大学別にみる司法試験の合格者一覧!合格率の高い大学も紹介しています!

大学別にみる司法試験の合格者一覧!合格率の高い大学も紹介しています!

大学別にみる司法試験の合格者一覧!合格率の高い大学も紹介しています!

「司法試験に受かる大学はどこ?」

「大学ごとの合格率を法科大学院選びの参考にしたい」

このように考えている方に向けて、司法試験の合格者を大学別にランキング形式でまとめました。

もっとも合格者が多いのはどこの大学か、法科大学院在学者の合格人数はどれくらいなのかが一目瞭然です。

さらに予備試験の合格率・合格者も大学別にまとめていますので、大学を選ぶ際の参考にしてみてください。

※本ページにはPRが含まれます。

【大学別】令和5年度の司法試験合格者数と合格率

【大学別】令和5年度の司法試験合格者数と合格率

令和5年度の司法試験の合格者数を、ランキングにて紹介します。

順位 大学院名 合格者数 既修・未修 合格率
1位 京都大 188人 167人・21人 68%
2位 慶應義塾大 186人 168人・18人 60%
3位 東京大 186人 152人・34人 59%
4位 早稲田大 174人 153人・21人 45%
5位 一橋大 121人 110人・11人 67%
6位 中央大 90人 81人・9人 39%
7位 大阪大 78人 68人・10人 43%
8位 神戸大 71人 68人・3人 49%
9位 名古屋大 71人 33人・9人 47%
10位 同志社大 29人 27人・2人 33%
11位 明治大 29人 26人・3人 27%
12位 北海道大 28人 23人・5人 38%
13位 東北大 25人 21人・4人 30%
14位 九州大 22人 20人・2人 23%
15位 立命館大 20人 20人・0人 18%

法科大学院別では、京都大学が最も多くの合格者を輩出し、188人が合格しました。

それに続いて慶應義塾大学と東京大学が同じく186人の合格者を出しました。

具体的な内訳を見ると、法科大学院の修了者が817人で最も多く、法科大学院を経ずに「予備試験」に合格したことで司法試験の受験資格を得て合格した人が327人。

今回より受験が認められた、法科大学院在学者の合格者数が637人でした。

法科大学院修了者のうち、法学を既習した人のコース出身者は670人で、未修者コース出身者は147人です。

性別は、男性1257人(70.58%)、女性524人(29.42%)で、合格者の平均年齢は26.6歳。

最高は66歳で、最年少は19歳でした。

転職で資格をとりたい方は「転職で役に立つおすすめ資格!理由や難易度を徹底解説!」から詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください

大学別に見る!司法試験の合格率を分析

大学別に見る!司法試験の合格率を分析

司法試験の合格人数については、分母次第で結果が左右されるという欠点がありますよね。

ですので、ここでは司法試験の合格率を分析していきたいと思います。

【大学別】司法試験の合格率ランキング

順位 大学院名 合格率 合格者数
1位 京都大 68% 188人
2位 一橋大 67% 121人
3位 慶応義塾大 60% 186人
4位 東京大 59% 186人
5位 神戸大 49% 71人

司法試験の合格率をランキングすると、上位5校のうち4校が国立大学でした。

中でも、一橋大学の合格者数はランキング5位だったものの、合格率では2位と優れた結果を残しています。

令和5年度の司法試験の合格最多大学1位は京都大学

司法試験の合格率でいうと、京都大学は2年連続で1位に輝いています。

ちなみに、令和3年度のランキングでは、1位は愛知大、2位が京都大でした。

他にも役立つ資格が多くあり「介護資格の種類はどのくらいあるの?スキルアップに取るべき資格を徹底解説!」から詳しく見ることができます。参考にしてみてくださいね。

予備試験合格者でみる司法試験の合格率とは?

予備試験合格者でみる司法試験の合格率とは?

司法試験合格率の中でダントツのTOPを誇るのが、予備試験合格者です。

司法試験合格率ダントツTOPは予備試験合格者

過去数年にわたり、予備試験を受験し合格した受験者は、司法試験の合格率でトップをキープしています。

予備試験合格者の司法試験合格率

具体的なデータを見ると、司法試験の合格率は以下の通りです。

令和5年度(2023) 司法試験合格率 92.6%
令和4年度(2022) 司法試験合格率 97.5%
令和3年度(2021) 司法試験合格率 93.5%
令和2年度(2020) 司法試験合格率 89.4%

ご覧の通り、法科大学院ルートよりも予備試験ルートの合格率が高いことが分かります。

予備試験合格者の司法試験合格率が高い理由とは?

予備試験合格者の司法試験合格率が高い理由とは?

