掲載依頼・お問い合わせ/リンク集          

[PR]

システムエンジニア向けのIT資格の難易度は?おすすめの稼げる資格ランキング

更新日:2024-05-17

システムエンジニア向けのIT資格の難易度は?おすすめの稼げる資格ランキング

IT業界はまだまだ成長を続けており、システムやプログラムの企画・設計を担当するシステムエンジニアの需要はかなり高くなっています。

SE(システムエンジニア)は情報処理の能力だけでなく、コミュニケーションやマネジメントなど様々な能力が必要となるでしょう。

SEを目指すならそれらの能力を客観的に証明できる資格・試験は非常に重要です。

今回はこれからSEを目指すとき、取っておくと有利な資格や受けておくべき試験などをご紹介します。

システムエンジニアになるにはどんな資格が必要?仕事内容や年収は? 

SE(システムエンジニア)の仕事内容は?プログラミングは必要?

目次

SE(システムエンジニア)には資格が必要?

SEには資格は必須ではありません。

実際に未経験や他業種からの転職を経てシステムエンジニアになる人もいますし、必ず取得しなければならない資格などもありません。

しかしプログラミングなどの資格を取得することで、就職・転職活動や実際の業務に役立つこともあります。

とくに実践的な能力があれば即戦力として採用してもらえる可能性が高くなりますので、キャリアアップや転職、副業、独立などを考えている方は取得すべきでしょう。

SE向けの資格試験の概要

ここでは、SEが持っておくといいおすすめの資格についてご紹介します。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験

出典:基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、情報処理に関する基礎的で幅広い知識が問われる試験でITエンジニアの登竜門的な資格です。

経済産業省主催の国家資格でもあるので、IT企業に就職を目指している方は取得することをおすすめします。

同じ情報処理関系のITパスポートという試験との違いはプログラミングの知識が問われるかどうかです。

受験手数料は税込7,500円で、学習時間の目安としては約200時間程度だといわれています。

試験の合格率は25%程度で、難易度としては情報系資格の中では難しくありませんが、情報系未経験者の方には少し難しいため対策が必要です。

基本情報技術者試験の難易度や合格率・試験日程・勉強法まとめ

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験

出典:応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は先ほど紹介した基本情報技術者試験よりもさらにレベルアップした試験となります。

自力で生産性・信頼性の高いシステムを構築するだけの能力やシステム開発における技術面だけでなく、さまざまな分野での高度な知識と応用力が問われます。

応用情報技術者試験を未経験から学習をする場合、300時間~500時間かかり、3ヶ月以上の学習期間が必要となるといわれています。

受験料は基本情報技術者試験と同様、税込7,500円かかります。

応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験合格後やSEとして1〜2年程度の実務経験を積んだ後にステップアップで受験する方が多いとされています。

応用情報技術者試験の難易度は?年収や過去問も大調査!!

システム監査技術者試験

システム監査技術者試験

出典:システム監査技術者試験

システム監査技術者試験は、情報システムの責任者や監査担当者に必要なスキルを証明する資格で、リスク分析やシステムの評価・検証能力を重視されています。

企業のガバナンス強化が求められる中で、情報システムの適切なコントロールと管理が重要視されており、監査役としての需要は高まりつつあります。

システム監査技術者試験は毎年10月に実施され、2023年度の合格率は16.4%と高い難易度であることがわかります。

受験料は税込7,500円、学習時間は100時間程度が目安です。

ネットワークスペシャリスト試験

ネットワークスペシャリスト試験

出典:ネットワークスペシャリスト試験

ネットワークスペシャリスト試験は、高度なネットワークシステムに関する知識とスキルを証明する資格です

クラウドシステムの普及に伴い、情報システムやアプリケーションの提供がネットワーク上で行われることが増加していることから、ネットワークの知識がますます重要となっています。

ネットワークエンジニアやインフラ系エンジニアを目指す方はぜひチャレンジしておきたい資格にあたります。

受験料は税込7,500円、ITの実務経験があってかつ論述が得意な人であれば20時間程度の学習時間で受かるといわれています。

オラクルマスター

オラクルマスター

ORACLE MASTERは「日本オラクル社」が主催するOracle Databaseシリーズの技術力を証明する資格で、データベースの管理・運用およびSQLのスキルを問う試験が含まれます。

「Bronze(ブロンズ)」、「Silver(シルバー)」、「Gold(ゴールド)」、「Platinum(プラチナ)」までの4つのグレードがあり、取得することで世界トップシェアのデータベースを扱える技術の裏付けとなります。

