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公認会計士は忙しいって本当?繁忙期や仕事スケジュールを紹介

更新日:2023-12-15

公認会計士は忙しいって本当?繁忙期や仕事スケジュールを紹介

”公認会計士”とは、企業や組織において会計処理や決算書類の内容をしっかりと監査し、間違いがないことを証明するという仕事をしています。

公認会計士は高収入であると同時に、忙しい・激務などといったイメージを持たれがちな職業でもあります。

では、なぜ公認会計士は忙しいと言われるのか、本当に忙しいのか、実際のスケジュールや仕事内容はどういったものなのでしょうか。

この記事では、公認会計士は忙しいのかや繁忙期はいつなのか、仕事のスケジュールなどをご紹介します。

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公認会計士は忙しい?繁忙期や忙しいと言われる理由

公認会計士には、残業時間が長く非常に忙しいイメージがあります。

しかし公認会計士の忙しさは時期や働いている場所、役職によって異なるといえます。

すべての公認会計士が忙しいわけではなく、1年中忙しいわけでもありません

では、公認会計士はいつ、どんな環境・役職の方が忙しいのかなどを細かく見ていきましょう。

公認会計士の繁忙期

多くの公認会計士が一度は働く「監査法人」は、一般的に4月~5月半ば頃までが繁忙期となります。

監査法人は会社の決算に間違いがないか確かめることが仕事ですが、日本の会社は3月決算が多く6月に株主総会を控えているため、多くの仕事がこの期間に集中します。

これについては会社法により期限が定められており延長もできず、会社の決算が上がらないと仕事ができないため早めに始めることもできません。

同じように12月決算の会社を抱えている場合は年明け~3月ごろまでが忙しいため、公認会計士は上半期が繁忙期となる傾向になります。

監査法人は規模によって忙しさが変わる場合もある

監査法人は大監査法人と中小監査法人という区分に分けることができ、この2種類は忙しさの種類が少し異なる場合があります。

大監査法人は、IT化やシステム化が非常に進んでおり、監査はしやすいですがその分案件数が多かったり、内部資料の作成が多いなどの理由で忙しいとされます。

一方中小監査法人は人手不足であるために忙しくなる場合が多い傾向にあります。

どちらも繁忙期は同じですが、このように忙しさの種類は違うと言えるでしょう。

その他の働き方における忙しさ

公認会計士は監査法人の他コンサルティングファームや一般企業の経理に勤めるという働き方もあります。

コンサルティングファームは企業のコンサルが主な業務であり、プロジェクトベースで進行するため、特定の繁忙期はありませんが全体的には忙しいでしょう。

一般企業の経理に勤める場合、経理は4半期ごとの決算が忙しくなりますが、クライアントがいるわけではないので勤務時間内に仕事ができ、定時での帰宅も望めるでしょう。

また、監査法人に勤める場合も非常勤として働くことも可能です。

非常勤はアルバイトと同じように定時で帰れながら給料は変わらないため、忙しくない働き方をすることもできます。

公認会計士のスケジュールと休暇

司法試験までのスケジュール

公認会計士が忙しいことに間違いはありませんが、常に忙しいわけではなく繁忙期が顕著に忙しい働き方です。

繁忙期以外は全く仕事がないことも珍しくなく、長期の休暇を取ることもできます

公認会計士の年間スケジュールや休日についても見ていきましょう。

公認会計士の年間スケジュール

忙しさ 残業時間 主な業務
7月 やや忙しい 30時間程度 ・第1四半期のレビュー
・年間監査計画の作成
8月 閑散期 0時間~10時間 ・長期休暇を取りやすい
9月 忙しくない 20時間程度 ・監査計画の立案
・内部統制監査
10月 やや忙しい 30時間程度 ・第2四半期レビュー
11月~12月 閑散期 月20~30時間程度 ・内部統制監査
・年度監査計画の更新
1月~2月 やや忙しい 監査がある場合:最大50時間程度
監査がない場合:20~30時間程度
・第3四半期のレビュー
・12月決算会社の監査
3月 やや忙しい 40時間程度 ・年度監査に向けた準備
4月 超激務 80時間~ ・年度監査
5月 激務 80時間程度 ・年度監査
6月 忙しくない 10時間程度 ・開示書類の確認
・新年度監査計画の立案

