司法試験の合格率って一体どれぐらいなのでしょうか?
また出身大学や年齢によっての合格率の違いはどれほどの開きがあるのか気になりませんか?
司法試験とは、弁護士や裁判官、検察官になるために合格しなければならない試験です。
国家試験の中でも難易度はトップクラスであるとして知られています。
本記事では司法試験の大学別の合格率ランキングや大まかな司法試験の仕組みをまとめています。
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法科大学院別司法試験合格率ランキング【2020〜2024年】
司法試験の合格率は約30~40%と言われています。
司法試験は受験資格を満たした受験生のみ受験できる試験ですが、それでも60~70%の受験生は不合格になるような難関試験です
では「法科大学院出身の受験生」に絞った場合、合格率はどのように変動するのでしょうか?
「予備試験合格者」との合格率の比較についても解説しています。
この記事では2020年~2023年各大学の司法試験合格率を高い順にまとめました。
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2024年の法科大学院院別合格率ランキング
2024年度の司法試験において合格率が高かった大学院のベスト20校をランキングで示すと以下の通りとなります。
2024度司法試験法科大学院別合格率ランキングTOP20 | ||||
---|---|---|---|---|
ランキング | 法科大学院名 | 合格率 | 受験者数(人) | 最終合格者数(人) |
1 | 慶應義塾大法科大学院 | 59.35% | 246 | 146 |
2 | 愛知大法科大学院 | 55.56% | 9 | 5 |
3 | 京都大法科大学院 | 49.31% | 217 | 107 |
4 | 一橋大法科大学院 | 48.78% | 123 | 60 |
5 | 東京大法科大学院 | 47.45% | 255 | 121 |
6 | 中央大法科大学院 | 45.86% | 181 | 83 |
7 | 早稲田大法科大学院 | 42.12% | 330 | 139 |
8 | 大阪大法科大学院 | 40.68% | 177 | 72 |
9 | 神戸大法科大学院 | 37.50% | 136 | 51 |
10 | 同志社大法科大学院 | 36.94% | 111 | 41 |
11 | 九州大法科大学院 | 34.58% | 107 | 37 |
12 | 名古屋大法科大学院 | 31.07% | 103 | 32 |
13 | 南山大法科大学院 | 27.78% | 18 | 5 |
14 | 上智大法科大学院 | 27.27% | 44 | 12 |
15 | 専修大法科大学院 | 27.27% | 33 | 9 |
16 | 広島大法科大学院 | 26.47% | 34 | 9 |
17 | 北海道大法科大学院 | 26.15% | 65 | 17 |
18 | 大阪公立大法科大学院 | 25.00% | 36 | 9 |
19 | 金沢大法科大学院 | 25.00% | 16 | 4 |
20 | 関西学院大法科大学院 | 24.39% | 41 | 10 |
令和6年度の法科大学院における司法試験合格者数が10名以上で、合格率が50%を超えるのは慶應義塾大学法科大学院のみとなりました。
また法科大学院全体の平均合格率は34.8%と低迷している状況だといわれています。
司法試験は既修者コースを修了した方が合格しやすい傾向があります。実際、既修者に限った場合、法科大学院全体の平均合格率は49.7%に上昇します。
したがって、既修者の方々は上記の結果を見ても必要以上に悲観する必要はないでしょう。
まあ、合格率が40~60%のいわゆる上位の法科大学院は入試の難易度が高く、入学者のレベルも高いことが影響しているといえます。
もし司法試験に合格したいのであれば、できるだけ合格率の高い法科大学院を選ぶのが近道です。
2023年の法科大学院院別合格率ランキング
下記の表は2023年(令和5年度)の司法試験で「合格者を10名以上輩出している法科大法科大学院院20校」を合格率順に並べたものです。
順位 | 法科大学院名 | 合格率 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|---|---|
1 | 京都大法科大学院 | 68.36% | 275 | 188 |
2 | 一橋大法科大学院 | 67.2% | 180 | 121 |
3 | 慶應義塾大法科大学院 | 60% | 310 | 186 |
4 | 東京大法科大学院 | 59.0% | 315 | 186 |
5 | 神戸大法科大学院 | 48.6% | 146 | 71 |
6 | 名古屋大法科大学院 | 47.1% | 89 | 42 |
7 | 早稲田大法科大学院 | 44.7% | 389 | 174 |
8 | 大阪大法科大学院 | 42.8% | 182 | 78 |
