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保育士試験合格に必要な勉強時間は?独学の勉強法や学習スケジュールを解説!

更新日:2022-12-10

保育士試験合格に必要な勉強時間は?独学の勉強法や学習スケジュールを解説!

「保育士試験は合格までにどれくらい勉強時間が必要なの?」

これから保育士試験の合格を目指す方は、勉強時間や勉強方法など、気になることが多いのではないでしょうか。

こちらの記事では、保育士試験合格に必要な勉強時間や勉強法の考え方、独学のコツなどを解説します。

保育士試験の概要

チェックリスト

保育士試験は、毎年春と秋に実施されていて、一次試験の筆記と二次試験の実技があります。

試験に向けた勉強時間について触れる前に、試験の概要についておさらいしておきましょう。

筆記試験は全部で9科目

一次の筆記試験は全部で9科目あり、マークシート形式です。

試験時間は1科目につき60分で、1日目に4科目、2日目に5科目実施されます。

筆記試験は全ての科目で6割以上得点しなければ合格できませんが、3年間有効な科目免除があるため、1度に全ての科目で合格しなくても良いです。

筆記試験の概要
科目名 内容
保育原理 ・保育の意義及び目的
・保育に関する法令及び制度
・保育所保育指針における保育の基本
・保育の思想と歴史的変遷
・保育の現状と課題
教育原理 ・教育の意義、目的及び子ども家庭福祉等との関連性
・教育の思想と歴史的変遷
・教育の制度
・教育の実践
・生涯学習社会における教育の現状と課題
社会的養護 ・現代社会における社会的養護の意義と歴史的変遷
・社会的養護の基本

・社会的養護の制度と実施体系
・社会的養護の対象、形態、専門職
・社会的養護の現状と課題
子ども家庭福祉 ・現代社会における子ども家庭福祉の意義と歴史的変遷
・子どもの人権擁護
・子ども家庭福祉の制度と実施体系
・子ども家庭福祉の現状と課題
・子ども家庭福祉の動向と展望
社会福祉 ・現代社会における社会福祉の意義と歴史的変遷
・社会福祉の制度と実施体系
・社会福祉における相談援助
・社会福祉における利用者の保護に関わる仕組み
・社会福祉の動向と課題
保育の心理学 ・発達を捉える視点
・子どもの発達過程
・子どもの学びと保育
子どもの保健 ・子どもの心身の健康と保健の意義
・子どもの身体的発育、発達と保健
・子どもの心身の健康状態とその把握
・子どもの疾病の予防及び適切な対応
子どもの食と栄養 ・子どもの健康と食生活の意義栄養に関する基本的知識
・子どもの発育、発達と食生活食育の基本と内容
・家庭や児童福祉施設における食事と栄養
・特別な配慮を要する子どもの食と栄養
保育実習理論 ・保育についての知識を元に、実習で求められる技術や保育方法の基礎知識など

実技試験は3つの分野から2つ選択して受験する

実技試験は、造形・音楽・言語の3分野から2つ選択して受験します。

実技試験は、筆記試験の約2ヶ月後に実施され、この期間で対策される方が多いです。

実技試験の概要
科目名 内容 評価ポイント
造形に関する技術 課題に対する絵画・制作等 ・提示された条件を満たしているか
音楽に関する技術 課題に対する器楽・声楽等 ・コード通りに演奏できているか
・元気のある大きな声で歌っているか
言語に関する技術 課題に対する言葉に関する遊びや表現等 ・保育士として必要な声の出し方
・表現力に関する技術
・幼児に対しての話し方

保育士試験に必要な勉強時間は80〜150時間!

保育士試験_勉強時間

保育士試験に合格するために必要な勉強時間は80〜150時間と言われています。

独学で試験合格を目指している方は、保育士試験に必要な学習時間と試験までの日数を逆算して、おおまかな学習スケジュールを立てる必要があります。

合格までに必要な勉強時間は個人差があるので、なるべく多めに見てスケジュールを組むと良いでしょう。

保育士試験科目ごとに必要な勉強時間は?

