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証券アナリストは独学で合格できる?おすすめの参考書・過去問や勉強法と独学のメリット・デメリットについて解説

更新日:2024-05-29

証券アナリストは独学で合格できる?おすすめの参考書・過去問や勉強法と独学のメリット・デメリットについて解説

証券アナリストは、証券投資や企業分析のプロフェッショナルです。株式や債券などの分析を行う職業ですが、最初から「アナリスト」として採用されることは少ない傾向にあります。

証券アナリストになることを夢見て資格を取得すべく、勉強をしている人は大勢いますが、独学でも試験に合格することはできるのでしょうか。

今回は、証券アナリスト試験に独学で合格することは可能なのか、独学におすすめの参考書や過去問、勉強法について解説します。

また、証券アナリスト試験に独学で合格を目指すことが向いている人・向いていない人の特徴や、独学のメリット・デメリットについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

    この記事でわかること

  • 証券アナリスト試験に独学で合格することは可能か
  • 証券アナリスト試験対策を独学で行うのにおすすめの参考書・過去問
  • 証券アナリスト試験に独学合格を目指すのが向いている人・向いていない人
  • 証券アナリスト試験に独学で合格を目指すメリット・デメリット

証券アナリスト試験の難易度や試験日・合格発表はいつ?独学で受かる?

目次

証券アナリストになるには?

証券アナリストになるには、証券会社や銀行、保険会社、投資顧問会社などに入社し、金融関連の部署で経験を積む必要があります。

新卒で「アナリスト」として採用されることは少なく、働いていく中で適性などを見込まれた上で抜擢されることが多い点が特徴です。

証券アナリストは、企業や証券、債券の分析家として財務諸表などの決算情報の分析や将来性の調査などを行います。

証券会社や銀行、投資顧問会社などに入社しても、証券アナリストになれるのはごく一部の限られた人材であり、大学時代から関連する学部で知識を身に付けておくことが大切です。

高学歴だと有利

証券アナリストを目指すには、高学歴である方が有利だとされています。これは、証券アナリストを抱えている企業へ就職する際に、学歴や出身学部なども考慮されるためです。

とくに、金融に関する知識はもちろんのこと、分析力や判断力も高めておかなくてはなりません。

そのため、証券アナリストを目指す人の多くは、経済学部・金融学科などの出身者です。

また、海外の情報を集めるために英語力も必要であり、留学経験者や海外の大学・大学院を卒業した人も有利になる可能性が高いでしょう。

証券アナリストとは?仕事内容やなるために必要な資格をご紹介

証券アナリストは独学でも合格できる?

証券アナリストの試験は他の試験と違い、申し込みをすればすぐに受験できるというものではありません。

まずは、公益社団法人日本証券アナリスト協会が提供する一次試験の通信講座を受講し、一次試験を受ける必要があります。

一次試験合格後は、二次試験の通信講座を受講して二次試験を受け、合格後に3年の実務経験を経てようやく資格取得です。(実務経験は受験前期間との通算)

