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宅建士資格の期限切れはどうなる?更新忘れに気づいた時の再登録方法

更新日:2023-11-28

宅建士資格の期限切れはどうなる?更新忘れに気づいた時の再登録方法

宅建士としての仕事を行うためには、「有効な」宅建士資格が必要です。

普段の仕事が忙しい方の中には、うっかり資格更新するのを忘れて「期限切れ状態になっていた!」というケースがあります。

期限切れ状態の宅地建物取引士証で宅建士の業務を行うと、勤務先が行政処分の対象となってしまう可能性があるため、速やかに再登録手続きを進めましょう。

こちらの記事では、宅建士資格が期限切れになってしまった時の再登録の流れ、更新にあたって必要になる費用などを解説していきます。

宅建士としての仕事をしている方に役立つ内容となっているので、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

宅建士資格が期限切れになっても登録は無くならない

電球

宅建士資格は、5年に1度のペースで更新をしなければなりません。

ただし、うっかり更新を忘れて期限切れ状態になったとしても、「宅建士としての登録」が抹消されるわけではないのでご安心ください。

法定講習を受けて再登録を申し込み、宅建士資格が交付されれば、宅建士としての仕事を再開することができます。

期限切れのまま宅建士の独占業務を行うのはアウト

宅建士資格の更新を忘れても、「宅建士資格の試験に合格した」という事実は変わりません。

しかし、期限切れで更新忘れのまま宅建士の独占業務を行うと宅建業法違反となるので、注意が必要です。

宅建士証の有効期限が切れると、そもそも「宅建士として重要事項の説明や契約書への記名押印」ができません。

もし、有効期限切れの状態で宅建士としての業務を行った場合、「宅地建物取引業者が監督処分(業務停止処分等)」を受ける可能性があります。

職場や担当したお客様に多大な迷惑と損害を与えてしまう恐れがあるため、期限切れの状態で宅建士の仕事をするのは絶対にNGです。

もし、宅建士としての有効期限が切れているのであれば、速やかに再登録手続きを進めましょう。

宅建士資格の更新忘れに気付いたときの再登録方法

手助け

実際に、宅建士資格の更新忘れに気付いたときの対処法や再登録方法を解説します。

新たに宅建主任士証の交付を受ければ宅建士としての業務を再開できるため、スムーズに業務を行うためにも再登録手続きの流れを知っておきましょう。

宅建士の再登録手順

  1. 期限切れの宅地建物取引士証を返納する
  2. 住所や勤務先に変更がある場合は変更登録
  3. 法定講習の受講申込み
  4. 法定講習を受講する
  5. 再交付を受ける