資格はステップアップ型で、上位の資格を取得するには下位の資格から順に受験する必要があります。

ORACLE Databaseは世界中の大企業で広く使われているデータベース管理ソフトで、エンジニアなら必ず触れる機会のあるソフトなので取得しておいて損はないでしょう。

受験料は税込37,730円、ブロンズ・シルバー・ゴールドならおおよそ20~40時間程度、プラチナなら難易度が上がるため350時間程度の学習時間が必要だといわれています。

またOracle製品に全く馴染みがない人であればさらなる勉強時間を要することもあるため注意が必要です。

出典:ORACLE MASTER Portal 

オラクルマスター資格取得の難易度は?試験情報・年収・給料・報酬相場を分析

ITストラテジスト試験

ITストラテジスト試験

出典:ITストラテジスト試験 

ITストラテジスト試験は、IT戦略スキルを証明する資格で、業務改革や新規事業創出に向けた高度なIT活用能力を評価する試験です。

経営に密接な関わりがあり、システムエンジニアからCTOまでの職種にステップアップしたい方やコンサルタントであれば受けておくことをおすすめします。

また現役のシステムエンジニアにも提案の幅が広がり、信頼を得やすくなるといったメリットもあります。

試験は毎年4月に実施され、2023年度の合格率は15.5%と難易度は高め。

学習時間の目安は150~200時間程度、受験料は税込7,500円で受けられるのでじっくり対策する必要があります。

システムアーキテクト試験

システムアーキテクト試験

システムアーキテクト試験は、業務分析とシステム設計のスキルを証明し、上流工程での総合的な提案能力が求められます。

システムアーキテクトはシステム開発においてプロジェクトを主導する役割であるため、高い設計スキルに加えてネットワーク、ソフトウェア開発、プロジェクト管理、セキュリティなどプロジェクト全体を見通せる豊富な知識が必要となります。

おもに現在システムアーキテクトとして活躍している方や、ITコンサルタントなどの職種で活躍したいと考えている方にとってはアピールできる試験です。

学習時間の目安はおおよそ60~360時間で、受験料は税込7,500円です。

出典:システムアーキテクト試験

プロジェクトマネージャー試験

プロジェクトマネージャー試験

出典:プロジェクトマネージャ試験

プロジェクトマネージャ試験は、システム開発の全体計画を策定し、予算やスケジュール、人員、品質管理などのプロジェクトマネジメントスキルを証明するものです。

システムエンジニアからのキャリアアップを目指す方におすすめで、PLやPMへのステップアップなどが期待できます。

ただしプロジェクトマネージャ試験は情報処理技術者試験の中でも最高何位であるレベル4にあたる高度区分試験のひとつとして数えられており、合格率も公式では12,7%~15,1%と発表されています。

応用情報合格後2年以内だと午前中におこなわれる1試験が免除となっているので、実務経験がありかつ論述が得意な方の場合、40時間程度の学習で受かるケースもあります。

しかし一般的には160時間以上の学習時間が必要で、なかには半年~1年程度かかることも。

受験料は税込7,500円です。

プロジェクトマネージャ資格取得の難易度は?試験情報・年収・給料・報酬相場を分析

情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティマネジメント試験

出典:情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティマネジメント試験は、情報システムの運用における正確な情報セキュリティの実践を証明する資格です。

規定やポリシーを理解し、安定的な運用を確保することが目的とされており、基本的なスキルを確認する者なので業界や業種を問わず、情報を扱うあらゆる職種で通用します。

2023年度からはCBT方式で随時実施され、その合格率は2023年12月時点で73.9%、ITパスポート試験合格者がステップアップとして挑戦する資格として注目されています。

受験料は税込7,500円、学習時間の目安は約200時間あれば合格できるといわれています。

情報セキュリティマネジメント資格取得の難易度は?試験情報・年収・給料・報酬相場を分析 

データベーススペシャリスト試験

データベーススペシャリスト試験

出典:データベーススペシャリスト試験 

データベーススペシャリスト試験は、データベース管理と設計に関する知識とスキルを評価する資格で、設計、開発、管理、最適化などの領域での経験と能力を測定します。

IPAが実施する「情報処理技術者試験」の一環で、データベースにおける高度な知識や技能を証明できる重要な資格となっています。

おもに機密情報や顧客情報を守る基盤を提供するデータベースエンジニアや、データベースを活用するIT系エンジニアにおすすめの資格です。

学習時間の目安は200時間、受験料は税込7,500円です。

データベーススペシャリスト試験の平均合格率は15%程度であり、技術情報系の資格試験の中でも難易度が高い部類に入ります。

特に午後の問題は記述式であることが、難易度を上げている要因だとされています。

データベーススペシャリスト試験の難易度は高い?過去問や試験形式は? 

