不登校の未来は明るくできる!不登校の不安を解消するための方法をご紹介! 更新時間 2023.10.27
不登校になってしまい、なんとなく未来が不安に感じている人も多いのではないでしょうか。
また不登校になってはいなくても、学校に行くのが苦しい、学校に行きたくないと感じている人もいると思います。
学生だけでなく、不登校の子どもがいて悩んでいる人もいますよね。
悪いイメージを持たれがちな不登校ですが、不安を解消することはもちろんできます!
不登校の学生も、子どもが不登校の親も、皆さんの未来を明るくするための方法をご紹介します。
不登校になってしまう原因5選
学校でいじめられた
学校はいろんな人が一度に集う場なので、全員と仲良くするのは難しいです。
クラスだけでなく部活や委員会などもあるので、誰かと一緒に過ごさなければなりません。
苦手な人と関わらないようにしても、目をつけられてしまうこともあります。
その結果いじめや嫌がらせを受け、不登校になってしまいます。
見た目に対するコンプレックスがある
顔や体型など、容姿に自信がないから不登校になってしまった人もいるでしょう。
特に女子は、周りのかわいい人や細くてスタイルの良い人を見ると自分とつい比べてしまいがちです。
学校はたくさんの人がいるので、自分との比較対象も多いです。
他の人と比べて自身が無くなり、不登校になってしまいます。
勉強についていけない
授業の内容が理解出来なかったり、単純に勉強が嫌だったり、成績が悪かったりでも不登校になってしまうことがあります。
勉強が苦手で、バカにされた経験がある人もいるのではないでしょうか。
だんだんと授業や勉強がプレッシャーに感じるようになり、学校に行くのが嫌になります。
また定期テストで良い点を取れるか不安で、学校に行きたくない人もいます。
自分の成績に自信がないのはもちろん、親に怒られる恐怖心からも不登校になりがちです。
学校行事が嫌い
学校には、イベントや行事がつきものです。
集団行動が苦手だったり、仲の良い友達がいなかったりすると、そのような行事は苦痛に感じてしまいます。
特に宿泊行事は何日も嫌なことが繰り返し続くので、行く前からストレスになります。
また運動会や文化祭などの一日行事もそれに向けた準備期間が伴うので、同様に行きたくないと感じることがあります。
行事が近づくと不登校になってしまうことは、少なくありません。
先生との相性が悪い
学校は友人だけでなく、先生とも多くの時間を共に過ごします。
先生は授業だけでなく、生活面でも密接にかかわっていく存在です。
その相手と性格が合わないと、怒られたりぶつかってしまったりすることが増えます。
それにストレスを感じ、不登校になってしまうことがあります。
また先生から嫌われ、クラスのさらし者にされることも少なくありません。
クラスだけでなく部活などで先生と関わることも多くあるので、友人関係と同様に悩まされる機会があります。
不登校になる原因がもっと気になる人は、不登校になる原因ランキング10選│原因がわからないときの対処法を解説!もご覧ください!
不登校の人が抱える未来の不安3選
人とコミュニケーションを取るのが怖い
対人関係で不登校になる人は、多いです。
また不登校になった後、学校の人にどう思われているか新たな心配も増えます。
次第にコミュニケーションをとることに不安を覚え、未来の自分の対人関係のことも悩んでしまいます。
学力に差が生まれる
不登校の間に授業が進んで、ついていけなくなることが不安になります。
習い事で塾に通っている人や自宅で日頃から勉強している人を除き、多くの人は周りと学力に差が付くのを恐れます。
不登校になると、未来の自分の学力のことも心配になります。
一度休んでしまったから、再び学校に行きづらい
最初は少しだけ休むつもりだったのに、一回休んでしまうとなかなか学校に行きたくなくなるものです。
休んでいる間に授業が進んでしまい、ついていけなくなる不安もあります。
授業だけではなく友人関係も、自分抜きで仲良くなっているかもしれないと思うと学校に行きづらくなります。
一回学校を休むと、そんな未来のことを心配して不登校になるという悪循環になることがあります。
不登校の人がやりがちな行動については、不登校あるある10選!不登校の方にしてはいけないNG行動あるあるも紹介!もチェックしてみてください。
不登校の未来を明るくするためにやるべきこと3選
不登校の未来を明るくするためにやるべきこと3選
ここまで、不登校のネガティブな要素を紹介してきました。
ここからは不登校の人の未来を明るく前向きにするために、今やるべきことを以下で3つ紹介していきます。
- 誰かに相談する
- 自分を責めない
- 趣味や好きなことを見つける
誰かに相談する
不登校で悩んでいるとき、一人で抱え込んではいけません。
周りの人を頼り、相談しましょう。
