通信制高校は夏休みに登校がある?夏休みの過ごし方を紹介 更新時間 2023.10.19
通信制高校に通い始めたばかりの人や、これから通うことを検討している人の多くは、通信制高校にも全日制の高校と同じように休みがあるのかどうかが気になりますよね。
本記事では、通信制高校の夏休みはどのようになっているのかを徹底解説していきたいと思います。
また、通信制高校の夏休みの過ごし方に関しても紹介していくので、これから通われる方は是非参考にしてください。
通信制高校の夏休み明けの不登校対策について知りたい方は、「通信制高校に通う人必見!夏休み明けに不登校にならないための対策5選!」をチェックしてください。
多くの場合通信制にも夏休みはある
結論から言うと、多くの通信制高校の場合は全日制の高校と同じように夏休みを設けている場合が多いです。
皆さんも知っているように、通信制高校は基本的には自宅学習が軸となっているため、通信制高校の夏休みは言い換えれば「自宅学習をする必要がない期間」ということになります。
夏休み期間はスクーリングに参加する必要もないので、全日制の高校と同じように夏休みの期間は遊ぶことが可能です。
しかし、夏休みの期間だとしても希望すれば学習相談やレポート添削、生活相談などを実施している学校も存在します。
夏休みの期間は校舎を閉鎖する学校もあるので、自分の通っている学校、もしくはこれから通う予定の学校は夏休みに学習相談などをすることが出来るのかどうかをチェックしてみると良いでしょう。
夏休みを設定していない通信制高校も存在する
通信制高校の多くは夏休みがありますが、学校によっては夏休みを指定しない通信制高校も存在します。
とは言っても、全日制の高校で夏休みとされている期間の中である程度のスクーリングを設けると言うことです。
例えば、夏休みにスクーリングや学校行事に参加をする必要がある学校も存在します。
主に、上記の2つが夏休みに投稿するケースとして挙げられます。
スクーリングをして授業に出席する必要がある
通信制高校の中には、夏休み期間中にスクーリングをして授業に出席する必要がある高校があります。
このように、夏休み中にスクーリングをする必要がある学校の多くは、年間のスクーリング回数が少ない傾向にあります。
つまり、スクーリングの回数が普段からあまりない為、夏休みというものを作る必要が無いのです。
現在、仕事や子育てをしながら通信制高校に通いたいという人にはおすすめなので是非夏休みにスクーリングがあるが、年間を通してスクーリングの回数が少ない通信制高校を調べてみるのも良いでしょう。
学校行事に参加する必要がある
スクーリングの他にも、夏休み期間中に学校行事に参加する必要がある通信制高校も存在まします。
学校行事の中には、校外学習や修学旅行などの行事の他にもボランティア活動などが含まれます。
通信制高校の卒業要件には特別活動に30時間以上出席する必要があります。
学校行事への参加は通信制高校の卒業要件である特別活動への参加としてカウントさレます。
スクーリングが少ない通信制高校に通っている人は学校行事への参加は積極的に行うように心がけましょう。
夏休みの集中講義に参加する必要がある
通信制高校と聞くと、あまり勉強が得意ではない人がいく印象がある人もいますよね。
しかし、現在の通信制高校には「特進クラス」や「大学受験コース」などと言うような大学受験に合格するためのカリキュラムを組んで授業を展開している通信制高校も少なくありません。
大学受験を目標にしているクラスの場合は夏休みに集中的にセンター試験や私立の受験対策の講座を実施する通信制高校も存在します。
中には、通信制高校から国公立大学や、有名私立大学に進学する人も多いので、大学進学を目指している人は行きたい通信制高校に大学受験に対応したクラスがあるかを確認してみてください。
通信制高校の夏休みの過ごし方3選
前章までで通信制高校には夏休みが基本的にはあると言うことが分かりましたよね。
それでは、実際に通信制高校の夏休み期間は何をすれば良いのか気になりますよね。
