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森林インストラクターってどんな仕事?必要な資格等について紹介!

更新日:2019-07-22

森林インストラクターってどんな仕事?必要な資格等について紹介!

特に夏休みに増える森林の利用者。その方たちを相手に、自然の楽しさや知識、レクリエーション等を教えるのが「森林インストラクター」です。

森林インストラクターの仕事や資格はどのようなものなのでしょうか。

今回は森林インストラクターの仕事内容や資格を取る方法について解説します。

森林インストラクターになるには「森林インストラクター試験」に合格し、協会に所属する必要があります。

森林インストラクターの仕事内容

森林インストラクターになるには

森林インストラクター」とは、一言で言えば「森の案内人」です。

夏休みに学校が開催する自然学習やキャンプへ行った際に、自然に関する専門の知識や、キャンプファイヤーなどのレクリエーションの楽しみ方、森林の大切さなどを教わったことはありませんか?

そのような場で教えてくれるのが「森林インストラクター」と呼ばれる方たちです。

また、夏休み中に子供たちと一緒にボランティア活動をしたり、森林保護の活動もしたりします。

人に教える傍ら、自らも森林のために活動できることから、森林を守る番人のような仕事とも言えるでしょう。

森林インストラクターに向いている人

一体どのような人が森林インストラクターという仕事に向いているのでしょうか。

まずは、何と言っても「森林・自然に興味がある」ことが重要です。

森林インストラクターになるには、森林や林業に関する深い知識、そして森林で活動する際に必要な安全の知識応急処置法などを積極的に学ばなければなりません。

森林インストラクターとして仕事をするための資格を取得するには森林に関する様々な事をきちんと勉強する必要があるため、自然に興味を持てない人は難しいでしょう。

そして、野外活動がメインとなるため「体力に自身がある」ことも重要です。

アウトドアや体を動かすのが趣味の方は、プライベートの活動においても森林インストラクターの知識を活かしやすいのでオススメです。

また、子供からお年寄りまで幅広い年齢層の利用者を相手にするため、コミュニケーション能力も必要です。

森林インストラクターになるには

森林インストラクターとして仕事をするには、一般社団法人 全国森林レクリエーション協会による「森林インストラクター資格試験」に合格して同協会に所属する必要があります。

資格試験について

森林インストラクター資格試験」では、森林を利用する人に対して正しく案内できる知識や技能を持っているかどうかを判断します。

受験資格は「受験時に年齢が満20歳に達している者」のみで、性別制限などはありません。

一次試験の筆記試験と二次試験の実技試験、面接に分かれています。

一次試験の概要

科目 / 森林について(仕組み、植林、地質、土壌と水文など)。
林業について(山村と農林業、森林の効用、施業、特養林産物の利用など)。
森林内の野外活動について(レクリエーション、キャンピング、ネイチャークラフトなど)。
安全及び教育(気象を含む安全の知識、緊急処置法、環境教育、自然保護や指導技術、企画の立て方など)

合格基準 / 各科目とも6割以上の正解率が必要です。
国家資格ではないものの合格率は2割前後と厳しいため、十分な対策を取ってから受験しましょう。

二次試験の概要

二次試験を受けるには、一次試験に合格している必要があります。

二次試験の実技試験 / 素材を使って森林インストラクターとしての模擬演技をおこないます。ただし、認定の団体が実施する講習の終了者は実技試験が免除となります。

二次試験の面接 / 自己紹介や資格取得をしようとしている理由、森林インストラクターになった後はどのような活動をしたいのか?等の質問があります。

森林レクリエーション協会「FIJ」

森林インストラクターの資格

資格試験に合格後したあとは、日本森林インストラクター協会の「FIJ」に登録すると良いでしょう。

全国で活動する森林インストラクターの情報を得られたり、研修会への参加ができるようになります。

ただし、登録したからと言ってすぐに仕事の紹介が来る、というわけではありません。

森林インストラクターを名乗って仕事をするのなら資格を取って満足するだけでなく、常にスキルアップをしていくことが大切だということを理解しておきましょう。

森林インストラクター試験に合格するには

森林インストラクター資格試験の合格率は、約2割前後と低めです。

そのため、一般社団法人 全国森林レクリエーション協会が発行する「養成講習テキスト選集」や「森林インストラクター資格試験問題例集」、「森林・林業体験の基礎」などのテキストを隅々まで勉強しておくと良いでしょう。

詳しくは、全国森林レクリエーション協会のWebサイトに記載がありますので一度確認しましょう。

また、森林インストラクター養成講習に参加するのもひとつの手です。詳しくご紹介します。

森林インストラクター養成講習の詳細

森林インストラクター養成講習は、森林・林業・森林内の野外活動・安全及び教育について、野外学習1日を含む8日間実施されます。

野外学習は東京都八王子市の高尾山国有林で行われる予定で、20歳以上の方が受講できます。

全科目を通しておこなう講習と、いくつかの科目に分かれておこなう講習の2つに分かれているので、自身の都合に合わせて選択しましょう。

知識が深まるだけでなく、全科目の講習修了証の交付を受ければ、森林インストラクター資格試験の実技試験が免除されます。

この養成講習は「人材育成事業」として環境大臣並びに農林水産大臣の登録を受けて実施されているため、安心して受けられます。

自力での資格取得が難しい、資格を取得する前に森林インストラクターについて深く知りたい、という方は検討してみると良いでしょう。

森林インストラクターに関するまとめ

森林インストラクターは、レクリエーションなどを通して森林の素晴らしさや自然の厳しさを利用者に伝えられる仕事です。

気象の知識など趣味の範囲以上のことも覚えなければいけませんが、自分の好きなこと、自分の興味のあることの知識を活かして働ける数少ない職種だとも言えるでしょう。

近年では、若年層はもちろん、定年退職後に森林インストラクターとして働く方も増えてきているようです。

アウトドアが好き、自然が好き、日本の自然環境について考えたい、という方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。