家族や友達に勇気をもって打ち明けるのも良いですが、身近な人に知られたくない人もいますよね。
そんなときは、学校のカウンセラーや支援センターに行ってみましょう。
何人もの不登校を救ってきたプロなので、優しく話を聞いてくれ解決に導いてくれます。
専門的な場所に行きたくない人は、学校以外の友達やネットの友達に話してみるのも良いです。
新しい考えが発見できますし、なにより人と話すことで気持ちが楽になります。
自分を責めない
不登校の人は、自分を責めてしまいがちです。
しかし不登校の人ほど、闘っている自分を認めてあげましょう。
不登校になる人は、いろんなことを考えすぎてしまう繊細な人です。
自分を嫌いにならずに、受け入れてあげましょう。
趣味や好きなことを見つける
不登校になると、どうしても学校のことを心配してしまいます。
一度学校から離れ、リフレッシュしましょう。
学校のことを忘れて没頭できる趣味や、夢中になれることを見つけると新しい世界が広がります。
また日常生活に楽しみがあると、学校に行くモチベーションにも繋がります。
親が不登校の子どもの未来にできること5選
無理やり言うことを聞かせようとしない
不登校の子どもに対し、無理やり学校に行かせようとしてはいけません。
子ども自身も学校に行かなければいけないことはわかっているので、学校に行かせることを口うるさく言わないようにしましょう。
子ども自ら学校に行く決断が出来るよう、サポートしてあげるのが大切です。
不登校の親がやってはいけないことがさらに気になる方は、不登校や引きこもりの親が実はやってはいけない行動6つをぜひ参考にしてみてくださいね。
相談に行く
身内や信頼できる友達に、不登校のことを相談してみましょう。
同じように子どもが不登校になった経験がある親同士のコミュニティに、参加してみるのもおすすめです。
子どもの不登校に悩んでいる親は大勢いるので、その人たちの知恵を借りてみましょう。
またカウンセラーや児童相談所など、教育機関に専門的な知識を求めることもできます。
子どものやりたいことを尊重する
不登校になってしまった子どもを、責めてしまいがちです。
しかし子どもは親に怒られると、余計反抗したくなるものです。
子どもの気持ちに寄り添い、一番の理解者でいることが親のできることです。
子どもにとって親は不安なときに頼りたい存在なので、子どものことを否定するのではなく認めてあげましょう。
子どもの趣味ややりたいことの時間を守ってあげるのも、大切です。
常に明るく振る舞う
親の機嫌は、子どもに大きく影響します。不登校で不安を抱える子どもに対し、前向きでいることを心がけましょう。
家庭内の空気が暗いと、学校だけでなく家にいることにも嫌悪感を覚えてしまいます。
子どもを元気づける意味ではもちろん、家が居心地の良い場所になることが子どもにとっての安心材料になります。
通信制高校に通わせる
通信制学校は、毎日学校に通う必要がありません。
自分の気が向いたときに学校に行き、普通の学校と同じように卒業資格がもらえます。
趣味や学外の活動と両立できるので、学校にストレスを感じる子どもにとっても安心して通うことができます。
また通信制高校は同じように不登校の経験がある子も通っているので、学校の理解も大きいです。
不登校の人が抱える未来の不安3選
社会に出られなくなる
不登校になると、家で何もしない時間が増えます。
その生活に慣れると、外に出ることが面倒になりがちです。
社会と関わりを持つことを恐れ始め、就職や結婚など未来の心配も増えます。
体調を崩しやすくなる
学校に通っていれば毎日早起きし、運動もするので規則正しい生活を送れます。
しかし不登校になると早起きする必要がないので、いくら夜更かししても心配いりません。
また登下校で歩くことや体育もないので、運動する機会が無くなります。
不登校になると、生活リズムが崩れがちです。
一度身についた生活リズムはなかなか改善できず、悪い生活習慣が続いてしまいます。
肥満になったり体が弱くなったり、未来の体にも影響を与えます。
人とのコミュニケーションを避けるようになる
一度不登校になると、誰かとコミュニケーションを取ることに不安を覚えがちです。
誰かと関わることを避ける癖がついてしまいます。
未来でも、になってしまうなど弊害が出る可能性があります。
ネガティブな性格になる
不登校でずっと家にいる生活をしていると、一人でふさぎ込んでしまうことがあります。
学生時代の不登校が原因で、引きこもりになってしまうことも少なくありません。
そんな自分を責めたり嫌いになったりすることで、大人になってもネガティブな性格になります。
不登校の未来を明るくしよう!
不登校を不安に感じ、未来を心配している人も多いでしょう。
しかし、不登校を改善できることや前向きになれることもたくさんあります。
不安を感じすぎずに、明るい未来を信じ少しずつ取り組んでみましょう!