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社会保険労務士の難易度は高い?合格率や必要な勉強時間を調査

更新日:2023-11-30

社会保険労務士は8士業の一つで社会保険・人事・労務管理の専門家です。

昨今の社会の流れとして働き方改革の推進などに伴い、人事・労務管理の重要性が見直されています。

また、今後も外国人実習生の受け入れ増加や採用ニーズの活発化などから、需要が高まってくると予想される国家資格です。

この記事では、社会保険労務士の合格率や必要な勉強時間など、資格取得のための難易度を解説していきます。


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社会保険労務士(社労士)ってどんな仕事?

社会保険労務士(社労士)ってどんな仕事?

まず社会保険労務士の仕事内容について解説していきます。

社会保険労務士の仕事には有資格者しか対応できない独占業務と、有資格者に限定しない業務があります。

業務内容を大きく分けると以下の3つが挙げられます。

①申請書類の作成(独占業務)

労働保険、社会保険の加入・脱退手続き、健康保険の傷病手当の申請など行政機関に提出する書類の作成を行います。

社内で行う場合は社会保険労務士の資格は不要ですが、外部委託の場合は有資格者の独占業務です。

②帳簿書類の作成(独占業務)

就業規則、労働者名簿、賃金台帳など労働基準法で定められている書類の作成を行います。

労働基準法で作成が定められている書類で、誤った情報を記載しないように独占業務になっています。

③コンサルティング

労務管理・社会保険などの事項についてコンサルティングを行います。

社会保険労務士の独占業務ではありませんが、専門的な内容となるため有資格者の需要が高い業務です。

働き方改革が進む昨今、企業も労務管理を重視するようになってきており、社会保険労務士に相談するケースが多くなっています。

社会保険労務士(社労士)の合格率や受験生の推移

社会保険労務士(社労士)の合格率や受験生の推移 ここからは社会保険労務士の合格率の推移などを解説していきます。

合格率から資格取得のための難易度を掴んでいきましょう。

以下で紹介するデータは社会保険労務士試験オフィシャルサイトから引用しています。

受験者数・合格率の推移

社会保険労務士の過去5年間の受験者数・合格者数・合格率の推移は下記の通りです。

受験者数 合格者数 合格率
平成29年 38,685名 2,613名 6.8%
平成30年 38,427名 2,413名 6.3%
令和元年 38,428名 2,525名 6.6%
令和2年 34,845名 2,237名 6.4%
令和3年 37,306名 2,937名 7.9%

合格者はおよそ6~7%台で推移しており、合格するには難易度が高いことがわかります。

令和3年は合格率が例年に比べやや高めとなっていますが、基本的に年によって大きく合格率が変動するということはないでしょう。

実際の申込数は記載の人数よりも多いですが、この表では実際に試験を受けた方の人数から合格率を算出しています。

合格者の年齢割合

令和3年度の社会保険労務士試験合格者の年齢別の割合は以下の通りです。

年代 割合
24歳以下 2.2%
25~29歳 10.6%
30~34歳 17.5%
35~39歳 18.2%
40~44 歳 14.1%
45~49歳  14.4%
50~54歳 9.4%
55~59歳 7.5%
60歳以上 6.2%

割合としては35~39歳の層が一番多くなっており、専門性を高めてキャリアアップのために取得する方が多いことが示唆されています。

しかし各年代に合格者がいることから、年齢に関係なくチャレンジできる資格と言えるでしょう。

合格者の男女の割合

令和3年度の社会保険労務士試験合格者の男女の割合は以下の通りです。

性別 割合
男性 61.7%
女性 38.3%

男性が約6割・女性が約4割と男性の方が多いです。

企業の総務部門で働く正社員は男性が多いため、パートなど非正規雇用が多い女性は資格取得率がやや低いと思われます。

合格者の職業別の割合

令和3年度の社会保険労務士試験合格者の職業別の割合は以下の通りです。

職業 割合
会社員 60.4%
無職 10.3%
公務員 7.8%
団体職員 5.6%
自営業 4.2%
役員 3.4%
学生 1.1%
その他 7.2%
 

職業別では会社員の割合が一番多いです。

企業で人事・総務などを担当しており転職や昇進のためキャリアアップを図ったり、独立開業を目指したりして取得する方が多いと推測されます。

社会保険労務士(社労士)と他士業の難易度を比較!

