友人や家族とハワイ旅行に行くことが決まった!
嬉しい反面、海外旅行は何かと手続きが大変です。
その中でも、最初に出会う大きな壁として、ビザの取得方法がわからない!という方も多いのではないでしょうか?
ハワイを含むアメリカ旅行へ行く際、ビザの代わりに利用する「エスタ申請」があります。
有効期限や何日前までに出国したらいいのか?いつまでに出国するのか?などをまとめました。
エスタ申請とは?
エスタ申請という言葉自体、頻繁に海外旅行をしない方はあまり聞き馴染みがありませんよね。
ハワイに行く時に必要となるらしいけど、そもそも「エスタ申請」って何?という方も少なくないと思います。
エスタ申請の有効期限や何日前までに申請すべきかを見る前に、まずエスタ申請とは何か?について簡単にまとめます。
エスタ申請はビザの代わりになるもの
そもそもビザが何のこと?という状況の方のために、まずはビザのご説明からします。
ビザを一言で説明すると、海外の国が旅行に来てもいいよと言ってくれている許可証のことです。いわゆる入国許可証と呼ばれるものですね。
みなさんも自分の家にどこの誰か分からない人を入れませんよね?
それと一緒で、海外旅行先も自分の国に入国する人を管理するためにビザが必要なのです。
つまり、ビザがないと入国許可をもらっていないので、入国させてもらえません。
ビザ不要で海外旅行できる国もある
しかし、海外旅行はもっと手軽に行けるイメージがありますよね。
ここで、本当に海外旅行に行っている人はみんなビザを取得しているの?という疑問が浮かびます。
答えとしては、ビザなしで海外旅行に行ける国も多いです。
日本と親交がある多くの国は、お互いの入国をビザなしで行き来できるという、ビザ免除措置をとっています。
ですので、主要な観光地はビザなしで旅行に行く事ができたんですね。
ビザ免除国
- ◆アジア
- 韓国
- 台湾
- インドネシア
- シンガポール
- タイ
- マレーシア
- ◆ヨーロッパ
- スペイン
- フランス
- ドイツ
- イタリア
- ギリシャ
- ◆中南米・北米
- アメリカ
- カナダ
- アルゼンチン
- チリ
- メキシコ
- ◆その他
- オーストラリア
- ニュージーランド
- チュニジア
一旦有名な所をまとめましたが、ビザ免除国は現在68カ国もあるので、基本的に有名な国はビザ免除で入国する事ができます。
ただし、ビザは必要なくても、何日前かに身分を証明するものや各国で事前に申請しなければいけないものがある場合が多いです。
ご自身が旅行に行く国のビザ免除システムについては、いつまでに何をしなければいけないのかを事前にしっかりと確認しておきましょう。
ハワイ旅行にはエスタ申請が必要!
少し話が逸れましたが、ハワイ旅行などでアメリカに入国する際には、ビザが免除されるかわりに「エスタ申請」をしなければいけません。
ちなみに、エスタ申請で入国できるのは90日以内の旅行のみです。
アメリカはビザ免除国ですので、ビザは必要ありませんが、その代わりとなるものがエスタ申請です。
安全面的にも身分が全く分からない人を入国させるわけにはいきませんからね。
ビザなしで入国させてあげる条件として、何日前かにエスタ申請をしておいてねということです。
エスタ申請は出国の何日前に申請すべき?
では、エスタ申請は何日前に申請すべきで、有効期限はいつまでなのか?気になりますよね。
ハワイ旅行に行く際は、何日前までに申請すべきなのか?ビザとエスタ申請の違いとともにエスタ申請についてみていきましょう。
エスタ(ESTA)の有効期限
エスタ申請をして認証されたエスタ(ESTA)の有効期限がいつまでなのかというと、2年間です。
1度エスタ(ESTA)を認証されると、2年間の有効期限内なら何度でもアメリカ旅行に行くことが出来ます。
ハワイでも同じで、有効期限の2年間の中ならビザなしで簡単にハワイに入国できます。
しかしエスタ申請の有効期限が切れると、更新するという制度はありませんので、有効期限が切れたら再度エスタ申請する必要があります。
2年間有効期限があるということは、2年以内にハワイ旅行に行く事が決まったらすぐに申請するのがオススメです。
エスタ申請が認証されてから2年間は有効期限ですが、その有効期限の2年以内にパスポートの有効期限が来た場合、同時にエスタの有効期限も切れてしまいます。
・パスポートを失くして取り直した
・パスポート内容を変更した
などの場合もエスタの有効期限が切れてしまい、再申請しなければいけません。
出国の何日前までにエスタ申請すべき?
