翔洋学園高等学校の魅力を紹介!コース・口コミ・偏差値 更新時間 2023.04.13
翔洋学園高等学校は、茨城県日立市に本校を構える私立の通信制高校です。
日本ではじめて学習センター方式を採用した学校としても知られており、茨城や千葉、山形、福島、新潟、神奈川といった全国1都16県の生徒が集まっています。
インターネットを使って学習する「ネットキャンパス」か、週1〜5日の「通学スタイル」を選択でき、履修科目を自分で自由に設定できる仕組みを持った学校です。
今回は、そんな翔洋学園高等学校の校風や強みに加え、在校生や卒業生の口コミと評判をまとめました。
「翔洋学園高等学校の評判が気になる・・・」
「学費が安いって本当?」
などなど、翔洋学園高等学校に興味がある方はぜひチェックしてみてください。
翔洋学園高等学校ってどんな学校?
平成12年4月1日に開校した翔洋学園高等学校は、1万5千人以上の卒業生を輩出している通信制高校です。
私立ではめずらしく学習コースを設定せず、自分が履修したい科目を自由に選べるようになっています。
進路サポートも手厚く行い、定期的な進路説明会や就職ガイダンスなどを設け、卒業後を見据えたキャリア教育を実施しているのも翔洋学園高等学校の強みです。
平成25年からはインターネットキャンパスも開設され、海外にいても日本の高校卒業の資格を取得できるようになりました。
不登校などで全日制高校に通いづらい生徒、一度は入学したものの途中で諦めてしまった生徒などに、「学ぶ機会を諦めないでほしい」という想いで自主性を高める教育を提供しています。
翔洋学園高等学校の基本データ
本校所在地 | 茨城県日立市大みか町4-1-3 |
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学費 | 250,000円〜(8,000円/単位) |
スクーリング | 年間6日程度 |
入学可能な都府県 | 青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県・茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・新潟県・山梨県・長野県・岐阜県 |
主な進学先 | 筑波大学・京藝術大学・茨城大学・会津大学・新潟大学・弘前大学・早稲田大学・慶應義塾大学・明治大学・上智大学・青山学院大学・立教大学・法政大学・岩手医科大学・東京理科大学など |
翔洋学園高等学校の学費
翔洋学園高等学校は学費の安さに定評があり、分かりやすい料金体系です。
では、おもな学費や卒業までに必要な学費目安について解説しましょう。
就学支援金を受給すると年間費用は約5万円!
翔洋学園高等学校の年間学費は以下の通りです。
入学金 | 0円 |
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授業料 | 8,000円/単位 |
施設設備費 | 50,000円 |
教科書代 | 5,000〜7,000円(科目により異なる) |
翔洋学園高等学校では83単位以上の履修が必要になるため、3年間の授業料は以下のように計算できます。
8,000円 × 83単位 = 664,000円
3年間で卒業できれば年間22万円ほどになり、施設設備費や教科書代を含めても27万円ほどで卒業できる計算です。
さらに世帯年収が590万円未満であれば「就学支援金」が適用でき、年間5万円ほどで高校卒業の資格が得られることになります。
翔洋学園高等学校は何日登校しても学費は一律
一般的な私立の通信制高校は、登校日数や学習コースによって学費に差が生じます。
週3日登校コースなら年間50万円、週5日登校コースなら年間70万円ほどかかる学校もめずらしくありません。
しかし翔洋学園高等学校は何日登校するかを自分で決められる上に、どれだけ登校しても学費が一切変わらないのが特徴です。
翔洋学園高等学校では学習コースやオプションを設けていないため、追加費用を心配せず登校できます。
「全日制高校のように登校したいけど学費を抑えたい」という方に、特におすすめしたい学校といえるでしょう。
通信制高校の入学から卒業までについて詳しく知りたい方は是非 「学力不足の人も通信制高校に入学できる!?入学から卒業までの不安を解決!」を参考にしてみてください!
