ITパスポート試験は幅広い年齢層の男女が目指せる、ITの入門的な資格資格です。
ITパスポート試験資格取得者は他にも初級シスアド(旧称)と呼ばれております。
ITパスポート試験の資格は「国家資格」です。
資格広場は、ITパスポート試験に合格したい方を応援しております。
2019年4月に出題範囲の拡大が実施されることが決定されました。今すぐにITパスポートに合格した方が出題範囲も狭く、おトクです!!短期間で合格したい方は「こちら」へ♪
ITパスポート試験に必要な知識・受験資格
経営戦略、マーケティング、財務、法務など経営全般に関する知識をはじめ、セキュリティ、ネットワークなどのITの知識、プロジェクトマネジメントの知識など幅広い分野の総合的知識が必要です。
ITパスポート試験の資格は「情報処理技術者試験センター」が運営管理を行っております。
情報処理技術者試験センターとは:
情報処理技術者試験センターは独立行政法人情報処理推進機構という団体の中の機関の一つです。試験の運営に特化して活動しています。
ITパスポート試験の仕事内容
ITパスポート試験は、ITを利活用するすべての社会人・学生が備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
情報処理技術者試験の12区分の中のひとつで、もっとも基礎的な試験です。
本資格は、情報技術を活用する企業に務める人や、高校生、大学生など幅広い人材が取得しています。
ITパスポート資格は、企業や省庁等の採用や、大学の入試優遇制度や単位認定に活用されています。
ITパスポート試験資格の勉強法
教育機関などで講座を受講するほか、通信講座や市販の参考書などを使って自学することが可能です。
自学する場合は、参考書を一読した後、問題集を解いて、わからなかった問題の解説や参考書を読み込むといった勉強法がよいでしょう。
以前は過去問題からの出題が多くありましたが、現在はCBT方式となり問題のストックが多くあるため、過去問題の流用がほぼなくなったようです。
ITパスポート試験の専門学校・通信講座
ITパスポート試験の勉強には通信講座を利用するのも有効です。よろしければ資料請求してみてはいかがでしょうか。
ITパスポート試験の試験料・試験内容・難易度・合格発表について
ではさっそくITパスポート試験の詳細についてみていきましょう!試験料や試験のスケジュール、難易度についてもご説明いたします。
ITパスポート試験の資格試験料
試験料は税込みで5,700円です。
合格証明書の交付には手数料として700円が必要です。
ITパスポート試験試験・検定の年間試験回数
試験は全国の試験会場で、CBT方式により随時行われています。
身体の不自由等によりCBT方式で受験できない人向けに、春期(4月)と秋期(10月)の年2回、筆記による試験が実施されます。
ITパスポート試験試験科目等の内容
試験はCBT(Computer Based Testing)方式により実施されます。四肢択一式です。
試験問題は全部で100問で、試験時間は120分です。ストラテジ系(経営全般)の問題が32問、マネジメント系(IT管理)の問題が18問、テクノロジ系(IT技術)の問題が42問程度出題され、3分野の評価点がそれぞれ1000点満点で300点以上、総合評価点が1000点満点で600点以上の基準を満たすと合格となります。
8問は今後の評価のために使われ、採点対象外です。
ストラテジ系分野の試験内容は、企業と法務、経営戦略、システム戦略など経営全般に関する基本的な考え方や特徴などです。
マネジメント系分野の試験内容は、開発技術、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメントなどIT管理に関する基本的な考え方、特徴などです。
テクノロジ系分野の試験内容は、基礎理論、コンピュータシステム、技術要素などIT技術に関する基本的な考え方、特徴などです。
ITパスポート試験資格の難易度
以前のパソコン系資格の入門編であった初級システムアドミニストレータ試験の一部を承継していますが、難易度は初級シスアドより低くなっています。
2011年に受験形式がCBTに変更になって以降、合格率は5割程度ですが、情報処理技術者試験の分野でもっとも難易度が低い資格です。
ITパスポート試験資格の合格率
平成29年度の合格率は50.4%です。
ITパスポート試験試験の合格発表
合格発表は受験月の翌月中旬にウェブサイトで行われますが、試験結果は、試験終了後すぐにその場で確認できます。
合格者には翌々月中旬に合格証書が発送されます。
ITパスポート試験資格取得後の就職先・年収・報酬相場
ここからはITパスポート試験資格取得後の流れについてご説明いたします。主な就職先や気になる年収、給料相場についても調査いたしましたので、是非参考にされてください。
ITパスポート試験所持者の職業例
情報技術を使用する企業や省庁など、幅広い分野の職業についています。
ITパスポート試験に向いている人
職業人として情報技術を活用している、または活用したいと考えているすべての人に向いています。
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ITパスポート試験と同じ分野の他の資格
ITパスポートに関連した資格・職業…基本情報処理技術者試験、応用情報技術者試験、情報セキュリティマネジメント試験、情報セキュリティスペシャリスト試験、データベーススペシャリスト試験、エンベデッドシステムスペシャリスト試験、システム監査技術者試験、ITストラテジスト試験、システムアーキテクト試験、ネットワークスペシャリスト試験、ITサービスマネージャ試験、日商PC検定
ITパスポート試験の年収・給料相場
ITパスポートの資格所持者は情報技術を活用する多くの企業、省庁などで勤務しているため、給与水準は勤務先によりまちまちです。
ITパスポート試験の現状
どのような業種、職種においても、ITや経営全般に関する知識は必要不可欠になっています。
社会人としての基礎知識とIT力を兼ね備えていることを証明する国家資格であるITパスポートを取得することにより、企業や省庁等の採用で有利になることもあります。
ITパスポート試験の将来性
企業活動などにおいて、情報技術を活用する機会は今後ますます増えていくと考えられます。
ITを活用するための幅広い知識を習得できるITパスポートの需要は引き続きあると考えられます。
ITパスポート試験の独立について
ビジネスシーンで必要なIT関連の基本的な知識があるかが問われる資格であるため、独立する場合においても基本的な知識として有用ではありますが、本資格を取得したことにより、独立しやすくなるということはありません。
ITパスポート試験資格を所有している主な著名人
柳田哲志、山口夕輝(NMB48)