中学受験おすすめ家庭教師はどこ?2023年ランキング 更新時間 2023.07.10
「塾のクラスが下がってしまった」
「弱点を克服して偏差値を上げたい」
中学受験を控えたご家庭では、このような悩みを抱えていることも多いでしょう。
お子さんの学習の仕方に口出しをして、親子ゲンカしてしまうなんてこともありますよね。
そんなとき、自宅学習をサポートしてくれるのが「家庭教師」の存在です。
本記事では、中学受験に特化した家庭教師をランキング形式で紹介しています。
生徒や保護者から評価の高い家庭教師ばかりをピックアップしていますので、受験前の参考になれば幸いです。
【2023年】中学受験の家庭教師ランキングTOP10
家庭教師といっても、相場は本当にピンキリです。
1時間3,000円のところもあれば、1万5,000円以上かかる家庭教師もあります。
高いのにはそれなりの理由があると思いますが、「高い=良い家庭教師」とは限りません。
とくに中学受験を控えた小学4〜6年生の場合は、先生との相性が何よりも重要です。
ここでは、評判が良く価格も一般的な家庭教師のみを厳選して紹介します。
No. 1 家庭教師のノーバス
登録教師が3万人を超える家庭教師ノーバスは、地域密着にこだわった家庭教師センターです。
目標や期間、先生の個性、経験など12項目を選び、お子さんに合った講師を選択できるオーダーシステムが特徴です。
サピックスや早稲田アカデミー、日能研といった進学塾に対応したコースがあり、塾のカリキュラムに沿った指導実績も豊富。
最難関校から中堅校まで、志望校に合わせた入試傾向・過去問分析で、第一志望校合格を目指します。
No. 2 家庭教師のトライ
テレビCMでもおなじみのトライは、知名度・実績ともにトップクラスの家庭教師センターです。
地域の受験情報に詳しく、生徒のレベルに合わせた志望校対策を行なっています。
「クラス分けテストで+20点を目標にしたい」「算数のこの単元が苦手なので、教えるのが得意な講師にしてほしい」など、細かいリクエストにも応じてくれます。
No. 3 学研の家庭教師
創業38年の学研の家庭教師は、これまで全国48万人のお子さんを指導してきた実績を持っています。
学力アップや目標達成への指導はもちろん、お子さんが自立して学習できるよう、自宅学習の指示や管理方法も指導しています。
大企業という安心感はありますが、社会人講師が多いということもあって、料金はそれなりに高いです。
ただし法外な価格ではなく、保護者の評判も非常に高いので、試してみる価値のある家庭教師といえるでしょう。
No. 4 家庭教師のサクシード
家庭教師のサクシードは「受験に強い家庭教師」をキャッチフレーズに、上場企業が運営する家庭教師センターです。
講師陣を教育するのは、元進学塾の教室長や学校教員といった経験豊富なスタッフ。
また専任のカウンセラーが家庭訪問し、希望やヒアリングをもとに講師とのマッチングを行います。
ただし首都圏および関西圏以外は対面授業を行っておらず、オンライン対応になるのでご注意ください。
No. 5 家庭教師 学参
受験指導40年以上の実績を誇る学参は、さまざまな国公私立中学への合格実績豊富な先生たちが揃っている家庭教師センターです。
他の家庭教師に比べ授業料がやや高い傾向があるものの、入会前に要望を出すことで予定外の出費が加算されることはありません。
また学校の教科書や手持ちの参考書などを使用できるため、テキスト代などを抑えることができます。
No. 6 受験ドクター
受験ドクターは「中学受験専門塾」として、個別指導塾と家庭教師の2つのコースを運営しています。
担任の家庭教師に加え、塾の講師が副担任としてサポートする、ダウブルティーチャー制が特徴です。
講師の採用基準が非常に高く、SAPIX、日能研・四谷大塚・早稲田アカデミーなど中学受験専門塾での実績があるプロ講師のみを採用しています。
受験ドクターは授業料がやや高いですが、プロの家庭教師が指導するので内容を考えると妥当、という声が多く聞かれました。
No. 7 家庭教師の合格王
家庭教師の合格王は、国立から私立まで専門分野に長けた大学生及び大学院生およそ13,400名が登録する家庭教師センターです。
料金は月謝制になっており、中学受験対策コースの費用は月4回の90分コースで28,380円、120分コースで37,840円です。
決して安くはありませんが、教材などを購入する必要がないため、ほかの家庭教師と比べてみても同価格の料金になります。
また兄妹割、友だち割などのサービスが適用されるので、複数人で授業を受けたい場合はよりお安くなるでしょう。
No. 8 家庭教師のアルファ
家庭教師のアルファでは、最短で申し込み翌日から指導を受けられるのが特徴です。
やる気がある内に家庭教師を申し込んだら、あとは目標に向かって前進するのみ。
中学受験を控えているお子さんには「チャレンジする意欲」を育て、基礎から徐々に難易度の高い問題に挑戦していきます。
No. 9 プロ家庭教師の名門会
プロ家庭教師の名門会は講師の質にこだわっており、学生アルバイト教師を採用していないのが特徴です。
そのため、費用は高めといった口コミが多く見られました。
しかしほとんどの生徒が成績アップにつながっていて、ワンランク上の学校に合格した実績も豊富です。
No. 10 プロ家庭教師の一橋セイシン会
創業25周年を迎える一橋セイシン会は、中学受験専門の家庭教師センターです。
進学塾の指導実績もトップクラスで、上位クラスに入るためのノウハウを持っています。
教育業界トップレベルのプロ講師が在籍しており、偏差値が足りないお子さんの指導を得意としています。
中学受験で家庭教師を利用するメリットとは?