システムエンジニアが資格を取得するメリット

未経験や資格がなくてもSEとして活動はできますが、資格取得にはさまざまなメリットがあります。

そこでここでは、SEが資格取得するメリットについていくつかご紹介します。

転職の際にスキルをアピールできる

システムエンジニアへの転職では、資格は重要なアピール材料となります。

選考では目に見えないスキルや技術を資格があることで可視化されるため、確かな証明や実績となります。

とくに未経験からの転職では企業は熱意やポテンシャルを重視することから、希望職種と関連性のある資格を取得することでより熱意や努力が評価されやすくなるメリットがあります。

また独学で専門的な資格を取得した経験は、採用担当者にとって魅力的であり、実務未経験でも即戦力になると判断されるケースも。

資格取得は自身のスキルを客観的に示す手段であり、難易度が高いほど他のエンジニアとの差別化ができます

給料アップ・昇進につながる

企業が資格取得を重視している場合、社内での評価にも繋がります。

たとえば会社によっては資格を取得することで、資格手当や報奨金などの金銭的なメリットが得られるところもあります。

もし資格手当が毎月1万円支給されると仮定した場合、年間で12万円の支給が見込まれます。

さらにいくつかの資格手当が付けば、毎月支給される資格手当の金額も大きくなっていったり、難易度が高いほど手当の金額も高くなることも。

同じようなレベルの社員がいた場合、資格を持っていた方が社内評価や昇進につながる可能性が高くなるため早いうちから取得しておくことをおすすめします。

システムエンジニアとして資格取得する際の学習のコツ

SEに関わらず、資格を取得にはある程度の時間がかかるものです。

目的意識もなくなんとなく続けていたり、そもそも学習する時間を捻出できないような環境なら無駄に時間を浪費するだけになります。

そこでここでは、システムエンジニアと資格取得する際の楽手のコツについていくつかご紹介します。

資格を取得するスケジュールを立てる

資格を取るときはまず、いつまでに資格を取得するかなどスケジュールを立てることが大事です。

なぜなら試験を受けるタイミングを決めないと勉強をサボってしまったり、忘れてしまったりする可能性があるからです。

試験日をゴールとして、いつまでに何を習得するのかなどを段階的に決めておくといいでしょう。

スキマ時間を活用する

とくに働きながらや学校に通いながら資格を取るときは、スキマ時間を活用する必要があります。

例えば、通勤の電車の中で参考書を読んだり、休日の予定前の時間に勉強したりするなどが挙げられます。

また、数分の勉強でも長期間続けていけば、結果的に数時間勉強したことになるためとにかく積み重値を意識するようにしましょう。

初心者だとより分からない部分も多いと思うので、時間を見つけて少しずつ学習する習慣を身に着けてみてください。

プログラミングスクールに通うのもひとつ

SEが資格を取るなら、プログラミングスクールに通うのもおすすめです。

スクールでは実績や知識豊富な講師から学べますし、独学よりも効率的に資格取得までの学習を進められます。

プログラミングスクールには、オンライン型と通学型の2種類があります。

オンライン型のメリットは、比較的安価で時間や場所を選ばずにプログラミングが学べるので、仕事や学校で忙しい人向きだといえます。

一方、デメリットは講師に直接質問しづらい点、サービスによっては講師がつかない点があるため注意が必要です。

また通学型であれば直接プログラミングを学べますが、マンツーマンだと費用がかかったり、時間や場所に制限されます。

自分自身のライフスタイルや性格、状況に合わせて選んでみてください。

システムエンジニアの資格取得におすすめのスクール

SEの資格取得は独学でもできないことはないですが、初心者の方や相談・質問したい方はスクールに通うのがおすすめです。

そこでここでは、SEの資格取得におすすめのスクールについていくつかご紹介します。

侍エンジニア

侍エンジニア

出典:プログラミングスクール SAMURAI ENGINEER

侍エンジニアはIT/プログラミング関連の資格を取得し、理想の生活や仕事を実現するためのオンラインプログラミングスクールです。

現役エンジニア講師が提供するマンツーマンレッスンとオリジナルカリキュラムによって、受講者の目標や理想に合わせた学習をサポート。

またQ&Aサービスや学習コーチのサポートによる随時相談も受け付けており、常に学習の進捗や不安を共有できるといったメリットがあります。

実際侍エンジニアでは、「受講生の学習完了率98%」「転職成功率99%」の実績があり、プログラミング学習を挫折せず進められると期待できます。

経済産業省リスキングを通じたキャリアアップ支援事業対象で最大70%オフの受講料オフになるといった制度もあるので、「手厚いサポートを受けたい」「少しでも費用を抑えたい」といった方はぜひチェックしてみてください。

