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自衛官(自衛隊)採用試験の難易度は高い?他資格とのランキング比較や合格率・偏差値・勉強時間の目安を解説

更新日:2024-06-11

自衛官(自衛隊)採用試験の難易度は高い?他資格とのランキング比較や合格率・偏差値・勉強時間の目安を解説

自衛官(自衛隊)試験の難易度や、試験の内容について紹介します。

自衛官(自衛隊)試験の資格は「国家資格」です。

試験合格には一般的な公務員試験と同様、一般教養・専門ともに幅広い知識が必要です。

さらにこれらに加えて、自衛官は身体的にも健康であることが求められます。

自衛官(自衛隊)試験の資格は「防衛省」が運営管理を行っております。

防衛省とは:
日本の平和と独立を守り、国の安全を保つことを目的とし、このために、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊(陸海空自衛隊)を管理・運営し、並びにこれに関する事務を行うことを任務とする国の行政機関です。

自衛官(自衛隊)試験の難易度

自衛官(自衛隊)試験資格の難易度を紹介します。

合格率は全体的に高いとはいえません

階級によっては、難関の試験であると言えるでしょう。

自衛官(自衛隊)試験資格の合格率は5〜9%前後

近年の合格率は5〜9%前後を推移しています。

令和3年度の自衛官候補生は、28,272の受験者のうち5,350人が採用されました。

自衛官候補生は約5.28%の合格率と言えるでしょう。

出典:自衛官募集ホームページ 採用状況について

自衛官(自衛隊)試験の概要

自衛官(自衛隊)試験の概要を確認しましょう。

受験料や年間試験回数をまとめました。

自衛官(自衛隊)の受験料

無料です。

自衛官(自衛隊)の受験にはお金はかかりません。

自衛官(自衛隊)試験の年間試験回数

募集職種や階級によって異なります

自衛官候補生は通年を通して募集しているので、気になる人はチェックしましょう。

予備自衛官補は、自衛隊駐屯地ごとに募集期間が設定されています。

試験日程は指定日にのみ開催されます。

自衛官(自衛隊)試験試験の合格発表

合格発表は、1次、2次試験ともに、地方協力本部への掲示及び本人宛通知(合格者のみ)によって行われます。

最終合格者は、陸上・海上自衛隊が7月上旬頃、航空自衛隊が8月下旬頃に発表されます。

自衛官(自衛隊)の入隊試験が難しいと言われる理由

自衛隊の入隊試験が厳しいと言われる理由をまとめました。

  • 志願者数に比べて採用数が少ない
  • 身体検査が厳しい職種もある
  • 中途採用の希望者も多い

以上の理由から、高い倍率が考えられます

中途採用も積極的に行っていることは、入隊試験の倍率に影響しているでしょう。

理由①志願者数に比べて採用数が少ない

自衛隊の職種は、志願者数に比べて採用数が少ない傾向です。

通年にわたって募集している自衛隊員も、合格率は5〜9%前後が平均と言えます。

5〜9%前後の合格率は、採用の場面においても高い数値ではありません。

なかでも、自衛隊幹部候補生や医科・歯科幹部自衛官などは、競争率が高いでしょう。

理由②身体検査が厳しい職種もある

自衛隊の職種には、厳しい身体検査が行われるものもあります。

肺活量、脈拍、裸眼視力など、身体検査基準をクリアしなくてはなりません。

自衛隊の任務を遂行するためには、心身ともに健全なことが前提です。

防衛省では自衛官採用にあたって、厳しい検査項目を決めています。

理由③中途採用の希望者も多い

中途採用の希望者も多いことは、自衛隊員の特徴です。

「予備自衛官補 一般」は18歳以上52歳未満と、幅広い年代の人が応募できます。

中途採用も活発なので、入隊希望者が多いと判断できるでしょう。

防衛省では、就職氷河期世代の国家公務員中途採用も積極的に行っています。

自衛官(自衛隊)の入隊試験の難易度を他試験とランキングで比較

自衛隊の入隊試験の難易度は、他試験よりも高いです。

区分 合格率
自衛隊 5〜9%前後
防衛省専門職員 24.90%
警察官 16.50%
消防官 10%程度
刑務官 27%程度

合格率から見ても、難しい試験であると予想できますね。

ただし、仕事に就いたり入隊するまでの方法は職種ごとに異なります

難易度は合格率だけでは簡単に測れません。

自衛官(自衛隊)の入隊試験の科目

自衛隊の一般曹候補生入隊試験の科目は、以下のとおりに分かれています。

  • 筆記試験・適性試験
  • 口述試験及び身体検査

口述試験は一般企業でいう面接試験と考えられます。

筆記試験が満点でも、他の試験もクリアしなければ入隊は不可能です。

筆記試験・適性試験

一般曹候補生向けの1次試験では、筆記試験及び適性試験が行われます。

  • 国語
  • 数学
  • 英語
  • 作文

以上4つの試験科目で、自衛官にふさわしい人材か判断されます。

適性試験では、四則計算や展開図などで能力が測られる傾向です。

口述試験及び身体検査

口述試験とは面接試験のことです。

個別面接形式で実施される、10~20分程度の試験です。

面接官から口頭で問題を出されるので、口頭で答えましょう。

身体検査は、心身ともに細かい条件が決まっています。

