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【独学】土地家屋調査士のオススメ過去問題集と解き方を解説!何年分やるべき?

更新日:2024-02-09

【独学】土地家屋調査士のオススメ過去問題集と解き方を解説!何年分やるべき?

測量や登記などを行う不動産のプロフェッショナル、土地家屋調査士
安定した収入や、遠方への出張・転勤の少なさから人気の高い士業となっています。

今回はそんな土地家屋調査士を目指す方に向けて

  • 過去問は何年分解くべき?
  • 独学にもオススメの過去問題集は?
  • 学習効率を圧倒的に高める過去問の活用法

など過去問に関する気になるポイントをまとめて解説していきたいと思います!


土地家屋調査士試験におすすめの通信講座

土地家屋調査士の過去問は何年分やるべきか

疑問

オススメの過去問題集のご紹介に移る前にまずは、「土地家屋調査士試験を突破するためには何年分の過去問を解く必要があるのか」という点についてご説明します。

そもそも、土地家屋調査士合格を目指す上での過去問の重要性はどの程度なのでしょうか?

土地家屋調査士試験における過去問の重要性

土地家屋調査士に本気でなりたいと考えている方は、必ずと言っていいほど過去問を解いています。

試験問題の出題傾向難易度を知らないまま本試験を受けることはギャンブルに近く、時間管理などの観点からも過去問を解いておくのがおすすめです。

また過去問を通じて自分の現在の実力を再確認することもでき、合格までの距離も図ることが出来ます。

アウトプットで知識を定着させるためにも、ぜひ過去問を説くことを忘れないようにしましょう。

おすすめの過去問年数について

結論から言えば、最低でも直近10年理想は平成17年度以降の過去問を解くと良いでしょう。
平成17年度という基準は、平成17年度から不動産登記法が大幅に改正されたためです。

もちろん過去問は解けるだけ解くに越したことはないのですが、法改正前の内容と混同してしまうリスクなどを加味すれば、平成17年度まで遡れば十分合格が見えてきます。

また過去問はとにかく年数をこなすよりも、理解しながら何度も解き進めていくことの方が重要です。
そのため20年分弱を完璧に理解して何度も周回することを心がけましょう。

土地家屋調査士合格のためのオススメ過去問7選

続いて土地家屋調査士の過去問集からオススメの7冊をご紹介します。
土地家屋調査士の場合、市販の問題集が少なく過去問を中心に解き進める事になります。

収録年度数や持ち運びやすさ等、ご自身にあった一冊選びに役立てて頂けると幸いです。

土地家屋調査士のオススメ過去問《択一》

まずは択一対策に向けた過去問題集を4冊ご紹介します。
択一問題は独学でも学習が進めやすい問題ですが、逆に言えば絶対に高得点を取らなくてはいけないポイントでもあります。

過去問題集を周回してしっかりと得点を取れるようにしておきましょう。

土地家屋調査士 択一過去問マスターⅠ/Ⅱ

土地家屋調査士 択一過去問マスター

現在販売されている土地家屋調査士の過去問集のうち、圧倒的な収録年数を誇るのが東京法経学院直販の『土地家屋調査士 択一過去問マスター』

平成元年度から令和2年度まで全299問の大ボリュームとなっています。
また、昭和年代の問題についても重要問題をピックアップして収録してくれているため、抜け目なく学習することが可能です。

ただし大ボリュームにつき持ち運びには向いておらず、外出先やスキマ時間での学習にはオススメできないためお気を付けください。

土地家屋調査士 択一過去問マスターは東京法経学院直販の教材となっており一般書店では購入できませんので、公式サイトからお買い求め下さい。

土地家屋調査士 択一過去問マスターの詳細・購入はコチラ

21分野別 択一過去問題集

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使いやすさと分かりやすさを求める方にオススメなのがLEC直販の『21分野別 択一過去問題集』

収録年数は過去10年分となっており若干の物足りなさを感じますが、各問題の論点を明確にするためのLEC講師による解説がついているのが嬉しいポイント。
また問題と解説が表裏のページにまとめられているため、確認作業での煩わしさが軽減されています。