9 | 中央大法科大学院 | 39.3% | 229 | 90 |
10 | 北海道大法科大学院 | 37.8% | 74 | 28 |
11 | 同志社大法科大学院 | 33.3% | 87 | 29 |
11 | 筑波大法科大学院 | 33.3% | 51 | 17 |
12 | 創価大法科大学院 | 32.4% | 37 | 12 |
13 | 東北大法科大学院 | 30.4% | 82 | 25 |
14 | 明治大法科大学院 | 27.3% | 106 | 29 |
15 | 法政大法科大学院 | 25.0% | 60 | 15 |
16 | 九州大法科大学院 | 23.4% | 94 | 22 |
17 | 千葉大法科大学院 | 20.6% | 63 | 13 |
18 | 立命館大法科大学院 | 18.1% | 110 | 20 |
19 | 日本大法科大学院 | 13.9% | 86 | 12 |
2023年度の司法試験は上位の大学はあまり変わらず、高い合格率を維持しています。
下位の大学を見てみると、MARCHや関関同立のような大学群からも合格者が出ています。
特に中央大学は合格率こそ平均程度ですが、合格者は100人に近い大規模法科大学院です。
学生が多いことで周りの受験生と刺激し合いながら切磋琢磨することができます。
法科大学院選びでは、規模感も重視してみると面白いかもしれませんね。合格率だけではなく合格者も記載しているので合わせてご確認ください。
司法試験2022年の法科大学院別合格率ランキング
下記の表は2022年(令和4年度)の司法試験で「合格者を10名以上輩出している法科大学院20校」を合格率順に並べたものです。
順位 | 法科大学院名 | 合格率 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|---|---|
1 | 京都大法科大学院 | 68.00% | 175人 | 119人 |
2 | 東京大法科大学院 | 60.94% | 192人 | 117人 |
3 | 一橋大法科大学院 | 60.00% | 110人 | 66人 |
4 | 慶應義塾大法科大学院 | 57.46% | 181人 | 104人 |
5 | 東北大法科大学院 | 56.25% | 48人 | 27人 |
6 | 神戸大法科大学院 | 48.65% | 111人 | 54人 |
7 | 大阪大法科大学院 | 45.95% | 111人 | 51人 |
8 | 早稲田大法科大学院 | 44.83% | 232人 | 104人 |
9 | 創価大法科大学院 | 37.50% | 32人 | 12人 |
10 | 大阪市立大法科大学院 | 36.59% | 41人 | 15人 |
11 | 九州大法科大学院 | 33.33% | 66人 | 22人 |
12 | 筑波大法科大学院 | 32.73% | 55人 | 18人 |
13 | 日本大法科大学院 | 32.00% | 75人 | 24人 |
14 | 同志社大法科大学院 | 30.86% | 81人 | 25人 |
15 | 関西大法科大学院 | 28.30% | 53人 | 15人 |
16 | 北海道大法科大学院 | 27.78% | 54人 | 15人 |
17 | 名古屋大法科大学院 | 26.92% | 52人 | 14人 |
18 | 中央大法科大学院 | 26.18% | 191人 | 50人 |
19 | 立命館大法科大学院 | 25.33% | 75人 | 19人 |
20 | 東京都立大法科大学院 | 23.61% | 72人 | 17人 |
2022年度の司法試験で合格率が最も高かったのは昨年2021年に続き京都大学となっており、例年多くの合格者を輩出しています。
昨年度は合格率48%で7番目に合格率の高かった東京大学は令和4年度には60.94%という高い合格率を果たしており上位に返り咲いています。
合格者数、合格率共に高い法科大学院は毎年そこまで大きな変動はありませんが、ランキング内での変動が大きいため必ず合格できる法科大学院というのはやはり存在しないようです。
司法試験2021年の法科大法科大学院院別合格率ランキング
下記の表は2021年(令和3年度)の司法試験で「合格者を10名以上輩出している法科大法科大学院院20校」を合格率順に並べたものです。
順位 | 法科大学院名 | 合格率 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|---|---|
1 | 京都大法科大学院 | 61.6% | 185人 | 114人 |
2 | 一橋大法科大学院 | 58.1% | 110人 | 64人 |
3 | 慶應義塾大法科大学院 | 55.0% | 227人 | 125人 |
4 | 東北大法科大学院 | 51.2% | 39人 | 20人 |
5 | 早稲田大法科大学院 | 49.1% | 234人 | 115人 |
6 | 岡山大法科大学院 | 48.4% | 33人 | 16人 |
7 | 東京大法科大学院 | 48.2% | 199人 | 96人 |
