一般的に士業と呼ばれる職業には様々な種類がありますが、行政書士・司法書士・社労士は士業の中でも特に認知度の高い資格です。
また、行政書士・司法書士・社労士は難易度が高い国家資格でもあります。
これらの国家資格について仕事内容や難易度の違いについて興味がある方も多いのではないでしょうか。
今回は行政書士・司法書士・社労士の仕事内容や難易度の違いを比較して解説します。
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行政書士・司法書士・社労士の仕事内容の違い
行政書士・司法書士・社労士はそれぞれ国家資格であり、その資格を持っていないとできない「独占業務」があります。
まずは、独占業務を中心としたそれぞれの仕事内容の違いや、どういった資格なのかをみていきましょう。
行政書士の仕事内容
行政書士の独占業務
①官公庁に提出する書類の作成と代理、相談業務
②権利義務に関する書類の作成と代理、相談業務
③事実証明に関する書類の作成と代理、相談業務
行政書士は一言で言うと書類作成のエキスパートであり、会社や個人で作成するのが大変な書類作成や提出を代行する、「まちの法律家」です。
特に大きな業務は①にあたる「許認可申請」であり、飲食店の開業や酒類の販売、建設業などを行うには許認可申請を官公庁へ行わなくてはなりませんが、これを行政書士が代理で行えます。
②については遺産や相続に関する書類、賃貸借や売買に関する契約書などを指し、これらに関しても行政書士の独占業務となっています。
③は会社の定款や交通事故調査書、会計帳簿などのことであり、企業との契約が多い書類と言えるでしょう。
このように行政書士は様々な書類を扱い、特に①については1万種類以上の書類を扱えるとも言われています。
司法書士の仕事内容
司法書士の独占業務
①不動産登記・供託の手続き代理
②裁判所・検察庁・法務局に提出する書類の作成
司法書士とは、国家資格の一つで私達の生活に欠かせない大切な財産や権利を守り、それらに関するトラブルや問題解決を専門とする法律のプロフェッショナルです。
①の登記は大きな業務の1つですがこれには不動産や法人の登記があたり、不動産は誰が持ち主かや抵当権についての「権利に関する登記」、法人は会社を興す際の登記などが当たります。
供託とは法務局などの供託所にお金や物を預ける手続きのことをいい、賃料や売買の代金に関わる制度になります。
②の書類は裁判の訴状や答弁書、申立書などの作成のことを指し、これも司法書士の独占業務です。
②の業務は司法書士一人で行う場合もありますが、一人でカバーしきれない事案の際は弁護士や行政書士など他の法律の専門家と連携して業務を行うこともあります。
社労士の仕事内容
社労士の独占業務
①1号業務（手続きの代行）
②2号業務（帳簿の作成）
社労士は、社会保険や労働に関する法律のプロフェッショナルです。
①は健康保険や厚生年金などの労働社会保険の手続きを代行するというもので、総称して1号業務と呼ばれます。
②は就業規則や退職金・給与に関する規定、賃金台帳の作成のことなどを指し、企業にとってこれらの書類は欠かせないものです。
また、社労士には3号業務として企業の労務に関する相談業務も仕事内容として認められていますが、これは社労士の独占業務ではありません。
行政書士・司法書士・社労士の仕事内容は何が違う？
それぞれの仕事内容を簡単に紹介してきましたが、行政書士・司法書士・社労士は扱う書類の種類が違います。
これは各資格の管轄の違いもあり、行政書士は総務省、司法書士は法務省、社労士は厚生労働省が管轄となります。
それぞれで扱える法律、提出する先に違いがあるため業務内容も異なります。
各分野に特化した士業を設けることで作成や代行を円滑に行えるようになり、依頼者も誰に頼めばいいかが明確になります。
例えば1つの会社であっても、書類によって行政書士・司法書士・社労士の誰にお願いするかが変わってくることでしょう。
行政書士・司法書士・社労士の難易度の違いを比較
行政書士・司法書士・社労士はいずれも国家資格であり、基本的には国家試験に合格しなければ資格を得られません。
続いては試験の難易度や合格率、必要な勉強時間の違いを比較してみていきましょう。
試験内容で難易度を比較
| 行政書士 | 司法書士 | 社労士 | |
|---|---|---|---|
| 出題範囲 | 【法令科目】 ・基礎法学 ・憲法 ・行政法 商法 【一般知識】 ・政治 経済 社会 ・情報通信 個人情報保護 ・文章理解 |
【午前の部】 ・憲法 ・民法 ・刑法 ・商法 【午後の部】 ・民事訴訟法 ・民事執行法 ・民事保全法 ・供託法 ・司法書士法 ・不動産登記法 ・商業登記法 |
・労働基準法 ・労働安全衛生法 ・労働者災害補償保険法 ・雇用保険法 ・労働保険の保険料の徴収等に関する法律 ・労務管理その他の労働に関する一般常識 ・社会保険に関する一般常識 ・健康保険法 ・厚生年金保険法 ・国民年金法 |
