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警察官になるには?仕事内容や採用試験内容・対策から難易度まで徹底解説

更新日:2024-06-11

警察官になるには?仕事内容や採用試験内容・対策から難易度まで徹底解説

日々の私達の生活の安全を守ってくれる警察官は、憧れる人も多くどの年度でも人気の高い職業です。

しかし具体的に警察官になるにはどのルートで鳴れるのか、試験内容や難易度が気になりますよね。

特にこれから警察官を目指そうとしている学生の皆さんや、他の仕事から転職を検討している社会人の皆さんからすれば、対策する前に事前に把握しておきたいでしょう。

そこで今回は、実際に警察官になるための条件や試験内容・採用試験の内容から難易度まで徹底的に解説していきます。

警察官とは

警察官とは皆さんご存じの通り、人々の安全を守る仕事です。

交通安全から民間の犯罪の取り締まり、テロ対策や落とし物の管理等、国民の生活の安全を保持する仕事を請け負います。

各職務内容により部署が分かれており、様々な警察官が分担をして街の安全を維持しています。

公務員に分類され、地方自治体に所属する地方公務員と、警察庁に所属する国家公務員の2つのパターンがあります。

都道府県の警察官(地方公務員)とは

都道府県の警察官とは、各都道府県の警察本部に所属する警察官のことを指します。

日本の警察官の約9割を占めており、交番勤務から警察署勤務まで幅広い場所で活躍しています。

主に以下の部署に分かれて分担し、地域住民の安全を守っています。

  • 総務部
  • 警務部
  • 交通部
  • 警備部
  • 地域部
  • 公安部
  • 刑事部
  • 生活安全部
  • 組織犯罪対策部
  • サイバー対策部など

実際に現場で対応することが多いのが特徴です。

ただし都道府県警察の中でも、承認試験を受けて警視正になるとも国家公務員になることも可能です。

警察庁の警察官(国家公務員)とは

警察庁の警察官は国家公務員の総合職として働きます。

地方自治体の警察官とは異なり現場に出ることは少なく、各地方警察本部の管理や指導を行うことがメインです。

国が主催する国家公務員試験に合格した後に、省庁訪問で面接等を行ったうえで採用が決まります。

警察組織全体を管轄する職業であることから、年間でも30名程度の採用と非常に狭き門の職種です。

警察官の中でも数%程度しかおらず、警察組織の中でもキャリア組と呼ばれ昇進スピードも地方公務員の警察官よりも早いのが特徴です。

警察官になるには試験に合格する必要がある

警察官になるには、国が主催している国家公務員試験あるいは地方自治体の実施している地方公務員試験に合格する必要があります。

  1. 出願
  2. 一次試験(筆記試験)
  3. 二次試験(面接・体力試験)
  4. 内定
  5. 入校

一般的な試験と同様に決められた期間内に出願を行います。

一次試験では筆記試験が行われ、マークシート方式の択一式設問と、問題に対して文章で回答する論文式の設問が用意されています。

一次試験をクリアすると、警察官に必要な体力があるかの試験、また人格に問題はないかの面接試験も行われます。

ただし都道府県によって一次試験や二次試験の内容が異なる場合もあります。

二次試験も突破すると、警察学校での入校後に研修を行い、交番での勤務から警察官としてのキャリアがスタートするのが一般的です。

都道府県の警察官(地方公務員)になるには

都道府県の警察官になるには、各自治体の主催する採用試験に合格する必要があります。

合格するためには、以下の項目を把握しておくのがおすすめです。

  • 試験内容
  • 試験日程
  • 受験資格
  • 難易度

各都道府県によって詳細は異なりますが、以下では警視庁の例を取ってそれぞれ解説していきます。

都道府県の警察官の試験内容

各都道府県の警察官の採用試験は、1次試験と2次試験の2つを突破する必要があります。

警視庁の例ですが、一次試験は筆記試験が課され、択一式試験と論述試験が行われます。

筆記試験 教養試験 出題分野の内容は、おおむね次のとおりです。(五肢択一式、50題、2時間)
〈知能分野〉 文章理解、判断推理、数的処理、資料解釈、図形判断
〈知識分野〉 人文科学、社会科学、自然科学、一般科目(国語、英語、数学)
論(作)文試験 課題式の論(作)文試験を行います。(1題、1時間20分)
国語試験 職務に必要な国語力について試験を行います。(五肢択一式、50題、20分)

引用:警視庁採用サイト

また2次試験では、面接試験と身体検査を行います。

身体検査は具体的な数値基準が設けられているので、受験する前に自分の数値が基準を上回っているかを確認しておくといいでしょう。

身体検査 項目 条件
視力 裸眼視力が両眼とも0.6以上、又は矯正視力が両眼とも1.0以上であること
色覚・聴力 警察官としての職務執行に支障がないこと
疾患 警察官としての職務執行上、支障のある疾患がないこと
その他身体機能 警察官としての職務執行に支障がないこと
体力検査 腕立て伏せ、バーピーテスト、上体起こし、反復横跳び(種目変更あり)

