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IT業界への転職に役立つおすすめの資格21選!メリット・勉強方法についても紹介

更新日:2025-05-30

IT業界への転職に役立つおすすめの資格21選!メリット・勉強方法についても紹介
この記事は、有料職業紹介(許可番号:13-ユ-307846)の厚生労働大臣許可を受けている東晶貿易株式会社が作成しています。

IT資格は種類が多く、どれを取得すればいいのかわからない人も多いでしょう。

IT資格にはIT系の基礎、エンジニア系、マネジメント系などさまざま。

そこで今回はIT業界への転職に有利なおすすめのIT資格や資格取得のメリット、選び方などについて紹介します。

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転職におすすめのIT資格の選び方

一口にIT資格といってもさまざまな種類があり、「どれを選べばいいの?」と悩む方もいるでしょう。

ここでは、転職におすすめのIT資格の選び方について紹介しています。

ポイント➀難易度・合格率

IT資格を選ぶ際にはまず自分のスキルレベルやキャリアの目標に応じて選ぶことが大事です。

初心者の場合は基礎的なIT資格から取得し、実務経験がある場合は中級・上級の資格に挑戦するのがおすすめです。

反対に自分のレベルとかけ離れた資格を目指すと資格取得のために多くの時間や労力を費やし、転職活動が進まない可能性があります。

とくにIT業界では資格よりも実力や実績が重視されるため、これまでのキャリアに合わない資格を持っていても、実務で使用していなければ転職時のアピールポイントになりにくいため注意が必要です。。

そのため、まずは自分のレベルやかけられる時間に合った難易度の資格を取得することを目指すようにしましょう。

そしてそこから難易度の高い資格の取得を目指し、着実にスキルを向上させることをお勧めします。

ポイント②自身のキャリアプラン

転職を目指して資格を取得するのであれば、自分が描くキャリアマップに合ったIT資格を選ぶのがポイントです。

資格の特性をしっかり理解し、希望する職種やその後のキャリアパスに役立つかどうかを慎重に考えるようにしましょう。

例えば、プロジェクトマネージャーやITストラテジストなどのマネジメント系資格はITプロジェクトや組織の管理・運営に関するスキルを証明するものであり、リーダー職への昇進などキャリアアップに繋がりやすいのでおすすめです。

また技術だけでなく、組織運営やプロジェクトの成功に寄与できるスキルを証明する資格は管理職や経営層を目指す際に非常に有効な武器となります。

資格を取得するには時間、労力、そしてかけられる予算など総合的に見て判断するようにしてみて下さい。

ポイント➂業界・職種のニーズ

資格選びにおいては市場のニーズに合わせて選ぶことが大事です。

IT資格には「国家資格」「ベンダー資格」「VN(ベンダーニュートラル)資格」の3種類に分けられます。

国家資格はその認知度が高いため、転職活動においても大きなアピールポイントとなります。

ベンダー資格は民間資格であり、IT機器やソフトウェアなどの製品を提供している企業が主催しています。

特定の製品やサービスに関する知識やスキルを実践的に証明することが可能です。例えば、応募先の企業がその製品を使用している場合、これは大きな強みとなるでしょう。VN資格は、企業ではなくNPO法人などが主催する民間資格であり、特定の製品やサービスに特化していないため、さまざまな用途に応じて活用することができます。

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初心者向けIT業界への転職におすすめの資格7選

ここでは、IT業界への転職におすすめの資格についてご紹介します。

ITパスポート

合格率・難易度合格率:50%前後
必要な勉強時間の目安30時間~80時間程度
受験料7,500円
試験実施回数月に複数回実施

ITパスポートはビジネスにおいて不可欠なITに関する基本的な知識を証明するための資格です。

IT系国家資格の中で最も基本的な内容を問われる試験であり、IT未経験者や初心者におすすめです。

試験の出題範囲は、ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の3つの分野から構成されています。

ITパスポートはIT関連の就職に有利であるという印象が強いかもしれませんが、ITの知識だけでなく経営やマネジメントに関する基礎的な知識も習得できるため、さまざまな業種で役立つ資格と見なされています。

実際NTTドコモやオリックス生命などの企業でもこのITパスポートの取得を推奨していたりもします。

ITパスポートの難易度は?合格のために必要な勉強時間を紹介

基本情報技術者試験

合格率・難易度合格率:40%前後
必要な勉強時間の目安200時間
受験料7,500円
試験実施回数随時

基本情報技術者(FE)はITエンジニアの登竜門とされており、ITに関する基礎的な知識や技能を証明する資格です。

IT系国家資格の中ではレベル2に位置づけられる試験であり、IT業界への就職や転職を希望する人やITに関する基礎知識を習得したい人におすすめです。

ITパスポートと同様に、試験はテクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系の3つの分野から出題されますが、プログラミング言語の習得が求められるためITパスポートよりも難易度が高くなっています。