  • Webエンジニア転職支援コース:税込693,000円~(16週間)
  • クラウドエンジニア転職保証コース:税込473,000円~(16週間)
  • フリーランスコース:税込693,000円~(16週間)

インターネットアカデミー

インターネット・アカデミー

出典:インターネット・アカデミー

「インターネット・アカデミー」は国内有数のWeb制作会社が母体のプログラミングスクールです。

W3Cメンバーとしての日本初の実績を誇り、アメリカやインドにも拠点があり、最新かつグローバルなスキルを獲得できます。

また手厚いキャリアサポートも特徴で、専任スタッフによるキャリアプラン相談や書類添削、企業紹介などがあり、受講生からの評価も高めです。

さらに母体のWeb制作会社での経験を持つスタッフによるWeb業界就職ガイダンスもあり、資格取得後のキャリア実現を後押しにも強みを持っています。

インターネット・アカデミーはこれからエンジニアとして活躍したい方や、スキルを獲得して就職・転職を目指す方におすすめです。

  • ITエンジニ入門コース:税込288,200円(3~4ヶ月)
  • ITエンジニア総合コース税込866,360円(10~12ヶ月)
  • IoTエンジニア育成コースA:税込834,680円(12ヶ月)
  • IoTエンジニア育成コースB:税込688,160円(6~8カ月)
  • AIエンジニア育成コース:税込456,500円(3~4ヶ月)
  • AI×IoTエンジニア育成コース:税込902,990円(12ヶ月)

KENスクール

KENスクール

出典:KENスクール

KENスクールは、34年の歴史を有する老舗プログラミングスクールで、1対1の個別レッスンが特徴的です。

手厚いキャリアサポートも特徴で、7,000人以上の卒業生をサポートし、83%の高い就職率を達成しています。

就転職者の約半数は未経験で採用されているので、これからエンジニアとして活躍したいといった方でも安心してチャレンジできる環境が整えられています。

また資格取得講座はすべて合格サポート制度がついており、万が一資格試験に不合格の場合、合格するまで追加受講料なしでサポートがついてきます。

  • ORACLE MASTERBronze講座:税込191,400円(3ヶ月)
  • ORACLE MASTERSilver講座:税込170,500円(3ヶ月)

Winスクール

Winスクール

出典:Winスクール

「Winスクール」は全国に55校を展開する大手プログラミングスクールで、少人数制レッスンやオンライン・ハイブリッドレッスンなどがあり、自分のライフスタイルに合わせて学習できます。

毎年多数の資格取得者を輩出し、Web・デザイン資格では年間2,000名以上の実績と高い一発合格率を誇ります。

企業研修実績も年間約1,500社、1万人以上の企業研修実績があり業界ナンバーワンといわれています。

体系的なカリキュラムでは基礎から応用まで幅広く学び、授業後は課題に取り組むことができ、復習もYoutubeでできるのも安心できるポイント。

ただし難易度が高いコースもあり、希望コースの難易度は事前に確認が必要。

  • Webクリエイター(WEBエンジニア就職・転職パッケージ):税込333,300円(最大7カ月)
  • Webクリエイター(Webコーダー就職・転職パッケージ):税込300,300円(最大7カ月)