社会保険労務士(社労士)と他士業の難易度を比較!

社会保険労務士は他の士業と比べて難易度に差があるのでしょうか。

ここからは司法書士や行政書士など、他の士業と合格率や勉強時間を比較していきます。

社会保険労務士と他士業の「勉強時間」を比較

社会保険労務士と他士業で合格の目安となる勉強時間を比べると、以下の通りです。

士業 合格に必要な勉強時間の目安
社会保険労務士 800~1,000時間
司法書士 3,000時間
行政書士 800~1,000時間
税理士 4,000時間
弁護士 3,000~8,000時間
宅建士 300~500時間
土地家屋調査士 1,000~1,500時間
中小企業診断士 1,000時間

社会保険労務士は他の士業と比べ必要な勉強時間が少ない傾向にあり、士業の中では比較的合格しやすいと言えます。

司法書士や税理士、弁護士は3,000時間以上の勉強時間を確保する必要があることから、数年単位の長期に渡って勉強を続ける必要があります。

その点、社会保険労務士は勉強時間の確保が難しい会社員であっても合格を目指しやすい士業と言えます。

社会保険労務士と他士業の「合格率」を比較

社会保険労務士と他士業の令和3年度試験の合格率を比べたところ、以下のようになりました。

士業 受験者数 合格率
社会保険労務士 37,306名 7.9%
司法書士 11,925名 5.1%
行政書士 37,306名 11.1%
税理士 47,870名 18.8%
弁護士 37,306名 41.5%
宅建士 3,424名 15.6%
土地家屋調査士 3,859名 10.5%
中小企業診断士 16,057名 6.7%

社会保険労務士試験の合格率は令和3年度では7.9%で、司法書士や中小企業診断士に比べると高く、行政書士や税理士などに比べると低くなっています。

弁護士の合格率が異常に高く見えますが、試験の受験資格を得るために法科大学院で2〜3年学ぶか合格率3.9%(令和3年度)の司法試験予備試験に合格する必要があり、弁護士試験を受験するまでのハードルがとても高いためです。

ただし社会保険労務士と他士業では試験の受験資格や総受験者数が異なり、一概に合格率と試験の難易度が比例するとは言い切れないので参考程度にしましょう。

社会保険労務士と他士業の「受験資格」を比較

社会保険労務士と他士業の受験資格を比較すると、以下のようになります。

士業 受験資格の有無・内容
社会保険労務士 学歴・実務経験・厚生労働大臣の認めた国家試験合格のうち、いずれか1つを満たす
司法書士 なし
行政書士 なし
税理士 学識・資格・職歴のうちいずれか1つを満たす
または国税審議会に個別認定される
弁護士(司法試験) 法科大学院を修了
もしくは司法試験予備試験に合格
宅建士 なし
土地家屋調査士 なし
中小企業診断士 なし

他士業には試験に受験資格がない場合が見受けられますが、社会保険労務士試験には受験資格があります。

受験資格には「学歴」「実務経験」「厚生労働大臣の認めた国家試験合格」の3つに分けられ、この中のいずれか1つを満たさなければなりません。

例えば学歴は大学・短大・高等専門学校といった指定の教育機関の卒業で、実務経験は労働社会保険関連の事務や社会保険労務士・弁護士の補助などを3年以上経験していることが挙げられます。

まず試験の受験資格を得るだけでも難易度が高い場合があるので、宅建士や土地家屋調査士など受験資格が必要ない試験に比べるとハードルが上がります。

社会保険労務士(社労士)に合格するために必要な勉強時間

社会保険労務士(社労士)に合格するために必要な勉強時間

社会保険労務士に合格するために必要な勉強時間は、800~1,000時間ほどと言われています。

1,000時間で仮定すると、1年で合格するには1日あたりおよそ3時間、半年で合格するにはおよそ6時間の勉強時間が必要です。

普段仕事をしていてあまり勉強時間が確保できない場合は1年以上の時間がかかると思った方が良く、人によっては難易度が高いように感じるでしょう。

ただし1,000時間というのは目安であり、例えば長年人事・労務に従事してある程度の知識が身に付いている方であれば、もう少し短い勉強時間で合格できるかもしれません。

