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動画編集で資格は必要ない?おすすめの資格やスクールについて紹介

更新日:2024-03-12

動画編集で資格は必要ない?おすすめの資格やスクールについて紹介

動画編集者として働く上で資格は必須ではありませんが、資格があることでスキルの証明となる場面もあります。

しかし実際、「どんな資格を取ればいいの?」と迷う方もいるでしょう。

そこで今回はおすすめの動画編集の資格やスキルなどについてご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

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動画編集に資格が必要ないと言われる理由

動画編集は厳密にいうと資格や学位なしでもはじめられ、独学や実践を通じてスキルを磨くことも充分できる仕事です。

なぜならインターネット上には豊富な情報やオンライン教材がありますし、自身の努力次第では資格を取得せずにスキルを身につけられるからです。

動画編集の仕事では、資格よりも視聴者のニーズに応えるクリエイティブな能力や技術が重要であり、現場経験を通じて実践的なスキルを磨くことがポイントです。

しかし資格を持っていると履歴書などに書けるので、取得しておいて損はないといえるでしょう。

動画編集で役立つおすすめの資格5選

ここでは、動画編集で役立つおすすめの資格についていくつかご紹介します。

Adobe認定プロフェッショナル Premiere Pro

Adobe認定プロフェッショナル Premiere Pro

参照:アドビ認定プロフェッショナル

アドビ認定プロフェッショナルはAdobe社が提供するデザインソフトです。

おもにPremiere Pro、Photoshop、Illustratorのソフトを取り扱い、基礎技術を学ぶ公認資格です。

最新のPremiere Pro 2023では、Premiere Proの基礎知識、基本的な操作方法、プロジェクト要件の設定や映像作成に関するルールなどを理解し、さまざまな目的や状況に応じて映像作成・編集できるかどうかを問われます。

動画編集をこれから始めるといった方から、Premiere Proのスキル向上と知識の確認にチャレンジできるのでおすすめです。

試験は50分、受験料は税込10,780円となっています。

映像音響処理技術者資格認定試験

映像音響処理技術者資格認定試験

参照:映像音響試験

映像音響処理技術者資格認定試験とは、プリプロダクションからポストプロダクションの方々が共有すべき、幅広い基礎知識・技術の習熟度を証明する資格です。

おもにテレビ番組・CM・映画・ネット配信等のコンテンツを手がける映像・音響関連業界で働く際に、最低限知っておくべき知識について問われるため映像関係の仕事に就きたい人は取得しておくといいでしょう。

受験資格はなく、全国約40カ所の会場で実施されています。

試験時間は75分、受験料は税込5,500円、60%以上の正答率で合格となるため比較的ハードルは低めの資格だといえます。

公式サイトには詳しい出題の範囲や内容、過去問題といったものも掲載されているのでぜひチェックしてみてください。

CGクリエイター検定

CGクリエイター検定

参照:CG-ARTS | 検定

CGクリエイター検定はCG-ARTSが年2回開催する、動画編集の中でもCGクリエイターに焦点を当てた資格です。

基礎知識から2D・3DCGの制作手法、構図やカメラワークまで学べ、CG寄りの仕事や企業において知識のアピールとなります。

試験内容はデザインや2次元CGの基礎から、構図やカメラワークなどの映像制作の基本、 モデリングやアニメーションなどの3次元CG制作の手法やワークフローまで多岐にわたる知識を問われます。

ただし、動画編集におけるスキルやソフトの取り扱いに焦点を当てておらず、職種によってはそこまで重視されないケースもあるので注意が必要です。

おもにCGディレクター、CGモデラ、CGアニメーター、CGデザイナー、ゲームクリエイター、グラフィックデザイナーなどの職種を目指す方であれば役立つ可能性が高いでしょう。

受験料はベーシックで税込5,600円、エキスパートで税込6,700円です。

合格率も50%~80%と高めなのでチャレンジしやすいのもおすすめポイントです。

動画編集検定

動画編集検定

参照:動画編集検定

動画編集検定は、一般社団法人日本動画編集協会が主催し、実技と学科試験で動画編集の知識・技能や実務能力を評価する資格です。

合格者には合格証書が発行され、編集スキルだけでなく契約関係の知識も習得できるため、独立を考えている人にとっては取引先に対してアピールできるといったメリットがあります。

ただし現状では企業がこの資格を必須とするケースはまだ少ない傾向にあるといわれています。

一定以上のスキルを持つことを証明できる一方で、実務経験やポートフォリオが求められる現場では、資格単体での重要性は限定的かもしれません。

動画編集検定3級は無料、2級は税込4,980円で実技試験があるのが特徴です。

なお現在(2024年3月)1級に関しては準備中といった記載がありました。

色彩検定

色彩検定

参照:色彩検定協会

色彩検定は、1990年の第1回開催以来、文部科学省の後援を受け、これまでに累計170万人以上が受検した公的資格です。

検定では、色の基礎から配色技法、専門分野での応用まで幅広い領域について身に付きます。

「色彩検定」の学習により、感性や経験に左右されない、理論的な土台を築くことが可能です。1級、2級、3級、UC級といった異なる級から受検が可能で、ひとりひとりの目標やレベルに合わせたレベルを選択できます。