上記のような確認作業のし易さを理由に、持ち運びや外出先など限られたスペースでの学習に向いているため、択一過去問マスターと併せて持っておきたい一冊と言えるでしょう。

21分野別 択一過去問題集についてもLEC直販教材となっており一般書店では購入できませんので、公式サイトからお買い求め下さい。

土地家屋調査士 択一過去問マスターの詳細・購入はコチラ

21肢別 択一過去問特訓本セット

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苦手分野に絞った練習や、よりハイレベルな対策をしたい方にオススメなのが『21肢別 択一過去問特訓本セット』
前述の21分野別 択一過去問題集を手掛けるLECの直販教材です。

21分野別との違いは、選択肢をバラして一問一答形式に仕上がっている点です。
一問一答になっているため、択一の問題よりも正確な知識が求められ、一歩進んだハイレベルな対策に役立ちます。

また、各科目の分野ごとに編纂されており、苦手分野や出題実績に応じた効率的な学習が可能な点もうれしいです。

こちらも一般書店では購入できませんので、公式サイトからお買い求めください。

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土地家屋調査士 過去問セレクト(午後の部・択一)

択一過去問セレクト

外出先で気軽に学習したいという方にオススメなのがコチラの『土地家屋調査士 過去問セレクト』

A5で約400ページとコンパクトさが魅力の一冊となっています。
東京法経の過去問マスターが二冊で約1,600ページ、LECの21分野別が2冊で約650ページであることを考えるとコンパクトさがよく分かります。

コンパクトな分、問題数がLECの半分程度と少な目なので1冊で完璧に…とはいきませんが、出先で手軽に学習するための補助的な教材としては優秀です。

また問題数は少ないものの、過去20年以上の過去問から重要問題をセレクトした形になっており、幅広い年度の問題演習が可能になっています。

こちらは一般書店やAmazon等でも購入が可能なため、ぜひチェックしてみてください。
土地家屋調査士 過去問セレクト(午後の部・択一)の詳細・購入はコチラ

土地家屋調査士のオススメ過去問(記述)

土地家屋調査士の独学における最大の難所が記述式問題への対策。

解答を仕上げても、自分ひとりで正解/不正解を正しく見極めることはかなり難しいです。

そのため筆者の意見としては記述の対策だけでもスクールに通うことをオススメしますが、どうしも独学のみで進めたい事情のある方に向けてオススメの過去問題集を3冊ご紹介します。

21分野別 土地書式過去問題集/建物書式過去問題集

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直近10年分の過去問を収録したのがこちらの『21分野別 土地書式過去問題集』『21分野別 建物書式過去問題集』

問題ごとにLEC講師による詳細な解説が添えられているため、独学においても比較的理解を深めやすいのが魅力となっています。

また直近10年となると演習量が少ないように感じられますが、本質的な理解力や分析力がより重要になる記述問題の場合、10年分でも繰り返し解くことで充分合格点が狙えるでしょう。

21分野別 土地書式過去問題集/建物書式過去問題集の詳細・購入はコチラから

土地家屋調査士 記述式過去問(日建学院)

土地家屋調査士 記述式過去問(日建学院)

『土地家屋調査士 記述式過去問』は日建学院から出版されている過去問題集で直近8年分の過去問が収録されています。

LECに負けず劣らず解説が充実しているほか、各問題の最後にはコラムが掲載されており、プラスαの学びを提供してくれる点が魅力となっています。

また、土地の問題については”未知点算出戦略的思考フロー”と名付けられた思考法でシステマティックに攻略するための方法も提供しています。

土地家屋調査士 記述式過去問(日建学院)の詳細・購入はコチラから

土地家屋調査士 記述式過去問マスターⅠ/Ⅱ

記述式過去問マスターⅠ/Ⅱ

『土地家屋調査士 記述式過去問マスターⅠ/Ⅱ』は東京法経学院の直販教材で、昭和44年~最新年度までの厳選問題が80問以上収録されています。
択一編でご紹介した、択一過去問マスターの記述編となっています。

もちろん最大の魅力はそのボリュームです。
しかしながら、前述の通り記述式問題の場合は本質的な学力を高めることの方が重要なため、初年度の受験で80問以上のボリュームを活かせるところまで手が回るかは微妙なところです。

