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就活で有利になるおすすめ資格ランキング!役立つ資格の種類や内容・取得の流れや選び方を解説

更新日:2024-07-24

就職活動では、保有している資格を記入する欄が設けられています。 これから就職活動を始めるにあたり、他の学生と差別化するためにも資格を取得しておこうと考えている方も多いでしょう。 しかし資格は数多くあるために、どの資格を取得すべきか、就職活動で印象が良い資格は何かを把握しておきたいですよね。 就職活動に活かすことを目的として資格取得するのであれば、効率よく資格を取得したいですよね。 そこで今回は就活生に向けて、就活で役立つおすすめの資格を紹介していきます。 これから学習を検討している方は、是非参考にしてみてください。
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目次

資格は就活で必須ではない

就活では資格は必須ではないため、急いで取得する必要はありません。 しかし外回りが必要になる営業職の場合は自動車免許、IT関連職であればIT関連の資格を取得しておくと安心です。 いずれにしても就活生、つまり学生の段階で取得が必須とされている資格はなく、急いで準備する必要はありません。 ただし資格を持っていることで、業務に取り掛かる前に一定レベルの教養があるとみなしてもらえ、採用に有利になるケースもあります。

就活で資格が役立つケース

就活では資格取得が必須ではないものの、取得しておくことで選考を有利にすすめられる可能性があります。 就活で資格が役立つシーンは、以下の通りです。
  • 入社後に資格取得必須な場合
  • 業務に一定数の資格取得者が必要になる場合
  • 他の就活生と差別化を行いたい場合
入社後に必要になる資格や会社・業界への興味を示す手法として活用できますので、学生時代に取得しておいて損はないといえるでしょう。

就活で有利になる資格ランキングTOP10

上述した通り就職活動では資格は必須ではありませんが、選考において企業理解や企業への志望度をあらわすうえで有利に働く可能性があります。 就活で有利になる可能性がある資格は、以下の通りです。
  • TOEIC
  • ITパスポート
  • 宅地建物取引士
  • ファイナンシャルプランナー
  • 秘書検定
  • 社会保険労務士
  • 日商簿記
  • 公認会計士
  • MOS
  • 日経TEST

就活で有利な資格①TOEIC

(引用:TOEIC公式サイト

TOEICは大学生の取得できる資格の中でも、特に取得しやすくスコアで習熟度が分かるため非常に人気が高いです。 また企業からしてもスコアを見てどの程度の英語力があるのか、自走して学習する意欲があるかを判断できますので、ひとつの選考要素としても見られます。 また外資系企業など日常的に外国語を使用する企業の場合、TOEIC〇〇点以上と応募者のスコアに条件を設けていることもあります。 またハイスコアを取得しておくと、企業担当の目に留まりやすくなります。 スコアが高いことで優秀だと判定してもらいやすくなる可能性もあるため、取得しておいて損はないといえるでしょう。 高得点と判断される点数は750点以上からが一般的ですので、これからチャレンジするのであれば750点を目指してみましょう。

TOEICの難易度

TOEICの難易度は目標とするスコアによって異なります。 TOEICスコアに対応するレベルは、以下の通りです。
点数 英検換算 レベル
400点未満 3級レベル 中学校英語が出来るレベル
400~500点 3級レベル 高校英語が一通りできるレベル
500~600点 2級レベル 履歴書に書けるレベル・TOEIC全体の平均点レベル
600~700点 2級~準1級レベル 実践的な英会話ができるレベル
700~800点 準1級レベル 海外出張ができるレベル
800~900点 準1級~1級レベル ビジネスシーンでの会話ができるレベル
900点以上 1級レベル TOEIC受験者全体の4%、外資系企業に入社できるレベル
高得点をとるほど千個でアピール可能ですので、上を目指さない手はありません。
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就活で有利な資格②ITパスポート

【2024年】ITパスポートの試験日はいつ?

