最近のカメラブームや、オリンピックの盛り上がりを受けてスポーツカメラマンになりたいと考える人が多くいます。
スポーツカメラマンは、スポーツ中のアスリートの一瞬の輝きを切り取る魅力溢れる職業です。
そんな魅力あるスポーツカメラマンになるにはどうしたらよいのでしょうか?
今回は、スポーツカメラマンになる方法や就職の足がかりになるバイト先、平均年収がどのくらいなのかを解説していきます。
スポーツカメラマンの仕事内容
スポーツカメラマンは、スポーツの大会や練習、イベントなどでスポーツに関する雑誌やインターネット等のメディア用の写真を撮影する事が主な仕事になります。
スポーツカメラマンは普通のカメラマンと違い、構図やシャッター速度等を瞬時に判断し写真を撮る技術が求められます。
また、試合会場を良い構図を追い求めて重たい機材を持って縦横無尽に動き回る体力も必要になります。
まさにスポーツカメラマンの仕事もある意味では瞬発力が求められるスポーツの一種と言っても良いでしょう
スポーツカメラマンになるには?
スポーツカメラマンになる方法は、決まったルートがありません。
スポーツシーンを写真に収める技術が高ければ極論で言えばフリーで撮影して出版社等に持ち込むような方法もあります。
絶対にどこかの会社に就職しなければならないという訳ではありません。
しかし、フリーでは安定した年収を確保する事が難しく活動できる現場の数も限られてしまいます。
スポーツカメラマンとして安定した生活を考えるなら、会社に就職する方がオススメです。
スポーツカメラマンになる為の資格
スポーツカメラマンになる方法として資格は必要ありません。
実力主義の世界ですので、そういった肩書きは何の意味も成さないのでしょう。
ですが、その実力を身につける為にも専門学校や大学でカメラやスポーツについての知識を深める事は重要であると思います。
昨今ではカメラマンになる方法を示した通信講座も存在しますので、そういった所も併せて学習をすれば効率的に必要な知識を身に付ける事ができるでしょう。
スポーツカメラマンになる為の勉強法
スポーツカメラマンになる方法として勉強法は2種類あります。
一つは専門学校や通信講座で学習する方法、もう一つはアルバイトとしてプロのカメラマンのアシスタントになる方法です。
それぞれにメリットとデメリットありますので、自分の環境や状況に応じて選択しましょう。
専門学校や通信講座で学習する
現状では、スポーツカメラマンになる方法を示した専門学校はありません。
ですので、カメラマンの知識に重点を置いた専門学校へ進学する方法が良いでしょう。
もしくは、スポーツの知識に特化したような大学や短大、専門学校へ進みカメラについては通信教育や独学で腕を磨くという方法があります。
スポーツカメラマンとしてスポーツとカメラの知識どちらも重要な知識ですが、本懐はカメラマンですので前者の方法の方がよりカメラの知識や技術を身につける事が出来ますのでオススメ出来ます。
専門学校であればしっかりと知識が身に付ける事が出来るので、卒業する頃にはカメラマンとして問題ない知識と技術を習得する事が出来ます。
その後の就職先も手厚くサポートが受けれます。
しかし、学校ですので卒業までにある程度の期間と時間が必要になります。もちろん学費も必要になりますのでコストも掛かります。
アシスタントとしてプロから学習する
現場で必要な知識は現場で身に付ける。そういう考え方もあります。
そこで、カメラマンに付く事でその技術を身につける為にアシスタントのアルバイトになる方法があります。
昔から職人の技は「見て盗むもの」と言われてきました。カメラマンの仕事もそういう側面を持っています。
専門学校は多くの知識を与えてくれますが、その量が多すぎてどれが必要かわかり辛い事もあります。
しかし、実際の現場で作業を手伝えば必要な知識と技術を最小限で身につける事が出来ます。
現場で顔を売っておく事で、実際にプロカメラマンとして活動するようになってからもスムーズに仕事を請ける事が出来る可能性も高くなります。
しかし、付くプロカメラマンによっては教える内容はマチマチでしょうし絶対に教えてくれるという確証もありません。
カメラマンとの相性もありますし、そもそもスポーツカメラマンのアシスタントの仕事が定期的にあるとは言えません。
アルバイトなのでそれだけで生活費を捻出するのも困難になると思います。
スポーツカメラマンの就職先と年収
スポーツカメラマンの就職先は、普通のカメラマンと同様に出版社や編集プロダクションが主になります。
安定した年収を確保出来ますし、営業活動もそこまで必要にはならないのでカメラマンの仕事に集中出来ます。
しかし、大きい会社になれば多くの部署や案件がありますので絶対にスポーツカメラマンになるとは限りません。
会社の状況によっては他部署で別の題材のカメラマンになる可能性があります。
ですので、多くのスポーツカメラマンは各スポーツ関連部署との契約カメラマンとして存在するケースが多いです。
いわゆるフリーランスに近い存在です。
そういった事情もあり、スポーツカメラマンの年収は100万円程度から800万円程度まで幅広く分布しています。
こういう部分でも実力社会である事がよく分かります。
ですので、スポーツカメラマンになる方法としてはまず出版社やプロダクションに所属してカメラマンとしての基礎を築き、その後契約カメラマンや完全なフリーランスのカメラマンとして売り出していくのがオススメです。
スポーツカメラマンになる方法まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、スポーツカメラマンになる方法と就職先や年収について解説しました。
スポーツカメラマンになる方法は「絶対この方法!」という手段がありません。
特に資格等も必要無く、実力がものを言う業界です。
だからと言って、何の準備も無く飛び込むのは無謀です。
ですので、最低限カメラマンとしての知識や技術を身につけておかなければなりません。
その方法として専門学校や通信講座を是非活用しましょう。
最近では映像やメディアを扱う大学や短大でもカメラマンの知識を得る事が出来ます。
本当に様々なスポーツカメラマンになる方法がありますので、自分の状況に合った学習方法を選択してカメラマンとしての技術を高めましょう。
そうすれば、きっとあなたなりのスポーツカメラマンになる方法や糸口が見えてくるはずです。