例:保育士試験科目別の必要な勉強時間
科目 勉強時間
保育士原理 10時間
教育原理 10時間
社会的養護 12時間
子ども家庭福祉 12時間
社会福祉 12時間
保育の心理学 12時間
子どもの保健 20時間
子どもの食と栄養 16時間
保育実習理論 8時間

全体の勉強時間の目安を100時間とすると、科目ごとに必要な時間は上記のようになります。

独学で勉強を進めていくと、自分の得意・不得意が分かってくるはずなので、高得点を狙うために重点的に勉強する科目とそうでない科目を選別する必要があります。

保育士試験の勉強時間を他資格と比較

他資格との勉強時間比較
資格 勉強時間
G検定 30~40時間
ITパスポート 20~50時間
衛生管理士 60~100時間
保育士 80~150時間
公認介護士 250時間
測量士 300時間
宅建 300~400時間
社労士 800~1,300時間
司法書士 3,000時間

保育士試験は、衛生管理士と必要な勉強時間が近く、社労士や司法書士のように勉強時間が何千時間かかる資格ではないです。

保育士は、業界が似ている公認介護士や同じ国家資格の宅建よりも勉強時間が少なく、比較的目指しやすい資格であることが分かります。

保育士試験の勉強時間スケジュールの組み方

スケジュール_管理

例:保育士試験の勉強期間
必要な勉強時間 1日に割ける勉強時間 勉強期間
80時間 1時間 80日
80時間 2時間 40日
100時間 1時間 100日
100時間 2時間 50日
150時間 1日 150日
150時間 2時間 75日
150時間 3時間 50日

「1日当たりに割ける勉強時間」と「必要な勉強時間」から「勉強期間」が大体何日くらいか割り出すことができます。

勉強期間は2ヵ月から半年程度になることが多く、予定通りに勉強が進むとも限らないので、長期的な勉強スケジュールを組むと良いでしょう。

合計勉強時間が150時間でも、1日1時間の勉強時間を確保できれば半年以内に合格を目指せます。

1週間で10時間勉強する場合

1週間に10時間勉強する場合
必要な勉強時間 勉強期間
80時間 80時間÷38時間/月=約2ヵ月弱
100時間 100時間÷38時間/月=約2ヵ月半
120時間 120時間÷38時間/月=約3ヶ月
150時間 150÷38時間/月=約4ヶ月

例えば平日1時間・休日2時間半勉強時間を確保した場合、1週間の勉強時間の合計は10時間になります。

1週間で10時間勉強時間の確保は、社会人の方でも現実的な数字ではないでしょうか。

仮に必要な合計勉強時間が150時間だったとしても、約4ヶ月で保育士資格を目指せます。

働きながら勉強することはなかなか難しいですが、期間を開けないよう継続的に勉強することを心がけましょう。

1週間で16時間勉強する場合

1週間に16時間勉強する場合
必要な勉強時間 勉強期間
80時間 80時間÷68時間/月=約1ヵ月弱
100時間 100時間÷68時間/月=約1ヵ月半
120時間 120時間÷68時間/月=約2ヵ月
150時間 150時間÷68時間/月=約2ヵ月弱

例えば1ヵ月を30日として、平日2時間・休日3時間勉強すると1週間の合計の勉強時間は68時間になります。

必要な勉強時間が80時間で、1週間に16時間勉強時間を確保できる方は、約1ヵ月弱で保育士試験を目指せる計算になります。

ただし、勉強時間を確保できても毎日同じ質の勉強ができるとは限らないため、あまりおすすめできないスケジュールです。

保育士試験の勉強スケジュール例

こちらでは、保育士試験に向けた勉強スケジュールの具体例をご紹介します。

期間を3ヵ月に定めた場合のスケジュールで組んでみたので、ぜひ参考にしてみて下さい。

例:期間3ヶ月のスケジュール
~週目 勉強内容
1週目~2週目 参考書を読み込むインプット期間。専門用語を暗記する。
3週目~7週目 過去問や参考書の問題集を解くアウトプット期間。過去問で傾向を知る。
8週目~9週目 模擬試験などで本番に向けた対策をする期間。過去問も併用する。
10週目以降 総復習期間。苦手分野の再確認など重点的に勉強する。

このように、独学で保育士試験合格を目指すならどのくらい勉強時間を割けば良いのか確認して、大まかなスケジュールを組むと良いです。

また、模擬試験や過去問の目標点数を定めながら勉強を進めると、独学のモチベーションが維持しやすいといわれています。

筆記試験の勉強方法は?

本の写真

保育士試験の合格を目指すなら、なるべく1発で合格したいですよね。

保育士試験で1発合格するためには、全ての科目で6割以上の得点を取れなければならないので、苦手科目を作らないようにする必要があります。

しかし、「独学でどのように勉強したら良いの?」
と、科目の多い筆記試験に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