家庭教師は集団塾に比べると料金が高いので、「塾の方がいいのでは?」と悩んでいる親御さんもいらっしゃるでしょう。
ここでは、中学受験で家庭教師を利用するメリットについて紹介します。
集中力を維持できる
塾の場合、友人とおしゃべりしたり話し声で集中が途切れてしまったりすることがよくあります。
しかし家庭教師の場合は1対1なので、集中を削がれる心配がありません。
そのうえ通塾する時間や労力もカットでき、勉強だけに集中することが可能です。
子どもの学力レベルに合った個別指導が受けられる
「この単元はまったく分からない」といった苦手分野や、「ここは基礎を理解できる自信がある」という得意分野は、誰にでもあるでしょう。
家庭教師ではお子さんのそういった悩み、苦手箇所を徹底的に調べ、分かるまでとことん教えてもらえるのがメリットです。
集団塾ではなかなか聞きづらい、と感じるお子さんもいるので、家庭教師の方が気軽に質問しやすい環境になります。
志望校対策ができる
具体的な志望校を伝えることで、その中学を受験・卒業した講師を派遣してもらえる場合があります。
また過去問題や出題傾向などを調べて効率的な指導を行うので、志望校合格の近道へ導いてくれます。
親が子どもの学習状況を把握しやすい
親が身近にいる環境なので、お子さんの成長度合いや学習状況が分かりやすいのもメリットです。
家庭教師では保護者に対し、毎月レポートを提出するところも多く、お子さんの弱点や指導内容をしっかり把握できます。
また一定期間を過ぎても効果が現れなかった場合、講師を無料で代えてもらえるのも家庭教師ならでは。
塾のように退会する必要はなく、お子さんにとってベストな学習環境をしっかりサポートできます。
自宅で学習する習慣が身につく
自宅が「教室」になるという点で、自宅での学習習慣が身につくのもメリットの1つです。
「家だと勉強に集中できない」「ついついダラけてしまう……」といったお子さんこそ、家庭教師の効果を感じやすいでしょう。
中学受験で家庭教師を利用するデメリット
完全マンツーマンという指導方法のため、いくつかのデメリットもあります。
メリットとデメリットを比較しながら、どちらに向いているかを検討しましょう。
良い先生を見つけるのが困難
家庭教師センターの多くが講師の人数を売りにしており、大手の家庭教師センターには数万人もの家庭教師が登録されています。
人数が多いほど選択肢は増えますが、その中からお子さんに合った講師を見つけるのは至難の業です。
はじめから相性のいい講師に出会える確率は、それほど高くないでしょう。
しかし最近では、お子さんと面談して話を聞いたり性格診断をしたりすることで、相性がいい講師が派遣される確率が高くなっています。
もしも講師と相性が合わない場合は、何度でも無料で交代できる会社もたくさんあります。
塾よりも費用がかかる
個別指導で自宅に訪問してくれる、ということを考えると、どうしても塾に劣ってしまうのが料金です。
講師の人件費を1人の生徒が賄うため、割高になってしまうのは仕方ないでしょう。
ただしケアレスミスが多いお子さん、長文読解が苦手なお子さん、問題をじっくり読めないせっかちなお子さんなど、生徒の性格や問題点にしっかり向き合えるのは家庭教師ならでは。
集団授業とは違って、一人ひとりに最適な指導方法で志望校を目指せます。
競争力が養われない
個人で学習する家庭教師はライバルがいないため、競争心が芽生えにくいのがデメリットです。
負けず嫌いのお子さんにとっては、周囲と比較される塾の方が向いているケースもあります。
ただしこれはお子さんの性格によって異なり、周囲の成績が気になって勉強に集中できないお子さんもいます。
家庭教師と塾の選択で迷った場合は、お子さんの性格を考えて選択するのがいいでしょう。
通信制高校のメリット、デメリットについて詳しく知りたい方は是非 「通信制高校に通う5つのメリットデメリット!対策も合わせてご紹介!」を参考にしてみてください!
