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高校教師なるには?教員免許や試験、大学や進路について解説!

更新日:2019-05-14

高校教師なるには?教員免許や試験、大学や進路について解説!

皆さんのほとんどが、青春時代にお世話になったであろう高校教師ですが、どうすれば高校教師になる事が出来るのでしょうか?やはり大学を出ていないと難しいのでしょうか?

この記事では高校教師になるにはどうすればいいのか?教員免許の試験がどのようなものなのか?等を紹介していきます。

高校教師になるには有名な大学を出ていた方が、教員免許試験で有利と言う噂は本当なのでしょうか?

高校教師とは?

教師

高校教師とは呼んで字のごとく高校に努めている教員の事で、学生が社会に出ていくための手助けをしてくれる存在です。

高校教師は勉強を教えるだけでなく、多感な年ごろの学生たちを正しい道へと導き、生徒一人一人の気持ちを把握して、指導や助言を行う事が求められます。

仕事の内容は普段の授業は勿論、テストの準備や部活の顧問を担当したり、学校行事の準備等多岐にわたります。

また、クラスの担任になれば受け持ちの生徒の進路相談や、ホームルーム等のクラス運営も仕事内容に含まれてきます。

高校教師の仕事のやりがいは?

高校教師は小中学校の教師に比べて、非常にやりがいを感じる事が出来る仕事となっています。

15歳~18歳の子供たちは、子供から大人になろうと必死になって、様々な障害や苦難にぶつかってしまいます。

そんな学生たちをサポートしてあげ、無事に社会へ羽ばたいていった時のやりがいは言葉では現わせないものとなるでしょう。

また、自分が手助けをしてあげた学生が、無事に成長して社会で上手くやっていけていると報告に来てくれた時も「この仕事をやっていて良かった」とやりがいを感じる事ができるでしょう。

高校教師の年収は?

高校教師は青春真っただ中の学生達と接する事が出来る、とてもやりがいのある職業ですが、給料面で見た場合どのような職業なのでしょうか?

高校教師は地方公務員となるので、年功序列が基本で、歳を重ねれば重ねる程給料が上がっていき、40歳にもなれば年収700万円は超えるでしょう。

しかし、高校教師は休日出勤、残業手当がつかないので、部活動の顧問をしている高校教師は割に合わないと感じている方が多いようです。

ただし、上記は公立に限るので、私立の場合は各学校が定めている給与形態によります。

高校教師になるには?

やりがいもあり給料も申し分ない高校教師ですが、そんな高校教師になるには教員免許の試験に合格し、教員免許の取得が必須となっています。

しかし教員免許を取得できたからと言って、そのまま高校教師になれる訳ではなく、高校教師になるには、教員免許の試験に合格して教員免許を取得してから、次は教員採用試験に合格する必要があるんです。

高校教師の倍率は小中学校の教師に比べると高く、その倍率は地方に行けば行くほど高くなっています。

高校教師になるには教員採用試験を突破しなければいけませんが、教員採用試験は1年に1度しか行われていないので、せっかく教員免許の試験に合格して教員免許を取得しても、採用試験で落ちてしまえば意味が無くなってしまいます。

必要な資格・学歴

高校教師になるには教員免許が必要ですが、実は教員免許の試験を受ける為にもとある条件をクリアしていないといけません

その条件とは教員過程がある大学で教員過程を修了する事です。

高校教諭普通免許状は2種類存在しており、大学で取得する事が出来る1種免許状と、大学院で取得する事が出来る専修免許状です。

高校教師の資格は各教科ごとに分かれているので、大学の段階でどの教科を教えたいかを決めておくと良いでしょう。

教員採用試験とは?

高校教師にあなるには合格が必須な教員試験ですが、国公立の高校なのか私立の高校なのかで変わってきます。

国公立の高校の場合は、県で実施されている試験を受ける必要がありますし、私立の高校の場合は学校を運営している法人の試験を受けて合格する必要があります。

国公立の高校教師になった場合は、県の教員としての採用なので同県下であれば、学校の移動もあります。

教員採用試験は1年に1度、7月にしか行われないので、無事教員免許を取得して大学を卒業したからと言って油断はしてはいけません。

高校教師に向ている人材

高校教師は大人になろうとしている生徒達の様々な相談や悩みに対応する必要があります。

そんな生徒に対しても愛情を持つことができ、人間性が豊かな人材が求められます。

高校生活に上手く馴染むことができない生徒や、不登校になってしまった生徒を導いてあげる事が出来る熱意を持っている事が必要です。

また、教師はストレスを受ける職業なので、ストレスに対する耐性があり逆境にも耐えられる精神を持っている人が高校教師に向いています。

現場での高校教師は?

教師

高校教師になるには教員過程のある大学又は大学院を卒業した上で、教員免許を取得し、さらに教員採用試験を突破しなければいけません。

そこまで苦労してなる事が出来る高校教師ですが、実際に現場で働いている高校教師はどのような働き方、休日・生活を送っているのでしょうか?

高校生活を送っていた頃の教師の様子を良く思い返せば、ある程度理解は出来るかと思いますが、思い出せない方の為にも現場の高校教師がどのような生活を送っているのかを紹介していきます。

高校教師の休日・生活は?

高校教師はとにかくプライベートの確保が難しく、朝は早くから出勤し、ほとんど定時にはあがれず残業が当たり前になっています。

部活動などで休日出勤しなければいけない事もありますが、公立高校では残業代も休日出勤手当も出ないので、肉体的にも精神的にも教師の負担は大きくなっています。

プライベートを確保するのがとにかく難しい職業なため、仕事によほどのやりがいを感じていないと続けていく事が難しい職業となっています。

高校教師になるには?大学に行かないと教員免許試験は受けれない?まとめ

高校教師になるには大学を卒業して教員免許試験、教員採用試験を無事に突破しなければいけません。

ここまで厳しい条件を突破しても、労働環境は厳しくプライベートの確保もままならない職業が、高校教師と言う職業です。

この記事をご覧になっている方は、「高校教師になりたい!」「高校教師になるにはどうすればいいんだろう?」と考えた情熱のある方だと思うので、例え労働環境が厳しくても高校の教師になりたいと思ったのなら、その道に進んでみるの良いかもしれませんね。