翔洋学園高等学校の学習スタイルと特徴
通信制高校を卒業するにはスクーリングする必要があり、「合宿」や「日帰り」など学校によってさまざまなスクーリングが用意されています。
翔洋学園高等学校では以下の3つの方法を自由に組み合わせ、スクーリングに参加することが可能です。
- 校外学習
- 会場スクーリング
- メディア学習
では、各コースの内容や特徴などを解説していきましょう。
①校外学習
翔洋学園高等学校がとくに力を入れているのが「校外学習」です。
書道やクッキングなどの実技学習や、つくばエキスポセンターやアクアマリンふくしまなどへの見学、ディズニーリゾート旅行などの特別活動も用意されています。
友だちと交流できる貴重な機会にもなっており、自分の好きやイベントや科目に合わせて校外学習を選択することも可能です。
②会場スクーリング
最寄りの決められた会場にて、履修科目の授業を受けるのが「会場スクーリング」です。
教師から直接指導を受けながら、自宅学習でわからなかった問題や疑問を解消します。
翔洋学園高等学校ではスクーリングする日が決められておらず、自分の都合に合わせて自由に登校できるのも注目すべきポイントです。
体調が不安定な方、アルバイトをしている方でも、無理なく通える仕組みになっています。
また課題となるレポートは習熟度別に分けられていて、自分のレベルに応じた学習ができるので「授業についていけない」という心配もありません。
③メディア学習
パソコンやスマホを利用して、いつでもどこでも学習できるのが「メディア学習」のメリットです。
翔洋学園高等学校では1年間のレポートがまとめて配布され、自分のペースで学習を進められるようになっています。
得意科目ならどんどん進めるもよし、苦手科目なら時間をかけて慎重に進めていくもよし、周囲のペースに合わせる必要はありません。
中学レベルの学習に自信がなくても、インターネットを通して基礎から学び直すことが可能です。
通信制高校のスクーリングについて詳しく知りたい方は是非 「卒業するためには絶対必要?通信制高校のスクーリングとは!」を参考にしてみてください!
翔洋学園高等学校のネットキャンパスとは?
翔洋学園高等学校へ入学する場合には、「通学コース」か「ネットキャンパス」のいずれかを選択することになります。
どれだけ登校しても費用が変わらない通学コースも人気ですが、ここでは「年6日のスクーリングで卒業できるネットキャンパス」について詳しく解説していきましょう。
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<翔洋学園高等学校のネットキャンパスの特徴2選>
- インターネットを通した手厚い学習サポート
- 年6回のスクーリング
インターネットを通した手厚い学習サポート
ネットキャンパス生にはネット専門の担任がつき、一緒に学習計画を立てながら最短3年で卒業を目指します。
先生とはメールやテレビ電話を通して分からないところを質問したり、動画授業を受講してレポートをこなしたります。
また専属のスクールカウンセラーが在籍し、各学習センターを月に1〜2回のペースで訪問。
雑談や個別面談を通して、個人の悩みや不安などにもしっかりと対応してくれるので安心です。
年6回のスクーリング
集中スクーリングでは夏と冬(前期と後期)に実施する3日間の「宿泊型」か、東京で年6回ほど実施する「日帰り型」が選択可能です。
スクーリングの最終日には試験を行い、単位習得を目指します。
出題ポイントなども事前に教えてもらえるので、日頃のレポート学習をしていれば心配ありません。
翔洋学園高等学校では芸術鑑賞週間や修学旅行などのイベントも充実していて、自分の興味に合わせて自由に参加できます。
翔洋学園高等学校の偏差値はどれくらい?
翔洋学園高等学校への進学を検討している方は、「偏差値がどのくらいなのか?」「入学試験はむずかしいのか?」などが気になるところでしょう。
実は、通信制高校のほとんどが「偏差値」と呼ばれる指標がありません。
そもそも通信制高校の入学試験では学力テストが実施されないことが多く、面接や作文を行うのが一般的です。
翔洋学園高等学校も同様で、選考は「書類審査」と「簡単な面接」のみとなっています。
新入学は4月と10月のみですが、編入や転入学は随時受け付けており、いつでも入学可能です。
翔洋学園高等学校が気になる方、学費を抑えて高卒資格を取得したい方は、是非この機会に資料請求してみましょう。
通信制高校の受験方法や対策について詳しく知りたい方は是非 「通信制高校に行くためには?受験内容とおすすめ対策をご紹介!」を参考にしてみてください!