(引用:ITパスポート公式サイト

ITパスポートは、独立行政法人情報処理推進機構が運営している、IT業界の知識を問う入門編の立ち位置にある資格です。 学生でも比較的取得しやすく、まずIT業界で働くのであれば取得しておいて損はありません。 また、ITパスポートを取得した後に、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験のチャレンジも期待できます。 IT関連資格では初歩的な立ち位置にある資格ですので、学生でも比較的取り掛かりやすいのがポイントです。

ITパスポートの難易度

ITパスポートは、例年合格率が50%程度と、受験者の2人に1人が受かる比較的難易度の低い資格です。 また受験層も社会人だけではなく学生も含まれているので、就活のために学生時代に勉強をしても十分に合格できる可能性があります。 出題される内容も普段から触れている語句を使用していることも多く、初めて学習する場合でも比較的取りかかりやすいでしょう。

就活で有利な資格③宅地建物取引士

宅地建物取引士

(引用:社会保険労務士試験公式サイト

宅地建物取引士は宅建とも略されることが多く、不動産業界で役立つ資格です。 不動産業を事務所単位で営む場合、事務所一つあたり業務に従事する者として、宅建の資格を保有している従業員を5分の1以上設置する必要があります。 そのため就活で不動産業界を狙う場合には、宅建の資格を保有しておくと有利に働く可能性があるのです。 宅建の学習内容は将来賃貸住宅を自分で借りる際にも役立ちますので、学習しておいて損はないといえるでしょう。 また不動産業界を志望しているのであれば、事前に取得しておくことで業界に対する志望度の高さをアピールできます。

宅地建物取引士の難易度

宅建の合格率は下記の通り例年15~17%で推移しています。
令和5年度 17.2%
令和4年度 17.0%
令和3年度12月実施 15.6%
令和3年度10月実施 17.9%
令和2年度12月実施 13.1%
令和2年度10月実施 17.6%
令和元年度 17.0%
比較的挑戦しやすい資格ではあるものの、例年2割未満のみ合格者が出ないことから、適切な対策をしたうえで試験に挑むことが大切です。 宅建士の試験自体は50点満点で実施され、平均で8割以上の正答が出来れば合格が目指せると言えるでしょう。 不動産取引の法律について詳しい知識が求められるので、幅広い範囲の対策が必要になります。 しかし士業関連の国家資格の中では比較的挑戦しやすく、難易度も低い資格ですので是非挑戦してみてください。
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就活で有利な資格④ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー

(引用:日本FP協会公式サイト

ファイナンシャルプランナ-は、人生や夢の目標実現に向け、お金の側面から経済的なプランを立てられるようにするための知識の問われる資格です。 くらしとお金に関わる知識を全般的二取り扱うので、資産や保険、収入や支出のプランニングまで幅広い項目をまんべんなく学習します。 3級から1級まであり、学生からでも十分にトップレベルの1級を目指すことが可能です。 ファイナンシャルプランナーの資格を保有しておくことで、保険業界や金融業界、不動産業界でも実務で役立つ知識が身につきます。 特に顧客対応が必要な営業職に従事する場合、お客さんに対して資金計画を踏まえた提案ができるため、入社前から保有しておくメリットは大きいといえるでしょう。 ファイナンシャルプランナー検定には、きんざいが主催しているものと日本FP協会が主催しているものがあります。 実技試験で選択したい科目に応じて、どちらの試験機関に応募するかを選択しましょう。 (参考:日本FP協会公式サイト

ファイナンシャルプランナーの難易度

ファイナンシャルプランナーの難易度はレベルによって異なります。 以下は2023年の5月に実施された各レベル・主催機関ごとの合格率です。(FP協会1級のみ2023年9月開催、きんざい1級のみ実技試験2023年6月開催のもの)
3級 2級 1級
学科 実技 学科 実技 学科 実技
日本FP協会 88.25% 86.83% 48.82% 58.61% 96.2%
きんざい 54.13% 59.80% 17.51% 39.49% 3.51% 84.80%
3級や2級は他の資格試験と比較しても、難易度は比較的低めです。 一方で1級は以下3つの受験資格のいずれかに該当している状態であることに加えて、分類上国家資格ですので、難易度が上がります。
  1. ファイナンシャルプランナー2級技能検定合格者でFP業務に関して1年以上の実務経験を持つ
  2. 実務経験が5年以上
  3. 構成労働省認定金融渉外技能審査2級の合格者で、1年以上の実務経験を有する者(2001年に廃止されている資格)
そのため1級自体は学生時代に取得するのは不可能なため、2級までを取得しておくとある程度の技能があると判断されるでしょう。