試験内容はプログラミングやデータベース、ネットワークといったIT技術の基本的な知識に加え、プロジェクト管理やシステム開発に関する幅広い分野をカバーしています。

基本情報技術者(FE)は一般企業のIT担当者やエンジニア、ITコンサルティング、サービス業など多様な業界で活用できるため、就職や転職において有力な武器となるでしょう。

情報セキュリティマネジメント試験

合格率・難易度合格率:60%70%
必要な勉強時間の目安100時間~150時間程度
受験料7,500円
試験実施回数年2回(例年4月と10月)

情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティに関する基本的な知識と管理能力を認定する資格です。

企業や組織での情報資産を守るために必要なリスク管理やセキュリティ対策の立案・実施に関するスキルを評価します。

合格率は60~70%前後とIT系資格の中ではそれほど難易度は高くないので勉強が苦手な人でもチャレンジしやすいでしょう。

しかし情報セキュリティマネジメント試験は難易度が低い分、就職・転職時のアピールポイントとしては不十分なので情報セキュリティの知識についてみにつけたいひとにおすすめです。

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)

合格率・難易度合格率:非公開
一般レベルは80%程度、上級レベルは60%程度
必要な勉強時間の目安一般レベルは20~80時間
上級レベルは45~80時間
受験料一般レベル:通常10,780円、学割8,580円
上級レベル:通常12,980円、学割10,780円
試験実施回数全国一斉試験:月1回(第2日曜日)
随時試験:ほぼ毎日

国家資格ではありませんが、MOSは初心者が基本的なパソコン操作やスキルを習得するのにおすすめの資格です。

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)は、WordやExcel、PowerPointなどのオフィスツールに関するスキルを証明する資格です。

現在はどの職種においても最低限のパソコンスキルが必要であり、IT系以外の一般企業の総務、経理、営業職、事務職全般では、ある程度のパソコンスキルが求められます。

MOSには一般レベルと上級レベル(エキスパート)がありますが、IT関連の職に就くことを希望する場合は上級レベル(エキスパート)の取得がおすすめです。

難易度はITパスポートと同程度かそれよりも簡単であるため、比較的短期間での取得ができるので未経験からIT職を目指す方が最初に挑戦するのに最適でしょう。

応用情報技術者

合格率・難易度合格率:20%前後
必要な勉強時間の目安500時間以上
受験料7,500円
試験実施回数年2回(4月・10月)

応用情報技術者はITに関する応用的な知識を習得するための試験であり、IT系国家資格の中ではややレベルの高い資格となっています。

出題範囲はITパスポートや基本情報技術者と同様に、ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の3つの分野ですが、高度な知識や技術が求められるため難易度は高くなっています。

応用情報技術者の資格を取得することで具体的にITエンジニアとしての就職や転職において有利になるメリットがあります。

また企業によっては資格手当が支給されることもあり、高い評価を得られる資格です。

さらに実務に役立つスキルを身につけることで、キャリアアップの可能性が大きく広がるでしょう。

CCNA

合格率・難易度合格率:非公開
必要な勉強時間の目安150時間~200時間程度
受験料42,900円
試験実施回数随時

CCNAはネットワーク機器の大手であるCisco Systemsが提供する資格であり、ネットワークの設計、構築、運用に関する基本的なスキルを証明する資格です。

シスコ製品の取り扱いスキルに加え、ネットワークやセキュリティに関する基礎知識も問われます。

難易度はやや高めで受験資格としては1年以上のシスコ製品をつあった管理経験のある方を対象となっています。

シスコシステムズの製品はネットワークの標準と見なされており、IT業界での評価も非常に高いため、ネットワークエンジニアを目指す方にはぜひ取得しておきたい資格と言えるでしょう。

難易度は初心者でも学習時間を確保すれば合格が可能であり、ネットワーク未経験者のスキル向上に最適です。

世界的に認知度が高く、多くの企業が採用条件として重視しているため即戦力につながるでしょう。

G検定

合格率・難易度合格率:60%前後
必要な勉強時間の目安160時間程度
受験料一般:13,200円(税込)
学生:5,500円(税込)
試験実施回数年2回(7月)