ここでは、通信制高校に通っている人におすすめの夏休みの過ごし方を紹介します。
- スクーリングに参加する
- 学校の課題に取り組む
- クラブ活動に参加する
上記の3つが特に通信制高校に通っている人におすすめの過ごし方です。
それでは、1つずつ詳細について解説します。
スクーリングに参加する
なんと言っても、通信制高校に通っている人が夏休みに行ったほうが良いことの1つはスクーリングに参加すると言うことです。
なぜなら、通信制高校の卒業要件の一つに30時間以上の特別授業への参加が必須だからです。
そのため、夏休みに何もやらないでいると通信制高校の卒業要件を満たせずに三年間で卒業することが難しくなってしますのです。
通信制高校は、全日制の高校とは異なり、高校卒業を目標に掲げているのです。
ですから、積極的に夏休み期間でもウクーリングに参加して高校卒業の認定をもらえるようにしましょう。
学校の課題に取り組む
通信制高校の夏休みには、夏休み課題が出る学校が多いです。そのため、夏休みだからといって遊んでばっかりいると、夏休み明けなどに行われる定期試験などで十分な単位が取れなくなってしまう場合があります。
通信制高校は、生徒一人ひとりのスタイルに合わせて学習を進めることが出来ると言う点が魅力的ですが、勉強をサボるとその分後から大変になってきます。
通信制高校の卒業要件の一つは3年間で74単位以上を取得することです。
74単位の取得は全日制の高校の卒業要件と同じです。
そのため、通信制高校に通っている人は普段学校で授業を通して学ぶ機会が少ないため、全日制の高校の夏休みよりも勉強をきちんと行う必要があるということが言えるでしょう。
また、夏休みはこれまで勉強してきた範囲で理解が追いついていない箇所を復習する良い機会になります。
苦手な分野や分からない部分がある人は積極的にスクーリングや学生相談を利用して 夏休みの期間中に勉強で分からない箇所や苦手な分野を克服できるようにするのがおすすめです。
クラブ活動に参加する
通信制高校の生徒でもクラブ活動に参加することは可能です。
クラブ活動では、チームの仲間と一緒に練習に励んで絆を深めることが可能です。
バスケットボールや野球、テニスなどの運動部なら大会出場を目指したり、吹奏楽や軽音などはコンクールで良い成績を収めるために練習をします。
通信制高校の生徒の方は、普段あまり学校に登校する機会がないので、こう言ったクラブ活動を通して他の生徒とのコミュニケーションをとることは非常に大切です。
また、クラブ活動の中には運動や音楽、美術などの他にも「福祉活動」や「ビジネススキル」、「パソコンスキル」などの社会人になる上で重要なスキルを身につけることができるクラブ活動も存在します。
ぜひ、通信制高校似通っている人は夏休みに自分が興味のあるクラブ活動に参加することをおすすめします。
高校で友達を作ってより充実した楽しい高校生活を送りましょう!
通信制高校の夏休みについてもっと知りたいという方は、「通信制高校の夏休みの過ごし方」を参考にしてください!
通信制高校にも夏休みはあるので充実した夏休みを送ろう!
いかがでしたか?
今回は、通信制高校の夏休みについて、過ごし方と合わせて紹介しました。
この記事を読むまでは、通信制高校は簡単に卒業できると思っていた人も多いと思います。
しかし、「通信制高校は簡単に卒業できる」というのは全くの誤解です。
全日制の高校と比較すると、確かに通信制高校はスクーリングが少なくて済みますが、その分レポート課題などが大変多いです。
通信制高校も全日制と同じように高卒の資格をとることができるという点で、規定の勉強量は変わらないのです。
ぜひ、通信制高校に通っている人は夏休みに遊ぶだけではなく、スクーリングやクラブ活動、今まで学習した範囲復習をしっかりとして三年間で卒業ができるようにがんばりましょう!
自分に合った通信制高校の選び方を知りたいという方は、「不登校の通信制高校選び方!」を参考にしてください!