ハワイ旅行など、アメリカに行く時に耳にする言葉「エスタ」。アメリカなどに渡ったことのない人は聞き馴染みのない方も多いでしょうが、申請していないとハワイ旅行等に行けないというモノなんです。
本記事では、ハワイに初めて旅行する!という人の助けになるエスタの知識の中でも特にエスタ申請時にかかる料金のことをメインにまとめました。
エスタ申請を代行してくれる業者や大手旅行代理店も存在していますが、中には詐欺まがいの金額のぼったくり手数料を請求してくる業者もあるようですので自分でエスタ申請できるようになっておきましょう!
ハワイに行くなら必須のエスタ申請とは…?
エスタ(ESTA)は、2009年1月よりアメリカ渡航時に申請することが義務化されているもので、ビザがなくても入国可能なビザ免除プログラム用の電子渡航認証システムのことです。
英語で書くと”Electronic System for Travel Authorization”で、ESTA(エスタ)です。
ハワイ旅行や、ビジネスのためなど、ビザなしで90日以内のアメリカ滞在をする場合は米国大使館でのビザ取得は免除されます。このときにエスタ申請を行い、事前にオンラインで認証を受けておくことが必須となっています。
登録さえ済めば便利?
エスタは、渡航者の情報をオンラインで確認できる高度なシステムを利用しています。
エスタ申請が済んでいればハワイ旅行などの渡航認証の際に、書面を提示したりする手間もなく、入国管理局や空港からそれらの書面の提示を求められたりすることもなくなります。
パスポートを出すだけで自動認証が済み、サッと通ることができます。
ただし、ハワイ旅行などでアメリカに入国する計画をしている人の多くは、万が一システムが不調だった場合や、登録の不備・確認漏れなどのアクシデントがあった場合のことを想定してプリントアウトしたた書面も同時に用意しているようです。
エスタ申請にかかる料金
エスタ申請は有料です。子供・乳幼児であっても1人ずつ全員登録する必要があり、一人につき14ドルかかります。
料金の支払いにはクレジットカードが必要となります。使えるクレジットカードは以下の通り。
- VISA
- Mastercard
- American Express
- JCB
- Diners
エスタ申請に必要なモノは?
エスタ申請はオンラインで行うものなので、インターネットにつながっているパソコンとクレジットカード、パスポートがあればどこでもすぐに申請できます。
ただし、申請者の自宅住所や勤務先住所、滞在先の住所に関しては英語で書く必要があるので、住所の英語表記に慣れていない人はこちらも予め準備しておくと登録がスムーズにできます。
日本語住所と英語住所では、ただただローマ字で地名を書くだけでなく、表記する順番が完全に真逆だったり町目や番地、号などは使わずに○○-○○-○と書くほうが良いなど慣れないうちはパッと書けないこともあるものです。
日本語住所を英語表記にできる?
英語での住所の書き方がわからない!という場合に役立つサイトがあります。
以下のようなサイトを利用すれば住所の英語表記はすぐに済むので苦手な人は利用してみてはいかがでしょうか?
★日本語住所変換サイト
エスタ申請は自分でできるの?
エスタ申請は自分でできます。念の為もう一度。
エスタ申請は自分でできます!
上記で紹介した必要なものを揃えて、エスタ公式サイトで入力するだけです。
入力項目数はそこそこ多いし、初めての登録だと何かと不安になってしまいがちで、代行してもらえるのならありがたいと思ってしまいそうですが、エスタ申請の代行サイト…実はたくさん存在します。
代行サイトだけではなく、旅行代理店などでもある手数料としてある程度の金額を上乗せしてエスタ申請の代行を行っているところがあります。
エスタ申請料金の他に登録手数料を請求される
しかし先に紹介した通り、エスタ申請に必要なモノはパスポートと現住所と滞在先住所の情報だけでした。
代行に依頼する場合でも結局住所やパスポートの情報を端末に入力したり書類に記入したりしますよね…?
つまり全く同じ入力項目を代理店や代行サイトに入力するかエスタ申請公式サイトに入力するかの違いしかありません。
これなら登録手数料分の金額を支払うことなく自分で登録するほうが断然お得なわけです。
詐欺サイトも多く存在している!
代行サイトに頼んで、ちょっと手数料を取られるだけならまだマシな方とも言えるでしょう。
エスタ申請を代行してくれそうな見かけをしているサイトの中には、ぼったくり金額の手数料を請求する代行サイトや、もっと酷いものでは料金だけ請求されて本当はエスタ申請すらしていない悪質な詐欺サイトあります。
また、更に注意が必要なのはエスタ申請の公式サイトのような雰囲気を出している詐欺サイトです。
エスタ申請にはクレジットカードの情報入力をする必要があるため、公式サイト以外でクレジットカード情報を入力してしまうと、悪用される危険性もあります。
エスタの確認は簡単にできる!
エスタは、新規申請登録する時と同じ公式サイトで登録状況の確認も簡単にできるようになっています。
もし旅行代理店などでエスタ代理申請のサービスをなどを利用した場合には、きちんと登録されているかどうかを公式サイトにパスポート情報を入力するだけで確認できますのでチェックしておくと良いでしょう。
有効期限などのチェックも一緒にできます。
エスタ申請の料金は幾ら?自分で申請できる?まとめ
エスタ申請の料金や、代行でかかる手数料などと、エスタ申請は自分でできるのかどうかについてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?
本記事の内容をまとめると、
- エスタ申請はビザなしでハワイ旅行に行くなら必須!
- エスタ申請はオンラインで公式サイトから行うことができる!
- 料金は自分で申請する場合なら14ドル。代行などを利用すると手数料などで金額が上がってしまう。
- ぼったくり代行サイトや詐欺サイトに引っかかるリスクを避けるために自分で申請するのが一番!
ということになります。「ハワイ旅行に初めて行くけどエスタ申請ってよくわからない…」という人の参考になれば幸いです。