G検定は一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施しているVN資格です。

AIとについての体系的な知識と基礎的なスキルが求められる試験となっており、IT資格の中でも初歩的なものとなっています。

AI分野への転職を希望する方におすすめであり、 難易度はそれほど高くないのもうれしいポイントです。

G検定に合格した後は、やや難易度の高いE資格に挑戦するのも良いでしょう。

中級者向けIT転職におすすめの資格4選

ここでは、ある程度経験や知識がある方向けにIT転職におすすめの資格についてご紹介します。

C言語プログラミング能力認定試験

合格率・難易度合格率:50%前後
必要な勉強時間の目安300時間程度
受験料1級:8,000円
2級:6,600円
3級:5,400円
試験実施回数年3回(6月、9月、1月)

C言語プログラミング能力認定試験は、プログラミング言語Cを使用した基本的なアルゴリズムやプログラムの構築能力を評価する資格です。

ハードウェアの制御やシステム開発など、さまざまなシーンで活用されるため、プログラマーを目指す人が最初に学ぶ言語とも言われています。

試験は1級から3級まであり、3級は入門レベル・2級は基礎的な実務対応力・1級は高度なアルゴリズム構築や応用力が求められます。

C言語は組み込みシステムやゲーム開発など、幅広い分野で使用されるため、技術職を目指す方にとって有利です。

おもにプログラマーやシステムエンジニアとして活躍したい方に推奨される資格です。

CCNPEnterprise

合格率・難易度合格率:10%~20%
必要な勉強時間の目安200時間程度
受験料コア試験:57,200円
コンセントレーション試験:42,900円
試験実施回数随時

CCNP Enterpriseは、Cisco Systemsが提供する資格であり、企業ネットワークの設計、実装、運用に関する高度なスキルを証明する資格です。

IT業界でも高く評価される認定資格であるため、転職時に大いに役立つ武器となるでしょう。

試験はコア試験とコンセントレーション試験の2つがあり、資格を取得するためには両方に合格する必要があります。

合格率は10%~20%と難易度が高く、CCNA取得レベルの知識を前提とした内容であり実務経験がある人におすすめです。

CCNP Enterpriseは、ネットワークエンジニアとして中級から上級のポジションを目指す方はぜひとっておきたい資格と言えます。

多くの企業で採用条件や昇進基準として評価されるため、キャリアアップや年収アップにも繋がるでしょう。

Linux技術者認定資格LinuC

合格率・難易度合格率:50%前後
必要な勉強時間の目安100時間程度
受験料PMI会員の場合:405ドル(61,000円前後) PMI非会員の場合:655ドル(99,000円前後)
試験実施回数随時

Linux技術者認定資格LinuCは、オープンソースのオペレーティングシステムであるLinuxに関する知識や操作スキルを評価するための資格です。

試験は、基本的な操作が問われるLinuCレベル1、応用力が試されるLinuCレベル2、より実践的なスキルを問うLinuCレベル3、そして上級エンジニア向けのLinuCシステムアーキテクトの4つのレベルに分かれています。

まずはレベル1の合格を目指し、徐々にステップアップを図るのがいいでしょう。

Linuxは多くのサーバーやシステムで使用されており、LinuxスキルはIT業界において高い需要があります。

未経験者でもインフラエンジニアやサーバーエンジニアへの転職を目指す際に、強力なアピールポイントとなるでしょう。

オラクルマスター試験

合格率・難易度合格率:非公開
必要な勉強時間の目安20~40時間程度
受験料37,730 円(税込)
試験実施回数随時

オラクルマスターは、日本オラクルが提供する資格の一つであり、「Oracle Database」に関する技術があることを証明するものです。

データベース製品は多くありますが、世界的に高いシェアを維持しているのが「Oracle Database」です。

オラクルマスター試験は、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの4つの難易度(グレード)に分類されています。

民間資格ではありますが、シルバー以上のグレードは国際的な基準に基づく資格なのでおすすめです。

実際、企業から資格手当や報奨金をもらえる可能性が高いです。

エンジニア向けIT転職におすすめの資格5選

ITエンジニアとして経験を積んできたのであれば、キャリアアップを目指して上級資格にトライしてみることをおすすめします。

システムアーキテクト

合格率・難易度合格率:13%~15%前後
必要な勉強時間の目安100時間~300時間程度
受験料7,500円
試験実施回数年1回(例年4月頃)