中学受験の家庭教師を選ぶ際の注意点
家庭教師を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
- 子どもとの相性を最重視する
- 最新の入試動向に詳しいか
- コミュニケーション力があるか
- 体験授業があるか
では、それぞれ詳しく解説していきます。
子どもとの相性を最重視する
小学生のお子さんにとって、いい家庭教師とはどんな先生でしょうか?
親はつい出身校や専攻などを重視しがちですが、話しやすさや信頼できるかが、お子さんにとっては重要だったりします。
どれだけ優秀な講師だとしても、お子さんと相性が合わなければ結果も出ませんし、最悪の場合「受験を辞めたい」と言い出す可能性もあります。
自宅での学習は親が様子を確認できるため、先生との相性を直に判断できるのがメリットです。
家庭教師のサービスの一環に、講師の変更が無料という制度があります。
少しでも合わないと感じたら、迷わずに変更するのがお子さんにとってベストな方法です。
最新の入試動向に詳しいか
2021年度の教科書改訂で学習量が増大し、内容も難しくなりました。
またテストは思考力・判断力などの記入式が増え、選択問題が減っています。
こういった最新の入試傾向を常に把握しているかは、家庭教師選びの重要なポイントです。
入試の出題傾向が大きく変わった中学校もあるので、しっかりと調査している家庭教師を選びましょう。
コミュニケーション力があるか
一流の家庭教師センターでは、学力に加えて礼儀やマナーが求められ、訪問する際に失礼のないよう徹底的に研修を受けています。
しかし中には、「勉強はできるけれどコミュニケーション能力に欠けている」という講師がいるのも事実です。
そういった講師に当たってしまうと、質問したいことも聞けず、説明を受けてもよく理解できずに終わってしまうかもしれません。
生徒の学力を上げるためには、講師のコミュニケーション力は必要不可欠です。
「この講師はちょっと……」と思ったら、別の家庭教師をお願いするようにしましょう。
体験授業があるか
無料で体験授業が受けられる家庭教師はかなり多いので、積極的に受けてみましょう。
講師はもちろん、各センターの傾向や指導方法も分かり、申し込んだあとのミスマッチが減ります。
価格も講師の質も、家庭教師センターによってさまざまですが、あまりに高過ぎる料金設定は避けた方がいいでしょう。
費用がかかり過ぎると、つい結果ばかりに目がいってしまい、お子さんのペースや気持ちを無視しかねません。
中学受験は「親子二人三脚の受験」と言われますが、お子さんが自分のペースで成長できるよう応援してあげましょう。
高校の学費に困っている方は必見! 「高校の学費が払えない時の対処法!学費を安く高校を卒業するには?」を参考にしてみてください!
中学受験に向けて家庭教師の体験授業を受けよう
中学受験は頑張ったからといって、期待通りの結果がでるものではありません。
「あれだけ勉強したのに伸びない」「塾のクラスが下がった」というお子さんも少なくないでしょう。
お子さんの成績が伸び悩む理由は一人ひとり異なり、志望校や苦手科目によって指導方法も変わってきます。
個別指導ができる家庭教師は、きめ細やかな指導と弱点克服が期待できるため、費用対効果は充分だと思います。
お子さんの学力が上がり笑顔で受験を終えられるよう、家庭教師ランキングを参考にして頂けたら幸いです。
他にはどんな通信制高校があるのか気になる方は必見! 「偏差値60以上の難関大学を目指せる通信制高校一覧!通信制高校の大学進学は不利?有利?」を参考にしてみてください!