就活で有利な資格⑤秘書検定

秘書検定(引用:秘書検定公式サイト

秘書検定とは、社会人として身に着けておきたいマナーを身に着けられる資格です。 筆記試験と面接試験が設けられており、就職活動を控えている皆さんにとってはビジネスの場で活用できる振舞い方やスキルを身に着けられるでしょう。 秘書のポジションでは様々な人と関わる関係上、ビジネスマナーを完璧に身に着ける必要があります。 そのため知識面と技能面双方向をカバーできるため、取得しておいて損はない資格であるといえるでしょう。 レベルは3級~1級まであり、テキストや参考書も豊富に書店で取り扱われているので、比較的学習も進めやすい傾向にあります。 大学によっては講義で秘書検定の試験内容を学べるところもありますので、チェックしてみましょう。

秘書検定の難易度

秘書検定の難易度は、他の資格と比較して易しいといえるでしょう。 以下数値は第131回秘書検定の受験者の合格率をあらわした表です。
施行級 合格率
1級 28.3%
準1級 41.4%
2級 57.5%
3級 69.3%
3級は基本的な職場知識を問われる問題かつ、高校生でも合格できる難易度に抑えられています。 2級の場合、効率的な仕事をする上で必要な考え方を学べることもあり、就活生の受験が最も多いレベルです。 同様に準1級は就職面接対策としても人気が高く、上記レベルよりも更に応用力が問われます。 1級は秘書としての上級スキルを問われるため、就活生の住建は少ないですが、秘書検定の中でも最もレベルの高い資格ですので取得しておいて損はないでしょう。

就活で有利な資格⑥社会保険労務士

社会保険労務士

(引用:社会保険労務士公式サイト

社会保険労務士とは、社会保険や労働関連の法律を元に、企業内の従業員の人事や労務管理を担当できる資格のことを指します。 各企業の人材の加入している社会保険や労働に関する問題を対応できるスペシャリストで、企業経営には欠かせない人材です。 国家資格の一つであり、独占業務もある立派な資格です。 学生のうちに取得するのは難易度が高いですが、以下の条件に該当していれば学生のうちでも挑戦が可能です。
  • 62単位以上の卒業要件単位を取得する
  • 一般教養科目36単位以上、専門教育科目の単位合わせて48単位以上を取得している状態
そのため、順当に単位を取得していれば大学3年生にはチャレンジできる資格です。

社会保険労務士の難易度

社会保険労務士の資格は、非常に難易度が高いといえます。 以下は過去5年間の社会保険労務士試験の合格率です。
年度 合格率
令和5年度 6.4%
令和4年度 5.3%
令和3年度 7.9%
令和2年度 6.4%
令和元年度 6.6%
基本的に6~7%の数値で推移していることから、上記で紹介してきた国家資格の中でも特に難易度の高い資格です。 宅建士の合格に必要な勉強時間が200時間から300時間程度であるのに対して、社会保険労務士は500時間から1000時間の学習が必要です。 倍以上の学習が必要になるので、学業と並行しつつ学生時代に資格を取得したいのであれば入学時あるいは2年生のころから学習を進めておきましょう。
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就活で有利な資格⑦日商簿記

日商簿記公式サイト

(引用:日商簿記公式サイト

日商簿記検定とは、東京商工会議所が主催している簿記の検定試験です。 財務関連の書類を読む力や経営管理・分析力を身に着けられるので、経理担当やビジネスマンにおすすめの資格であるといえるでしょう。 企業の中には日商簿記検定の取得を応募要件に組み込んでいたり、昇進や昇給の条件として記載しているところもあります。 社会人になってから取得する人も多くいますが、学生の時間のあるうちに取得しておくと、後々楽になります。 また大学の学部や受講している授業によっては、簿記取得で単位が認められるものもあります。 就活の際に企業の決算書をチェックして経営状態を把握することもできますので、是非学生のうちに取得しておくことをおすすめします。