予備試験合格者の9割以上が、司法試験に合格している理由について深掘りします。

理由1|予備試験の難易度が高い

予備試験は、司法試験と同じ法学の基礎知識を問う難関の試験です。

その難易度は非常に高く、合格率は例年3〜4%程度となっています。

予備試験合格者は、この難関を突破できた訳ですので、司法試験に合格するための能力は十分にあると考えられるでしょう。

理由2|大学生の割合が高い

予備試験合格者の中には、大学生が多く含まれています。

令和5年(2023年)の予備試験合格者の職種別統計を見ると、最も多いのは大学生で59.7%でした。

一般的に、大学生は知識の吸収力が高く、予備試験の受験勉強においても長い論証や判例の規範もすんなり覚えてしまう傾向があります。

特に予備試験は、短答式試験の科目が多く、純粋な知識量が問われる部分も大きいため、若い受験生が知識吸収力のアドバンテージを活かした結果だと言えます。

若い受験生が司法試験でも順調に合格していることを考えると、予備試験の高い合格率は理解できるものと言えるでしょう。

理由3|司法試験は予備試験の延長線上にある

予備試験と司法試験は、試験の仕組みがよく似ているのが特徴です。

例えば、いずれの試験も「短答式試験」と「論述式試験」が課されている点が同じです。

そのため、予備試験を突破した者が司法試験でも合格しやすいのは、両試験の内容や志向が一致しているためと言えます。

40代からでも異業種に転職したい!という方は「40代からでもやり直せるおすすめ資格はある?転職にも使える資格も紹介!」から詳しく見ることができます。参考にしてみてください。

【大学別】令和4年度の予備試験合格者数と合格率

【大学別】令和4年度の予備試験合格者数と合格率

予備試験の合格者の多くが、司法試験に合格していることが分かりました。

さらに本章では、予備試験合格者と合格率を大学別ランキングにて紹介します。

順位 大学名 合格率 受験者数 合格者数
1位 東京大学 9.54% 807人 77人
2位 早稲田大学 3.95% 784人 31人
3位 京都大学 6.22% 386人 24人
4位 中央大学 6.22% 985人 22人
5位 慶應義塾大学 2.56% 820人 21人
6位 一橋大学 8.67% 196人 17人
7位 大阪大学 3.46% 289人 10人
8位 神戸大学 5.84% 137人 8人
9位 北海道大学 6.15% 130人 8人
10位 東北大学 4.58% 131人 6人
11位 明治大学 1.66% 301人 5人
12位 名古屋大学 5.81% 86人 5人
13位 同志社大学 1.27% 237人 3人
14位 法政大学 1.74% 172人 3人
15位 青山学院大学 3.41% 88人 3人

令和4年度の予備試験合格者数と合格率をランキングした結果、東京大学が最も多い合格者77人を記録しました。

早稲田大学や京都大学も、30人台、20人台と安定した実績を示しています。

一方で法政大学や同志社大学、青山学院大学などは合格率が低く、1%台にとどまる結果となりました。

司法試験を見据えた大学選びの重要性

ランキングの結果をみると、「難関大学じゃないと合格できないのか」と思うかもしれませんが、実際にはそうではありません。

難関校以外でも、司法試験の合格者を輩出しています。

どの大学・法科大学院に進学しても共通するのは、単に講義を受けるだけでは合格は難しいということです。

また、試験突破には受験に関する情報収集も欠かせません

司法試験の合格は自己流では難しいため、他の受験生の効率的な勉強法を参考にしましょう。

受験生仲間と情報交換することで、苦戦する確率が低くなります。

つまり、ランキング上位の難関大学に通うこと自体、受験生仲間が見つけやすい環境となり、結果的に試験に有利になるという仕組みです。

どこの難関大学・法科大学院に入学しても司法試験対策は必須!

どこの難関大学・法科大学院に入学しても司法試験対策は必須!

令和5年度における、司法試験合格者数と合格率を大学別にランキングで紹介しました。

大学別の合格者一覧を見ても、難関大学以外からも合格者が輩出されていることが分かったと思います。

しかし、どの大学に進学しても共通するのは、講義だけでは合格が難しいという現実です。

自己流の勉強法では苦戦しやすいため、他の受験生の効率的な勉強法を取り入れましょう。

受験生仲間との情報交換も重要で、答案用紙の使い方や法律の論証のテクニックを共有することで合格に近づきます。

難関大学に通うことはその環境で受験生仲間を見つけやすくし、情報の共有がしやすい利点があります。

つまり、どの大学からでも司法試験対策は必須であり、合格に向けて効果的な情報収集と受験生仲間との連携が鍵となるでしょう。

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