多くの会社は3月決算であるため、公認会計士の1年は3月決算の会社の監査を終えた7月から始まります

年度監査がある4月~5月は非常に忙しく、残業時間が100時間近くになることも珍しくありません

しかし8月・9月・6月は比較的仕事に余裕があり、8月は1週間や1か月単位での休みを取ることもできます

繁忙期は本当に激務ですが、閑散期は本当に暇であるというのが公認会計士のスケジュールの特徴です。

公認会計士の休日

一般的に休日と言えば、土日祝日や夏季と年末年始の長期休暇、その他産休や育休や産休といった特別休暇があります。

仕事のスケジュールが一般的な企業とは異なる公認会計士ですが、公認会計士もこれらの休暇を普通に取得することができます

繁忙期は休日出勤やGWの勤務がありますが他の期間に振り返られたり、繁忙期以外は土日は休みを取ることができます。

年間で見た休日日数は一般的な企業と変わらないため、年間で120日以上の休暇を取ることができます。

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公認会計士のやりがい

会計士

公認会計士の繁忙期は残業時間が多く激務ですが、そうでない期間は休みも取りやすく、公務員の仕事は忙しい限りではありません。

少し特殊な働き方である公務員ですが、勤めている人はこの仕事にどこにやりがいや楽しさを感じているのでしょうか?

そこには、専門職ならではの大きな魅力があるようです。

日本の経済社会の現状を知ることができる

公認会計士は、数字を扱うことが苦ではない人に向いていると言われている職業です。

そのため、企業の財務状況を調べるうえで「この会社がどのような経営を行ってきたのか」「赤字なのか黒字なのか」といった、日本の経済社会の現状をディープな観点から見ることができるという面白みがあります。

公認会計士の仕事は繁忙期の時などは大変ですが、経営の分野や経営戦略に興味を持っているという人にとってはやりがいのある仕事と言えるでしょう。

日本の経済を支えている

さらに公認会計士は、日本の経済を支えるという重大な立場でもあります。

例えば企業が粉飾決済をしていたり、書類に誤りがあった時などは公認会計士の監査によってそれを正すことができます。

間違いの情報が出てしまうと数多くいる投資家達に嘘の情報が伝わってしまい、株価に影響を及ぼすばかりか経済に混乱が生じてしまうかもしれません。

そうなってからでは遅いので、誤りを未然に防ぐ公認会計士は、忙しい中にも大きなやりがいがあります

仕事が安定している

難関資格の公認会計士は、一度資格を取得すると、就職において困ることはないとされています。

公認会計士は高収入としても知られており、たとえ忙しい日々が続いたとしても、その分の報酬はしっかりと受け取ることができます。

公認会計士の年収は800万円~1,000万円とも言われており、一般的な年収よりもかなり高い給料を望めます。

公認会計士を目指すならCPA会計学院!

公認会計士は忙しい時期もありますが、それに見合うやりがいを得られる仕事です。

公認会計士になるには国家試験を突破しなくてはなりませんが、試験はかなり難しく、相応の対策が必要になります。

これから公認会計士を目指すなら、CPA会計学院で勉強をすることをおすすめします。

CPA会計学院は就職サポートが充実!

公認会計士になったら、多くの方は監査法人へ勤めることになります。

公認会計士は実力主義の世界ですから、未経験のまま飛び込むのは不安な方も多いでしょう。

CPA会計学院はキャリアアドバイザーやキャリア支援専任会計士が在籍し、ES対策や模擬面接、就職イベントなどで就職を徹底サポートします。

試験合格のみならず、その後の就職にまでつなげられるため、CPA会計学院は公認会計士を本気で目指す方にとてもおすすめできる講座となっています。

公認会計士は忙しい?繁忙期やスケジュール|まとめ

公認会計士は忙しいと言われがちな仕事ですが、繁忙期は4月~5月であり、8月は長期休暇も取得が可能です。

月によって忙しさが異なり、残業時間もバラバラですが年間で見ると一般的な企業と同じように休暇を取れるため、世間でイメージするほど忙しい仕事ではないといえるでしょう。

忙しさに見合うやりがいのある公認会計士ですが、公認会計士になるには難関試験を突破しなくてはなりません。

これから公認会計士を目指す方は、ぜひCPA会計学院で試験対策を行って下さい!