8 | 名古屋大法科大学院 | 45.4% | 55人 | 25人 |
9 | 神戸大法科大学院 | 41.5% | 113人 | 47人 |
10 | 大阪大法科大学院 | 40.8% | 115人 | 47人 |
11 | 同志社大法科大学院 | 35.4% | 110人 | 39人 |
12 | 中央大法科大学院 | 31.8% | 261人 | 83人 |
13 | 筑波大法科大学院 | 31.6% | 60人 | 19人 |
14 | 創価大法科大学院 | 30.7% | 39人 | 10人 |
15 | 東京都立大法科大学院 | 29.6% | 81人 | 24人 |
16 | 関西学院大法科大学院 | 29.4% | 34人 | 10人 |
17 | 九州大法科大学院 | 29.3% | 58人 | 17人 |
18 | 専修大法科大学院 | 27.7% | 36人 | 10人 |
19 | 北海道大法科大学院 | 25.3% | 67人 | 17人 |
20 | 日本大法科大学院 | 23.9% | 71人 | 17人 |
2021年度の司法試験で合格率が最も高かったのは京都大法科大学院となっており、名門大法科大学院は比例して司法試験合格者を多数輩出していることがわかります。
このランキングの上位校を見ると、全体の合格率を超えている大法科大学院は上位10校ほどであり、法科大法科大学院院出身だから司法試験に有利というわけではなさそうです。
東北大法科大学院や九州大法科大学院のように少数の受験生で高い合格率を出している大法科大学院もあるので、一概に合格率だけで優秀な法科大法科大学院院を断定するのはできないでしょう。
2020年の法科大法科大学院院別合格率ランキング
下記の表は2020年(令和2年度)の司法試験で「合格者を10名以上輩出している法科大法科大学院院20校」を合格率順に並べたものです。
順位 | 法科大学院名 | 合格率 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|---|---|
1 | 一橋大法科大学院 | 70.5% | 119人 | 84人 |
2 | 東京大法科大学院 | 59.4% | 212人 | 126人 |
3 | 京都大法科大学院 | 57.8% | 185人 | 107人 |
4 | 東北大法科大学院 | 53.1% | 49人 | 26人 |
5 | 慶應義塾大法科大学院 | 49.8% | 251人 | 125人 |
6 | 神戸大法科大学院 | 49.2% | 126人 | 62人 |
7 | 九州大法科大学院 | 46.7% | 45人 | 21人 |
8 | 名古屋大法科大学院 | 40.4% | 57人 | 23人 |
9 | 大阪大法科大学院 | 37.7% | 90人 | 34人 |
10 | 早稲田大法科大学院 | 36.0% | 208人 | 75人 |
11 | 創価大法科大学院 | 34.0% | 47人 | 16人 |
12 | 中央大法科大学院 | 29.4% | 289人 | 85人 |
13 | 筑波大法科大学院 | 26.8% | 56人 | 15人 |
14 | 日本大法科大学院 | 25.9% | 81人 | 21人 |
15 | 同志社大法科大学院 | 23.7% | 118人 | 28人 |
16 | 明治大法科大学院 | 23.6% | 127人 | 30人 |
17 | 大阪市立大法科大学院 | 23.1% | 52人 | 12人 |
18 | 東京都立大法科大学院 | 23.0% | 87人 | 20人 |
19 | 関西学院大法科大学院 | 21.7% | 46人 | 10人 |
20 | 北海道大法科大学院 | 21.6% | 88人 | 19人 |
出典:2020年 司法試験 試験結果 | 旺文社教育情報センター
2020年度の司法試験では一橋大法科大学院が70.5%という非常に高い合格率を出してます。
上位の大法科大学院の顔ぶれはある程度固定されていますが、「法科大法科大学院院で1強はここ!」というような大法科大学院はなく、司法試験合格には法科大法科大学院院よりも個人の努力量が関係してくることがわかります。
合格率ランキング上位のおすすめ法科大学院7選
合格者ランキングに入っていないような大学にも法科大学院が設置されていることも多いわけですが、それぞれの違いには何が挙げられるのでしょうか。
今回は司法試験合格率ランキング上位の法科大学院を7校ご紹介します。
- 京都大学法科大学院
- 慶應義塾大学法科大学院
- 東京大学法科大学院
- 一橋大学法科大学院
- 早稲田大学法科大学院
- 中央大学法科大学院
- 東北大学法科大学院
京都大学 法科大学院
過去3年の司法試験合格率を比較しても、京都大学法科大学院はトップの合格率を誇ります。
集う生徒・教員も洗練されているのはもちろん、少人数教育で思考力のみならず口述試験突破に必要な対話力も磨き上げられます。
京都大学のネットワークを駆使した研究者・実務家教員によるサポートの徹底や自習室等の学習環境も充実しており、国立大学トップの合格率もうなずける環境です。