東京でおすすめのパソコンスクール(パソコン教室)おすすめ比較ランキング15選!安くて人気なスクールの選び方もあわせて紹介 

SE(システムエンジニア)の難易度

システムエンジニアになる難易度は、簡単とは言えません

仕様書の作成から仕事の管理まで、全般的な能力が求められます。

開発工程の理解はもちろんのことクライアントとの交渉も必要でしょう。

開発工程の理解が必須

システムエンジニアになるためには、工程の理解は必須です。

システムエンジニアは主に上流工程を担当します。

上流工程は構築段階で設計をする仕事です。

開発の仕様書を書く仕事も、この段階で完了しなくてはなりません。

コーディング作業が主な下流工程はプログラマーの仕事です。

システムエンジニアとして活躍するためには、コーティングの技術も求められます。

クライアントとのやり取りも重要

見積もりや要件定義など、クライアントとのやり取りもシステムエンジニアの仕事です。

丁寧にヒアリングすることで、設計完成時のギャップが防げます。

クライアントには、分かりやすく説明する能力も求められるでしょう。

開発に詳しくない人でも理解しやすいように、プロジェクトを提示する力が必須です。

仕事では常に管理を要求される

開発の仕事では常に管理が要求されます

プログラムの開発だけでなく、バグの発生時やテストなども指示が必要です。

他の案件のトラブル対処などと並行することもあるでしょう。

進捗管理が苦手な人には、システムエンジニアはやや厳しい仕事です。

体力勝負の仕事も多い

体力勝負の仕事も多いことはシステムエンジニアの特徴です。

休日出勤・残業などの、時間外業務が多いことで「働きにくい」と感じる人もいるようです。

企業によっては、繁忙期は職場に泊まり込みで仕事をする場合もあります。

体力の有無や体調管理は、システムエンジニアの適性に関わってきます。

プログラムを作るだけでは、システムエンジニアとして活躍できません。

能力が必要となるでしょう。

SE(システムエンジニア)とは

SE(システムエンジニア)とは、システムやプログラムの設計や開発、テストを担当する仕事です。

開発工程の中でも上流工程と呼ばれる部分を担っており、顧客の要求に応じてシステムの設計や全体のスケジュールを立てたり、開発コストの決定もしなければなりません。

主な仕事としては、要件定義・基本設計・詳細設計・テスト・保守運用といったものに分けられ、一般的にSEは開発やプログラミングといった作業は担当しませんが、設計時にプログラミングの知識があったほうが良いとされています。

プログラマとの違いは?

システムエンジニアとプログラマの違いは、実際にプログラムを書くかどうかです。

システムエンジニアは主にプログラムの設計や出来上がったプログラムの確認を行う仕事なので、実際にプログラミングをすることはあまりありません。

しかしプログラマは実際に設計書に沿ってプログラミングを行わなければいけません。

ただし、厳密な分類は企業などによって異なります。

勤めている企業や担当しているプロジェクトによってはSEもプログラミングをしたり、人によってはSEとプログラマを兼ねているといったケースもあります。

プログラマーとエンジニアの違いは大きい?将来性があるのはどっち?

システムエンジニアの平均年収・給料

令和4年度の賃金構造基本統計調査によると、システムエンジニアの平均年収は660.4万円です。

ただし、この金額は全ての都道府県から算出したものです。

働く人の年代や、企業の本拠地によってシステムエンジニアの年収は上下するので気をつけてください。

システムエンジニアの給料は、都心部に行くほど高くなります。

参考:厚生労働省公式サイト 令和4年度賃金構造基本統計調査

システムエンジニアに向いている人

システムエンジニアに向いている人の特徴は以下の通りです。

  • コミュニケーション能力がある
  • 好奇心と学習意欲が高い
  • 物事の変化に柔軟に対応できる
  • 何事も論理的に考えられる
  • 体力に自信がある

システムエンジニアの仕事は、体力が求められる場面が多いです。

ルーティンワークが多いので、忍耐力も試されるでしょう。

システムエンジニアの現状と将来性

システムエンジニアは、業界の需要に対して人材が追いついていません

売り手市場と言えるので需要は高いでしょう。

人材市場としても希少性が高いため「仕事が少なくて困る」といった傾向はありません。

仕事では高い専門性が求められ、煩雑なシステム開発が求められます。

将来的にはAIの進展により仕事が無くなる?

AIの進展により、以下の業務は減少する恐れがあります。

  • コード生成
  • プログラムのテスト など

ルーチンワークがAIによって処理されることは、予想できますね。

AIの進展が進むと、一部のプログラマーの仕事が減る可能性は高いです。

資格取得を目指してシステムエンジニアとしてスキルアップしよう!

今回はSEとして活躍するためにおすすめの資格や学習のコツ、学習するメリットなどについてご紹介してきました。

今回ご紹介した資格はどれもシステムエンジニアにとって必須級の資格ばかりです。

特に基本情報技術者試験などはIT系の職業全てに通じる資格ですし、初心者でも目指しやすい資格もあります。

また資格取得は独学でもできますが、より実践的なスキルを学びたい方や初心者ですぐに相談・質問したいといった方はスクールに通うのもおすすめです。

スクールによっては就職や転職のサポート支援が充実しているところや、給付金が適用されるコースなどもあります。

今回の記事を読んで資格取得に興味を持った方はぜひチャレンジしてみてくださいね。