海事代理士は20歳以上の幅広い年齢層の男女が目指せる、海の司法書士資格です。
海事代理士資格取得者は他にも該当なしと呼ばれております。
海事代理士の資格は「国家資格」です。
資格広場は、海事代理士になるには?海事代理士なるためには?海事代理士になりたいを応援しております。
海事代理士に必要な知識・受験資格
船舶に関する知識や、法律の基礎が必要となります。
海事代理士の資格は「国土交通省」が運営管理を行っております。
国土交通省とは:
国土交通省は日本の行政機関の一つです。その任務は国土交通省設置法第3条で定められており、国土の利用・開発・保全、社会資本の整備、交通政策の推進、気象業務、海上の安全・治安を確保をすることが定められています。
海事代理士の仕事内容
船舶の登記・登録・検査や海技免状の取得・更新再交付などの申請代理、関連する書類の作成及び相談を行います。そのほか、船舶及び海事関係全般を扱います。
海事代理士資格の勉強法
海事代理士合格マニュアルを繰り返し読み込むことが大事です。出題の形式は◯×選択式と穴埋め選択式となっています。マニュアルでも同様の形式で掲載されています。しかし、マニュアルは問題形式で書かれており、解答が個別になっています。なので、そのままだと大変使いづらいので、本に解答をすべて書き込み、テキストとして使えるようにします。過去問題を勉強したいという方は、国土交通省のホームページから問題と解答をダウンロードすることができます。
海事代理士の専門学校・通信講座
海事代理士の試験料・試験内容・難易度・合格発表について
海事代理士の資格試験料
受験料は6,800円となります。
海事代理士試験・検定の年間試験回数
毎年、一次試験は9月下旬頃、二次試験は11月下旬頃の、どちらも年に1回行われます。
海事代理士試験科目等の内容
試験は一次試験と二次試験に分かれており、一次試験は筆記試験、二次試験は口述試験となっています。一次試験では、憲法・民法・商法など一般的な法律に関する問題、国土交通省設置法、船舶法・船舶安全法などの海事法令に関する問題が出題されます。二次試験では、一次試験に合格した方のみ受験できます。船舶法・船舶安全法・船員法・船舶職員及び小型船舶操縦者法に関する専門的な問題が出題されます。出題形式は◯×選択式と穴埋め選択式となっています。
海事代理士資格の難易度
難易度は行政書士や司法書士といった法律のプロからすると易しいと言えますが、初心者には難しいと言えるでしょう。
海事代理士資格の合格率
合格率は、筆記試験が48.9%、口述試験が98.1%となっています。
海事代理士試験の合格発表
合格発表は、一次試験が10月下旬頃、二次試験が試験後より20日以内に発表されます。
海事代理士資格取得後の就職先・年収・報酬相場
海事代理士所持者の職業例
港町や運輸局付近の海事代理士事務所や行政書士事務所などに就職することができます。
海事代理士に向いている人
司法書士や行政書士として働いている方に向いています。
海事代理士と同じ分野の他の資格
司法書士、行政書士、社会保険労務士
海事代理士の年収・給料相場
平均年収は、だいたい500~600万円となると予測されますが、大幅に年収範囲が広いため、100~1000万円の間になるようです。
海事代理士の現状
海事代理士の求人はそう簡単に見つけることができません。求人情報誌を見たり、ハローワークに行っても探すのが困難な職業です。どうして求人が少ないのかというと行政書士や司法書士に任せるクライアントが多いからです。船舶の登記に関しては、ほとんどが行政書士や司法書士が行っていると言われています。そのため、資格を取得したのに生かすことができない人も少なくありません。
海事代理士の将来性
海事代理士は業務独占資格となっているので、将来性は法的にある程度確保されているともいえます。最近では、行政書士との統廃合なども検討されているようで、微妙な状況ですが、行政書士より取得しやすく、取得しておけば統廃合のときに合わせて行政書士も取得できる可能性があります。
海事代理士の独立について
独立は可能ですが、非常にリスクが高いといえます。なので、ほかの資格も取得しておくのも良いでしょう。
海事代理士資格を所有している主な著名人
該当なし