京都大学法科大学院の口コミ
休日も平日と同じく自習室で勉強していますが、友達と勉強会の1つを休日にやっています。僕達の勉強会は、定期試験の過去問を解いたり『刑法事例演習教材』を解いたりしています。みんな議論好きで、長いときは3、4時間議論することもあります。勉強会が気軽に組めるのは京大のいいところです。
京大ロースクールで学ぶ意義は、まず、優れた指導者がいることです。学部の授業が全範囲を網羅的に扱うのに対し、ロースクールの授業は狭く深い授業で、内容はすごく高度になりますが、自分の理解が足りない部分はよくわかりますし、わからないところを教授にすぐ聞きに行けるのはありがたいです。また、法曹人口が増えていく中で司法試験に受かることプラスアルファが必要になってくると思いますが、京大の授業では司法試験のレベルを超えたことを学べるので、自分の将来のアピールポイントになると思います。
修了後に感じた京大ロースクールのよかった点は、問題の本質を考える力が養成されるところだと思います。いい意味で試験対策にとらわれすぎないので、司法試験レベルを超えた問題に関しても授業中や授業後に先生と議論したり、友達同士で話したり、いろいろな問題に対して新しい視点がロースクールの勉強を通じて得られます。司法試験も仕事も暗記でできるものではなく、その場で本質を考えて解くというところがあり、ロースクールで培った考える力が活かされると思っています。
京都大学法科大学院生や卒業生の多くは講義の質と周りの学生のレベルが高いところが良い点として挙げています。
京都大学法科大学院は勉強量がかなり多く、大変なことに間違いないですが得られるものは大きいです。
法曹として活躍する覚悟が決まっている人や質の高い法律学習がしたい人にオススメの法科大学院と言えるでしょう。
慶應義塾大学 法科大学院
司法試験の合格者数が全大学を通じて1位に輝いているのが慶應義塾大学法科大学院です。
年度によっては司法試験合格率1位になることもありましたが、2021年度は合格率3位という結果でした。
学部生の頃から通信講座などで勉強を始めている生徒も非常に多く、学習意欲のある学生に応えるべく、講師陣の熱量も大きくなっています。
最短合格を目指すための講座体系は考え抜かれており、先端的な教育が受けられるのも魅力です。
慶應義塾大学の図書館を利用することができたり、常任・非常任の講師を合わせて150名を超える講師がいるなどのバックアップ体制も整っています。
他の法科大学院よりも学費が少し高いところは難点ですが、相応のコスパは見込めます。
実績や整った環境で学習したい方にオススメの法科大学院です。
東京大学 法科大学院
引用:東京大学
公式HP
東京大学法科大学院は講師の質が他の法科大学院よりも高いです。
一流の講師から講義を受けられるのはこれから法曹を目指す人にとってかけがえの無い経験になります。
東京大学大学院では「学習相談室」や「専用の自習席」が完備されているなど、環境の面でもトップクラスの法科大学院です。
難点としては他校よりも入学難易度が高いところでしょうか。
入学試験では学部時代の成績や外国語能力を証明する必要があります。
法律だけに精通しているだけでは入学することが難しいことは覚えておきましょう。
しかし、それほどの入学試験を潜り抜けてきた学生は当然優秀な方々です。
学生の質を求める方には最適な法科大学院でしょう。
一橋大学 法科大学院
国公立大学の中でも2番目に多く司法試験の合格者を輩出しているのが一橋大学です。
学部も国内トップレベルの教育が提供されているこちらの大学ですが、法科大学院でも高い学習目標とこだわられたカリキュラムが編成されていることで知られています。
年次ごとに明確な学習要件が定められているため、司法試験に合格するための学力を確実に育成できる環境が整っているようです。
入学試験の際に「TOIEC」のスコアが必要なところも一橋大学法科大学院の特徴と言えます。
一橋大学法科大学院の口コミ
一橋に入学して、まず驚いたのは、私が想像していた以上に様々なバックグラウンドを持った学生がいることです。理系の学部を卒業した学生、一度社会人を経験したことのある学生、私の両親よりも年上の学生…。そのような学生と共に大学院生活を送ることは大変刺激的であり、その刺激が私自身の生活における原動力にもなっています。
一橋での授業は、単に主要な論点や、判例の重要な判旨部分を覚えているだけでは対応できません。判例の事案とは少し事情が変わった場合にはどのように考えるのが妥当か等、授業中には表面的な議論ではなく、深い部分にまで踏み込んで議論をすることになります。今までの自分の勉強方法が、いかに暗記に頼っていてその場しのぎのものであったか、一橋での授業を受ける中で改めて思い知らされました。
一橋は、アットホームな雰囲気と、ほどよい緊張感が両立している点が魅力です。授業の予復習や問題演習を目的とした学生同士の自主ゼミもいたるところで行われています。このような学生同士の連帯感は、一橋を選択する一番の利点だと思います。