システムアーキテクト試験は、高度な知識や技能を持つITエンジニアであることを証明する、信頼性のある国家試験です。

おもにシステムエンジニアやプロジェクトリーダーを目指す方がとっておきたい資格です。

試験はシステム要件定義・プロジェクト管理など、システム構築の全工程に関する深い知識が問われる内容となっています。

システムアーキテクトとはITシステムの設計と開発を包括的に指導・管理する専門職のことです。

システムアーキテクトはまだ人材が不足している職種であるため、企業からの需要は非常に高いです。

高度な設計スキルやプロジェクト管理能力を客観的に証明でき、転職市場でのアピールポイントにもつながるでしょう。

データスペシャリスト

合格率・難易度合格率:15%前後
必要な勉強時間の目安300時間程度
受験料7,500円
試験実施回数年1回(10月)

データベーススペシャリスト試験は、データベースの設計、構築、運用に関する高度なスキルを証明する資格です。

データベーススペシャリストは企業が保有するビッグデータの管理や保守、データシステムの開発を担当するエンジニアです。

実務経験に基づく高度な問題が出題されるため合格率20%弱と難易度は非常に高く、合格には徹底した準備と実務経験が求められます。

データベーススペシャリストはIT系国家資格の中で最も高度な知識が要求されるレベル4に相当する試験で、データベースの管理者やインフラエンジニア、アプリケーション開発者を目指している方に取っておくことをおすすめします。

希少性が高く、就職や転職に有利であり、企業によっては資格手当や報奨金を支給しているところも少なくありません。

さらに、最近では活躍の場が増えているため、フリーランスとして独立することも可能です。

ネットワークスペシャリスト

合格率・難易度合格率:15%前後
必要な勉強時間の目安300時間程度
受験料7,500円
試験実施回数年1回(4月)

ネットワークスペシャリストはネットワーク分野における高度な知識とスキルを証明する国家資格です。

IT系国家資格の中でも最も難易度が高いレベル4に相当し、試験ではネットワークの企画から運用・保守に至るまでの幅広い知識が求められます。

ネットワークスペシャリストは、インフラ系エンジニアやネットワークエンジニアを目指す方、またIT業界でのキャリアアップを希望する方に推奨される資格です。

またネットワーク関連の代表的な資格として、ベンダー資格のCCNPがあります。

CCNPはネットワークに関する実践的な知識が必要とされる資格ですが、有効期限が設定されているため有効期限のないネスペの方が推奨されます。

エンベデッドシステムスペシャリスト

合格率・難易度合格率:15%前後
必要な勉強時間の目安500時間~600時間程度
受験料5,700円
試験実施回数年1回(例年4月頃)

エンベデッドシステムスペシャリストはシステムエンジニアの中でも組み込みシステムの基盤や構築、ソフトウェアとハードウェアの機能仕様の策定などを行う専門家です。

主な業務内容としては、プロジェクトの設計や開発、構築の主導、システムの実装、システム全体の評価や調整を行います。

IT系国家資格の中では最も難易度の高いレベル4に該当する難しい試験ではありますが、組み込みエンジニアの需要は高まっており、幅広い分野で活躍できます。

一般的なエンジニアよりも活躍できる場面が多く、IoTや組み込みシステムを取り扱うIT企業への就職・転職に有利となります。

情報処理安全確保支援士

合格率・難易度合格率:15%~20%前後
必要な勉強時間の目安600時間程度
受験料7,500円
試験実施回数年2回

情報処理安全確保支援士はサイバーセキュリティの専門家を認定する国家資格です。

おもにサイバー攻撃の防止、脆弱性の分析、セキュリティ対策の実施、データ保護やリスク管理の指導などが挙げられます。

情報処理安全確保支援士は情報系の資格として唯一の登録制「士業」であり、名称独占資格でもあります。

IT系国家資格の中で最高峰のレベル4に相当する非常に難易度の高い試験ですが、活かせる職種は多岐にわたり金融、医療、製造など様々な業界で活躍することができます。

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マネジメント系IT転職におすすめの資格5選

マネジメント系の資格は技術者ではなく、現場をまとめるマネージャー業務のスキルが身につく資格です。

マネージャーは柔軟な思考力や対応力が求められるため、資格を取得すればさらなるキャリアアップ・収入アップにつながるでしょう。

ここでは、マネジメント系の転職におすすめの資格についていくつかご紹介します。

ITストラテジスト

合格率・難易度合格率:14%~15%前後
必要な勉強時間の目安150時間~200時間程度
受験料5,700円
試験実施回数年2回(例年4月・10月)
ITストラテジスト試験はIT戦略の企画や立案、さらには経営戦略を提案する能力を証明する国家資格です。
試験内容は、経営戦略、ITガバナンス、リスク管理などが中心であり、記述式の試験も含まれています。
難易度は非常に高く、ITと経営の両方に対する深い理解が求められるためかなりの学習時間と実務経験が不可欠です。
ITストラテジスト試験を取得することによって経営視点でITを活用できることを証明できるため、管理職や高年収を目指す方にとっては大きなアピールポイントとなるでしょう。