色に関する知識がない人から、ファッションや動画編集の仕事でも色を扱う仕事をしているのであれば、何かと役立つ場面は多いでしょう。

受験料は3級は税込7,000円、2級は税込10,000円、1級は税込15,000円で試験はマークシート方式と記述方式の2段階で分かれています。

合格ラインはいずれも70%以上の正答率ですが、比較的合格率は高い試験なので目指しやすいです。

動画編集の資格を取得するメリットとは?

動画編集は先にも述べたように、資格や学位なしでもはじめられる仕事です。

しかし先ほど紹介した資格を取得しておけば、何も実績がないときやフリーランスとして働いているケースなどでもアピールになる可能性が高いです。

特に業界内での認知度の高い有名な資格であれば、クライアントや雇用主に対して、自身の専門性について説明する際に役立ちます。

もし時間のある方はぜひチャレンジしてみるといいでしょう。

動画編集で役立つ資格以外のスキル

動画編集で役立つ資格以外のスキル

動画編集の仕事では資格以外でも必要なスキルはたくさんあります。

そこでここでは、動画編集で役立つ資格以外のスキル日ていくつかご紹介します。

動画編集技術

動画の編集技術は動画編集者の中でも最も重要なスキルです。

動画制作と動画編集の違いについて疑問を呈される方もいるでしょうが、動画編集は映像素材を適切な長さに切り貼りし、エフェクトやBGMを用いて演出を施し、一本の動画に仕上げる作業を指すといった違いがあります。

動画編集技術の中でもとくに重要なのは、単に編集するだけでなく、カットの長さやエフェクトの使用など、一つひとつに意図を持って制作することです。

上記の技術があれば、動画のクオリティに直結するので、他の動画編集者と差別化がはかれます。

実践を通じてこの意識を育てるためには、安価な案件から始め、数をこなすか、または自身でコンテンツを制作するなど、地道な実践と実績の積み重ねが欠かせません。

最初は小さなプロジェクトから始め、経験を積んでいくことが何よりも大事です。

コミュニケーション力

動画編集はなんとなく単独で作業する仕事と思われがちですが、実はコミュニケーション力も重要なスキルの一環です。

たとえば、クライアントとの打ち合わせや制作中の意図の伝達は絵コンテなどを通じて行われるため、最低限のコミュニケーションスキルは必須となります

反対に適切なコミュニケーションがとれないとクライアントの要望とのずれやリスクを引き起こす可能性が高まり、信頼関係や継続的な案件の受注にも影響します。

動画編集以外の職種でも必要となるので、日頃から円滑な会話を心がけるようにしましょう。

CGスキル

動画編集者として活躍したいのなら、CGスキルを獲得しておくと便利です。

実写の映像素材のみを使うよりもCGスキルを用いることでより高品質な表現ができるので、他の動画編集者と差別化できる可能性が高いです。

もしある程度動画編集の知識があって今後のキャリアを広げていくために新しい知識を身につけたいのであれば、CGスキルを検討してみてください。

構成力

動画編集には構成力が必要です。

動画編集の仕事はクライアントも個人から企業まで多岐にわたることから、それぞれのニースもさまざま。

また作品を視聴するターゲットや動画を求める目的もクライアントによって違ってきます。

個人の趣味として作成するのであれば問題ないですが、何かしらの目的やクライアントがいるのであれば、動画のストーリーもある程度考え、構成するスキルについて知ることも大事です。