私は一橋大学ロースクールのいわゆる「社会人組」の一人です。大学を卒業後、国内外で十数年間仕事をして来ました。ある時期を境に、「より人の役に立てる人間になりたい」、「学生に戻ってもう一度勉強したい」と考えるようになり、法科大学院を志望しました。とはいえ、段々と体力も記憶力も衰えてきているのに、周りの人達と同じテンションで勉強ができるのか…。母として子供達と過ごす時間が減ってしまってよいのか…。そして何よりも、キラキラと輝く若人達の中で、私の居場所はあるのだろうか…。など、不安が尽きない中での一念発起でした。
いざ一橋にきてみると、大学を卒業したての方々に交じって私と同じような社会人経験者が何人もいました。もと公務員、医師、生物学の研究員、企業の人事部や法務部出身者、介護経験者など、経歴は実にさまざまで、人生経験が豊富な方々です。法科大学院の1年生は30名に満たない少人数のクラスで毎日を過ごすため、20代の元気一杯なクラスメイト達とも、すぐに仲良くなることができました。毎日の厳しい授業や課題をこなすのは本当に大変なことですが、同じような悩みを共有し、同じ目標をもって励まし合う仲間がいる環境に支えられて勉強を続ける毎日です。
一橋大学法科大学院では、大学生から上がってくる方だけではなく様々な経歴の生徒が切磋琢磨している法科大学院のようです。
年齢や国籍等を気にせずに法律の勉強にのめり込むことができるのは嬉しいですね。
早稲田大学 法科大学院
若手の弁護士によるサポートが充実していることで知られているのが早稲田大学の法科大学院です。
学習上のアドバイザーや質問ができるチューター、学習計画も相談できるメンターなどもいるようで、24時間利用できる自習室やロッカーによって多くの生徒をサポートしています。
卒業後の生徒にも答案添削等のサポートをしてくれるので、卒業後も講師や学生と繋がりが持てる環境が早稲田大学にはあります。
合格率も法科大学院中では4位につけており、間違いなく成長できる環境と言えるでしょう。
早稲田大学法科大学院は近年、法学未修者コースの倍率は5倍近くになるなど人気が上がってきている法科大学院でもあります。
入学レベルは年々上がってきているので、今まで以上の入試対策が求められそうです。
中央大学 法科大学院
中央大学は司法に精通した大学として有名ですが、司法試験に留まらず、公務員や司法書士と言った様々な資格合格者数ランキングに名を連ねているのという実績があります。
充実したサポート体制が特徴となっており、クラスに2名配置される専任教員や高頻度で行われるミーティング・個別指導などが行われていることから「法科の中央」という異名まで存在しているほど。
また「奨学制度が整っている」と評価する声も多く、そういった観点から中央大学を選択する方も多いそうです。
歴史ある法科大学院で学びたいという方には中央大学が最も適しているといえるでしょう。
中央大学法科大学院の口コミ
中央大学法科大学院では歴代の司法試験合格者やOB・OGの法曹の先生方のインタビュー動画が掲載されています。
中央大学法科大学院に興味がある方はぜひご覧ください。
東北大学 法科大学院
東北大学法科大学院は合格率トップクラスを誇る法科大学院です。
東北大学の1番の特徴は「優れた法曹」の養成を目標に掲げた、少数精鋭で多数の司法試験合格者を輩出する教育カリキュラムでしょう。
東北大学法科大学院の募集人員は50人であり、これは他の法科大学院よりも極めて少ないです。
東北大学法科大学院は司法試験の受験者数が少なく、少々合格者数に不安を抱いてしまいます。
しかし、これは少ない学生に手厚い教育を施すという東北大学法科大学院の教育方針の下の結果のようです。
講師と近い距離で勉強を進めていきたい方にオススメの法科大学院でしょう。
大学別の予備試験合格率ランキング
上述したように司法試験予備試験は司法試験よりも難しい試験です。
しかし、大学在学中や法科大学院に通いながら予備試験に合格する人もいます。
今回は2021年(令和3年)と2020年(令和2年)のデータを用いて、大学生と法科大学院生の予備試験合格率をまとめました。
下記の表は2021年(令和3年)の司法試験予備試験で「大学別合格者数上位10校」を合格率順に並べ変えたものです。
順位 | 大学名 | 合格率 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|---|---|
1 | 東京大学 | 12.9% | 765人 | 99人 |
2 | 慶應義塾大学 | 6.4% | 782人 | 50人 |
3 | 早稲田大学 | 4.0% | 732人 | 29人 |
4 | 中央大学 | 2.8% | 939人 | 26人 |
5 | 京都大学 | 7.1% | 312人 | 22人 |
6 | 一橋大学 | 12.6% | 175人 | 22人 |
7 | 同志社大学 | 3.8% | 234人 | 9人 |
8 | 大阪大学 | 5.7% | 157人 | 9人 |
9 | 神戸大学 | 4.0% | 124人 | 5人 |
10 | 名古屋大学 | 6.9% | 72人 | 5人 |
予備試験の合格率は1.7~3%と言われているので、上位の大学は平均合格率をかなり上回っていることがわかります。
