観光英語検定資格取得者は他には英語:Tourism English Proficiency Testという名称で呼ばれております。
資格名:観光英語検定
観光英語検定の資格は「民間資格」です。
資格広場では観光英語検定を受けたい方を応援しております。
観光英語検定を受けるために必要な知識
3級:基本的な文法を使って道案内やパンフレットの説明ができれば、合格レベルです。2級:海外の人とコミュニケーションが取れ、英語で日本の軍歌を説明できることが求められます。日本の文化についての知識が必要です。1級:緊急時、例えば病気になったときや、保険会社との連絡が必要になったとき、銀行での手続きが必要になったときなどにも英語で対応できることが求められます。また、世界の文化や風習、歴史に関する知識も必要です。
観光英語検定の資格は「全国語学ビジネス観光教育協会」が運営管理を行っております。
全国語学ビジネス観光教育協会とは:
全国語学ビジネス観光教育協会は、約30の語学・ビジネス・観光系の専門学校が加盟している団体です。加盟校とともに国内外での語学必要とする分野、また観光業界で活躍できる人材育成に取り組んでいます。観光英語検定のほかに、全国専門学校英語スピーチコンテストも実施しています。
試験詳細
資格取得者の傾向
観光英語検定ってどんな仕事なの?(仕事内容など)
観光英語検定は、平成元年から試験が開始されました。検定は1級・2級・3級の三つのレベルに分けられています。観光英語とは、一般的に中学・高校で習う英語とは少し異なり、主に旅行、もしくは観光の際のいろいろな場面で活用されている専門的な語句や表現、言い回しなどのことです。この検定に合格することで一般的な英語力だけでなく、観光・旅行業界の専門的な用語や特別な表現も習得しているということを証明できます。そのため観光英語検定を取得している人には、旅行代理店、ホテル、百貨店、空港、交通関係、外国人観光客の多い飲食店など、たくさんの活躍の場があります。
観光英語検定受験の為の勉強法
2級、3級については全国ビジネス観光教育協会公認(要申込)のWEB学習講座があります。また、協会の公式ホームページ内に2級、3級のサンプル問題(筆記・ヒアリング)も用意されているのでこれも活用しましょう。1級、2級、3級すべての公式テキストは協会のホームページ内で販売されています。このテキストを読み、過去問を繰り返し解いてみるのが基本的な勉強方法です。
観光英語検定の試験料・試験の内容・合格発表について
観光英語検定試験料
受験料は取得しようとする級によって異なります。1級:10,000円、2級:4,600円、3級:3,600円となっています。
観光英語検定の年間試験回数
試験は年に2回、6月の下旬と10月の下旬に行われています。1,2級、2,3級は1枚の願書で併願が可能です。
観光英語検定の試験科目等の内容
1級、2級、3級すべて筆記試験とリスニング試験が行われます。どちらも観光の場面、海外旅行中の買い物や食事の場面、空港での手続きやアナウンスに関して、旅行代理店とのやり取り、クレームの対応など、実際的な場面が想定されています。1級には、筆記試験・リスニング試験のほかに二次試験があり、面接官との対話による試験があります。
観光英語検定の難易度
観光英語検定の1級~3級と、他の英語検定のレベルとの相互関係は以下のとおりです。「1級」TOEIC(600~860)、英検準1級・1級レベル、「2級」TOEIC(470~600)、英検2級レベル、「3級」TOEIC(220~470)、英検3級レベルとなっています。
観光英語検定の合格率について
平成28年10月30日に実施された試験の合格率です。1級:4.5%、2級:54.3%、3級:54.3%となっています。
観光英語検定の合格発表
観光英語検定の合否通知は一般受験者には本人に直接送付され、学校・団体受験者には各団体に一括して結果が送付されます。どちらの場合も、合格者には合格証(カード)が送付されます。合格認定書・証明書の発行には、申し込みと手数料(合格認定書:A4英文の賞状/1000円、合格証明書:和文/500円)が必要となります。
観光英語検定資格取得後の傾向
観光英語検定受験後の職業例
旅行業界・観光業界、ホテル・旅館等の宿泊のスタッフ、空港スタッフ、各種交通機関での案内業務、ショッピングモール、レストランサービス
観光英語検定に向いている人
すでにある程度の英語力があり、海外旅行や外国人と接するのが好きな人、国内・海外の地理や世界遺産などに興味がある人はとても向いています。また、すでに旅行・ホテル・観光に関わる仕事に就いている方も、プロとして自分の観光英語能力を試したいと思う方にはぴったりな検定です。外国人と英語でどの程度コミュニケーションが取れるかが問われるので、海外への出張が多く、すでに日本と海外とのコミュニケーションの取り方の違いや文化の違いを心得ている方にも最適です。
観光英語検定と同じ分野の他の資格
英検、TOEIC、通訳案内士、旅行地理検定、旅行業務取扱管理者、日本の宿おもてなし検定
観光英語検定の年収・給料相場
観光英語のスキルを使って活躍できる場はとても幅が広くなっています。職種や企業によって収入にも大きな違いがありますが、一般的にこの検定資格を活かせる職場であれば、年収300万円ほどは得られるでしょう。将来性の非常に高い仕事なので、経験を積んだり関連する他の資格を取得しキャリアアップ・収入アップも見込めます。
観光英語検定の現状
ここ数年、LCCやチャーター便の増加、円安やビザの規制緩和の影響で、外国から旅行・観光に訪れる人は増加し続けています。旅行業界・ホテル・旅館・観光業界・飲食店などで観光英語の能力を持つ人が今、必要とされています。
観光英語検定の将来性
2020年の東京オリンピックに向けて、外国からの旅行者がますます増えていくことが予想されます。活躍の場もホテルや空港だけにとどまらず、ショッピングモールや銀行などでの需要も高まっています。このように日々需要が増えているので、将来性は非常に高いと言えます。
観光英語検定の独立について
現在、活躍の場が旅行会社やホテル、交通機関、空港ターミナル、商業施設などとなっているため、この検定資格を活用してフリーとなり独立するのは一般的ではないようです。観光英語のスキルを活かして独立する人はこの分野においての先駆者的な存在となるでしょう。
こんな著名人の方も観光英語検定資格を持ってます。
該当なし