また、2回の通信講座と2回の試験を受けるには、合計で12万円以上の費用が必要となります。

資格試験対策のために他の通信講座や予備校を利用した場合、さらに費用が加算されるため、独学での受験を検討しているかたもいるでしょう。

ここでは、証券アナリスト試験に独学で合格することは可能なのかを解説します。

証券アナリストは独学でも合格することは可能

証券アナリストの試験に、独学でも合格することは可能です。

ただし、金融関連の知識がまったくない状態から独学で合格を目指すのは難しいでしょう。

試験対策を独学で行う場合、市販されている参考書や過去問を使って試験対策を行う方法が一般的です。

公益社団法人日本証券アナリスト協会の通信講座も受講しなければなりませんが、この通信講座を受講することに加え、別途試験対策の勉強を行う必要があります。

独学でも合格することはできますが、より効率良く勉強したいのであれば、試験対策用の講座を提供している通信講座や予備校などを活用しましょう。

独学で合格を目指すのは根気が必要

勉強するなら、一斉に講義を受ける方法よりも独学の方が集中できるという人もいるでしょう。

しかし、独学で証券アナリスト試験合格のための勉強を進めるには、根気が必要であることを忘れてはいけません。

独学では、勉強の進捗状況やスケジュールを管理したり、モチベーションを維持をサポートしたりしてくれる人がいないため、自身でコントロールしなければならないためです。

また、独学の場合、一度間違えたまま覚えてしまうと間違えていることに気づかず、そのまま試験に臨んでしまう可能性もあります。

独学で試験対策を進めることに不安がある場合は、通信講座や予備校などをうまく活用して勉強を進める方法がおすすめです。

証券アナリスト試験に独学合格を目指すおすすめの勉強法

証券アナリストは独学で合格できる? 独学で合格を目指すおすすめの勉強法

ここからは、独学で証券アナリスト試験に合格するためのおすすめ勉強法を紹介します。

独学で合格を勝ち取るためには、ポイントを押さえて効率良く勉強を進めることが大切です。

具体的な学習の進め方や、勉強していく上で意識しておくべきコツを把握しておきましょう。

試験範囲の全体像を掴む

証券アナリストの試験に独学で挑む場合、最初に試験範囲の全体像を掴むことが大切です。

具体的な試験科目に加え、出題の傾向や記憶しなければならない知識の量などを確認しておきましょう。

最初に試験範囲の全体像を押さえておけば、どの単元の学習にどれくらいの時間を割けばよいのか、試験当日までの日数から逆算して勉強時間を設定することができます。

試験科目 試験内容
科目I 証券分析とポートフォリオ・マネジメント
科目II 財務分析・コーポレート・ファイナンス
科目III 市場と経済の分析・数量分析と確率・統計・職業倫理・行為基準

独学で学習する場合、科目ごとに参考書や過去問を購入しておく必要があります。

試験日までの期間がどれくらいあるのか、1日あたりどれくらいの勉強時間を割くことができるのかを踏まえて、学習スケジュールを立てましょう。

証券分析・財務分析・市場と経済の分析の基本を押さえる

証券アナリストの試験対策を独学で行う場合、証券分析や財務分析、市場と経済の分析など、分析方法の基本を押さえることから始めましょう。

証券アナリスト試験の受験料を支払うと、協会からたくさんの参考書類が送付されてきますが、試験対策の勉強でこれを使うことはおすすめできません。

試験範囲の重要度を判別することができないためで、重要点から学習を進めたい場合は別途参考書や過去問を購入すると良いでしょう。

とくに、分析に必要な頻出の計算公式などは必ず暗記し、繰り返し計算問題を解いて解法に慣れておくことが大切です。

過去問や応用問題を繰り返し解く

ある程度基礎学習を終えたら、証券アナリスト試験の過去問や応用問題を繰り返し解いて答練を行いましょう。

過去問は、最低でも3~5年分程度はこなしておくと良いと言われています。

また、過去問は一次試験と二次試験それぞれに内容が異なるため、それぞれの試験区分ごとに対策を行うことが大切です。

とくに二次試験は、応用問題を解き慣れている必要があります。参考書を読んでインプットばかりしていると、問題を解く習慣が身に付きません。

試験本番の解答時間配分の感覚を身に付けるためにも、答練は繰り返し行いましょう。

証券アナリストの勉強時間は?勉強法や独学の期間についての詳細も

証券アナリストに独学で合格を目指すのにおすすめの参考書・過去問

証券アナリスト試験対策のために欠かせないものといえば、参考書と過去問集です。

日本証券アナリスト協会からも送付されてきますが、試験の重要点を押さえながら学習したい場合は、別途購入しておくと良いでしょう。

ここからは、証券アナリスト試験に独学で挑んで合格を目指す際に、おすすめの参考書・過去問集を3選紹介します。

【TAC出版】証券アナリスト総まとめテキスト

証券アナリストは独学で合格できる? 証券アナリスト総まとめテキスト

出版社 TAC出版
著者 TAC証券アナリスト講座(著)
販売価格 3,520円
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証券アナリスト試験対策の参考書・過去問なら、TAC出版の証券アナリスト総まとめテキストがおすすめです。

科目I~IIIそれぞれのテキストが販売されているほか、過去問も一次試験・二次試験それぞれに販売されているため、シリーズを通してテキストを揃えることができます。

テキストでは、「Point」「例題」「解答および解説」の順に記載されているため、基礎理解を固めたのち、すぐさまチャレンジ問題に挑戦できる点が特徴です。

過去に出題された頻度の高い問題を重点的に学習したい方や、参考書と過去問を同シリーズで揃えたい方に適しています。

【ビジネス教育出版】改訂版 パーフェクト証券アナリスト

証券アナリストは独学で合格できる? パーフェクト証券アナリスト

出版社 ビジネス教育出版社
著者 佐野 三郎(著)
販売価格 5,280円
>>販売サイトはコチラ

改訂版 パーフェクト証券アナリストは、日本証券アナリスト協会で10年間にわたって、証券アナリスト試験・通信教育講座を担当していた佐藤三郎氏による著書です。

約700ページにわたる充実の内容となっており、これ1冊で証券アナリスト試験の一次試験対策を行うことができます。

第1次レベルだけでなく、第2次レベルのテキストも販売されているため、シリーズで揃えて学習するのもおすすめです。

【東洋経済新報社】証券アナリストのための企業分析(第4版)

