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けっこう大変!?雑誌や広告の編集者の仕事内容についてご紹介

更新日:2019-06-10

けっこう大変!?雑誌や広告の編集者の仕事内容についてご紹介

編集者という職業はだれでも知っているかと思いますが、雑誌や広告の編集者は企画の他にどのような仕事を日々行っているのでしょうか。

将来編集者になることを目指している方もいると思います。

そこで、編集者とはどのような職業なのか、どのような仕事を行っているのか苦労ややりがいも含めて詳しく紹介します。

ぜひ参考にしてください。

編集者とは?

編集者

編集者とは、雑誌やマンガ、広告と言った書籍関連に搭載する内容を企画し、記事を作成したり内容の校閲、添削業務に携わる職業です。

編集者は一般的に各出版社や編集プロダクションなどに勤務しますが、編集者の役割は各勤務先によって異なる場合があります。

また、編集者は企画から出版までの過程の全てに携わることになるため、日々の業務はハードになりがちです。

編集者にもいろんな種類がある

一言に編集者といっても雑誌やマンガ、小説やビジネス書などの書籍、そして広告など様々な種類があります。

いずれにしても各分野における専門知識や企画力、そして編集者としてのセンスが業務において問われるため、未経験でいきなり編集者として働くことはどの出版社においてもほとんど不可能です。

雑誌や広告の編集者の仕事内容は?

編集者は実際に日々どのような仕事をこなしているのでしょうか。

雑誌にしてもファッションやスポーツ、その他趣味など様々な種類があるため仕事内容が若干異なる場合もありますが、編集者は基本的に以下の4つの業務に携わります。

仕事その1:出版物の企画

雑誌、マンガ、書籍など、どのような種類の出版物も企画やアイディアがなければ何も始まりませせん。

そのため編集者の最初の仕事は出版物の企画となります。

ファッション雑誌の場合はどのようなテーマの内容や特集を盛り込むのか、誰向けにいつ出版するのかなどを細かく決めていきます。

マンガの場合、有名所だと「週刊少年ジャンプ」が挙げられますが、次週のジャンプの内容どのマンガ作品を搭載するのか、漫画家らと連携を取りながらその内容や企画について決めていきます。

仕事その2:予算取りや取材、材料集め

出版物の企画が決まったら予算取りをおこない、必要な取材や材料集めを始めます。

記事を書くためにモデルや著名人に取材をしたり、雑誌や書籍内に搭載する記事や写真、その他素材を準備します。

これらの業務は非常に労力と手間がかかることから、ほとんどの場合は他の部署の人間や外部に依頼することになります。

小さな出版社や編集プロダクションに勤めている編集者、またフリーで仕事をしている編集者はこれらの行程を全て自ら行う必要があるため、かなりの重労働になりがちです。

仕事その3:編集、修正、デザイン

出版物の企画、そして取材や素材集めが出来てきたら、それらを実際に形にして出版するための編集や修正、デザイン作業を行っていきます。

編集者にとってこの行程が腕の見せどころであるため、予算内、規格内でいかにしてより良い出版物を創り上げるかが編集者に問われるスキルであります。

取材したメモや写真、その他素材に関して、修正や添削、加工や校閲をおこない、徐々に全体像のデザインを決めていきます。

特に修正や校閲に関しては、ミスに気づかぬまま印刷をしてしまうと自主回収などによって莫大な不利益が出てしまうため、十分な時間と手間を掛けておこないます。

仕事その4:原稿などの印刷、出版

修正や編集を行い、出版物の完成形のデザインができあがったらその原稿や素材などを印刷所に持っていき、いよいよ形を仕上げていきます。

一度印刷会社に出してしまえば編集者の仕事は終わりになりますが、特に月刊、週刊など定期的に連載されている出版物に関してはまた新たなモノを作り始めなければなりません。

そのため、再度企画から始まり印刷までの行程を繰り返していくのです。

もちろん有名な雑誌や大手出版社などが出している出版物を創り上げるためには数多くの編集者やその他関係者と協力して行いますが、編集業界は常に重労働を強いられる傾向にあります。

編集者の仕事のやりがいや苦労は?

編集者

小説が好きだったり、ファッションや写真などが趣味の方は将来実際に編集者として業務に興味のある方も少なくないと思います。

特に大手の出版社で働く編集者は華形の職業のように認識されていますが、編集者として働くとは実際にどのようなものなのでしょうか。

それでは編集者の仕事の苦労ややりがいについて見ていきましょう。

編集者の仕事は常に締切との戦い

編集者の業務は既に述べたとおり常に時間に追われて業務をこなさなければならないため、他の業種に比べても特に体力的、精神的に負担がかかる仕事となっております。

そのため、長時間労働や残業はもちろんのこと、雑誌などの締切が迫っているときなどは休日出勤も普通にあります。

つまり、編集者として働くためには、専門的なスキルや知識はもちろんのことある程度の体力や忍耐力も必要不可欠となります。

ハードな仕事な分やりがいも感じられる

編集者としての仕事は非常にハードですが、それだけ大きなやりがいを感じることができます。

新米の編集者の時期は先輩の業務のサポートや補助がメインとなりますが、キャリアを積めば企画にも自分の意見が反映されるようになり、また、自分の企画した内容が実際に形になり書店などで販売されているのを見るとやりがいや達成感を感じることができます。

特にフリーランスで働いている方にとって、自分が作り上げたものを他の人が実際に手にとって読んでもらうことは他に代えがたい喜びにつながります。

編集者の仕事とは?まとめ

今回は編集者の仕事について詳しく紹介しました。

編集者と言っても雑誌、広告、書籍など様々な種類があります。

仕事のフローとしては、企画から始まり、取材や素材収集、編集やデザイン、印刷、出版という行程になっており、編集者は常に時間との戦いであるため体力的にも精神的にも苦労を感じやすい職業です。

しかし、同時に大きなやりがいを直に感じることのできる職業でもあります。

将来編集者を目指している方は以上で紹介した内容をぜひ参考にしてください。