心拍数や血圧の検査、既病歴などの確認を受けてください。

自衛官(自衛隊)の入隊試験に合格するポイント

自衛隊の入隊試験に合格するポイントを紹介します。

  • 面接の対策を徹底する
  • 入隊しやすいルートを探す
  • 過去問で筆記試験対策をする

入隊試験では筆記試験や口述試験、身体検査などが課されます。

公務員試験用の過去問などを参考にして、しっかりと一般教養の勉強をしましょう。

ポイント①面接の対策を徹底する

入隊試験に合格するために、面接の対策を徹底しましょう。

自衛隊の入隊試験は、面接での対応が合否に大きく影響します。

はきはきとした話し方で、明るい態度を取ってください。

しっかりと相手の目を見て回答することも重要です。

「いっしょに働きたい」と思ってもらえるように、面接の対策を練りましょう。

ポイント②入隊しやすいルートを探す

入隊しやすいルートを探し、自衛官の採用試験に挑戦しても良いですね。

自衛隊の入隊試験は、職種ごとに難易度が異なります

学歴問わず目指せる職種は、自動的に申込者が多くなるので注意してください。

学歴や年齢によって、入隊しやすい職種は異なります。

ポイント③過去問で筆記試験対策をする

過去問で筆記試験対策をしましょう。

試験の過去問からは、出題傾向が読み取れます

過去の問題を実際に繰り返し解くことで、筆記試験対策が可能です。

自衛隊員希望者向けの教材やテキストは、市販のものが多くあります。

自分に合ったテキストを探してみましょう。

自衛官(自衛隊)の仕事

自衛隊は、日本の平和と独立を守り、国の安全を保つために国民と領土を防衛するための組織です。

その歴史は古く、第二次世界大戦後の1954年に設立されました。

現在は全国におよそ260か所もの勤務地があり、23万人もの自衛官が所属する巨大な組織です。

自衛隊の組織は大きく3つに分かれています。

「陸上自衛隊」「海上自衛隊」「航空自衛隊」です。

自衛隊の活動は、防衛活動、緊急救助活動、国際平和協力活動です。

採用試験は、各自衛隊の幹部自衛官を採用するためのものです。

自衛官(自衛隊)の年収・給料相場

初任給は、212700円~となっています。さまざまな手当を加えた年収でいうと、およそ300万~500万ほどになるのが一般的です。

賞与は年2回、昇給は年1回となります。自衛隊は厳しい階級社会となっており、階級が上がれば、その分給料も上昇していきます。

自衛官(自衛隊)に向いている人

まずは体力がある人でないといけません。

自衛隊は日々厳しい訓練を続けています。

体力があり、意志が強く、日本を守りたいという強い気持ちがなければ続かないでしょう。

さらに、協調性も必要です。

集団で生活をするため、協調性があることも求められます。

自衛官(自衛隊)の現状

自衛隊を巡るさまざまな不祥事なども報道され、国民の厳しい視線が注がれていることも確かです。

しかし、自衛隊は日本にとって国の平和と安全を守る重要な組織です。

勤務は厳しい面もありますが、それ以上のやりがいも得られる職場です。

自衛官(自衛隊)の将来性

震災時の救助活動による活躍で、自衛隊に対する期待は高まりをみせています

今後、関係機関との連携が進み、果たすべき役割が更に大きくなっていくと考えられます。

日本近海において、緊張が高まっており、防衛面においても自衛隊の重要性が増してきています。

自衛官(自衛隊)入隊試験の独学合格が難しい理由

自衛隊入隊試験の独学合格が難しい理由には、何があるのでしょうか。

  • 口述試験の対策がしにくい
  • 効率的な勉強方法が分かりにくい

以上に気を付けて、自分に独学が向いているか考えてください。

独学が難しい理由①口述試験の対策がしにくい

口述試験は、アドバイスを受けなければ対策しにくいでしょう。

入隊試験の口述試験は、ほとんど面接試験といえます。

面接試験には、ベストな受け答えや模範回答があるので注意してください。

視線の動かし方、声量などで印象が変わってしまいます。

独学が難しい理由②効率的な勉強方法が分かりにくい

独学だけでは、効率的な勉強方法が分かりにくいです。

力を入れるべき科目も、初学者は判断しにくいでしょう。

試験の時間配分も、合格のために重要な要素となります。

公務員試験全般に言えることですが、試験範囲は広く深いです。

効率的な勉強ができないと、試験範囲を網羅できない危険性があります。

自衛官(自衛隊)入隊試験対策におすすめの予備校・通信講座

自衛官(自衛隊)入隊試験対策には、予備校・通信講座の通学もおすすめです。

予備校・通信講座は個人に合わせたサポートも行っています。

進路やキャリアに悩む人にも、相談しやすい体制が整っていることがポイントです。

自衛官(自衛隊)入隊試験対策におすすめの予備校・通信講座が気になる人は、資料を一括請求してみましょう。

 

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自衛官(自衛隊)入隊試験の対策はコツがいる

自衛官(自衛隊)入隊試験の対策はコツがあります。

自分が目指す職種に合わせて対策を取りましょう

効率的な勉強方法に悩んだら、予備校・通信講座をチェックしてください。

公務員試験受験者への手厚いサポート行っている通信講座は多くあります。