1通学に慣れたら週3回に増やすなど、体調や状況に合わせて自由なスケジュールが組めます。
また自習のためのスペースも完備されており、NIE(News in Education)やカウンセリング、進路相談、ホームルームへの参加も可能です。
③週3日コース
「月・水・金」は通学して、「火・木」はオンライン学習を行うコースです。自分の時間をしっかりと確保しながら、友だちや先生と共に学校生活も満喫できます。
「毎日はきついけど週3回なら登校できそう」という方におすすめできるコースです。
ID学園高等学校には専任のスクールカウンセラーが在籍しており、メンタルヘルスサポートも充実。
体調に合わせて無理なく通えるのに加え、登校日に通学できなくても欠席扱いになりません。
年6回のレポート提出と年間6日程度のスクーリング、年10時間の特別活動、年1回の単位認定試験をこなしながら高校卒業を目指します。
④総合進学コース(週5日)
「進学に向けて勉強に取り組みたい」「全日制高校のような学校生活を味わいたい」「全日制高校に転籍したい」という方にお勧めのコースです。月曜から金曜日まで毎日登校しますが、登校できない日はオンラインで授業が受けられます。
授業は一般科目のほか、ニュースを教材として活用するNIE(News in Education)活動で情報発信力を身につけたり、ゲストを招いたSDGsの特別授業を実施したりしています。
⑤グローバルコース
高校1年の1月〜2年次の間で、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、最大1年間の海外留学ができるコースです。
留学先での学習が単位として認定されるため、1年間留学しても3年間で高校を卒業することができます。
全日制の「郁文館グローバル高校」においては、毎年30名以上の海外大学進学者 を輩出。 海外の進路指導に関するノウハウも、豊富に蓄積されています。
卒業までに、「IELTS 5.5以上」「TOEFL iBT 72」「英検準1級」レベル程度の英語力に加え、リーダーシップ力や問題解決能力といった、社会に出て役立つスキルも身につけることが可能です。
⑥起業・ビジネスコース
起業・ビジネスコースとは、起業に必要な知識やノウハウを習得したり、起業家や経営者から直接話を聞いたりしながらビジネススキルを磨いていくコースです「起業体験」という実践的な授業もあり、最大1年間の国内留学にも参加できます。 具体的な授業の内容として、新しいビジネスモデルや経営戦略の知識習得、課題発見と解決方法、財務諸表や事業計画についても学びます。
また在学中に起業し、実際に経営を行うといった、高校生版MBAを目指したカリキュラムになっています。
ID学園高等学校の学費は高い?
ID学園高等学校の学費は、ほかの通信制高校と比較しても平均的です。
通信型のオンライン学習コースがもっとも安く、通学頻度が高いほど学費も高くなる傾向です。
しかし国から就学支援金が支給されるので、世帯年収が910万円未満であれば授業料は大きく免除されるでしょう。
ID学園高等学校の学費は、生徒全員が対象になる「基礎費用」をベースに、コースごとに費用が異なります。
では、各コースごとの年間学費についてご紹介していきます。
基礎学費(通信型学費)
入学金 | 50,000円 |
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授業料 | 172,500円(6,900円/単位) |
本校教育充実費 | 48,000円 |
年間合計 | 270,500円 ※年間25単位として計算しています。 |
オンライン学習コースであれば、上記の基礎学費のみの負担です。
世帯年収590万円未満の場合は1年次は98,000円、2年次以降は48,000円ほどで、3年間で20万円もかかりません。
世帯年590万〜910万円未満であれば、3年間で35万円ほどです。
しかし東京都内に在住の場合、都の助成金も適用されるので、世帯年収590万円未満と同じ負担額に減額されます。
通学型コース
通学型は制服が用意されていますが、購入は自由です。冬用一式セットで、男子が約37,000円、女子が約40,000円になります。
週1日コース
基礎学費 | 270,500円 |
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登録費 | 100,000円 |
通学型プログラム費 | 67,200円 |
通学型教育充実費 | 45,600円 |
年間合計 | 483,300円 |
週3日コース
基礎学費 | 270,500円 |
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登録費 | 100,000円 |
通学型プログラム費 | 202,800円 |
通学型教育充実費 | 136,800円 |
年間合計 | 710,100円 |
総合進学コース(週5日)
基礎学費 | 270,500円 |
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登録費 | 100,000円 |
通学型プログラム費 | 388,800円 |
通学型教育充実費 | 228,800円 |
年間合計 | 987,300円 |
グローバルコース/起業・ビジネスコース(週5日)
基礎学費 | 270,500円 |
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登録費 | 100,000円 |
通学型プログラム費 | 588,800円 |
通学型教育充実費 | 228,800円 |
年間合計 | 1,186,500円 ※グローバルコースについては、別途海外留学費が必要です。※起業・ビジネスコースについては、別途国内留学費が必要です。 |
高校の学費に困っている方は必見! 「高校の学費が払えない時の対処法!学費を安く高校を卒業するには?」を参考にしてみてください!