システム監査技術者

合格率・難易度合格率:14%~16%前後
必要な勉強時間の目安100時間~300時間程度
受験料7,500円
試験実施回数年1回(例年4月)

システム監査技術者は情報システムやIT業務の適切性および安全性を評価し、改善提案を行うための専門的な資格です。

システム運用、セキュリティ対策、法令遵守、リスク管理などの観点から、第三者の視点で客観的に点検・評価を行います。

合格率15%弱と難易度は最も高いレベル4ですが、取得することでIT業界への就職や転職、キャリアアップにおいて有利になるメリットがあります。

企業の内部監査部門のセキュリティ担当として就職することができ、企業によっては資格手当や報奨金を支給しているところもあります。

システム監査技術者の資格は情報システムの責任者を目指す方や監査法人への転職を希望する方におすすめの試験です。

プロジェクトマネージャ

合格率・難易度合格率:10%前後
必要な勉強時間の目安200時間~300時間程度
受験料7,500円
試験実施回数年1回(例年10月)
プロジェクトマネージャはプロジェクト全体の計画、実行、監視、評価を統括する専門的な資格です。
具体的にはリソース管理やスケジュール調整、品質管理、リスクマネジメントなどを行います。
合格率は約10%の難関試験で、試験範囲はテクノロジー分野やプロジェクトマネジメント分野、ストラテジー分野など多岐にわたります。
プロジェクトマネージャはの資格を取得することで、ITやWebシステム開発関連の企業への就職や転職に有利となりキャリアアップにもつながります。

ITサービスマネージャ

合格率・難易度合格率:14%前後
必要な勉強時間の目安200時間~300時間程度
受験料7,500円
試験実施回数年1回(例年10月)

ITサービスマネージャーは、ITサービスの提供と管理を適切に行うための専門資格です。

ITインフラやアプリケーションの運用管理、サービスレベルの維持、改善提案など、ITサービス全般を統括します。

IT系国家資格の中で最高難易度のレベル4に該当し、合格率は例年14%前後と決して簡単に合格できる試験ではありません。

取得できれば、IT部門の管理職、運用管理者、ITコンサルタントとしてのキャリアが広がります。

企業によっては資格手当や報奨金をしているところもあります。

ITサービスマネージャ試験に合格すると、幅広い知識と実行力により信頼性の高いITサービスを提供できることを証明できるのでマネジメント職を目指す方におすすめです。

PMP

合格率・難易度合格率:60%前後
必要な勉強時間の目安100時間程度
受験料PMI会員であれば405ドル、非会員は555ドル(5~6万円程度)
試験実施回数PMP試験毎月2回(週末)>