そのため択一過去問マスターに比べて優先度は低くなりますが、解説もしっかり充実しておりオススメの1冊となっています。

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過去問サイトの活用という手段もある

土地家屋調査士 過去問サイト

ここまでは過去問対策するにあたっての書籍をご紹介しましたが、最近では過去問サイトの活用も積極的に行われております。

解説などの有無まで含めて、おすすめの過去問サイトをご紹介します。

過去問サイト基本有料なことが多い

土地家屋調査士試験の過去問サイトの中でも最も著名なのが、行政書士西尾真一事務所が運営する土地家屋調査士試験過去問開設サイトでしょう。

解説な有料となっているようですが、その分しっかりとした濃密な開設を知ることが出来ると評判です。

過去問は詳しい解説が命。しっかりと理解しなければ、脳に定着しません。

令和元年度、平成30年度、平成29年度については、正解についての解説を記載しております。

他の年度の解説(平成17年度以降)については、有料(1千円)になりますが、会員専用サイトを用意しております。使用期限は無制限です。ご自由にお使いください。

会員専用サイトを利用するにはパスワードが必要です。指定の銀行口座への入金が確認できましたら、パスワードをお知らせいたします。

引用:土地家屋調査士試験過去問開設サイト

有料とは言っても値段は抑えめになっており、過去問サイトの中でも人気を誇っています。

一気に複数の年度の過去問を見れるというのが、過去問サイトの魅力です。

中には無料で見れる過去問サイトの解説も

こちらは通信講座を提供しているアガルートのYouTubeの動画ですが、ご覧の通り午後の記述問題の解説を聞くことが出来ます。

過去問サイトは有料ながらも網羅性の点で優れていますが、ある分野の問題や記述問題などの単年分であれば無料で解説が聞けるようです。

既に書籍で過去問対策を始めてしまっている方などは、一度聞きたいの過去問の開設を求めて検索してみるといいかもしれませんね。

では、過去問サイトや書籍などで過去問に触れると言っても、具体的にはどう活用するのが政界なのでしょうか。

得点を伸ばすための過去問の使い方

合格

さて、ここまで土地家屋調査士のオススメ過去問題集を紹介してきましたが、過去問の真の価値は正しい解き方・取組み方をしてこそ発揮されるものです。

ここからは独学で土地家屋調査士を目指す場合の過去問の活用方法やポイントをいくつかご紹介していきます。

過去問題は周回する

この記事の中でも繰り返していますが、過去問題は周回することが大切です。
問題を解く⇒解説を読んで理解するというプロセスを重ねて、知識を薄く塗り重ねていくことで記憶の定着率が向上します。

過去問を解くオススメのタイミングは以下の通り。

択一問題を解くタイミング1回目は参考書などのテキストを一巡したタイミングで取組みましょう。
最初のうちは解けない問題が殆どだと思いますが、気にせずにどんどん進めてください。
分からない問題はテキストを見返して復習し、「何が問題になるのか」という点を身体にしみこましてください。

その後は何度も過去問とテキストを行き来して、問題を解き進めていきましょう。
夏頃までに4~5周できるとかなり安心感があります。

記述式問題を解くタイミング「択一で9割得点できるようになる」「基本的な計算/作図が問題なく出来る」などある程度学習が仕上がってから記述式問題に取組みましょう。
それまでは軽く流し見する程度で構いません。

記述式問題は基礎を組み合わせた応用問題に過ぎないため、基礎がしっかり固まっていれば習熟するスピードはかなり早いです。

具体的な時期としては4月ごろから夏にかけて3周ほどできれば十分仕上げられるでしょう。

より詳細な年間スケジュールなどはコチラのコラムでご紹介していますので併せてご覧ください。

正解した問題も解説を読む

過去問を解く際についやってしまうのが、間違えた問題だけを復習すること。

当然、間違えた問題を復習することは大切ですが、正解した問題の中にも運で正解したものや、正解したが根拠の間違っている問題が潜んでいることもしばしば…。
そのため、間違えた問題はもちろん、正解した問題についても何故正解したのかを突き詰めればよりハイレベルな過去問演習になります。

ちなみに、選択肢1つ1つに何故違うのかをメモしながら解いていくという方法がオススメです!