日商簿記の難易度

日商簿記は3~1級でレベルが分かれていますが、上述してきた資格の中でも難易度が高い資格であるといえます。 以下は164回日商簿記の各級の合格率です。
施行級 合格率
3級 34.0%
2級 21.1%
1級 12.5%
開催年度によって合格率に若干のばらつきはありますが、3級の場合は3~5割の間で推移しています。 3級は簿記の基本的な概念を理解しておけば、比較的合格は容易な部類に入ります。 2級は3級の出題項目に加えて、工業簿記が追加されるためより専門性の高い知識が必要になります。 問題数や試験時間も比較的長く設定されており、合格率がガクっと下がります。 1級になると簿記計算に加えて、会計学や原価計算が求められるほか、合格基準が7割以上、各科目ごとで4割以上の得点が必要になります。 そのためまんべんなく得点する必要があり、得意科目に絞って得点することができないため、難易度が最も高くなります。 幅広い内容を学習することになりますので、1級なると独学での学習は難しくなります。

就活で有利な資格⑧公認会計士

法律国家資格おすすめランキング10選! 公認会計士公式サイト

(引用:公認会計士公式サイト

公認会計士は企業の財務情報を監査する、会計監査のプロフェッショナルの資格です。 企業内で財務・経理・株式公開支援・会計コンサルティングなどを行うことができ、独占業務を担当できる難易度の高い士業資格です。 監査法人や会計コンサルティングの企業に就職を希望している場合、取得しておくと企業側に良いアピールができる可能性があります。 また一般企業でも経理関連の知識がある状態であると判断されますので、希望職種で採用してもらえる可能性も十分にあります。 後述する通り、学生時代に取得するには難易度の高い資格ではありますが、取得のための学習をしておいて損はないといえます。

公認会計士の難易度

公認会計士の資格難易度は高いといわれています。 税理士・司法書士・司法試験と並んで、資格試験の難易度の中でも非常に難易度の高い士業関連の国家資格です。 ここ5年の公認会計士試験の願書提出者の合格率は以下の通り、平均して約10%の合格率で推移しています。
年別 合格率
令和5年 7.6%
令和4年 7.7%
令和3年 9.6%
令和2年 10.1%
令和元年 10.7%

(参考:金融庁公認会計士試験資料より)

他の資格試験が最難関でも3割程度であることと比較すると、非常に難易度が高い資格であることがわかるでしょう。 論文形式での試験もありますので、学術試験と並行して学習を進めていきましょう。

就活で有利な資格⑨MOS

MOS公式サイト

(引用:MOS公式サイト

MOSはマイクロソフト社が製造しているwordやExcel等のツールのスキルを証明する資格です。 マイクロソフトが自社で認定している資格のため、業務で使用するツールを問題なく使用できるかが一目でわかります。 未成年者の場合は保護者の同意が必要ですが、基本的に誰でも受験できる資格です。 全国一斉試験と随時試験の2パターンがあり、自分の受験しやすい方法で自由に受験できるのがポイント。 就職活動のために取得しておけば、入社前に一定レベルのパソコンスキルがあることを証明できます。 レベルはスペシャリストとエキスパートが用意されており、基本的な操作だけではなく各種ソフトの高度なスキルを保有しているかを問われます。

MOSの難易度

MOSの難易度は比較的低いといえるでしょう。 まず開催場所によっては毎日受験ができる点、更に書店やインターネットで学習に必要なツールも随時販売・公開されています。 比較的簡単に受験できるほか、何度でもチャレンジできるため時間をある程度かければ大学生のうちに取得可能な資格であるといえます。