PMPはPMI(Project Management Institute)という国際組織が運営するVN資格です。

試験内容は人材に対する管理やサポート、プロジェクト達成へのプロセス、ビジネス環境へのアプローチといった内容が問われます。

試験を受けるには、学歴ごとに定められたプロジェクトマネジメントの実務経験を満たす必要があります。

業種や職種を問わずグローバルに通用するため多くの企業がPMP資格の取得を推奨しており、PMP試験を目指すビジネスパーソンの数は増加傾向にあります。

PMP資格を雇用条件の一つとして挙げている外資系企業も多いため、プロジェクトマネージャーとしてのキャリアを築くためには非常に有効でしょう。

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転職においてIT資格を取得するメリット

ここでは、転職においてIT資格を取得するメリットについて紹介します。

メリット➀未経験でも熱意をアピールできる

難易度の高くない資格を取得しても意味がないのではないかと考える方もいるでしょう。

しかし、資格取得を目指して学ぶ熱意は伝わるため未経験でも資格があることで入社意欲や向上心があると伝わるケースがあります。

転職を成功させるためには、自分の強みをアピールすることが不可欠です。

未経験からの転職やキャリアチェンジを目指す際には、資格取得が大きな意味を持ちます。

スキルレベルややる気を実績で示せない場合、資格取得はポテンシャルを示す重要な要素となるのです。

メリット➁客観的なITスキルがあることを証明できる

IT職種で既に働いていた方にとって、経験や実績をどれだけアピールできるかが転職成功の鍵となります。

特定の領域や分野における専門性を証明する資格があれば客観的なITスキルがあることを証明できるので、より良い条件での転職ができる可能性が高まります。

特に難易度の高い資格を取得すれば高ポジションでの採用も夢ではありません。

また同じIT業界内で職種を変更する場合、前職でのスキルや知識が活かせる部分がある一方で、新たに学ぶ必要がある部分もあります。

自信を持って新しい職種に挑戦するためには、知識やスキルの客観的な指標となる資格を取得しておくことが安心材料となるでしょう。

メリット➂条件交渉に役立つ

資格によって能力を客観的に評価されるため、年収やポジションアップしたい人などにとっては条件交渉に役立つメリットがあります。

ほかにも資格手当を受け取れる場合もあります。

とくに国や地方自治体が関与する大規模プロジェクトでは、プロジェクトへの参加に資格が必要とされることが多いです。

専門的なスキルが求められる業務となるため、年収の向上が期待できるだけでなく、大きなやりがいを感じることもできるでしょう。

大規模プロジェクトを扱う企業に自分の市場価値をアピールする際、資格の取得は重要な武器となります。

IT資格取得の勉強方法

IT資格取得の勉強方法には様々な方法があります。

ここでは、それぞれのメリット・デメリットについて紹介します。

➀独学

IT資格取得の勉強方法にはまず独学が挙げられます。

独学で学ぶメリットは自分のペースで学習できることと、コストを抑えられることです。

独学で始める場合、まずは参考書を用いて基礎知識をしっかりとインプットし、資格試験で求められる知識や考え方を理解しましょう。

さらに、過去問を解くことで実践形式の問題に慣れれば、試験本番に向けた準備を進めることができるでしょう。

また、最近では動画や学習サイトを利用する方法もあります。

コストを抑えつつ効率的に学ぶことができ、無料で提供されているものも多く、手軽に始められる点が魅力です。

ただし、独学にはデメリットもあり、モチベーションの維持や問題解決が挙げられます。

とくに初学者の場合、専門用語が多く疑問点も多いため調べることの繰り返しで問題解決に時間がかかり、かなりの勉強時間を要することになります。

➁スクール

IT資格の勉強する方法にはエンジニアスクールや通学講座に通うといった方法もあります。

講師のサポートを受けながら効率的に学習を進められるため、初学者やモチベーション維持が難しい方におすすめです。

疑問点をすぐに質問できる環境が整っているため、独学よりも短期間で資格取得を目指せるという大きなメリットがあります。

さらに、資格取得後のキャリアアップや転職活動を全面的にサポートしてくれる点も魅力的です。

スクールのデメリットとしては、費用が高額であることと時間的な制約があることです。

目指す資格やサポート、スクールによっても異なりますが受講料は20万~60万ほどかかるうえ、近場にないとなると継続しづらい面もあるので注意が必要です。

➂通信講座

通信講座は独学とスクールの利点を組み合わせた学習方法です。

独学よりもコストがかかるという面はありますが、スクールに通うよりもはるかに安く経済的に済むこともあります。

通信講座の最大のメリットは専門の講師が選び抜いた重要なポイントを押さえた教材を使い、自分のペースで学ぶことができる点が挙げられます。

また教材は紙のテキストだけでなく、講義の動画やスマートフォンでの学習にも対応しているため、通勤時間や休憩時間などのスキマ時間を有効に活用して学習を続けられます。

さらに、疑問があればすぐに講師に質問できたり、合格すれば受講料が返金されるなど、サポート体制も充実しています。

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アガルートアカデミーでは現在、ITパスポート・G検定・DS検定・ⅮXリテラシー・AI人材こーすなどさまざまなIT資格取得向けのコースが用意されています。

たとえばITパスポート試験では、わずか9時間で必要な知識を網羅的に学べるように設計されています。

特に、実際の試験でよく出題されるポイントに焦点を当て、過去問題の詳細な解説を含むことで、初見の問題にも対応できる解答力を養います。

指導にはデータサイエンティストの谷一徳講師が担当にあたり、実務で直ちに役立つ最新の技術情報と応用能力の向上に重点を置いています。

また、テキストはデジタル形式で提供され、インターネットがあればどこからでもアクセス可能です。

これにより、学習者は場所を選ばず、自分のペースで学習を進めることができます。

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