本番を意識した過去問演習

過去問には前述のようにテキストを振り返りながら解き進める問題集としての役割の他に、模試としての役割の2つの役割があります。

ある程度実力がついてきたら、本番を想定した環境で模試のような感覚で過去問題に取組みましょう。

本番を想定する、というと中々難しいですが以下のような点に気を付けるとイメージが湧きやすくオススメです。

 

  • 択一と記述を分けずに本番と同じ(またはやや短め)の時間配分で行う
  • 可能な限り本番の試験が行われる時間に近い時間帯で解いてみる
  • 慣れない環境(場所・机など)で解いてみる

 

時間配分については、何度も解いたことのある過去問の場合ある程度答えを覚えていることが予想されるため、本番より短くとっても良いでしょう。

記述対策だけでもスクールに通うのは1つの選択肢

資格スクール

今回の記事では、独学で土地家屋調査士試験の合格を目指す方に向けてオススメの過去問題集をご紹介しました。

記事の中でも述べましたが、記述式の問題についてはいくら詳細な解説のついたテキストを用いても、なかなか独学での学習は難しいです。

そのため、記述対策の講座だけでも通信講座やスクールへの通学をオススメします
記述対策のみ、となると各スクールとも比較的良心的な値段で受講することが可能なので、再受験にかかる費用や時間を考えればコスパは良いです。

土地家屋調査士を目指せる講座については、コチラの記事でかなり詳細に比較検討していますので、ぜひ参考にしてみてください!

土地家屋調査士の通信講座ならアガルート


土地家屋調査士 アガルート

数ある土地家屋調査士の通信講座の中でも、最もおすすめできるのがアガルートの土地家屋調査士試験講座です。

詳しくは下記の記事をご覧いただきたいですが、主な魅力はこの通りとなっております。

・試験を1位で突破した講師が作成するテキスト
・初学者の合格率が全国平均2.72倍の28.46%
・測量士補とのダブル合格も目指せる
・合格のエッセンスを詰め込んだ受講生満足度の高い講座体系

一番注目すべきは合格率であり、複数回受験者まで含めると36.76%の方が合格を勝ち取っています。

この数値によって、講座の分かりやすさや満足度が証明されているような驚異のデータとなっております。

盤石すぎる生徒サポート


土地家屋調査士 アガルート

アガルートの土地家屋調査士試験講座では、他社では有料なことも多い質問制度が回数無制限で無料となっております。

他にも試験問題の最新トレンドや法改正などを知れるホームルームなども含め、まさに盤石とはこのことではないでしょうか。

またオプションも豊富に用意されており、マンツーマンで指導が受けられるマネージメントオプション定期カウンセリングに魅力を感じる方も多いのではないでしょうか。

他社講座では考えられないほどのサポート体制が、先述した高い合格率を生んでいるとも言えるかもしれません。

合格すれば最大で全額返金も


土地家屋調査士 アガルート

これもかなり衝撃的ですが、アガルートの通信講座を受講して試験に合格すれば最大で全額の返金をうけられます。

もちろんインタビュー出演などの諸条件は設けられているものの、この合格特典は破格以外の何者でもありません。

ご褒美として買い物に使うもよし、さらなるキャリアアップのため新たな通信講座を受講する元手にもなります。

学習のモチベーションが最大限高められる特典となっており、ぜひアガルートの通信講座の受講を検討してみてはいかがでしょうか。

全国平均を超える圧倒的な合格率!

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土地家屋調査士のオススメ過去問集|まとめ

今回は独学で土地家屋調査士の合格を目指す方に向けてオススメの過去問題集をご紹介しました

難関資格である土地家屋調査士の記述問題は高度な数学的知識を必要とするものも多く、十分な対策が必須です。
過去問を何度も周回して知識をしっかりと体に染み込ませましょう。

また独学と併用する形で記述対策だけでもスクールに通うことで合格率をグッと高めることができますので、ぜひご検討ください!