期限切れの宅地建物取引士証を返納する

有効期限切れの古い宅地建物取引士証はもう使えないので、悪用を防ぐためにも各都道府県の宅建協会や都道府県の担当窓口に返納します。

もし、返納するべき期限切れの宅地建物取引士証を紛失してしまった場合は、「紛失届」を提出することになります。

住所や勤務先に変更がある場合は変更登録

以前に宅地建物取引主任士証を受けた時から住所や勤務先に変更がある場合、「変更登録」が必要となります。

変更がない場合は、変更登録はスキップして構いません。

なお、変更登録の申請は「現に登録を受けている都道府県知事」に対して行う点に注意してください。

法定講習の受講申込み

古い宅地建物取引士証を返納して必要な変更登録が済んだら、法定講習を申し込みます。

法定講習を受けることで新しい宅地建物取引士が交付され、再登録手続きは完了となります。

そのため、できるだけ早く宅地建物取引士証が欲しい場合は最短で受講できる日程で申し込みをすると良いでしょう。

なお、法定講習は各都道府県知事から指定を受けた複数の機関が開催しており、開催日程は各機関によって豊富に用意されています。

開催日時は各指定講習団体によって差があるものの、「週1回~月1回」のペースで行われています。

申し込みの際に必要書類や持ち物などを確認しておくと、受講の直前に慌てることなく、スムーズに動けるでしょう。

法定講習を受講する

法定講習の申し込みが済んだら、決められた日時の法定講習を受講します。

基本的に、法定講習は講師の話を聴くのみで、新しい宅地建物取引主任士証をもらうためのテストや試験はありません。

講習は5年間で改正された法令に関する講義がメインで、宅建士としての実務に活かせるスキルや知識を習得できる貴重な機会です。

普段の仕事で「なかなか勉強する時間が取れない」という方にとって有意義な講義となるので、しっかり受講することをおすすめします。

再交付を受ける

法定講習を受けたら、最後に新しい宅地建物取引士証の交付を受けて一連の再登録手続きは終了となります。

基本的に新しい宅地建物取引士証は即日発行されるため、その日から宅建士としての仕事を行うことが可能です。

宅建士資格を更新するための法定講習について

勉強

新しい宅地建物取引士証の交付を受けるためには、法定講習の受講が欠かせません。

法定講習は毎月複数回開催されており、在職中の方でも日程調整しやすいので安心です。

こちらでは、法定講習に関する情報をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

法定講習は有効期限が満了する6ヶ月前から受講可能

本来、宅建士として継続的に勤務する場合は期限切れを起こす前に資格を更新する必要があります。

法定講習は有効期限が満了する6ヶ月前から受講可能なので、現在の宅地建物取引士証の有効期限が迫っている方は、忘れないうちに法定講習に申し込むことをおすすめします。

なお、更新の時期が近付くと登録している都道府県の宅建協会から「更新のお知らせ」といった旨のハガキが届くため、忘れずに保管しておくと良いでしょう。

法定講習は毎月開催されている

新しい宅地建物取引士証の交付を受けるための法定講習は、各都道府県において複数の機関が実施しています。

基本的に、法定講習は各機関が毎月開催しているため、日程の都合をつけやすいでしょう。

多いところだと、月に3~4回程度開催しており、日程の都合を合わせやすいので忙しい社会人の方でも安心ですね。

例えば、東京の場合は下記の機関が法定講習を行っています。

  • 公益社団法人 東京都宅地建物取引業協会
  • 公益社団法人 全日本不動産協会
  • 一般社団法人 不動産協会
  • 一般社団法人 全国住宅産業協会
  • 開催日程は多く、仕事との日程の折り合いをつけやすいので在職中の方でもスムーズに再交付手続きを進められるでしょう。

    法定講習は座学でテストは無い

    法定講習は、講師から直近の法改正の内容や不動産取引に関する役立つ情報を、講義形式で受講します。

    法定講習で取り扱うのは下記の内容です。

    宅建士の法定講習の内容

    • 改正法令の主要な改正点と実務上の留意事項
    • 紛争事例と関係法令及び実務上の留意事項
    • 宅地建物取引士の使命と役割
    • 改正税制主要な改正点と紛争事例及び実務上の留意事項

    法定講習は確認のテストなどなく、講習を受講するだけですが、6~7時間かけて行われるため、丸一日かかるという点も覚えておくと良いでしょう。

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    法定講習はどこで行われる?費用はいくら?

    自己投資のイラスト

    次に、法定講習が行われる場所や費用についてご紹介します。

    受講前に場所や費用についての情報を知り、準備しておくと直前になって慌てずに済むでしょう

    なるべく早く再登録手続きを済ませて有効な宅地建物取引士証が欲しいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

    各都道府県によって開催場所が異なる

    法定講習が行われる場所は、各都道府県によって異なります。

    また、法定講習は好きな場所を選んで受講できるわけではなく、原則として「自身が宅建士の資格登録をしている都道府県」で受講するルールとなっています。

    都道府県によっては、会場で受講するスタイルとWEBで受講するスタイルから選べるので、受講しやすい方を選ぶと良いでしょう。

    なお、実際に法定講習を行うのは、厚生労働大臣から指定を受け、各都道府県の宅建協会から委託を受けている機関です。

    法定講習の会場は貸会議室や研修センターが指定されるケースが多いですが、地方によっては異なる場合もあるため、正確な講習場所は各実施機関のHPをチェックしましょう。

    法定講習の受講費用

    法定講習を受けるための受講費用は16,500円です。

    内訳は受講料12,000円、取引士証交付申請手数料4,500円となっており、受講当日に支払うことになります。

    受講費用を忘れてしまうと受講できない可能性があるため、忘れずに現金を持っていくようにしましょう。

    なお、16,500円は収入印紙ではなく現金で支払うため、注意してください。

    法定講習の持ち物

    法定講習では、下記の持ち物を忘れずに持っていきましょう。

  • 認印(シャチハタは不可)
  • カラー顔写真3枚(タテ3cm×ヨコ2.4cm、背景なし、無帽・6ヵ月以内撮影)
  • 受講料16,500円
  • 古い宅地建物取引士証(更新の場合)
  • もし必要な持ち物を忘れてしまうと、法定講習が受講できない、もしくは新しい宅地建物取引士証が交付されない可能性があります。

