音響技術者は幅広い年齢層の男女が目指せる、コンサート以外にも活躍の場がある資格です。
音響技術者資格取得者は他にもミキサー、音響エンジニア、サウンドエンジニアと呼ばれております。
音響技術者の資格は「民間資格」です。
資格広場は、音響技術者になるには?音響技術者なるためには?音響技術者になりたいを応援しております。
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音響技術者に必要な知識・受験資格
音に対する鋭くて優秀な感覚を持っていることが条件となりますが、就職後2~3年後は技術よりもコミュニケーション能力が必要になります。また、自分以外の人に合わせる能力も必須です。最近はコンピュータが音響技術の核になっているため、コンピュータの技術と知識の習得も不可欠になっています。
音響技術者の資格は「一般社団法人音響家協会」が運営管理を行っております。
一般社団法人音響家協会とは:
1977年、日本音響家協会は設立されました。電気機器の発達により音響設備は複雑多様化し、音響家にはより高度な技能と広い視野、豊かな創造力が要求されるようになりました。その要求に応えるため、あらゆる分野の音響家が交流し、音響に関する諸問題を協議、研究する組織として設立されました。また、優秀な舞台技術者の育成のため、1990年から舞台芸術の創造に携る音響家の技巧と芸術的表現力を訓練するための「音響家技能認定講座」を実施しています。1997年度からは、音響家技能認定講座の終了後に実施する筆記試験で音響技術者の能力を査定して、技能認定を行っています。
音響技術者の仕事内容
音響技術者とは音楽に関するスペシャリストです。舞台や広場、レコーディングスタジオといった千差万別な現場においてできるだけクリアな状態でたくさんの人に聞こえるように調整をする仕事です。音響技術者は録音して記録として残す、スタジオの録音の時の音作りをするレコーディングエンジニア・スピーカーを通して音を大きくする仕事でライブなどの音作りをするPA(パブリックアンドレス)・映像に音をつける仕事で映画やドラマなどの効果音作りをするMA(マルチオーディオ)の3つに分けられます。
音響技術者資格の勉強法
3級は実務経験が不要で講座を受講するだけで大丈夫で筆記試験はありません。2級の筆記試験は講座を受講後になるのでしっかり講座を受講すれば大丈夫なようです。1級は2級の教科書をマスターすることが大切になってきます。2級以上を受験する場合は実務経験も必要となってきます。
音響技術者の試験料・試験内容・難易度・合格発表について
音響技術者の資格試験料
1級、2級は16,000円、日本音響家協会会員は8,000円。3級は11,000円、日本音響家協会会員は5,500円。
音響技術者試験・検定の年間試験回数
試験は年4~5回となっています。2月に行われることが多いですが、その年によって異なりますのでHPのチェックをした方が良いでしょう。
音響技術者試験科目等の内容
1級はジャズビッグバンドのミクシング、演劇の効果音再生操作、筆記試験、聴能試験もあります。2級は技能認定講座ベーシックコースの修了者を対象に筆記試験を2日間実施します。2級の受験資格として実務経験が1年以上必要です。3級は技能認定講座ビギナーズコースを1日受講、または協会指定のセミナーを受講あるいは協会指定の専門学校を修了します。定員40名ですがすぐに定員いっぱいになるそうなので、HPで受付が始まったらすぐに申し込むことをおすすめします。
音響技術者資格の難易度
3級は講座を受講するだけで大丈夫で筆記試験はありません。2級は講座を受講したあとに筆記試験があります。また、2級は実務経験が1年以上必要です。1級は2級取得から3年経過、または実務経験を5年以上もつ人が受講可能となります。
音響技術者資格の合格率
データなし
音響技術者試験の合格発表
データなし
音響技術者資格取得後の就職先・年収・報酬相場
音響技術者所持者の職業例
音響技術者は商品の開発やライブ、映画などの作成に携わります。
音響技術者に向いている人
音楽の好きな人、音に対する感性が鋭い人、体力、集中力がある人、コミュニケーション能力の高い人。
音響技術者と同じ分野の他の資格
映像音響処理技術者、レコーディングエンジニア
音響技術者の年収・給料相場
平均年収は240から320万円です。大手の音響会社に勤めていると年収400から500万円、大手レコード会社勤務の場合はそれ以上ということもあるそうです。基本的には勤務している会社によって大きく左右されます。
音響技術者の現状
最近では、コンサート会場の増加や騒音問題などの影響で仕事の範囲が広がっています。また、最先端技術を使った電子楽器が盛んに使われるようになり、野外会場やホールでのコンサートも盛んなため、音響技術者の存在はますます重要になってきています。「音を作るのは演奏者6割、ミキサー4割」とまで言われていて、良質な音響が必要とされるビデオ部門でも、新しい設備や機器が競って導入されており、音響技術者の需要は全体的に高まっている。
音響技術者の将来性
「音を作るのは演奏者6割、ミキサー4割」とまで言われていて、良質な音響が必要とされるビデオ部門でも、新しい設備や機器が競って導入されており、音響技術者の需要は全体的に高まっているので今後も持っていた方が有利になるでしょう。
音響技術者の独立について
音響制作会社やうろダクション、ホール、劇場、公共施設へ就職することも多いですが、実績を積めばフリーでの活躍も期待できます。ただフリーでやっていくには有名になり名指しで仕事がくるような場合でないと厳しいかもしれません。
音響技術者資格を所有している主な著名人
小室哲也さん、寺田康彦さん、森本浩二さん、大野進さんなど16名の方が資格を持っています。
音響技術者の難易度は?試験情報等の詳細まとめ
MIXやレコーディングなど、音とコンピュータのスペシャリストとなる音響技術者は映画やドラマの制作、ライブスタジオなど音を扱う様々な場所で活躍する資格でした。
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