証券アナリストは独学で合格できる? 証券アナリストのための企業分析

出版社 東洋経済新報社
著者 北川 哲雄 (著)、加藤 直樹 (著)、貝増 眞 (著)
販売価格 2,860円
>>販売サイトはコチラ

分析について掘り下げて学習したい場合には、証券アナリストのための企業分析がおすすめです。

企業分析・財務分析・業界分析を体系的に学ぶことができ、証券アナリストとしての業務遂行に必要な基本知識を身に付けることができます。

本著は、試験対策として活用できるだけでなく、実務でも役立つ知識が豊富に詰まっているため、試験対策用テキストにプラスして購入すると良いでしょう。

証券アナリストに独学で合格を目指すのが向いている人

証券アナリスト試験に独学で挑むのであれば、自分が独学に向いているかを客観的に判断する必要があります。

証券アナリスト試験に独学で合格を目指すのに向いているのは、以下の項目に該当する人です。

  • 計画を立てるのが得意
  • 証券分析や財務分析の実務経験がある
  • 集中力がある

それぞれ、なぜ独学に向いているのか、上記項目に該当しない人と比べてどのような強みがあるのかを解説します。

計画を立てるのが得意

計画を立てるのが得意な人は、証券アナリスト試験に独学でチャレンジするのに向いています。

証券アナリスト試験は、科目I~IIIまでの幅広い試験対策を行う必要があるため、試験当日までに計画的に勉強を進めなければなりません。

計画性がない人の場合、例えば科目Iの勉強ばかり進めていて科目IIIの勉強をする時間がなくなってしまう可能性があります。

また、計画通りに勉強が進まなかった時に、スケジュールを調整できず勉強に遅れが生じることもあるでしょう。

計画を立てるのが得意な人であれば、試験当日までの期間から1日にどれだけの勉強が必要なのか、いつまでにどこまでの学習を終えれば良いのかを冷静に判断できます。

証券分析や財務分析の実務経験がある

証券分析や財務分析の実務経験がすでにある人も、証券アナリスト試験に独学で合格を目指すのに向いています。

試験では知識が問われますが、証券アナリストとして働くには実践経験も必要です。

すでに実務経験がある人であれば、試験勉強でも具体的に実務と結び付けてイメージしやすいため、スムーズに知識を習得できます。

例えば、金融関連の職場で働いている人などは実務経験があるため、まったく経験がない人と比べて試験勉強が捗り、独学でも学習していくことができるでしょう。

集中力がある

集中力がある人も、独学での証券アナリスト試験受験に向いています。

独学で試験対策の勉強を行う場合、集中力が続かずに途中で挫折してしまうケースが少なくありません。

そのため、集中力の有無は、証券アナリスト試験に合格できるだけの学習を進められるかを左右するポイントになります。

集中力が途切れやすい人や、長期間にわたって日常生活の中に勉強する時間を確保することが難しい人の場合は、独学よりも予備校や通信講座などを活用した方が良いでしょう。

証券アナリストに独学で合格を目指すのが向いていない人

証券アナリスト試験に、独学での合格を目指すのが向いている人がいる一方で、中には独学が向いていない人もいます。

具体的には、以下の項目に当てはまるような人です。

  • モチベーションが低下しやすい
  • 長時間勉強した経験がない
  • 証券分析や財務分析を初めて学ぶ

上記の項目に該当することが、独学においてどのような弊害につながるのかについて解説します。

モチベーションが低下しやすい

証券アナリスト試験に独学で挑戦することが向いていないのは、モチベーションが低下しやすい人です。

モチベーションが低下しやすい人は、集中力が継続せず学習がなかなか進まないため、試験当日までに必要な範囲の学習が終わらない可能性があります。

試験範囲の学習すべてが終えられていない場合、不合格になる可能性は高くなるでしょう。

将来的なキャリア形成のために試験受験を決意したにも関わらず、不合格が見えているような学習方法を取っていては本末転倒です。

そのため、モチベーションが低下しやすいのであれば、同じ試験を受験する仲間と共に学べる上に、講師によるサポートが受けられる予備校や通信講座を活用した方が良いでしょう。