    また、宅地建物取引業に従事している方は勤務先の商号・免許証番号などの情報も控えておきましょう。

    宅建士の更新通知ハガキはあくまで通知のため、講習に持っていく必要はありません。

    法定講習の申し込み方法

    道

    それでは、具体的に法定講習を受ける際の流れについて、「公益社団法人 東京都宅地建物取引業協会」の例で紹介していきます。

    法定講習を受けるための手順

    1. 東京都宅建協会員のホームページから「法定講習会ご案内・申込専用サイト」を押す
    2. 「法定講習会情報・申込はこちら」を押す
    3. 「WEB講習情報・申込」or「座学講習情報・申込」を押す
    4. 受けたい日程で申し込む

    上記のように、難しい手続きは不要です。
    パソコンでもスマホでも申し込み手続きが可能なので、ちょっとした時間でも申込みできるでしょう。

    宅建士資格が期限切れになったときの再登録方法|まとめ

    宅建士資格の更新忘れ・期限切れに気づいたとしても、すぐに再登録手続きをすれば問題なく宅建士としての仕事を行うことができます。

    また、再登録の手続きは簡単で、法定講習を受ければその日の内に新しい宅地建物取引士証が交付されます。

    法定講習を受講する際には、指定された持ち物や受講費用(16,500円)を忘れずに持参するように注意してください。

    現在の宅地建物取引士証が有効期限切れ状態の方、もう少しで有効期限切れになりそうな方は、なるべく早めに更新準備することをおすすめします。

    宅建士としての仕事を行うためには、「有効な」宅建士資格が必要です。

    普段の仕事が忙しい方の中には、うっかり資格更新するのを忘れて「期限切れ状態になっていた!」というケースがあります。

    期限切れ状態の宅地建物取引士証で宅建士の業務を行うと、勤務先が行政処分の対象となってしまう可能性があるため、速やかに再登録手続きを進めましょう。

    こちらの記事では、宅建士資格が期限切れになってしまった時の再登録の流れ、更新にあたって必要になる費用などを解説していきます。

    宅建士としての仕事をしている方に役立つ内容となっているので、ぜひ最後までご覧ください。

    宅建士資格が期限切れになっても登録は無くならない

    電球

    宅建士資格は、5年に1度のペースで更新をしなければなりません。

    ただし、うっかり更新を忘れて期限切れ状態になったとしても、「宅建士としての登録」が抹消されるわけではないのでご安心ください。

    法定講習を受けて再登録を申し込み、宅建士資格が交付されれば、宅建士としての仕事を再開することができます。

    期限切れのまま宅建士の独占業務を行うのはアウト

    宅建士資格の更新を忘れても、「宅建士資格の試験に合格した」という事実は変わりません。

    しかし、期限切れで更新忘れのまま宅建士の独占業務を行うと宅建業法違反となるので、注意が必要です。

    宅建士証の有効期限が切れると、そもそも「宅建士として重要事項の説明や契約書への記名押印」ができません。

    もし、有効期限切れの状態で宅建士としての業務を行った場合、「宅地建物取引業者が監督処分(業務停止処分等)」を受ける可能性があります。

    職場や担当したお客様に多大な迷惑と損害を与えてしまう恐れがあるため、期限切れの状態で宅建士の仕事をするのは絶対にNGです。

    もし、宅建士としての有効期限が切れているのであれば、速やかに再登録手続きを進めましょう。

    宅建士資格の更新忘れに気付いたときの再登録方法

    手助け

    実際に、宅建士資格の更新忘れに気付いたときの対処法や再登録方法を解説します。

    新たに宅建主任士証の交付を受ければ宅建士としての業務を再開できるため、スムーズに業務を行うためにも再登録手続きの流れを知っておきましょう。

    宅建士の再登録手順

    1. 期限切れの宅地建物取引士証を返納する
    2. 住所や勤務先に変更がある場合は変更登録
    3. 法定講習の受講申込み
    4. 法定講習を受講する
    5. 再交付を受ける

