アガルートでは、これから司法試験・予備試験を目指す人を対象に論文式試験の基礎力をつけるためのカリキュラム「論文基礎力養成カリキュラム」を実施しています。
初学者が、必要最小限の講座数と講義時間で、論文式試験に対応するための知識の習得を図ることができるように設計されているので、初めての方や学習未経験者、法曹コースを目指す人、法曹コース在籍中の方など様々な人におすすめです。
そこで今回は、アガルートの論文基礎力養成カリキュラムについてご紹介します。
これから司法試験・予備試験の受験を検討している方やアガルートの受講を考えている方は参考にしてみてくださいね。
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アガルート論文基礎力養成カリキュラムとは
アガルートでは現在(2024年4月)、以下の論文基礎力カリキュラムを開講しています。
参照:アガルートアカデミー
カリキュラム名 | 費用 | カリキュラムに含まれる講座 | 添削オプションの実施期間 |
【2025・2026年合格目標】司法試験|論文基礎力養成カリキュラム |
税込547,800円 |
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アガルートの論文基礎力養成カリキュラムは、論文式試験に対応するための必要最小限の知識習得を目指しています。
初学者から法曹コースや法科大学院入試、未修コースを目指す方まで幅広く対応しており、論理的思考力や文章表現力を養い、論文力を高めることを目的としています。
まず、「総合講義300」で法律の基本的知識を習得し、自習用のオリジナル短答過去問集を活用して復習します。
次に、「論文答案の書き方」で論文式試験の基本を学び、さらに「重要問題習得講座」で多数の論文問題を解きます。
上記の流れで学習を進めることで、典型的な問題や基本的な問題を解きこなす能力を身につけることができます。
また短期間で効果的に学習を進めることを目指しており、自分の頭で考えて答えを導き出す能力と法律文書の形で表現する能力を養成します。
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総合講義300
アガルートアカデミーの法律入門講座は、法律を学んだことがない方や法律知識が全くない方を対象に、司法試験予備試験や法科大学院入試、さらには司法試験合格までに必要な全ての知識を約300時間で習得するための基礎講座です。
効率的で短時間で必要な知識をインプットすることを目標としており、講義は、「法律とは何か」といった基本的な内容から始まり、テキストの内容を3周することで知識の確実な定着を図ります。
オリジナルのフルカラーテキストには、他の講座との相互参照や過去問の出題実績などが掲載されています。
また情報を整理し、読みやすくするためのレイアウトにも工夫が凝らされており、付属する論証集と組み合わせることで、合格に必要な知識を効率的にインプットすることができます。
ほかにも、質問制度などの充実した学習フォロー制度も用意されており、法律知識がない方でも安心して受講することができるのもうれしいポイントです。
基本的な知識から丁寧に説明するため、法律の学習経験があっても知識に不安がある方にも適しています。
総合講義300はデジタルブックをに対応しているので、紙のテキストを持ち運ぶことなく場所や時間を選ばず学習を進めることができます。
PCやスマートフォンからいつでもどこでもアクセスできるため、忙しい方でも通勤・通学を活用して学習を進められるでしょう。
論証集の「使い方」
論証集の「使い方」は司法試験・司法試験予備試験(予備試験)・法科大学院入試の論文式試験対策を中心に、すでに総合的な知識を習得した方を対象とした講座です。
約34時間で7科目の知識を「論証」の面から総ざらいし、再確認すると同時に、自説の結論や理由付けなど「論証のコアとなるキーワード」を正確に頭に刷り込ませることを目指す内容となっています。
論証集の内容は工藤北斗講師が、基本書・判例解説・学術論文・法学雑誌などを調査し、判例・通説の立場から記述しています。
工藤講師が落としてはいけないキーワードを指摘し、論証を適切にカスタマイズする方法をトレーニングをおこなうことで、条件反射的に論証のキーワードを記述する能力が養えます。
論証集はコンパクトなA5サイズになっているので持ち運びやすく、試験会場での最後の確認など、いつでもどこでも学習ができます。
論文答案の「書き方」
論文答案の「書き方」は初めて答案を書く方や答案の作成に慣れていない人を対象とした、司法試験・司法試験予備試験(予備試験)・法科大学院入試の論文答案の書き方を習得するための講座です。
講座は「講義編」と「答練編」で構成されており、講義編では、論文問題5問につき、答案の流れをまとめた答案構成を参照しながら、答案作成に至る思考過程を一から説明します。
講師が受講生に答案を書いてもらいたい問題を指定し、実際に答案を書くスタイルとなっています、
答練編では、工藤講師が採点基準に沿って問題のポイントを指摘し、受講生は自身の答案と照らし合わせることで、講義で学んだことが実践できているかを確認できます。
さらに、答練編で書いた答案は、予備試験合格者又は司法試験合格者によるオンライン添削を受けることができます。
論文答案の「書き方」はおもに論文答案を書いたことがない方や、答案構成が上手くできない方、答案を最後まで書ききることができないと悩んでいる受講生におすすめです。
講師が指定した問題を実際に書いた後、答練編で解説講義を受講し、自身の答案の出来を確認するだけでなく、オンライン添削によって、司法試験合格者からの評価とコメントを受けることができます。
重要問題修得講座
重要問題修得講座はすでに基本的知識と基本的な論文答案の書き方を習得している方を対象とした講座です。
約89時間の講義と問題演習を通して、論文問題を速やかに処理する力を養成します。
各科目ごとに40~70問の重要な問題を用意し、最後に範囲横断的な問題を揃えた総合問題編を解くスタイルとなっています。
受験生が押さえておくべき重要な問題に焦点を当て、約450問の問題演習を通して論文問題に対する精度を高めます。
総合問題編では、過去の答練問題を使用し、工藤北斗講師が判例・通説の立場から解説・解答例を公開しています。
問題文からの論点抽出→答案の流れ→解答例について1問あたり10分~15分程度で解説しているので、7科目合計で450問近くの問題を扱いますが、講義をペースメーカーにすることで効率的に問題を解決し、反応速度、思考力、応用力を自然と向上させられます。
問題の難易度に応じてメリハリをつけた講義が行われるため、自己学習よりも効率的に重要な問題を習得することができます。
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