長時間勉強した経験がない

長時間勉強した経験がない人も、証券アナリスト試験に独学で挑むのには向いていません。

長時間の勉強経験とは、大学受験や難関資格の受験勉強のことです。

長時間学習した上で受験に合格した経験があれば、勉強の先に合格というゴールを具体的にイメージしながら勉強に取り組むことができます。

一方で、長時間の勉強経験がない人がいきなり独学で難関試験に挑んでも、効率の良い勉強の進め方やモチベーションの維持方法などがわからず、挫折する原因になりかねません。

学習経験の有無は、成功体験を経ているか否かに直結するため、証券アナリスト試験に挑む際の自信とやる気を左右するポイントになるでしょう。

証券分析や財務分析を初めて学ぶ

証券分析や財務分析を初めて学ぶ人も、独学での証券アナリスト試験受験には向いていません。

実務経験を経ている人であれば、証券アナリストとして働く先輩や上司を間近で見ているため、実務と知識を連動させながら試験勉強を進めることができます。

証券分析や財務分析など、証券アナリストが行う仕事の終着点は投資判断です。

投資に適している銘柄なのか、成長が見込める企業なのかなど、実務経験があればどのようなプロセスで分析を行えば良いのかが判断できます。

そのため、知識がない人がゼロから証券アナリストの試験対策を行うよりも、実務経験をもっている人の方が独学でもスムーズに学習を進められるでしょう。

証券アナリストに独学で合格を目指すメリット

証券アナリストは独学で合格できる? 独学のメリット

証券アナリスト試験に独学での合格を目指すのは難しいですが、メリットはあります。

メリットとデメリットを比較した上で、自分に独学ができしているかを判断し、予備校やスクール・通信講座の受講を検討することが大切です。

ここからは、証券アナリスト試験に独学で挑む場合のメリットについて紹介します。

好きなタイミングで勉強できる

独学で証券アナリスト試験合格を目指すメリットは、自分の好きなタイミングで勉強ができることです。

仕事や学業と両立しながら試験勉強を進めるのは、容易なことではありません。

とくに、予備校やスクールなどを受講していると、講義に出席する時間を割かなければならないため、スケジュール管理が負担になることがあります。

一方で、独学であれば自分の任意のタイミングで勉強できるため、終業後や早朝、通勤通学中などの時間を有効活用できる点が強みです。

自分で勉強時間をコントロールしたい人にとっては、予備校やスクールで学習するよりも独学の方が効率良く学習できるでしょう。

費用が抑えられる

学習にかかる費用が抑えられるのも、独学で証券アナリスト試験合格を目指すメリットの1つです。

予備校やスクール、通信講座などを受講するには、数十万円単位の費用がかかります。

独学の場合、参考書や過去問の購入は必要ですが、予備校やスクールなどを受講するのと比べて大幅に費用を削減できるでしょう。

なるべく費用をかけずに試験対策を行いたい場合には、独学の方がメリットがあると言えます。

ただし、自分に合う学習方法が見つからず、参考書や過去問を大量に購入すると、予備校やスクールを受講するのと変わらない金額が必要になるかもしれません。

そのため、受講すべきかを費用面だけで判断するのではなく、自分に合う学習方法か否かを見極める必要があります。

苦手分野の反復学習に時間を割くことができる

試験対策を進める中で、苦手な分野が出てきたときに反復学習ができるのも、独学で証券アナリスト試験合格を目指すメリットです。

予備校やスクールを受講していると、講義がノンストップで進められるため、苦手分野の学習に集中して時間を割くことができません。

しかし、独学であれば、自分が納得できるまで反復学習することができるため、苦手分野を苦手なまま放置せず、念入りに試験対策を行うことができます。

自分のペースで納得いくまで学習をしたい人や、講義のスピード感に付いていくことが難しい人は、独学で試験対策を行うメリットが大きくなるでしょう。

証券アナリストに独学で合格を目指すデメリット

証券アナリストは独学で合格できる? 独学のデメリット

証券アナリスト試験に独学で挑んで合格を目指すのは、メリットばかりではなくデメリットもあります。

メリットと合わせてデメリットも把握した上で、独学で試験に挑むべきかを冷静に判断しましょう。

ここからは、独学で証券アナリスト試験に挑む場合に考えられるデメリットについて解説します。

疑問点を自力で解消しなければならない

証券アナリスト試験に独学で挑むデメリットは、疑問点を自力で解消しなければならない点です。

試験勉強を進めていると、分からない問題や理解することが難しい課題にぶつかることがあります。

予備校やスクールなどを受講していれば、講師に質問するなどして疑問点をすぐに解消することができますが、独学の場合は自力で解消しなければなりません。