以下より独学で筆記試験に合格するための勉強方法についてご紹介します。

筆記試験の勉強方法

  1. とにかく単語・キーワードを暗記する
  2. 根拠を持って回答できるようにする
  3. 過去問を解く

とにかく単語・キーワードを暗記する

苦手科目を作らない方法は、とにかく単語・キーワードを暗記することです。

テキストを繰り返し読み返してもOKですし、参考書を何周も解いてもOK、自分にあったやり方で暗記を進めてください。

特におすすめの暗記方法は、テキストと参考書を反復して繰り返し復習することです。

反復することで記憶が脳に定着し、暗記がスムーズに進むので時間効率の良い勉強方法とされています。

根拠を持って回答できるようにする

保育士試験には、正誤問題や穴埋め問題の出題があるので問題集にも同じような練習問題が扱われている事が多いです。

これらの問題を何となく正解できている状態は、暗記の質が低く試験本番ではじめて見る問題に対応できないことが予想できます。

問題のパターンで暗記するのではなくて、根拠を持って回答できるようになる必要があります。

問題集によっては、解説に関するキーワードを、赤字や太字を赤シートなど使って暗記ができるように工夫がされているものがあります。

このような教材を選んで、問題の解説から根拠を暗記していくと効果的です。

過去問を解く

保育士試験の過去問は「一般社団法人保育士養成協議会」のホームページから無料でダウンロードできます。

過去問は、試験の傾向がわかるだけでなく試験形式に触れることもできるため、直近3年間の最新のものを問くことをおすすめします。

何回か過去問を採点したら、得点率の悪い科目が目に見えて分かるはずです。

得点率の悪い科目を再度テキスト・問題集などを使って反復勉強し、これを繰り返すことで苦手が無くなっていきます

実技試験の練習方法は?

色鉛筆と画用紙

保育士試験の実技はそれほど難易度が高くないので、自分で練習をしても十分に合格できると思われます。

あくまで1つの練習方法として参考にしてみてください。

実技試験の勉強方法

  • 言語表現|身振り手振りがポイント
  • 音楽表現|歌いながら覚える
  • 造形表現|人物の特徴や動きがポイント

言語表現の練習方法|身振り手振りを忘れずに

  1. 課題の絵本を入手する
  2. 3分の台本を作って覚える
  3. 身振り手振りを加える

まず、課題となるお話4つの中から自分がやりたいものを選び、図書館などで絵本を入手します。

課題の制限時間は3分ですが、絵本をそのまま読んでいると制限時間を超えてしまうため、3分以内に収まる台本を作成・覚えることから始めます。

台本は、あらすじに影響のない文章を削り、面白い表現を残すと上手く作れるはずです。

最後に、台本に沿った簡単な身振り手振りを考えましょう。
「立った姿勢」「椅子に座った姿勢」のどちらかを選ぶことができるので、決めてから考えると良いでしょう。

音楽表現|歌いながら覚える

  1. 楽譜を決める
  2. 右手と左手で交互に練習する
  3. 歌いながら練習する

音楽表現は、ピアノ、ギター、アコーディオンのいずれかで、公表されている課題曲を弾きながら歌う課題となっています。

実技試験で出題される課題曲の楽譜を楽器店や本屋、保育士試験の参考書、ネットで検索するなどで入手しましょう。

ピアノで試験を受ける場合は、楽譜を読み解きながら、右手のコードと左手のコードを交互に歌いながら練習します。

テンポよく弾けるようになったら、両手を使って弾き語りの練習です。

明るい表情で楽しそうに歌うことがポイントなので、スマホなどで動画を撮って表情の練習もすると良いでしょう。

造形表現|人物の特徴や動きがポイント

  1. 過去問を45分で描く
  2. 人物・情景の練習をする

まずは合格までの自分の実力を測るため、本番と同じ45分で過去問を描いてみて、自分の実力を把握する事から始めます。

造形表現は、例えば「施設内で保育士1名と3歳の園児3名がご飯を食べている様子」のように、いかに保育の現場の1シーンが描けるかを問われます

ケント紙に色鉛筆で絵を描くため慣れるためにも練習の段階から使用しておくと良いです。

「年代に合った顔を描けるようにしておく」「性別、服装、髪型を決めておく」「いくつかポーズを描けるようにしておく」この3点に絞ってを練習しておくと試験でも通用するでしょう。