| 出題形式 | 選択式：全科目 記述式：行政法・民法 |
選択式：全科目 記述式：午後の部 |
選択式：全科目 択一式：全科目 |
| 採点基準 | ・絶対評価試験 ・法令科目：122点以上 ・一般知識：24点以上 ・総合点：6割以上 |
・相対評価試験 ・午前の部：78/105点(2023年の場合) ・午後の部：75/105点(2023年の場合) ・記述式：30.5/70点(2023年の場合) |
・相対評価試験 ・選択式：総合点26点&各科目3点(2023年の場合) ・択一式：総合点45点&各科目4点(2023年の場合) |
各試験の出題範囲や形式、採点基準は上記のようになります。
出題範囲については行政書士は基本的な法律知識を抑える必要があり、司法書士はそれに加えて民事や登記、司法書士法を抑えなければなりません。
社労士は労働に関する法律が出題範囲となっており、行政書士・司法書士とは大きく異なります。
また、採点基準は行政書士試験は絶対評価なので一定以上の点数を取れば誰もが合格できますが、司法書士・社労士は相対評価なので他の受験生との順位によって合否が決まります。
試験内容を比較して難易度を測ることは難しいですが、範囲の広さで言えば司法書士が最も難しいと言えるでしょう。
合格率で難易度を比較
| 試験年度 | 行政書士 | 司法書士 | 社労士 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 受験者数：46,991人 合格者数：6,571人 合格率：13.9％ |
受験者数：13,372人 合格者数：695人 合格率：5.19％ |
受験者数：42,741人 合格者数：2,720人 合格率：6.3％ |
| 2022年度 | 受験者数：47,850人 合格者数：5,802人 合格率：12.1％ |
受験者数：12,727人 合格者数：660人 合格率：5.1％ |
受験者数：40,633人 合格者数：2,134人 合格率：5.2％ |
| 2021年度 | 受験者数：47,870名 合格者数：5,353名 合格率：11.2% |
受験者数：11,925名 合格者数：613名 合格率：5.14% |
受験者数：37,306名 合格者数：2,937名 合格率：7.90% |
| 2020年度 | 受験者数：41,681名 合格者数：4,470名 合格率：10.7% |
受験者数：11,494名 合格者数：593名 合格率：5.15% |
受験者数：34,845名 合格者数：2,237名 合格率：6.40% |
| 2019年度 | 受験者数：39,821名 合格者数：4,571名 合格率：11.5% |
受験者数：13,683名 合格者数：601名 合格率：4.39% |
受験者数：38,428名 合格者数：2,525名 合格率：6.60% |
出典：（一財）行政書士試験研究センター 試験結果の推移
法務省 司法書士試験
社会保険労務士試験オフィシャルサイト 第55回社会保険労務士試験についての情報
直近5年間の各試験の受験者数・合格者数・合格率は上記のようになります。
受験者数は行政書士試験が最も多く、絶対評価試験であるため合格率も高くなっています。
司法書士は毎年4〜5％、社労士は7%前後の合格率であるため受験者数には違いがありますが合格率は概ね一定となっています。
合格率を比較した場合には、司法書士・社労士・行政書士の順に難易度が高いと言えるでしょう。
勉強時間で難易度を比較
| 行政書士 | 司法書士 | 社労士 | |
|---|---|---|---|
| 勉強時間 | 約500〜600時間 | 約3,000時間 | 約500〜1,000時間 |
合格に必要な勉強時間には個人差がありますが、およそ上記の時間が必要だと言われています。
こちらを見ると司法書士は約3,000時間と、かなりの時間を必要とすることがわかります。
仮に平日に2時間、土日に8時間の勉強をするとした場合、1週間で26時間の勉強が可能です。
その場合行政書士試験は約半年、司法書士は約2年半、社労士は約10ヶ月の学習が必要になるでしょう。
必要な勉強時間を比較した場合も、司法書士が最も難易度が高いと言えます。
各資格の難易度について
行政書士試験・司法書士試験・社労士試験の難易度を試験内容・合格率・勉強時間の観点から比較しました。
それぞれを比較した場合は司法書士試験が最も難しく、次に社労士試験、行政書士試験の順に難易度が高いということが言えます。
しかし、行政書士試験が簡単なのかと言われれば決してそうではなく、行政書士試験も十分に難易度の高い試験です。
それぞれの試験の難易度が高い理由もあわせてみていきましょう。
行政書士の難易度
行政書士試験の難易度が高い理由は試験範囲の広さにあります。
司法を扱う弁護士や弁理士、司法書士に比べると国家試験での出題範囲は限られてきますが素人の人間が普段の生活で耳にしないような法律や知識が問われるため、幅広く対策をとる必要があります。