自力で解消したとしても、間違った解釈をしたまま勉強を進めてしまう場合もあるでしょう。

独学で証券アナリスト試験に挑む場合は、このような疑問点にぶつかった際に正しく解消できる方法を検討しておく必要があります。

勉強に時間がかかる

勉強を進めるのに時間がかかるのも、独学で証券アナリスト試験に挑むデメリットの1つです。

指導してくれる人がいないため、自分で参考書などを使って学習を進めなければならず、理解できるようになるまでに時間がかかります。

また、疑問点の解消に時間を割く必要があるため、度々学習の進捗状況に遅れが生じるのも独学の特徴です。

最初に試験範囲全体を見通して、試験当日までの勉強スケジュールを立てていても、予定よりも勉強に時間がかかる可能性があることを理解しておく必要があります。

自分に合う勉強方法を確立することが難しい

自分に合う勉強方法を確立することが難しく、想定以上に費用や時間がかかる場合があるのも独学で証券アナリスト試験に挑むデメリットです。

参考書選びにおいても、自分が理解しやすい解説になっているかは購入してみないと分からない部分が多く、いくつも買い揃えてしまいがちになります。

また、1日の中で勉強する時間をあらかじめ決めていても、状況によっては予定通りに勉強時間が確保できず、思うように学習体制が整えられないこともあるでしょう。

その点では、予備校やスクールなどを受講していると、決まった時間に講義を受ける習慣がつく上にカリキュラムに沿って学習できるため、勉強方法を確立しやすい傾向にあります。

証券アナリスト試験対策におすすめの通信講座ならTAC

一例を挙げると、『BrushUP学び』というサービスで証券アナリストについて調べると、資格の詳細や活躍できる場所などについて詳しく記載されています。

試験対策として通信講座やスクールも紹介しているので、独学では不安だと思う方や、興味のある方は申し込みをしてみてはいかがでしょうか。

費用はかかってもしっかりと学べる

例えば証券アナリストは、「資格の学校 TAC」で通信講座があります。

『証券アナリスト 1次スーパー速修本科生』という、およそ6か月の短期集中コースであり、複数あるコースの中でも最も講義回数が少ないコースとなっています。
あまり勉強に時間をかけられないという人は、大事なところを凝縮して学べるので良いですね。

TACは入学金が10,000円(税込)受講料が95,000円(税込)となっており、教材には「1次基本テキスト3冊」、「1次問題集3冊(自宅学習用)」、「1次基本・速修講義例題集3冊」、「1次実力テスト1冊(自宅学習用)」、「1次基礎答練1冊(自宅学習用)」が送られてきます。

証券アナリストの勉強が初心者だという人も、経験者でも向いているコースとなっています。

無料の講座説明会もある

また、TACには無料の講座説明会もあります。TACの各校で実施されており、予約は不要です。
この説明会に参加すると、参加者全員に「入会金¥10,000免除券」がプレゼントされるので、少しでも費用を抑えたいと考えている方にはおすすめです。

さらに、TACの教材の中でも証券アナリストのテキストをおすすめしている合格者もいるので、使用してみる価値は大きいと言えます。
通信教育も自分で学ぶので独学と同じように思うかもしれませんが、TACは「教材」、「スケジュール管理」、「添削指導」、「フォロー制度」などが充実しているので、安心して楽しく勉強に励めます。

試験対策が不安な場合も、講師に相談してみると良いでしょう。

「NEXT割引」もある

また、証券アナリスト以外に、以前TACで資格の勉強をしたことがあるという人に朗報です。

TACは会員が他の資格に意欲的に挑戦することを応援しており、新たな資格講座にチャレンジする際に「受講料5%割引で受講できる制度」を設けています。
条件を満たす必要があるので、気になる方は必ず注意事項などをチェックしてください。

証券アナリストの資格取得に向けて、独学以外にもおすすめの方法についてご紹介させていただきました。
様々な方法を上手く活用して、合格を目指しましょう。

証券アナリスト試験合格には独学よりも通信講座がおすすめ

証券アナリストは適性などで抜擢される職業ですが、試験に合格して資格を取得するのもキャリア形成において重要な課程の1つです。

証券アナリストは、海外の情報を収集することも大切なので英語力も求められます。

そのため、海外での留学経験がある人や、海外の大学や大学院を卒業しているなど、高学歴であると就活で有利に働く傾向にあります。

証券アナリストの資格を取得する場合、独学で資格取得を目指す人もいますが、一人で勉強を続けるには根気が必要です。

スケジュールを立てて計画的に勉強を続けることが厳しいという場合は、予備校やスクール、通信講座などを利用してみることをおすすめします。