自身の今の知識量や理解力なども考慮しながら勉強計画を立てることが重要となります。

社会保険労務士試験(社労士)の試験内容と合格ライン

社会保険労務士試験(社労士)の試験内容と合格ライン

ここからは社会保険労務士の実際の試験内容や合格基準点などを解説していきます。

社会保険労務士の試験範囲は広いため、計画的に勉強を進めていくことが重要です。

社会保険労務士の試験内容の概要

社労士の試験は選択式と択一式のマークシート方式です。

選択肢から語句を選んで回答する選択式が40問、出題文に対する正解を選ぶ択一式が70問出題されます。

選択式は40点満点で80分間、択一式は70点満点で210分と長時間に渡る試験となっており、集中力が必要な難易度が高い試験と言えるでしょう。

社会保険労務士試験で問われる法律とは

社会保険労務士の試験で問われる内容は以下のとおりです。

【労働関係科目】

労働基準法(選択式3問・択一式7問)

労働者の権利を守るための法律で、労働時間や賃金などに関する知識が問われます。

労働基準法は社会保険労務士試験の基礎となる知識ですので、労働基準法の条文をしっかりと理解することが必要です。

労働安全衛生法(選択式2問・択一式3問)

労働者を危険や健康障害から守るための法律です。

労働基準法に付随する内容ですが、出題範囲が広いため時間を確保して勉強する必要があります。

労働者災害補償保険法(選択式5問・択一式7問)

労働者が業務上の被災や病気に見舞われた際に、国から補償を受けるための法律です。

法改正が少なく、比較的得点を取りやすい科目と言われています。

雇用保険法(選択式5問・択一式7問)

労働者が失業した際に再就職までの生活の保障などに関わる法律です。

制度が複雑で試験範囲が膨大になるので、しっかりと勉強する必要があります。

労務管理・その他の労働に関する一般常識(選択式5問・択一式5問)

労働者派遣法や男女雇用機会均等法など、上記に当てはまらない労務管理に関する法律全般を問われます。

近年の社会の動向などから出題されるテーマを予測して勉強しましょう。

【社会保険関係科目】

健康保険法(選択式5問・択一式10問)

仕事以外の場面で怪我や病気をした際に、医療費を補助するための法律です。

専門用語が多くボリュームも大きい分野となっています。

厚生年金法(選択式5問・択一式10問)

公務員や会社員が加入する年金制度に関する法律です。

法改正が頻繁に行われてきたため、内容が非常に複雑になっており、十分な理解力が求められます。

国民年金法(選択式5問・択一式10問)

自営業者、会社員、公務員が加入する年金制度に関する法律です。

厚生年金法に比べ基本を理解していれば得点を取りやすい分野となっています。

社会保険に関する一般常識(選択式5問・択一式5問)

社会保険に関する法律全般を問われます。

労務管理の一般常識と同じく近年の動向に注意しつつ、介護保険法など周辺の法律に対する理解を深めましょう。

社会保険労務士試験の合格基準点

令和3年度の社会保険労務士の合格基準点は厚生労働省によって定められています。

  • 選択式試験:総得点40点中24点以上、かつ各科目5点中3点以上
  • 択一式試験:総得点70点中45点以上、かつ各科目10点中4点以上

合格するためには選択式で6割以上、択一式で4割以上、全体で7割程度の点数が必要です。

特定の科目だけ勉強したり苦手分野を作ったりせず、満遍なく点数を取る必要があると言えます。

ただし、年度によって難易度に差があり上記の基準を元に基準点は変動しているので、全体で7割程度得点できたとしても必ず合格になるとは限りません。

あくまでも合格基準点は参考として確認しましょう。

社会保険労務士(社労士)は難易度が高いと言われる理由

社会保険労務士は難易度が高いと言われる理由

社会保険労務士はなかなか試験を突破しづらく取得が難しい試験だと言われることが多いです。

前述したように合格率が低く合格基準点が存在するという点もありますが、その他にも以下に挙げる理由から難易度が高いとされています。

試験の受験資格が取りにくい

そもそも社会保険労務士は、試験を受けるために必要な受験資格の取得が難しいです。

「大学や短大の卒業」「労働組合の専従役員や国・地方公共団体の公務員での3年以上の業務経験」「司法試験予備試験や行政書士試験の合格」など、学歴や職歴によって受験生の選別が行われます。