また、受験資格がないため誰でも受験できますが、絶対評価であるため実力が満たなければ全員が落とされる可能性もあります。
司法書士・社労士と比較すれば難易度は低いですが、それでも毎年10%近くしか合格しないため非常に難易度の高い試験です。
司法書士の難易度
司法書士試験は、法律系資格の最難関とも呼ばれる司法試験に次ぐ難易度と言われています。
憲法や民法、刑法などの法律関係全般の知識はもちろんのこと、不動産登記法や商業登記法、司法書士法の知識も必要となり、行政書士よりも広く深く学習をしなければなりません。
さらにそれぞれで基準点が設けられているため、どの科目も勉強しなければいけない点が非常に難易度の高いゆえんと言えるでしょう。
また、相対評価の試験であるため合格ラインに達していたとしても上位600名ほどにならなくてはならないことも、難易度の高さに拍車をかけています。
社労士の難易度
社労士の難易度が高い理由の1つは、試験科目が多く、それぞれに合格基準が細かく設けられている点です。
分野は広くありませんが深い知識が必要となり、各法律に対して正確な知識を身に付けなければなりません。
また社労士には受験資格があり、一定以上の学歴か実務経験を有しているか、特定の国家資格を保有していないと受験することができません。
受験のためのハードルの高さも、社労士試験の難易度を上げている要因と言えるでしょう。
行政書士・司法書士・社労士のおすすめポイント
ここまで、行政書士・司法書士・社労士の仕事内容の違いや試験難易度を比較してきました。
試験の難易度は司法書士が最も高く、行政書士が低いですが、司法書士が最も優れた資格ということではありません。
それぞれの資格は仕事内容の棲み分けがなされており、どれも大切な資格です。
どの資格を取得するべきか悩んでいる場合は、それぞれの資格のおすすめポイントを確認してみるといいでしょう。
行政書士のおすすめポイントとメリット
行政書士の資格を取得することのメリットは、未経験からでも合格を狙えることです。
司法書士・社労士と比べても必要な勉強時間が少ない行政書士は、働いている社会人でも合格を目指しやすい資格となっています。
行政書士は独立開業をする資格ですが、扱える書類がとても広いため、自分の得意分野を見つけてきわめていくこともできます。
書類作成が好きな方、個人・法人どちらとも仕事を行なっていきたい方は行政書士が向いているでしょう。
司法書士のおすすめポイントとメリット
司法書士資格取得のメリットは、安定した収入を望める点と就職・転職にもつなげやすい点です。
司法書士の仕事は専門性が高く需要がなくならないため、個人差はありますが基本的には高収入を得られる傾向にあります。
また、司法書士として働くことはできませんが、司法書士に合格したという実績で企業の法務部への就職・転職が有利に働くことも考えられます。
このように、仕事に安定性と将来性を見出していきたい方は司法書士が向いているといるでしょう。
社労士のおすすめポイントとメリット
社労士資格取得のメリットは、企業に就職して社労士の仕事を行うこともできる点です。
もちろん社労士も独立開業して専門的に社労士の仕事を行うこともできますが、収入が不安定な場合もあります。
企業に勤める社労士として働けば、その企業の人事や総務など社労士業に従事でき、資格を活かしつつ安定した収入を得ることができます。
企業としても外部に依頼する必要が減るため利点があり、さまざまな業種の企業で社労士が優遇される可能性は大いにあります。
企業に勤めた後に独立することも可能なため、幅広い選択肢と安定した収入を求める方に社労士は向いていると言えるでしょう。
行政書士・司法書士・社労士の関連性
これまでに紹介したように、行政書士・司法書士・社労士は扱う書類の種類に明確な違いがあり、それぞれにおすすめのポイントやメリットがあります。
基本的に交わることのない3つの資格ですが、依頼する側は1つの事業について3つの士業にお世話になることも珍しくありません。
また、試験範囲の重複や受験資格の面で、3つの資格に関連性を見出すこともできます。
3つの資格の仕事内容と難易度の違いのほかに、関連性についても見てみましょう。
仕事内容の関連性
独占業務によって分業がなされている行政書士・司法書士・社労士ですが、それぞれの分野で1つの事業に関わることはあります。
例えば会社を設立し、飲食店を開業したいと思っている顧客がいたとしましょう。
まず会社の設立には登記が必要なため、司法書士に登記手続きを代行をお願いします。
飲食店の開業には飲食店営業許可が必要なため、こちらは行政書士にお願いすることとなります。
その後従業員を雇う時には就業規則や社会保険・労働保険についての手続きを行わなくてはならないため、社労士に業務を代行することになるでしょう。
このように、1つの事業にはいくつもの専門的な業務が必要となるため、それぞれの得意分野で行政書士・司法書士・社労士は活躍するという関連性があります。