しかし東京大学や慶應義塾大学のような偏差値の高い学生でも90%近い学生は不合格になってしまうくらい予備試験は難関だということも読み取れます。
予備試験に合格する人はトップの大学でも一握りの存在です。
司法試験予備試験は司法試験講座等の予備校を活用した勉強法が合格への近道です。
法科大学院別の予備試験合格率ランキング
下記の表は2020年(令和2年度)の司法試験予備試験で「法科大学院別合格者数上位10校」を合格率順に並べ変えたものです。
順位 | 大学名 | 合格率 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|---|---|
1 | 一橋大学 | 22.3% | 76人 | 17人 |
2 | 神戸大学 | 12.0% | 50人 | 6人 |
3 | 東京大学 | 11.2% | 151人 | 17人 |
4 | 京都大学 | 9.9% | 111人 | 11人 |
5 | 北海道大学 | 9.0% | 44人 | 4人 |
6 | 慶應義塾大学 | 8.7% | 149人 | 13人 |
7 | 九州大学 | 7.6% | 78人 | 6人 |
8 | 名古屋大学 | 7.4% | 54人 | 4人 |
9 | 早稲田大学 | 5.3% | 168人 | 9人 |
10 | 中央大学 | 4.5% | 153人 | 7人 |
法科大学院別を見てみるとやはり大学別よりも合格率は全体的に高くなっています。
神戸大学や北海道大学などの大学別ではランクインしていなかった法科大学院もいます。
法科大学院は卒業することで司法試験の受験資格を得ることができるのが特徴です。
ですが、多くの人が法科大学院在学中に予備試験に挑戦しているという事実も表から読み取ることができます。
法科大学院に通う通わない関係なく司法試験予備試験に合格することは全受験生の第一関門ということですね。
予備試験合格者の最終学歴
下記の表は、2021年(令和3年)の司法試験予備試験における合格者の最終学歴です。
最終学歴 | 合格率 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|---|
大学卒業 | 1.45% | 4,139 | 60 |
大学在学中 | 7.09% | 3,552 | 252 |
大学中退 | 1.18% | 225 | 3 |
法科大学院修了 | 1.71% | 1,230 | 21 |
法科大学院在学中 | 9.13% | 1,095 | 100 |
法科大学院中退 | 1.24% | 242 | 3 |
引用:令和3年司法試験予備試験
予備試験合格者の多くは大学、法科大学院在学中に合格を果たしています。
法科大学院よりも大学が最終学歴の方が多く、大学在学中に予備試験合格を果たせた方はわざわざ法科大学院に進学する方が少ないということでしょう。
法科大学院在学中に予備試験を受験するメリットももちろんあり、法科大学院を修了するよりも早く司法試験に挑戦できること、司法試験対策を予備試験で行えることなどがあります。
予備試験に合格していることが就職に役立つこともあるため、予備試験合格を目指すことは大きなメリットとなります。
司法試験志望者が法科大学院・大学を選ぶポイント
ここでは、司法試験志望者が法科大学院・大学を選ぶ際にチェックしておくべきポイントについて紹介します。
- 司法試験の合格率・合格者数
- 留年率・修了率
- 学費・奨学金制度の有無
- アクセスの良さ
- カリキュラムの内容
司法試験の合格率・合格者数
法科大学院・大学を選ぶポイントとしてまず合格率・合格者数を見ておくといいでしょう。
合格率が高くなる要因としては、入学者の学力が高いことや、法科大学院での教育の質が優れていることが挙げられます。
合格率が高いからといって、自分自身が必ず合格するとは限りませんが、高いレベルの環境に身を置くことでモチベーションが高まり、司法試験を受験する際に必要な知識や答案作成能力を身につけやすくなるというメリットがあります。
合格者数や合格率を調べる際には、少なくとも過去5年間のデータを確認し、数値に一貫性があるかどうかを確認することが重要です。
ただし、合格率が高い場合でもそもそも受験者数が少ない可能性があるため、受験者数と合格者数も併せて確認するようにしましょう。
留年率・修了率
法科大学院を選ぶ際にはどうしても司法試験の合格率や入試倍率に注目しがちですが、留年率や修了率も実は重要な要素となります。
留年率は法科大学院を卒業した学生の中で、所定の修業年限を超えて卒業した者の割合を示し、修了率は入学後に次年度に進級できた学生の割合を指します。
留年率が高い法科大学院ではハードである傾向があり、ついていけなくなるリスクが生じます。
卒業までに長い時間がかかると、経済的および精神的な負担が増大するため、自分に適した学習支援やカリキュラムを見極めることが重要です。
学費・奨学金制度の有無
法科大学院に進学する際には、入学金や授業料、施設費など、卒業までに数百万円の支出が必要なので学費や奨学金制度をの有無は外せないでしょう。