引用:警視庁採用サイト

自治体によって詳細の項目が異なることもありますので、受験自治体の情報を細かくチェックしておくことをおすすめします。

都道府県の警察官の試験日程

試験回・類別 第1次試験日 第2次試験日 申込受付期間(※)
男性 第1回 Ⅰ類 4月29日(土) 5月27日(土)、28日(日)
6月3日(土)、4日(日)
3月30日(木)~4月10日(月)
第2回 Ⅰ類 9月17日(日) 10月7日(土)、8日(日) 8月14日(月)~8月24日(木)
Ⅲ類 9月16日(土)
第3回 Ⅰ・Ⅲ類 令和6年1月7日(日) 令和6年1月27日(土) 12月1日(金)~12月11日(月)
女性 第1回 Ⅰ類 4月29日(土) 6月10日(土) 3月30日(木)~4月10日(月)
第2回 Ⅰ類 9月17日(日) 10月9日(月) 8月14日(月)~8月24日(木)
Ⅲ類 9月16日(土)
第3回 Ⅰ・Ⅲ類 令和6年1月7日(日) 令和6年1月28日(日) 12月1日(金)~12月11日(月)

引用:警視庁採用サイト

各自治体によって異なりますが、警視庁の場合2024年は上記の試験日程で申込・試験が実施されます。

都道府県の警察官の受験資格

都道府県の警察官には大卒程度のⅠ類と、高卒程度のⅢ類があり、各類別で年齢と学力要件が定められています。

Ⅰ類(大学卒業程度) 昭和63年4月2日以降に生まれた人で大学(学校教育法による大学(短期大学を除く。))を卒業又は令和6年3月までに卒業見込みの人
昭和63年4月2日から平成14年4月1日までに生まれた人で大学卒業程度の学力を有する人
Ⅲ類(高校卒業程度 昭和63年4月2日以降に生まれた人で高校(学校教育法による高等学校)を卒業又は令和6年3月までに卒業見込みの人
昭和63年4月2日から平成18年4月1日までに生まれた人で高校卒業程度の学力を有する人

引用;警視庁採用サイト

都道府県の警察官の難易度

都道府県の警察官採用試験の難易度は比較的優しく、7~10倍の倍率であるといわれています。

一次試験の通過率は6割程度と言われているので、事前にしっかりと対策しておけば通過率は高いといえるでしょう。

ただし二次試験では面接や体力試験があるため、ここでふるいにかけられる可能性があります。

比較的採用されやすいといっても、事前に対策をしておかないと落ちる可能性も十分にあるので、注意が必要です。

警察庁の警察官(国家公務員)になるには

警察庁の警察官になるには、国家公務員試験をパスしたのち、省庁訪問での面接等に合格する必要があります。

国家公務員試験の難易度は非常に高く、様々な教養が問われますので、事前に試験内容や受験資格を確認しておきましょう。

以下で詳しく解説していきます。

警察庁の警察官の試験内容

警察庁の警察官は国家公務員総合職試験を受ける必要があります。

国家公務員総合職の試験内容は、以下の通りです。

試験 試験種目 解答題数・解答時間 配点比率 内容
第一次試験 基礎能力試験 30題・2時間30分 2/15 公務員として必要な基礎的な能力(知能および知識)についての筆記試験。

知能分野:24問

知識分野:6問

専門試験 40題・3時間30分  3/15 各試験の区分に応じて必要な専門的知識などについての筆記試験
第二次試験 専門試験 2題・3時間 5/15
政策課題討議試験 おおむね1時間30分 2/15 課題に対するグループ討議によるプレゼンテーション能力やコミュニケーション能力等についての試験
人物試験 3/15 人柄・対人的能力等についての個別面接
英語試験 3/15 外部英語試験

基本的な教養だけではなく、官僚やキャリアとしての専門知識やコミュニケーション能力が求められます。

人物試験も課されており、担当の面接官との面接を通して、国家公務員総合職としての適性があるかを判断していきます。

警察庁の警察官の試験日程

受付期間 2024(令和6)年2月5日(月)9:00~2月26日(月)受信有効
第1次試験日 3月17日(日)
多肢選択式試験の正答番号掲載期間 3月18日(月)11:00~3月25日(月)17:00
第1次試験合格者発表日 4月1日(月)9:00 (掲載は4月5日(金)17:00まで)
第1次合格通知書ダウンロード期間 4月1日(月)9:00~5月15日(水)17:00
採用志望情報登録期間
面接カード・英語試験申請書ダウンロード期間
4月1日(月)9:00~5月15日(水)17:00
第2次通知書(メール)発信日 4月19日(金)13:00~
第2次試験日 筆記試験(法務区分を除く) 4月14日(日)
政策課題討議試験
人物試験
4月30日(火)~5月15日(水)
最終合格者発表日 5月28日(火)16:00(掲載は6月3日(月)17:00まで)

警察庁の警察官の受験資格

国家公務員の総合職の受験資格は以下の通りです。

  • 1 1994(平成6)年4月2日~2003(平成15)年4月1日生まれの者
  • 2 2003(平成15)年4月2日以降生まれの者で次に掲げるもの
    (1) 大学(短期大学を除く。以下同じ。)を卒業した者及び2025(令和7)年3月までに大学を卒業する見込みの者
    (2) 人事院が(1)に掲げる者と同等の資格があると認める者