ID学園高等学校の偏差値はどれくらい?
ID学園高等学校への進学を検討している方は、「偏差値がどのくらいなのか?」「入学試験はむずかしいのか?」などが気になるところでしょう。
実は、通信制高校のほとんどが「偏差値」と呼ばれる指標がありません。
通信制高校の入学試験では学力テストが実施されないことが多く、面接や作文を行うのが一般的です。
ID学園高等学校も同様で、通信型コースの方は書類選考のみで入学できます。
通学型を専攻する場合は、書類選考と面接の審査があります。
面接はzoomを使用したオンライン面接になっており、直接学校に出向く必要はありません。
面接では身なりやマナーを守り、志望動機や高校を卒業する意思があることをきちんと伝えられるようにしておきましょう。ID学園高等学校に向いている人の特徴
- 自分の都合やペースで自由に登校したい方
- 海外留学や英語に興味がある方
- 起業やビジネスに興味がある方
こちらに当てはまる方は、ID学園高等学校へ資料請求してみることをおすすめします。
学校説明会や相談会、電話相談にも対応していますので、気になる方はぜひ問い合わせしてみましょう。
一方で、引きこもりや発達障がいなどに対する手厚いフォローが必要な方、メイクや芸能などクリエイティブ分野に興味がある方は、ID学園高等学校に向いていない可能性があります。
その場合は、別の通信制高校やサポート校を検討するといいでしょう。
ID学園高等学校の評判・口コミをチェック!
最後に、実際にID学園高等学校に入学した生徒や卒業生などの評判や口コミをみていきましょう。
良い評判・口コミ
「ID学園高等学校は、学費以上の価値がある学校だと思います。先生の授業はわかりやすくて、質問などにも丁寧に答えてもらえます。自分は英語が苦手でしたが、英語教育に力を入れている学校なので、苦手も克服してきました。友だちには不登校経験者も結構いますが、サポート体制もしっかりしていて安心できます。」
「体調の悪化で全日制高校に通えなくなり、ID学園高等学校に転入しました。勉強レベルは低いだろうと思っていましたが、ビジネスやハイレベルの英語の授業などがあって驚いています。ネット学習やアプリも充実していて、好きな環境でいつでも勉強できるのが気に入っています。レポートもそれほど大変じゃなく、テストも難しくありません。空いた時間は英会話レッスンや趣味の時間にあてて、充実した高校生活を送っています。」
「私はアルバイトをしていますが、基本的に授業は自分で決めるので、シフトが組みやすくて助かっています。授業のペースもちょうどいいですし、わからない授業は動画で何度でも視聴できて便利です。スクーリングは各学期5日ほど、テストも4日ほどありますが、それ以外は自由に過ごせます。レポートも簡単なので、卒業はそれほど大変ではないと思います。」
悪い評判・口コミ
「基本的にいじめなどはなく、良い人が多い学校だと思います。でも髪型とか服装が自由なので、派手な人も結構います。ID高校はコースを自由に変えれるところが良いですが、変更のたびに親と一緒に面談が必要で、それが面倒です。」
「先生たちは優しくてフレンドリーで、学校にもすぐに慣れました。今のところ、やりたいことなどはありませんが、これから自分に合う仕事を見つけたいです。マイン高等学院の良いところは自分のペースで勉強できる点ですが、サポート校なので学費が二重にかかるのが少し残念です。」
「全日制にはないような授業があって、色んな体験ができたのは良かった。自由度は高い学校だけど、その分自己管理が必要。時間を決めて自主的に勉強できないと、結局勉強が分からないままギリギリで卒業する羽目になります。」
通信制高校のメリット、デメリットについて詳しく知りたい方は是非 「通信制高校に通う5つのメリットデメリット!対策も合わせてご紹介!」を参考にしてみてください!
好きな日に登校できるID学園高等学校で自由に学ぼう!
ID学園高等学校の特徴やコース紹介、在校生や卒業生の口コミや偏差値についてまとめて解説しました。 自分のライフスタイルや将来の目標に合った学習ができ、ICT教育も充実している学校です。
とくに英語学習に力を入れており、最大1年間の海外留学をしながら卒業に必要な単位も習得できるカリキュラムになっています。
AI搭載の学習支援アプリを導入していたり、ネイティブ教員と1対1のオンライン英会話レッスンができる「席上留学」という授業 もあったりと、語学力やコミュニケーション力が磨ける授業が満載です。
一般の高校では学べないビジネスや起業についても、ID学園高等学校では体験授業を交えながら実践的なビジネススキルを身につけることができます。
大学進学率も高く、全日制高校で培った大学受験ノウハウも豊富にあるので、通信制高校だからと心配することもないでしょう。
個別相談やオンライン相談にも応じてくれますので、この機会に資料請求をして入学を検討してみてください。
入学できる都道府県 | 東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、長野県、静岡県、大阪府、兵庫県、京都府、奈良県 |
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制服 | あり 制服は、標準服としてご用意はありますが、私服兼用可能です。 |
スクーリング | あり |
クラブ活動 | あり |