中卒・高卒の方、民間企業にしか勤めたことがない方にとっては受験資格を得るまでの道のりが長く難易度が高いとされます。

試験の出題範囲が広くて専門性が高い

試験で出題される範囲が広くて専門性が高いことも社会保険労務士の難易度が高い理由の1つです。

健康保険法・厚生年金保険法・国民年金法など出題範囲は多岐にわたり、法律の専門知識を充分に有していないと理解が難しい内容ばかりです。

取っつきにくい法律の問題が出されるだけでも学習は困難を極めますが、加えて勉強すべき科目が多いことから合格に至るまでに挫折しやすいでしょう。

試験時間が長い

社会保険労務士試験では、選択式の問題が午前中に80分、択一式の問題が午後に210分と長丁場になります。

一見すると試験時間はゆったり長めに取られているように感じますが、出題数が多いため1問にかけられる時間は2~3分と短く、サクサクと解かなければなりません。

試験で分からない問題が出されると集中力が切れたり時間配分が乱れたりしやすく、最後まで解答できないまま終了となってしまう可能性も考えられます。

迅速に適切な解答を選ぶべく、集中力が切れないようひたすら鍛錬して分からない問題は飛ばずクセを身につけないと、試験合格はかなり難しいでしょう。

社会保険労務士(社労士)試験は独学では合格できない?

社会保険労務士試験は独学では合格できない?

社会保険労務士は独学で試験を突破できないかとお考えの方もいるかと思いますが、かなり難易度が高いのでおすすめしづらいです。

理由として以下の3点が挙げられます。

法改正にすぐに対応できない

社会保険労務士試験はその年の4月までに行われた法改正の内容や公表された統計情報を元に出題がされます。

試験は毎年8月に実施されるため、4か月の間に最新の情報を入手して試験対策を講じなければならず、せっかく覚えた制度や条文を覚え直す必要があるかもしれません。

予備校に通ったり通信講座を受講したりすると、即座に法改正に対応した勉強内容を指導してくれますが、独学ではそうはいかないでしょう。

独学すると法改正があったのかどうか、ある場合はどの制度がどのように変わったのかといった細かい情報をキャッチアップしづらく、前年の古い情報のまま試験に臨む恐れがあります。

学習の進捗確認やスケジュール管理がしづらい

「自分がどの範囲まで学習を進められたか」「いつまでにどの範囲を覚えておくべきか」といった進捗確認やスケジュール管理がしにくいことも、独学での合格の障壁になります。

予備校や通信講座では学習内容が明確で、試験日から逆算した履修スケジュールを教えてもらえますが、独学ではすべて自己管理・自己責任です。

勉強の内容を覚えたり過去問を解いたりする時間に加え、自分で進捗状況と日程の確認・調整をするための時間も取る必要があり、思うように学習が進められないという懸念が残ります。

途中で挫折しやすい

スケジュール管理がしにくかったり切磋琢磨する仲間がいなかったりとった理由から、一人で勉強していると試験を受ける前に挫折してしまいやすいです。

特に分からない箇所が出てきた場合、すぐに質問できないと解決に時間がかかり、効率よく学習が進められずに難易度が高く感じて心が折れることが危惧されます。

何度も受験していてもう少しで合格できそうな方であれば別ですが、社会保険労務士試験の勉強をしたことがない方は予備校や通信講座を利用することをおすすめします。

通信講座を使って社会保険労務士試験合格を目指したい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

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社会保険労務士(社労士)の難易度や合格率まとめ

本記事では社会保険労務士の難易度・合格率について解説してきました。

本記事の内容をまとめると下記の通りになります。

  • 社会保険労務士の合格率は6〜7%台
  • 試験に合格するために必要な勉強時間は800〜1,000時間
  • 試験の難易度は高いが、しっかりと勉強すれば弁護士や司法書士など他の士業と比べると合格しやすい