就活で有利な資格⑩日経TEST

日経TEST

(引用:日経TEST公式サイト

日経TESTとは、ビジネス観点での経済知識と活かせる経済的側面の思考力を問われる資格です。 詳細な受験資格は設けられておらず、どの年齢でも受験できるのがポイント。 以下科目野中から四肢択一選択式で問題が出題されます。
  1. 経営環境
  2. 企業戦略
  3. 会計・財務
  4. 法務・人事
  5. マーケティング・販売
  6. 生産・テクノロジー
試験時間が80分、合格点は設けられておらず1000点満点でスコアからどの程度のビジネススキルをもっているかを判断します。
スコア ビジネススキル
700~ 幅広い視野と高い知的能力を持った、高度なナレッジワーカー。卓越したビジネスリーダーに成長できる可能性を持つ。
600~700 企業人として必要な知識と知的能力をバランスよく備えた、状況対応力の高い人材。ビジネスリーダーとしての資質を有する。
400~600 日常のビジネス活動を着実にこなすことのできる、実務遂行力を備えた人材。複雑・高度な問題への対応力の強化がカギ。
~400 発展途上の人材。知識を十分に蓄積するなど、今後の研鑽が求められる。
(引用:日経TEST公式サイト) TOEICと同様にハイスコアを獲得するほど、企業からの評価が高くなります。 ビジネスマンとして必要な知識を備えていることを証明できる資格なので、学生のうちに学習を進めておくことをおすすめします。

日経TESTの難易度

日経TESTの難易度は低いといえます。 合格点が設定されているわけではなく、スコアで優劣を判断するのでチャレンジしつつスコアを伸ばしていくことが可能です。 経済や国債情勢、法律の改正など時事問題が出題されます。 大学生であれば550点以上獲得できればいいとされています。

就活で有利な資格を取るなら通信講座・予備校に通うことも視野に

大学在学中に就活で有利になる資格を取得したいのであれば、資格取得前提の予備校に通うことも視野に入れましょう。 上記で紹介した資格の中には、社会人でも取得難易度が高いものがあり、独学で取得するのは難しい資格もあります。 わざわざ予備校に通う必要があるのか、と考える方も多いでしょうが、難易度の高い資格を確実に取得するためには以下の理由から予備校への挑戦がおすすめです。

資格取得経験のある講師からわかりやすい指導を受けられる

資格取得経験のある講師から、経験やこれまでの傾向に基づいたわかりやすい指導を受けられるため、効率的に学習をすすめられます。 独学でチャレンジする場合、ひとまず基本的な情報を詰め込んで、問題を解きながら苦手を解消していきます。 しかし出題傾向に合わない分野まで深く学習してしまったり、逆に頻出項目の学習をおろそかにしてしまうこともあるでしょう。 実際に資格を取得した成功体験を持つ講師から、細かく指導や講義を受けられるので、合格までの最短距離で学習を進められます。

わかりやすいテキストで効率的に学習できる

通信講座や予備校では、これまでの傾向を反映したわかりやすいテキストを用いて、効率的に学習できる体制を整えています。 独学の場合書店で販売されているテキストや問題集を元に学習を進めていくことになりますが、まんべんなく対策することが前提に作られています。 出題傾向に即して構成されているので、理解度を深めながら効率的に学習をすすめられます。

模試を受験できる

通信講座や予備校では、学習内容の理解度を深めるために模試を用意しているところもあります。 問題集では何度も繰り返しているうちに、回答を覚えてしまい無意識のうちに考えずに回答してしまうこともあるでしょう。 本番形式の模試で実践的に問題を解くことが可能なので、授業や普段の学習で学んだ内容が定着しているかを判断可能です。

就職活動に有利な資格を取得する注意点

就職活動では様々な学歴や経歴を持つ学生と、企業の内定をかけて複数の選考に参加することになります。 そのため資格を取得すれば他の応募者との差別化にもつながりますが、就活のためと資格を取得しようとすると、目的からズレてしまうこともあります。 就職活動のために資格を取得する注意点は、以下の通りです。
  • 複数の資格勉強を同時並行で行わない
  • 志望業界に合わない資格を取得しない
  • 知名度の低い民間資格ばかりを取得しない
以下で詳しく解説していきます。