反対にいくら高い動画編集スキルを備えていたとしても、動画の構成が低レベルであれば視聴者数も伸びません。

普段から高品質な動画をたくさん見るなどして、自身の動画との違いを見つけ構成力を磨く習慣をつけましょう。

ポートフォリオ

とくに就職や転職の場において動画編集業界では資格よりも実績(ポートフォリオ)が重要視されます。

企業応募や個人プロジェクトでも、高品質な実績を提示することで採用確率が上がります。

〇〇ソフトを使ってこんな動画を制作したといった内容を盛り込み、自主制作の実績をアピールすることがポイントです。

さらにフリーランスとして活躍するひとであれば、自身の作品をホームページやSNSにポートフォリオとして公開することで、企業からの直接の声がかかる可能性もあります。

ほかにも、イベントやコンテストに作品を出品することもおすすめ。

コンテストなどで表彰されたらわかりやすい実績にもなりますし、他のクリエイターと交流する機会や人脈を広げられるといったメリットもあります。

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動画編集を学べるおすすめのスクール

動画編集の知識や技術を身につけたいのなら、独学よりもスクールに通うのがおすすめです。

そこでここでは、動画編集を学べるおすすめのスクールについてご紹介します。

デジハク

デジハク

参照:デジハク

デジハクは、動画編集未経験者を対象にしたオンラインスクールです。

9割以上が未経験から始め、副業やフリーランスとして成功している確かな実績があります。

おもにAdobe社の「Premiere Pro」などのソフトを含む300本以上の講座で基礎から体系的なスキルを磨けます。

視聴期限がなくオンラインなので、隙間時間を有効に使いながら効率的に学習できるのも魅力。

講座内で制作した動画はポートフォリオとして利用でき、転職や案件応募に役立ちます。

動画編集経験者の講師が個別サポートを提供し、分からないこともすぐに質問できる環境が整えられているので、最短で動画編集を仕事にしたい方におすすめです。

副業スキルとして身につけたいのであれば「REGコース」(税込198,000円)、フリーランスとして活躍したいのであれば「PROコース」(税込298,000円)がおすすめです。

デジハクの動画編集講座の評判や口コミ、料金は?申し込み方法まで 

ムークリ

ムークリ

参照:MOOCRES ムークリ 

ムークリは最大6人の少人数制クラスで、4ヶ月で初心者からプロを目指せるスクールです。

Adobe After Effectsを中心に学び、高単価案件の獲得につながるアニメーション動画の制作スキルについて学べます。

また現場で求められる企画力や構成力に焦点を当てた講座も特徴で、現役クリエイターの講師からは営業や集客の方法も学べます。

具体的には4ヶ月の受講期間中に案件獲得から納品までの流れを実践的に学び、1件の案件受注が保証されているため、動画制作を副業やフリーランスとして始めたい人にはおすすめの環境が整っているといえます。

一番人気のコース「クラスプラン」は税込374,000円、「マンツーマンプラン」は税込594,000円、編集技術のみ学習できる「ゼロイチプラン」は税込297,000円となっています。

いずれもおおよそ3~4ヶ月程度のプランとなっており、クラスプランなら通学とオンラインで選べるので自分に合った学び方ができます。

MOOCRES(ムークリ)の評判や口コミ・特徴を解説!

studio us

studio us

参照:studio US(スタジオアス)

スタジオアスの学習プログラムは、いつでもどこでも自由に受講できるオンライン形式が特徴で、決まった時間や場所に拘束されずに学ぶことができます。

初心者から中級者以上まで幅広い教材が900本以上用意され、動画編集やデザインに必要なIllustratorやPhotoshopの使い方も学べます。

とくに最短で学びたい方や自分のペースで進めたい方にとっておすすめで、毎月新しい動画教材が追加され、継続的な学習ができます。

また講師への相談や質問も気軽に行えるので、初めての方でも独学とは異なり安心して進められます。

最低でも15本以上の動画をカリキュラムとなっており、最大でも50本製作できるので確かな実践力が身に付くのもうれしいポイント。

スタジオアスには、はじめて動画編集を始めたい人向けの「動画編集コース」(税込55,000円)、モーショングラフィックなどのスキルを習得できる「動画クリエイターコース」(税込99,000円)、動画制作のプロになるための「動画クリエイター総合コース」(税込165,000円)といったコースがあります。

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副業として動画編集案件に取り組んで仕事を獲得していくのもひとつ

実績を身につけたい、動画編集業界で仕事を獲得していきたいといった方はまず副業として案件に取り組んでいくのもひとつです。

副業として動画編集案件を獲得するには、クラウドソーシングや専門のプラットフォームを利用するのが一般的。

プラットフォームでは、クライアントが動画編集者を募集し、自分のスキルや経験に合った案件に応募できます。

やはり知識やスキルだけで独立すると実績不足で案件が難しく、結果的に収入も得にくくなる負のループに陥る可能性があります。

動画編集業界は実績が非常に重要な要素であり、本格的な独立を考えるならば、まずは個人で実績を積み上げることが何よりも大事です。

本業があることで収入の安定を保ちつつ、動画編集に専念できるメリットがあります。

初めは小規模な案件からスタートし、経験を積みながら自信を高めていくべきです。

副業のメリットは自分のペースで働けることや様々なクライアントとの仕事を通じて幅広い経験が得られることです。

また、副業を通じてクライアントとの関係性を築き、将来的には正式な仕事の依頼を受ける可能性もあるでしょう。

しっかりと実績を積んで信頼を構築し、動画編集というキャリアを安定的に築いていきましょう。

動画編集の資格取得は必須ではないが、アピールになることもある!

今回はおすすめの動画編集の資格やスキルなどについてご紹介してきました。

動画編集の仕事をするためには、資格よりも実践的なスキルを身につけることが求められる傾向にありますが、資格取得のために身につけた基礎知識は現場でも役に立つのでまったく意味がないというわけではありません。

就職や転職の場でもまったくないよりも、何か資格があればアピールになるケースもあるでしょう。

また動画編集の知識や実績を作りたいのならスクールに通うのもひとつです。

今回の記事をぜひ参考にしてみてくださいね。