約1,000時間の勉強時間を確保する必要があることや合格率が6~7%代ということから、難易度としては難関資格に分類されます。

しかし受験資格を得ることが難しい弁護士や、膨大な勉強時間が必要な司法書士などの士業に比べて難易度は低い傾向にあると言って良いでしょう。

社会保険労務士は社会からのニーズが高い士業ですので、目指す価値は高いです。

キャリアアップ・独立開業などを今後の目標としており、社会保険労務士を目指したい方は是非この記事を参考にしてみてください。

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監修者情報

吉村 徳男

経営企画本部長/特定社会保険労務士

全国展開を進める当法人は、グループ全体で1,000超の顧問先を抱え、蓄積された課題解決力が最大の持ち味です。「何が企業にとって最善なのか」を問い続けることをモットーに、人事労務全般を手掛ける「社外人事部」として、社長を全力で応援します!

所有資格等

特定社会保険労務士

公式サイト:https://kyoshin.group/

おすすめ記事

コメント・口コミ・体験談

  1. ハトムギ茶 より:

    社会保険労務士の資格は、大学在学中に取得を試みたものの、不合格だったので諦めました。しかし、社会人になってから事務系の仕事に興味を持ち、転職する際に活かす武器が欲しかったので、もう一度社会保険労務士の資格取得に向けて勉強することにしました。1回目の時は専門学校の授業で学んでいましたが、通うのが面倒に感じることが多かったです。それなら、自分のペースで好きな時に好きなだけ勉強できる方が効率的に感じたので、書店にてテキストや問題集を購入し、勉強をスタートさせました。ただ、なかなか自分に合うテキストや問題集が見つからず、困っていた時に試したのがユーキャンの社会保険労務士講座です。テキストの内容がわかりやすく、地道に勉強で力を付けた結果、無事2回目の試験で合格できました。自分のように独学で勉強する際にテキストや問題集選びで困った場合は、ユーキャンのような通信講座をおすすめします。
    (ハトムギ茶/北海道在住/30代/男性)

  2. ひろき より:

    社会保険労務士の試験は、8科目プラス常識という幅広い知識が問われます。
    試験方式が穴埋めと択一という形で問われます。各科目ごとに足きりがあり、1つでも足切りに合うと、どれだけできてても不合格になります。出題される問題によって、たった1問を答えられず不合格になる年もあります。普段の実力に加えて運の要素も強い試験です。しかも、年金や労働法関連は、毎年のように頻繁に法改正がされるので、1年失敗するとまた新たに学び直さないといけないことが多いので、モチベーションを保つのが難しいです。取得するのに予備校を使って効率よくする方が勉強しやすいのでお勧めですが、その分費用もかかってしまいます。その場合、無料で教えてくれるサイトもあるので、インプットはそこを使い、問題集を買ってアウトプットに重点を置くと費用対効果も大きくなります。取得後は、社会保険労務士会に所属することになりますが、そこで得られる情報は低コストで、実務を知らない人でも独り立ちできるくらいの知識をえることができます。独立しやすい資格だと言えます。
    (ひろき/兵庫県在住/40代/男性)

  3. うめさん より:

    中小企業で経理総務事務を担当していましたが、実務経験も専門的な知識もほとんどなかったため資格の学校に通いました。就業時間後に通うのは体力的に厳しかったため土曜日の通学にしました。勉強する科目が多くボリューム感に滅入りました。ほぼ1年間講義があり一度休むと取り戻すのがとても大変です。空いた時間はとにかく予習復習に時間をあて、過去問を解きまくっていました。苦手科目を作るとアウトだし、似たような文言が多く勉強すれば勉強するほどこんがらがってくるのでまんべんなく勉強してひっかけ問題にひっかからないように細かいところまで注意して問題を見るように気を付けました。声に出してもまったく理解できなかったり覚えられなかったりしたので手が覚えるように書きまくっていました。試験中も時間が長くて体力的にきつかったです。なんとか1度で合格することができたため社内では上司から恐れられるようになり働きやすくなりました。
    (うめさん/埼玉県在住/40代/女性)

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