過去問などで今まで出た課題をこなすなど対策しておきましょう。

保育士試験を独学で成功させるためのコツ

グットマーク

こちらでは、独学で保育士試験に合格するためのコツをご紹介します。

まとまった勉強時間を確保するのが難しい社会人の方や金銭面が厳しい学生の方は、独学で保育士を目指している場合が多いのではないでしょうか。

独学で成果を出すためにも、しっかりとコツを掴んで保育士試験に臨みましょう。

独学で一発合格するコツ

  1. 勉強のスケジュールを立てる
  2. 毎日コツコツ取り組む
  3. インプット・アウトプットで定着させる
  4. 理解度を確認する

独学のコツ①:勉強のスケジュールを立てる

独学の勉強法は、前項で紹介した勉強スケジュール例のように、自分なりのスケジュール立てから始まります。

「〇週目までにインプットを終わらせたいから、1日〇時間勉強する」とスケジュール目標を定めながら勉強すると、モチベーションも保ちやすくなります。

大まかなスケジュールが組めたら、細かいスケジュールまで自由に組んでみましょう。

独学のコツ②:毎日コツコツ取り組む

独学で保育士試験の合格を目指すには、毎日コツコツ勉強することが重要です。

例えば「仕事の休憩時間に30分勉強」「休みの日は2時間以上勉強」「移動中に簡単な勉強」などのスキマ時間を利用した勉強法は、毎日取り組みやすいのでおすすめです。

日々のスキマ時間で勉強するクセをつけて、毎日コツコツ勉強できるようになると上手く独学が進みます。

独学のコツ③:インプット・アウトプットで定着させる

インプットとアウトプットを繰り返して記憶を定着させることが独学のコツです。

初めの数週間のインプット、そこから先はアウトプットを反復しましょう。

アウトプットでインプットが身に付いたと感じたら、模擬試験や過去問を使って試験の対策を進めると良いです。

独学のコツ④:理解度を確認する

独学で保育士試験の合格を目指すコツは、過去問や模擬試験で自身の理解度を確認する事です。

独学を始める時に組んだスケジュールと現状の理解度を照らし合わせ、残りの期間でやるべき事を逆算します。

仮に勉強期間が残り少ないのなら、高得点を狙えるように苦手分野や得意分野を取捨選択することも作戦です。

また、保育士試験と同じ制限時間で問題を解き、スピードなど図っておくと時間配分で慌てずにすむでしょう。

保育士試験の独学メリット・デメリット

メリットとデメリット

最後に、独学で保育士試験の合格を目指す際のメリット・デメリットについてご紹介します。

自分に独学が合っているか、特にデメリットをよく確認しましょう。

保育士試験を独学で目指す方のメリット

資格勉強の独学には、以下のようなメリットがあります。

独学のメリット

  • 費用が安く済む
  • 自分のペースで勉強できる

費用が安く済む

独学は、教材を買ってしまえばそれ以上お金を出費しなくて良いので、資格取得まで費用が安く済みます。

例えば、保育士の大学や専門学校に入学すると費用は大体200~400万円かかりますが、独学ならテキストや問題集を買い揃えるだけで1万円以内に収まるでしょう。

独学は、費用を抑えて保育士資格を目指せるメリットがあります。

自分のペースで勉強できる

自分のペースで自由に勉強できる点も独学のメリットです。

苦手分野の克服のような重点的な勉強ができるので、通学のような決められたカリキュラムで勉強するより効率的に学べます。

また、スケジュールを柔軟に調整できるため、マイペースに勉強できるメリットがあります。

独学のデメリット

保育士試験の独学に挑戦しようとお考えの方は、独学のデメリットも把握しておきましょう。

独学のデメリット

  • モチベーション維持が難しい
  • 自己管理が難しい

モチベーション維持が難しい

独学は、モチベーション維持が難しく途中で挫折してしまう方がいます。

モチベーションの低下は、計画したスケジュール通りに学習が進まないと起こることが多いです。

モチベーションを維持するために無理な目標は立てないように心がけましょう。

自己管理が難しい

独学のデメリット2つ目は、自己管理が難しい点です。

「ついスマホを触りすぎてしまった」「お酒を飲んで勉強時間を無駄にしてしまった」と、誘惑に負けないように自分を律する必要があります。

「保育士になりたい!」という強い思いを持っていなければ、独学で保育士試験に合格するのは難しいかもしれません。

「独学の自信はないけど通学する時間も無い…」
そんな方には、独学と同じスタイルで学べる通信講座の受講がおすすめです。

特にキャリカレの保育士対策講座費用が安価なことに加え、実技試験の対策も行っているため、コスパ良く資格取得を目指せる人気の講座です。

キャリカレの保育士試験の対策講座について詳しくまとめた記事もあるので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。

⇒『キャリカレの保育士講座の口コミ・評判は?特徴や料金もご紹介!』

保育士試験合格に必要な勉強時間は?|まとめ

保育士試験合格に必要な勉強時間は?|まとめ

  • 保育士試験は独学でも合格できる
  • 保育士試験は80~150時間で合格を目指せる
  • スケジュールは余裕を持って組む
  • 独学にはデメリットもある

保育士試験は80~150時間で合格が目指せるため、比較的他資格より目指しやすいということが分かりました。

もし独学で保育士試験に臨むのなら、まずは大まかなスケジュール組みから始めると良いでしょう。

独学で重要な「モチベーションを維持」のコツは、自己管理しやすい余裕あるスケジュールを組むことです。

また、独学に自信が無い方は、初学者向けのやさしい教材やサポート体制など用意されている通信講座の受講も検討してみてください。