たとえば国立法科大学院の場合、学費は固定されており、入学金は28万2000円、年間授業料は80万4000円といわれています。
既修者コースでは2年間、未修者コースでは3年間分の学費を支払うことになります。
一方、私立法科大学院では学費が各校によって異なり年間100万円以上かかるケースもあるので、私立校を検討している方は特に注意が必要です。
経済的な理由で法科大学院への進学を断念している場合は、奨学金制度が充実している法科大学院を選ぶといいでしょう。
さらに、法科大学院によっては、入学試験で優秀な成績を収めた学生に対して入学金や授業料の免除制度を設けているところもあるのでぜひチェックしてみてください。
アクセスの良さ
法科大学院を選ぶ際には、自身の通学可能な範囲に位置しているかどうかが重要な要素となります。
たとえば寮に住む場合や大学院の近くに住居を借りる場合は、全国の法科大学院から選べますが、住んでいるところからできるだけ近隣の法科大学院を選ぶのがベストです。
ただし、ある程度の通学時間があれば、移動中に学習することもできるので、自身のライフスタイルに合った法科大学院を選ぶようにしましょう。
カリキュラムの内容
法科大学院・大学を選ぶ際には合格後を見据えた魅力的なカリキュラムが整っているかどうかをチェックしておくことが重要です。
司法試験に合格するための支援だけでなく、合格後に実務の場で即戦力として活躍できる実践的なスキルを身につけられそうなところであれば安心です。
また、各大学院では学生が学習を継続しやすいように、勉強会や討論会、個別面談など多様な学習支援が用意されています。
各法科大学院によって提供される学習サポートは異なりますが、学習に関する悩みをすぐに相談できる環境が整っていることは、厳しい学習を進める上で大きな助けとなるでしょう。
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法科大学院によって今後の就職・転職に影響はあるのか
結論として、選ぶ法科大学院によって就職活動に影響を及ぼす可能性があるといえます。
実際、五大法律事務所のような大手法律事務所では、東京大学法科大学院や京都大学法科大学院、慶應義塾大学法科大学院、早稲田大学法科大学院など、司法試験のランキング上位校の出身者が多い傾向にあります。
もちろん、学歴だけで合否が決まるわけではなく、これまでの経歴や司法試験の成績、法科大学院での成績、サマークラークでの評価など総合的に判断されることになるので入学できればゴールではありません。
しかし、難関法科大学院に進学することができれば、他の候補者に対してアドバンテージを得られる可能性があるため、初めから難関法科大学院を目指す目的を持って学習計画を立てるようにしましょう。
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司法試験志望者が法科大学院・大学を選ぶ際の注意点
大学在学時から予備試験、法科大学院の勉強を進めている方はどのようなペースで学習を進めているのでしょうか。
インターネットで見られた生の声も引用しながら、噛み砕いてご紹介します。
大学・法科大学院の講義のバリューは相対的に落ちている
上記でまとめたデータを基に、ここ数年での司法試験の動きを分析します。
まず一目見ただけでも分かるのが、予備試験合格者自体の増加と合格率の伸びです。
昔のように「司法試験は法科大学院を出ていないと合格できない…」という時代は終わり、予備試験から司法試験合格するケースは年々増えてきています。
2021年(令和3年度)の司法試験では、1位の京都大学法科大学院を30%以上上回る驚異の93.50%という圧倒的な数値を叩き出しており、予備試験の重要性が増しているのは間違いないでしょう。
ロースクールの授業と予備校の授業のどっちが司法試験対策に効果的かは、予備試験組の合格率とロースクール卒業者の合格率を比べれば明らか。ただ、それでもロースクールは楽しかったから無くならないで欲しい。#司法試験
#ロースクール
#予備校 https://t.co/v6BSEWeTsG— 弁護士 岩崎祥大(弁護士キャリアマガジン) (@koshikakebengo)
October 2, 2017
最近では様々な会社が高品質な映像授業を展開しているため、大学在学中や社会人と並行しながら予備試験に合格するというルートを選択する方は間違いなく増加しています。
社会人に予備試験が無理なわけないじゃないか!社会人舐めんな。
— mogmogmog (@beerhole) January 19, 2022
当時は社会人になったら予備試験は目指さないつもりだったけど、やっぱり法律は面白いし、法律を勉強してる以上は目標として掲げたくなりました。
— ノエル
(@noel_law_) January 27,
2022
フルタイム社会人受験生が一年で予備試験受かっちゃうんだから、、、、もう
— mogmogmog (@beerhole) January 25, 2022
予備試験から司法試験に合格できれば法科大学院に通う期間も費用も節約できるため、通信講座の存在を初めて知った方であればぜひこちらをご覧ください。