複数の資格勉強を同時並行で行わない

就活でアピールできる資格を増やすためだけに、複数の資格勉強を同時並行で行わないことが大切です。 資格をより多く取得したいばかりに、それぞれの資格勉強がおろそかになってしまうこともあります。 結果的に一つの資格も取得できず、学習時間のみを無駄にしてしまう方もいます。 ひとつの資格を取得すると決めたのであれば、一つの資格勉強に集中することをおすすめします。

志望業界に合わない資格を取得しない

就職活動を有利に進めるために資格を取得するのであれば、志望業界に合わない資格は取得しないことが大切です。 本来就職活動では資格は必須ではありませんし、学習に必要な参考書の購入や受験費用等決して安くはありません。 志望業界に合わない資格ばかりを取得することで、時間もお金もかかってしまいますので、就活のためのみに資格取得を検討しているのであれば避けた方が良いでしょう。

知名度の低い民間資格ばかりを取得しない

資格の中には国に認可されている国家資格だけではなく、民間の団体が運営している国家資格もあります。 民間資格でも知名度の高いものであれば履歴書でも目を引く可能性があります。 しかし知名度の低い資格の場合、履歴書に書いたとしても採用に有利に働かない可能性があります。 もちろん趣味の範疇で資格を取得するのであれば問題ありませんが、無理に書く内容を増やすために取得する必要はありません。

就活で資格を履歴書に書く際のポイント

就活で資格を履歴書に書く際には、ただ資格を羅列すればいいのではなく、しっかり採用担当者にアピールできるかどうかが大切です。 履歴書に資格を記入するポイントは、以下の通りです。
  • 資格の更新日をチェックする
  • 他の学生のレベルに合わせた資格を記載する
  • 取得予定の資格も記載する
  • 2級以上の資格を記入する
以下で詳しく解説していきます。

資格の更新日をチェックする

履歴書に資格を記入する前には、保有している資格の有効期限をチェックしておきましょう。 資格には一度取得すれば永年使用できるものもあれば、定期的な研修や講習会に参加して更新が必要なものもあります。 履歴書に記入する際には、資格の有効期限が切れていないかを事前にチェックしておくことが大切です。 資格の更新に間に合わないと履歴書に記入した内容に虚偽があると判断されてしまうので、注意が必要です。

他の学生のレベルに合わせた資格を記載する

就活で履歴書に資格を記入する際には、他の学生のレベルに合わせた資格を記入することが大切です。 特に上述したTOEICのような、スコアでほかの学生とのレベルが明確に出るものに関しては、ハイスコアと呼ばれる基準点以下の点数は記入しない方が無難です。 いくら資格を取得していても、相対評価でレベルが低いと判断されてしまっては勿体ありません。 応募する企業のレベルを把握したうえで、資格を記載するようにしましょう。

取得予定の資格も記載する

就活で履歴書に資格を記載する際には、取得予定の資格も記載することが大切です。 もちろん資格を取得することも大切ですが、資格取得のために勉強している姿勢を見せることも大切です。 勉強中の資格も漏れずに記入しておくと楽でしょう。

2級以上の資格も記載する

複数の資格を保有していたり、同じ資格名でも級数によってレベル分けがされている場合もあるでしょう。 同名の資格を保有しているのであれば、2級以上から記載するのも良いでしょう。 一般的に3級は入門編、2級からが履歴書に書けるレベルであると判断されやすいです。 もちろん3級しか保有していないのであればそのまま記入しても構いませんが、それ以上の級数を保有しているのであれば、2級以上から記載しておくことをおすすめします。

就活を有利に進めるために一定レベルの資格を取得しよう

就職活動では資格がなければ合格できないわけではありません。 しかし他の就活生との差別化を図るために、一定レベルの資格を取得しておくことは大切です。 学生時代の時間のあるタイミングを活用して、できるだけ学習を進めておくことをおすすめします。