資格取得の際の関連性
続いて、資格取得の際の関連性を見ていきましょう。
試験内容について紹介した際にも気づいたかもしれませんが、行政書士と司法書士は試験科目に重複している部分があります。
そのため業務も重複する部分があり、ダブルライセンスを狙う場合も既に行った学習の内容が生きることでしょう。
社労士の資格取得には受験資格がありますが、「行政書士試験に合格している事」「司法書士試験に合格している事」でも受験資格を満たすことができます。
このように、それぞれの資格は試験でも関連性があるといえます。
試験合格を目指すならアガルート
行政書士・司法書士・社労士はいずれも難易度の高い試験であり、合格は一筋縄ではいきません。
これから資格取得のための学習を始めていくのであれば、おすすめは通信講座のアガルートアカデミーです。
アガルートアカデミーは行政書士・司法書士・社労士はもちろん、多数の難関国家資格を専門に扱う通信講座となっています。
最後に、アガルートアカデミーの魅力をご紹介します！
合格率の高い通信講座
アガルートの大きな魅力の1つは、合格率の高さにあります。
すでに述べたように行政書士・司法書士・社労士はいずれも合格率が低く、難易度の高い試験です。
しかしアガルート受講生の合格率は全国平均の合格率を凌駕しており、各試験において圧倒的な成績を残しています。
下記の表が全国平均とアガルートの合格率の比較になりますので、そちらを見ればいかにアガルートの合格率が優れているかがわかるでしょう。
| 全国平均 | アガルート | |
|---|---|---|
| 行政書士 | 13.9% | 56.11%(4.01倍) |
| 司法書士 | 5.19% | 15.4%(2.96倍) |
| 社労士 | 6.3% | 28.57%(4.46倍) |
アガルートは学習サポートが手厚い
一般的に通信講座というと、テキストと動画が送られて後は自力で学習、というようなイメージがありますが、アガルートは違います。
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そのほかSNSが活発な講師も多く在籍しているため、日常的に交流ができたり情報を得ることも可能です。
予備校並みの手厚いサポートが用意されているアガルートなら、通信講座でも安心して学習できるでしょう。
試験に精通したプロの講師がテキストを作成
行政書士・司法書士・社労士はいずれも試験範囲を効率よく学習をしていくことが不可欠です。
アガルートのテキストは実際に講義を行う講師が自ら情報を厳選したフルカラーのオリジナルテキストです。
試験の出題カバー率が高く、講義ともリンクしているため無駄なく学習を進めていくことができるでしょう。
講師は現役で士業をおこなっている方もいるため、実務面での知識も得られるかもしれません。
アガルートの行政書士試験講座
アガルートの行政書士の対策は初級者・中級者・上級者のそれぞれのレベルに合わせたカリキュラムが組まれています。
初級者向けカリキュラムのメインの講師は行政書士試験対策のカリスマである豊村慶太講師か、大学入試予備校で20年以上指導の経験がある田島圭佑講師のどちらか選べます。
両名とも受講生からの人気は非常に高く、難しい法律用語もわかりやすく理解することが可能です。
特に初めて行政書士試験の学習をする方は、丁寧な講義とサポートが受けられるアガルートが非常におすすめでしょう。
アガルートの司法書士試験講座
司法書士試験は試験範囲や情報量がとても多いので、それをいかに効率的に学習していくかが肝になります。
アガルートの司法書士試験講座は記述が解けることを目標にした4ステップを設定し、段階的に学習をしていきます。
これにより情報を整理しつつ、ゴールを設定することで最短ルートで合格が目指せるようになります。
司法書士試験講座にも、学習経験者向けのカリキュラムが用意されています。
アガルートの社労士試験講座
社労士試験講座は「予備校で一発合格の講師」と「独学で合格した講師」というユニークな2人から講義を受けることができます。
インプットとアウトプットをバランスよく学習でき、深い理解の必要な知識を効率よく身に付けることができるでしょう。
もちろん社労士試験にも初級者向けのカリキュラムと学習経験者向けのカリキュラムが用意されています。
行政書士・司法書士・社労士の仕事内容の違いと難易度比較｜まとめ
今回は行政書士・司法書士・社労士の仕事内容の違いや試験の難易度について紹介・比較をしてきました。
行政書士は主に各官公庁への手続きに必要な書類の作成代行を行います。
司法書士は、一定の分野での法律業務から訴訟業務に携わります。
社労士は主に各企業において、労働者のための福祉や社会保険等のケアを行います。
いずれも試験の難易度は非常に高いため、受験際は十分な時間を確保して試験対策を行いましょう。
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