    期限切れの宅地建物取引士証を返納する

    有効期限切れの古い宅地建物取引士証はもう使えないので、悪用を防ぐためにも各都道府県の宅建協会や都道府県の担当窓口に返納します。

    もし、返納するべき期限切れの宅地建物取引士証を紛失してしまった場合は、「紛失届」を提出することになります。

    住所や勤務先に変更がある場合は変更登録

    以前に宅地建物取引主任士証を受けた時から住所や勤務先に変更がある場合、「変更登録」が必要となります。

    変更がない場合は、変更登録はスキップして構いません。

    なお、変更登録の申請は「現に登録を受けている都道府県知事」に対して行う点に注意してください。

    法定講習の受講申込み

    古い宅地建物取引士証を返納して必要な変更登録が済んだら、法定講習を申し込みます。

    法定講習を受けることで新しい宅地建物取引士が交付され、再登録手続きは完了となります。

    そのため、できるだけ早く宅地建物取引士証が欲しい場合は最短で受講できる日程で申し込みをすると良いでしょう。

    なお、法定講習は各都道府県知事から指定を受けた複数の機関が開催しており、開催日程は各機関によって豊富に用意されています。

    開催日時は各指定講習団体によって差があるものの、「週1回~月1回」のペースで行われています。

    申し込みの際に必要書類や持ち物などを確認しておくと、受講の直前に慌てることなく、スムーズに動けるでしょう。

    法定講習を受講する

    法定講習の申し込みが済んだら、決められた日時の法定講習を受講します。

    基本的に、法定講習は講師の話を聴くのみで、新しい宅地建物取引主任士証をもらうためのテストや試験はありません。

    講習は5年間で改正された法令に関する講義がメインで、宅建士としての実務に活かせるスキルや知識を習得できる貴重な機会です。

    普段の仕事で「なかなか勉強する時間が取れない」という方にとって有意義な講義となるので、しっかり受講することをおすすめします。

    再交付を受ける

    法定講習を受けたら、最後に新しい宅地建物取引士証の交付を受けて一連の再登録手続きは終了となります。

    基本的に新しい宅地建物取引士証は即日発行されるため、その日から宅建士としての仕事を行うことが可能です。

    宅建士資格を更新するための法定講習について

    勉強

    新しい宅地建物取引士証の交付を受けるためには、法定講習の受講が欠かせません。

    法定講習は毎月複数回開催されており、在職中の方でも日程調整しやすいので安心です。

    こちらでは、法定講習に関する情報をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

    法定講習は有効期限が満了する6ヶ月前から受講可能

    本来、宅建士として継続的に勤務する場合は期限切れを起こす前に資格を更新する必要があります。

    法定講習は有効期限が満了する6ヶ月前から受講可能なので、現在の宅地建物取引士証の有効期限が迫っている方は、忘れないうちに法定講習に申し込むことをおすすめします。

    なお、更新の時期が近付くと登録している都道府県の宅建協会から「更新のお知らせ」といった旨のハガキが届くため、忘れずに保管しておくと良いでしょう。

    法定講習は毎月開催されている

    新しい宅地建物取引士証の交付を受けるための法定講習は、各都道府県において複数の機関が実施しています。

    基本的に、法定講習は各機関が毎月開催しているため、日程の都合をつけやすいでしょう。

    多いところだと、月に3~4回程度開催しており、日程の都合を合わせやすいので忙しい社会人の方でも安心ですね。

    例えば、東京の場合は下記の機関が法定講習を行っています。

  • 公益社団法人 東京都宅地建物取引業協会
  • 公益社団法人 全日本不動産協会
  • 一般社団法人 不動産協会
  • 一般社団法人 全国住宅産業協会
  • 開催日程は多く、仕事との日程の折り合いをつけやすいので在職中の方でもスムーズに再交付手続きを進められるでしょう。

