コロナ禍で何が変わった?通信制高校のコロナ対策を徹底解説! 更新時間 2022.06.11
コロナウイルスが流行し始めてから約1年3か月経過しました。
皆様の生活はどう変わりましたか?
私の生活はコロナの流行前と比較すると、かなり変わりました。
具体的には、在宅ワークや出張に行かずしてミーティングができるようになったことです。
仕事面だけでなく、学校などの対応も大きく変化しました。
その変化は大学や高校だけでなく、通信制高校にまで及んでいるのです。
今回この記事では、通信制高校のコロナ対策を徹底解説していきます!
通信制高校の在宅学習について詳しく知りたい方は、「通信制高校は在宅学習がメイン!在宅でも継続可能な学習方法のコツも紹介!」もぜひチェックしてみてください!
通信制高校で行っている4つのコロナ対策
通信制高校では、様々な場面でコロナウイルス対策を行っています。
通信制高校ならではの対策も数多くあり、今後も変化していくでしょう。
また、通信制高校の強みを生かしながらも対策を行っています。
オンライン授業や課題のネット提出などは通信制高校ならではです。
次の項目では、通信制高校が行っている4つのコロナ対策について解説していきます。
皆さんもこの記事をよく読んで、不安を解消してください!
コロナ対策①オンライン授業
1つ目はオンライン授業です。
オンライン授業に関しては通信制高校だけでなく、多くの学校が取り入れています。
そもそも投稿回数が少ないので、人とも直接関わらないため、コロナを気にする必要がありません。
コロナは人と多く関わることで感染リスクも高くなります。
そのリスクを減らすことができれば、感染のリスクも大幅に減らせるでしょう。
コロナ対策②時間をずらして登校
2つ目は時間をずらして登校することです。
基本オンライン授業とは言っても、一切学校に行かないわけではありません。
書類の提出などで、どうしても学校に通わなくてはいけない時もあるでしょう。
そんな時も安心してください。
通学時間をずらすことで、極力生徒同士の接触を減らして感染リスクを抑えることができます。
コロナ対策③イベント事での人数制限
3つ目はイベント事での人数制限です。
具体的には入学式や卒業式で、一つの家族につき参加できる人数を決めるものです。
人数制限を行うことによって事前に参加人数を把握することができ、あらかじめその人数に対応しやすくなります。
文化祭などもチケット制にして行うなど、今までとは違うものになってくるでしょう。
コロナ対策④ネットを使った課題提出
4つ目はネットを使った課題提出です。
今までも通信制高校ではオンラインでの課題提出を行っていましたが、今後はより幅広く対応できるようになるはずです。
既に決まっている教科だけでなく、様々な教科でネットを使った提出方法が選ばれるでしょう。
ネットで提出することで先生側も簡単に管理でき、作業の効率もアップします。
オンライン授業の3つのメリット
皆様はオンライン授業がどういったものかご存知でしょうか。
オンライン授業では、自身のパソコンやタブレットから授業を受けることができます。
中学生の方、実際にオンライン授業を受けたことがない学生は、イメージつきにくいでしょう。
ここからは、オンライン授業についてのメリットとデメリットについて解説します。
メリット①自分のペースで進めることができる
1つ目のメリットは、自分のペースで授業を行うことができる点です。
いままでの授業では、決められた時間に授業を受けていましたが、オンライン授業では違います。
自分の好きなタイミングで受けることができるのです。
例えば、仕事や作業の合間に受けることができるのです!
オンライン授業を取り入れることで、感染リスクも大幅に減少します。
メリット②場所を選ばずに勉強できる
2つ目のメリットは、場所を選ばずに勉強できることです。
今までは、学校に通学して先生と対面して授業を受けていましたが、その形態も大きく変わります。
場所を選ばずに勉強できることで、家や仕事場からも勉強することができます。
空いた時間に好きな場所で勉強できることは、忙しい人にとってはとても効率の良いことでしょう。
しかし、場所を選ぶときは周りの雑音が入らないかなどの配慮を行う必要があります。
メリット③自分で取る授業を決める
3つ目のメリットは、自分で取る授業を決められることです。
元々、通信制高校は自分で好きな授業を取ることができますが、今後更に柔軟になっていくでしょう。
自分で好きな授業を取れるので、受けたくない授業は受ける必要はないですが、その分しっかりと見極める必要があります。
本当は必要な授業であったということもよく起きます。
オンライン授業の3つのデメリット
オンライン授業にはメリットがある反面、デメリットも存在します。
オンライン授業でなければ起きないデメリットばかりですが、デメリットに対してうまく解決策を見つけることができれば、通信制高校はとても勉強しやすい環境と言えます。
次の項目からは3つのデメリットについて解説していきます。
デメリット①わからないところをすぐに聞けない
1つ目のデメリットは、わからないことをすぐに聞けないということです。
オンライン授業は、対面授業とは違いすべて一人で授業を受けます。
皆さんも学校で勉強していて、わからないことを友達に聞いていたでしょう。
ですがオンライン授業は困ったときにすぐに聞くことができず、自分で解決しなければなりません。
しかしこれはプラスに考えると、自分で解決する能力が付くと捉えることができます。
デメリット②友達ができにくい
2つ目のデメリットは、友達ができにくいことです。
今の時代、仲の良い友達や親友との出会いはオンライン上だったという人も今では増えています。
オンライン上で友達を作るということは難しく思えますが、自分の行動によっては心を許せる親友も作れます!