翔洋学園高等学校に向いている人の特徴
たくさんの通信制高校がある中で、翔洋学園高等学校に向いている人の特徴をまとめました。
①自分のペースで学業と生活を両立させたい人
ライフスタイルに合わせて個別に学習計画を立てられるのが、翔洋学園高等学校の特長です。
一般的には「毎週○曜日と○曜日に登校」などと決まっていることが多く、自分の好きなペースで通える学校は多くありません。
履修科目も自由に決められるので、自分の好きなこと・興味のあることを突き詰めて学べるのもメリットです。
「働きながら」「育児をしながら」卒業した生徒も多く、学業とバランスをとりながら卒業を目指したい人におすすめできます。
②学費を抑えたい人
先述した通り、翔洋学園高等学校は学費が安いことでも知られています。
オプション費用や追加料金がなく、就学支援金を適用すれば年間5万円ほどで卒業資格を取得できます。
また合宿スクーリングの宿泊費用や昼食代も不要で、別途徴収されることもありません。
学費を抑えたい方にとっては、わかりやすい料金体系で安心して入学できる学校といえるでしょう。
③登校時間を自分で決めたい人
通信制高校の多くは10時ごろの登校で、時間にゆとりを持って設定されていることが多いです。
しかし起立性調節障害の方などは朝が起きられず、10時でも間に合わないというケースが少なくないでしょう。
翔洋学園高等学校では学習センターの開校日であれば、週に何日でも何時でも登校できます。
朝が弱い人はもちろん、午前中は他にやりたいことがある方でも、午後から学校に通えて便利です。
翔洋学園高等学校の評判・口コミをチェック!
最後に、実際に翔洋学園高等学校の在校生や卒業生による評判や口コミをみていきましょう。
良い評判・口コミ
「全日制高校を中退したあとに、翔洋学園高等学校に入学しました。いろんな通信制高校を比較して、一番学費が安かったので選んだのですが、担任の先生が熱心に就職をサポートしてくれて感謝しています。自分のように高校を中退している人も多かったですが、話すとみんな良い人ばかりで楽しい学校生活が満喫できました。高校を中退して悩んでいる人がいたら、翔洋学園高校を勧めたいと思います。」
「翔洋学園高等学校はイベントが多くて、他の学校では経験できないことを学びました。また校外学習をきっかけに友だちができて、学校に通うのがとても楽しくなりました。生活体験発表大会やウェルカムセレモニーなど、生徒が主体になって行う行事を通して大きく成長できたと実感しています。1年次は週に1、2回しか登校できなかった私も、2年次からは週4、5日も登校できるようになり両親も驚いています。高校を卒業したら美容師の専門学校に行くのが夢で、今は先生に色々とサポートしてもらっています。」
「私が通っていた学習センターでは、修学旅行のほかにセンター旅行というものがあって、行き先は生徒の投票で決められます。だいたいスノボやスキー旅行が多かったのですが、私の年はディズニーへの1泊旅行でした。みんなで色んなアトラクションを楽しんだり、ホテルの部屋で過ごした時間は一生の思い出です。学校を卒業した今でも頻繁にあって、お互いに近況報告したり相談事をしたりしています。」
悪い評判・口コミ
「履修科目を自由に選べるというのに興味を持って、翔洋学園高等学校を選びました。しかし自分には合わなかったようです。自分できちんと計画を立てて勉強を進められる人じゃないと、毎年の学習プランを考えるのが面倒に感じると思います。」
「一定レベル以上の大学進学を目指している人には、あまりお勧めできない学校だと思います。通信制高校でも大学受験コースがある学校はたくさんあるので、進学対策が徹底した学校を選んだ方がいいかもしれません。自分の場合は塾に通ってなんとか合格できましたが、受験に特化した学校ではありませんでした。」
自分のペースで学習できる翔洋学園高等学校なら確実に卒業できる!
翔洋学園高等学校の特徴やコース紹介、在校生や卒業生の口コミと偏差値などをまとめて解説しました。
「アルバイトと両立しながら高卒の資格を取得したい」
「全日制高校のように登校して授業を受けたいけど学費が心配・・・」
「登校時間を自由に決めたい」
など、学業以外にやりたいことがある方、学費を気にせず登校したい方、朝が弱い方に強くおすすめできる学校です。
ただし進学コースはないため、難関大学を目指している方は塾やサポート校との併用が必要になるでしょう。
翔洋学園高等学校では年間を通して、入学希望者の資料請求を受け付けています。
もっと詳しい情報が知りたいという方は、近くの学習センターもしくは日立本校に問合せしてみましょう。
入学できる都道府県 | 福島県、新潟県、千葉県、茨城県、山形県 |
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制服 | あり 購入は自由です。 |
スクーリング | あり |
クラブ活動 | あり |