何日前までにエスタ申請をすべきかの基準として、米国大使館のホームページでは72時間前までのエスタ申請を勧めるとあります。
しかし、72時間前までにエスタ申請が完了していることが望ましいです。
なぜなら初めてのエスタ申請の場合、不備があったり申請に時間がかかるケースが多いからです。
いつまでに申請したらいいかではなく、いつまでに申請完了していればいいかと考えた方がいいですね。
出国の何日前までにエスタ申請をすべきか?という問いへの答えとしては、最低でも出国の72時間前までにはエスタ申請が完了しているべきということですね。
エスタ申請の審査時間
エスタ申請をしても、いつまでも認証されなければ入国は出来ません。
申請をしてから認証されるまでの審査時間があるのですが、基本的に審査結果は72時間以内に出ると言われています。
エスタ申請をしてすぐに認証されたという例もありますが、3日程度かかる可能性もあるということを頭に入れておいた方がいいですね。
だから、出国の何日前までにエスタ申請すべきか?というところで、72時間という数字が出てきたんですね。
エスタ(ESTA)がないとハワイに入国できない?
同じアメリカでもハワイは少し日本に近い気がしますが、ハワイ旅行ならエスタ申請なしでも行けるのでは?と思う方もいると思います。
しかし、いくらハワイとはいえエスタ申請なしでの入国はできません。
入国どころか空港で止められることが多いので、出国すらできない可能性が高いです。
実際に、エスタ申請を忘れててハワイ行きの飛行機に乗れなかった!という体験談はたくさんあります。
当日に気付いて、たまたま当日中にエスタ申請が承認されたという幸運な方もいますが、基本的にはハワイ旅行当日にエスタ申請忘れに気付いた時点でもう手遅れです。
エスタ申請のやり方!申請方法や費用などは?
では、エスタ申請を出国の72時間前までにやらなければいけないことは分かりましたが、エスタ申請するためにはいつまでに何をすべきなのでしょうか?
エスタ(ESTA)の申請方法や費用についてみていきましょう。
エスタ(ESTA)の申請方法
エスタ申請は、インターネットで30分もあれば簡単にできます。
ビザと違い、エスタ申請は簡単に入国許可を出してあげるよというものなので、やり方や申請方法はビザと比較するととても簡単です。
インターネットで必要事項を入力する際に、パスポートが必要になりますので、準備しておきましょう。
ちなみに何日前からでも申請可能ですし、ご家族でのハワイ旅行などの場合は、パスポートがあれば代表者が全員分のエスタ申請をすることが可能です。
ちなみにお子さんもエスタ申請をする必要があります。
ただ2年以上前にエスタ申請すると、ハワイ旅行の日に有効期限が切れていることになるのでご注意ください。
エスタ申請の費用
エスタ申請にかかる費用は14ドルです。日本円にすると1500円程度です。
ビザ取得をしようすると数万円かかるので、ビザが免除されてエスタ申請で入国できるのは金銭面的にもかなり助かりますね。
旅行代理店やエスタ申請代行業者に頼む
旅行代理店で行ってくれる場合もあるようです。
あまりにも面倒な場合は、エスタ申請代行業者に頼むという選択肢もありますが、詐欺価格でエスタ申請代行を行っている業者もあります。
エスタ(ESTA)の代理業自体はアメリカ政府も容認している事なので問題はありませんが、詐欺かどうかの見分けをつける事は難しいですので利用はおススメできません。
ただし、以下の状況の方に限っては、エスタ(ESTA)申請代行を利用しなければならない可能性が高いです。
- インターネットが使えない
- クレジットカードを借りる人がいない
エスタ申請はインターネット上でクレジット決済で行います。
インターネットが使えない場合は自分では行えません。
そして、自分のクレジットカードを持ってなく、借りる人もいないという方は申請が難しいです。
エスタ申請自体は、誰のクレジットカードでも可能ですので、あまりそのような状況の方はいないと思いますが、その場合は申請代行業者に頼む必要性が出てきます。
クレジットカードを持っていない方はエスタ申請の何日か前にクレジットカードを貸してくれる人を見つけておきましょう。
申請代行を頼むなら旅行代理店がオススメ
基本的に海外旅行をする方は、旅行代理店を通していると思います。
まずは旅行代理店にエスタ申請に関する相談をしてみましょう。
旅行代理店に頼めたら、全て一括で管理してくれますし、いつまでに何をしたらいいか?などを考える手間も省くことが出来ます。
ハワイのエスタ申請はいつまでにする?出国の何日前?有効期限などまとめ
ハワイ旅行に行く際には「エスタ申請」が必要だということが分かりました。
いつまでにエスタ申請をしたら良いのか?何日前にエスタ申請すべきか?の答えとしては、出国の72時間前までにエスタ申請が完了しているようにすべきということでしたね。
ただ、この72時間はあくまでも最低でもということなので、出来る限り早くエスタ申請をしておきましょう。
- ハワイ旅行の際は、ビザは不要だがエスタ申請が必要
- エスタ申請は最低でも出国の72時間前までにすべき
- 基本的にエスタ申請はインターネット上で自分でやる
オススメのエスタ申請のタイミングはアメリカもしくはハワイ旅行が決まった瞬間です。
2年以上先なら申請しても有効期限切れになりますが、そんなに先の旅行日程を組む人は少ないですよね。
エスタ申請忘れで、ハワイ旅行に行けなかった!ということにならないためにも、忘れずにエスタ申請して下さいね。
しっかりエスタ申請をして、みなさんの旅行が素敵なものになることを願っています。