    法定講習は座学でテストは無い

    法定講習は、講師から直近の法改正の内容や不動産取引に関する役立つ情報を、講義形式で受講します。

    法定講習で取り扱うのは下記の内容です。

    宅建士の法定講習の内容

    • 改正法令の主要な改正点と実務上の留意事項
    • 紛争事例と関係法令及び実務上の留意事項
    • 宅地建物取引士の使命と役割
    • 改正税制主要な改正点と紛争事例及び実務上の留意事項

    法定講習は確認のテストなどなく、講習を受講するだけですが、6~7時間かけて行われるため、丸一日かかるという点も覚えておくと良いでしょう。

    法定講習はどこで行われる?費用はいくら?

    自己投資のイラスト

    次に、法定講習が行われる場所や費用についてご紹介します。

    受講前に場所や費用についての情報を知り、準備しておくと直前になって慌てずに済むでしょう

    なるべく早く再登録手続きを済ませて有効な宅地建物取引士証が欲しいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

    各都道府県によって開催場所が異なる

    法定講習が行われる場所は、各都道府県によって異なります。

    また、法定講習は好きな場所を選んで受講できるわけではなく、原則として「自身が宅建士の資格登録をしている都道府県」で受講するルールとなっています。

    都道府県によっては、会場で受講するスタイルとWEBで受講するスタイルから選べるので、受講しやすい方を選ぶと良いでしょう。

    なお、実際に法定講習を行うのは、厚生労働大臣から指定を受け、各都道府県の宅建協会から委託を受けている機関です。

    法定講習の会場は貸会議室や研修センターが指定されるケースが多いですが、地方によっては異なる場合もあるため、正確な講習場所は各実施機関のHPをチェックしましょう。

    法定講習の受講費用

    法定講習を受けるための受講費用は16,500円です。

    内訳は受講料12,000円、取引士証交付申請手数料4,500円となっており、受講当日に支払うことになります。

    受講費用を忘れてしまうと受講できない可能性があるため、忘れずに現金を持っていくようにしましょう。

    なお、16,500円は収入印紙ではなく現金で支払うため、注意してください。

    法定講習の持ち物

    法定講習では、下記の持ち物を忘れずに持っていきましょう。

  • 認印(シャチハタは不可)
  • カラー顔写真3枚(タテ3cm×ヨコ2.4cm、背景なし、無帽・6ヵ月以内撮影)
  • 受講料16,500円
  • 古い宅地建物取引士証(更新の場合)
  • もし必要な持ち物を忘れてしまうと、法定講習が受講できない、もしくは新しい宅地建物取引士証が交付されない可能性があります。

    また、宅地建物取引業に従事している方は勤務先の商号・免許証番号などの情報も控えておきましょう。

    宅建士の更新通知ハガキはあくまで通知のため、講習に持っていく必要はありません。

    法定講習の申し込み方法

    道

    それでは、具体的に法定講習を受ける際の流れについて、「公益社団法人 東京都宅地建物取引業協会」の例で紹介していきます。

    法定講習を受けるための手順

    1. 東京都宅建協会員のホームページから「法定講習会ご案内・申込専用サイト」を押す
    2. 「法定講習会情報・申込はこちら」を押す
    3. 「WEB講習情報・申込」or「座学講習情報・申込」を押す
    4. 受けたい日程で申し込む

    上記のように、難しい手続きは不要です。
    パソコンでもスマホでも申し込み手続きが可能なので、ちょっとした時間でも申込みできるでしょう。

    宅建士資格が期限切れになったときの再登録方法|まとめ

    宅建士資格の更新忘れ・期限切れに気づいたとしても、すぐに再登録手続きをすれば問題なく宅建士としての仕事を行うことができます。

    また、再登録の手続きは簡単で、法定講習を受ければその日の内に新しい宅地建物取引士証が交付されます。

    法定講習を受講する際には、指定された持ち物や受講費用(16,500円)を忘れずに持参するように注意してください。

    現在の宅地建物取引士証が有効期限切れ状態の方、もう少しで有効期限切れになりそうな方は、なるべく早めに更新準備することをおすすめします。