法学部・法科大学院の講義は司法試験対策ではない
多様な法律の知識が問われるのが司法試験ですが、法学部生だからといって学内の勉強だけで合格を目指すのはかなりハードルが高いと言えるでしょう。
というのも大学で教授から教わる講義は初学者向けの物から緩やかにスタートし、あくまで基礎的な知識を身につけることを目的としていることが多いためです。
もちろん専門のゼミなどを履修すれば話は変わりますが、司法試験のような難関国家資格では出身大学による差は出ないものとして考えるのが適切となっています。
司法試験予備試験について調べてみたけど、独学では99%無理、目安10000時間以上の勉強、1日10時間を2年以上。
さすがに厳しいかっていうのが率直な感想。費用面と、かけなきゃいけない時間を考えると気持ちがなくなっている事に気づく。— 虚無 (@RpT5t) April 2,
2021
法学部や法科大学院で学ぶ内容は法律に関連する内容ではありますが、アガルートや伊藤塾などの予備校のように、司法試験の点数を数点上げる回答ノウハウや暗記術などを学べる訳ではありません。
「合格率の高い大学・法科大学院は、司法試験合格に直結する講義をおこなっている」という訳ではないことは理解しましょう。
大手法律事務所にこだわるなら学歴が影響することも
司法試験を合格するために必要なのは出身大学や学歴ではないとお伝えしましたが、それは合格後の実務においても同じことが言えます。
弁護士事務所の中でも規模の大きい事務所を五大法律事務所と総称しますが、これらの事務所は有名大学と同じくらい予備試験合格者を採用しています。
予備試験合格者は競争率が高く司法試験よりも難しいとみられ、難関大学・法科大学院と同じように実力者であるとみなされます。
司法試験の順位が100位以内でないと五大法律事務所には所属できないとも言われているため、どの大学・法科大学院を卒業したかより試験をどれだけの好成績で合格したかが重要です。
ただし、好成績である上で、一流大学・法科大学院の出身だと、採用はより有利です。
法学部・法科大学院の歴史やコミュニティは重要
前述の通り、法学部・法科大学院でどこを選ぶかが司法試験の合格率と直結する訳ではありません。
しかし、講義以外にも法学部内で実施している勉強サークルやイベントなどへの参加が、司法試験合格に有利になる可能性も多々あります。
また、一般的には法学部の偏差値が高いほど、司法試験を目指す人の数も多くなります。
周りに同じ目標を目指す学生がいることも、大きなモチベーションとなります。
不合格のケースも想定すると高学歴がベター
司法試験は本番の点数のみで合否が決まるので学歴は関係ありませんが、司法試験が不合格となり、一般企業への就職を選ばざるを得なくなる可能性も大いにあります。
一般企業への就職は司法試験と異なり、学歴はしっかり見られます。
将来的に必ずしも法曹の道に進む訳ではないことを考えれば、リスクヘッジの意味でも高学歴な大学を選ぶのがベターではあります。
予備試験・司法試験の最短合格はアガルートがおすすめ
司法試験の合格を狙うにあたって「合格率の高い大学院に合格する」「予備試験に絶対合格する」といった意思はもちろん大事です。
しかし本当に大切なのは学習方法であり、これを見誤ると司法試験・予備試験の合格は果たせません。
そこでおすすめするのは「アガルートアカデミー」という通信講座です。
最後に、予備試験・司法試験の最短合格を目指せるアガルートアカデミー通信講座を紹介します。
最短での予備試験合格を目指せる通信講座
アガルートは「予備試験最短合格カリキュラム」という講座を開講しており、これ一つで予備試験合格に必要な全ての学習を行うことができます。
試験の合格に特化しているため、大学や法科大学院のように試験とは関係ない学習をする必要がなく、効率的な学習を行うことができます。
司法試験・予備試験に精通したプロ講師が作成したカリキュラムは最短1年での予備試験合格を可能にし、合格特典を利用すると司法試験対策も行うことができます。
アウトプット重視の試験対策カリキュラムで、司法試験と予備試験の最短合格を目指しましょう。
高い合格実績を誇る
アガルートの大きな特徴は、なんと言っても高い合格率です。
令和5年の司法試験合格者専有率は36%、1,781名のうち641名がアガルートアカデミーの受講生となっています。
2023年の司法試験合格率が最も高かった大学院は京都大学で、合格者数は188名でしたがアガルートは3倍以上の合格者数となっています。
合格率の高いアガルートでなら、高順位での司法試験合格も狙えるでしょう。
司法試験以外の選択肢も考えると高学歴の大学がおすすめ
前述の通り、司法試験合格には、大学の学歴は直接的に影響しません。
しかし、司法試験を将来的に受けなかったり、不合格になってしまったりすることを考えると、高学歴を狙うことは大きな意味があります。
また、司法試験の合格者数が多い大学・法科大学院は、現役の弁護士OBなどとも繋がりを得やすく、その分モチベーションが高くなったり、現場のイメージがよりつきやすくなったりするというメリットがあります。