デメリット③学校に行く機会が減る
3つめのデメリットは、学校に行く機会が減ることです。
通信制高校はそもそも学校に行く機会が少ないですが、オンライン授業が増えることで更に減ります。
もしかすると、今後一回も学校に通わずに卒業する、という人も出てくるかもしれません。
自分のペースで学習をすすめられるということでもあるので、しっかり自己管理して卒業を目指しましょう!
今後はオンライン面談が増える
今後、通信制高校では、オンラインの面談が増えていくでしょう。
実際オンライン面談ってどうなの?と思う人もいると思います。
しかし、意外とオンラインの方が話しやすい人も多いのではないでしょうか。
対面でないからこそ、あまり緊張せずに腹を割って話せるかもしれませんね。
ではコロナが落ち着いたら対応は再び変化するのでしょうか。
結論から言うと、大きく変わることはないでしょう。
むしろオンライン上でも様々なことができるとわかりました。
今後はオンラインと対面の良いところだけを合わせた、新しい通信制高校に進化していくでしょう。
通信制高校に通う人は様々
そもそも、皆さんは通信制高校がどんなところかご存じですか?
通信制高校に通う理由は人それぞれです。
通信制に通う学生はすでに仕事をしてお金を稼いでいる人や、高校を中退してしまった人、不登校で学校に行けなくなってしまった人など。
授業の進め方や課題提出方法なども全日制高校とは異なります。
しかし、全日制高校と同じように高校の卒業資格も得ることができるのです。
今までの通信制高校
今までの通信制高校では、週に3日は通う必要があるコースがほとんどでした。
その他にも全日制と同様に、文化祭や体育大会、修学旅行もありました。
今後、コロナの動きによっては修学旅行などの行事予定なくなるかもしれませんね。
一つ言えるのは、コロナ前のような生活には戻らない可能性が高いということです。
戻るかもしれませんが、コロナの終わりも見えないため、まだまだ時間がかかるでしょう。
これからの通信制高校
これからの通信制高校では、今以上に多くの場面で柔軟に変わっていきます。
今後コロナが落ち着いたら、対面授業かオンライン授業を選ぶこともできるようになるでしょう。
もしかしたら、一度も学校に通うことなく卒業資格を手に入れることができるようになるかもしれませんし、テストの方法なども変わってくるかもしれませんね。
授業や課題をすべてオンライン上で行い、テストは専用の会場で行うというように、高校自体の形も変わっていくことも考えられます。
通信制高校について詳しく知りたいという方は、「通信制高校とは?」を参考にしてください!
次の項目では全日制高校との違いを解説していきます。
全日制高校との違い
全日制高校との一番の違いは、自分のやり方に合った勉強をできるところです。
全日制高校は月曜日から金曜日にかけて、1限から6限までみっちりと授業を行います。
しかし、通信制高校は授業の時間などは特に決まりがありません。
単位制なので、決められている単位数を獲得することで卒業できます。
その他にも様々なことに対して柔軟に対応できるのが、通信制高校の特徴です。
通信制高校の強み
通信制高校は全日制高校に負けないぐらいの強みを持っています。
ひとつ前の項目でも説明しましたが、強みは柔軟な対応力です。
通信制高校では、様々な背景を持っている学生が通っています。
そんな学生一人一人に合ったカリキュラムを提案し、問題なく勉強していくことができるのです。
その他にも費用が安く、通信制高校では実際にアルバイトや芸能活動でお金を稼ぎながら通っている学生さんも数多くいます。
コロナ禍で変化した通信制高校
世間の動きや対応と同様に、通信制高校でもコロナが流行り様々な変化がありました。
今まで当たり前のように行っていた勉強方法も多様になり、学生の背景によっても常に変わり続けます。
コロナが流行ったから、通信制高校のレベルが下がったわけではありません。
通信制高校はこれから更に柔軟に対応できるようになるでしょう!
今後の動きにも要チェックです。
まとめ~コロナ禍でも問題なく勉強はできる~
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ここまでいかがでしたか?
通信制高校はコロナ禍になっても、柔軟に対応することができる素晴らしい学校です。
コロナが大流行している今の時代に負けず、様々な感染対策も行っているので安心して勉強できますね。
通信制高校では皆さんが成長できる環境がしっかりと整っているので、しっかりと勉強し、たくさんの知識を身に付けて羽ばたいていってください。
皆さんの未来が明るいものでありますように!
通信制高校への転入を考えている方は、「通信制高校への転入を考えている高校生の方へ」を参考にしてください!