年齢制限は基本的に21歳以上30歳未満であることが必要です。

ただし20歳以下だとしても既に大学を卒業している人や、卒業見込みの人、それに準ずる学力があると人事院に認められた人であれば、受験可能です。

警察庁の警察官の難易度

警察庁の警察官の難易度は、非常に高いといえるでしょう。

まず国家公務員総合職の試験を突破する必要があり、突破した後でも官庁訪問で警察庁の試験にパスする必要があります。

国家総合職はキャリア組・官僚とも呼ばれる職種ですので、試験の難易度が非常に高いのが特徴。

またただ合格すればいいだけではなく、警察庁に入庁が決まった後には警察大学校に所属する必要もあります。

大卒から警察官になる方法

大卒から警察官になる方法は、大きく分けて以下の通りです。

  • 国家公務員総合職試験に挑戦して警察庁の警察官になる
  • 地方の警察官採用試験に挑戦して地方県警の警察官になる

大卒であれば学歴事由を満たしているので、両方にチャレンジすることが可能です。

地方の警察官採用試験の場合、高卒から挑戦する人と同じ試験を受けることになります。

高卒から警察官になる方法

高卒から警察官になるには、地方の警察官採用試験に挑戦して地方県警の警察官になるルートが最短です。

高校在学中に警察官の採用試験に挑戦する必要があります。

柔道や剣道の実績や英検等の資格があれば、評価次第で成績として繁栄してもらうことも可能です。

警察官になれない欠格事由とは

警察官は上記で挙げた条件を満たしていればだれでもなれるわけではなく、以下の欠格事由に該当する場合受験が認められません。

  • 日本国籍がない
  • 地方公務員法第16条に規定する次の欠格条項に該当する者
  • 禁錮以上にの刑に処せられ、その執行を終わるまでまたはその執行を鵜j蹴ることが亡くなるまでの者
  • 地方公務員の職員といして懲戒免職の処分を受け、その処分の日から2年を経過しない者
  • 日本国憲法施行の日以降において、日本国憲法またはその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他団体を結成し、またはこれに加入した者

日本国籍がないのは勿論のこと、犯罪歴やこれまでに懲戒免職処分を受けた経験がある人や、反政府組織に所属している人も対象になります。

警察官の採用試験に合格するためのおすすめの勉強方法

この試験は、教養試験、論文試験、体力試験の3つの主要な部分から構成されており、各部分に対する適切な準備が求められます。

以下では、それぞれの試験部分において、合格に向けた効果的な勉強方法を提案します

教養試験対策を問題集を使って徹底的に対策する

警察官採用試験の教養試験は、一般知識、法律、社会情勢など幅広い分野から出題されます。

この部分で高得点を獲得するには、問題集を使った徹底的な対策が必須です。

市販されている警察官採用試験専用の問題集は、過去に出題された問題や、試験に頻出する重要なポイントを網羅しています。

毎日一定の時間を問題集に割くことで、試験の形式や問題のパターンに慣れるとともに、知識の幅を広げることができます。

また、解説を読むことで、正解の理由だけでなく、なぜ他の選択肢が間違っているのかの理解も深めることが重要です。

論文作成のスキルを身に着けて実践する

論文試験は、受験者の思考力、判断力、表現力を評価するための重要な部分です。

この試験に対策するには、まず論文作成の基本的なスキルを身につけることから始めます。

具体的には、論文の構成方法、主張の立て方、根拠の提示の仕方など、基本的なライティング技術を学びます。

次に、実際に過去の試験問題や想定されるテーマについて論文を書いてみる実践を行います。

論文を書く際には、時間を計って実際の試験と同じ条件下で行うことで、時間管理の練習も同時に行うことができます。

また、できれば、専門家や信頼できる人に添削してもらい、フィードバックを得ることで、書き方をさらに改善していくことが重要です。

体力試験の項目に合わせて体力づくりをする

体力試験は、警察官としての基本的な体力を評価するための試験です。

試験項目には、短距離走、長距離走、腕立て伏せ、座り込みなどがあります。

これらの試験項目に合わせて、日常的に体力づくりを行うことが必須です。

具体的には、各試験項目に特化したトレーニングプログラムを組むことが効果的です。

例えば、短距離走ではスプリントトレーニングを、長距離走では持久力をつけるためのジョギングやインターバルトレーニングを行います。

また、腕立て伏せや座り込みでは、筋力トレーニングを定期的に行い、体力の基礎を強化します。

これらのトレーニングを継続することで、試験当日に最高のパフォーマンスを発揮することができます。

警察官になるにはルートや対策を講じて戦略的に対策を進めよう

警察官になるには、大きく分けて2つのルートがあります。

いずれも公務員試験をパスする必要がありますので、しっかりとルートに合わせた対策を取る必要があります。

事前に対策を済ませたうえで、効率よく学習を進めていきましょう。