中学生の不登校は環境の変化が原因!対策について詳しく解説

中学生の不登校は環境の変化が原因!対策について詳しく解説

「中学校に入ってから不登校になってしまった」という生徒はたくさんいますよね。

実は、中学校に入ったタイミングは不登校になりやすい時期だと言われています。

これは、小学校と中学校の環境の変化が大きな原因であり、新しい環境になじめずに不登校になってしまったという生徒は少なくありません。

今回は、中学生が不登校になる原因だとされる、小学校と中学校の大きな違いと不登校の対策について解説していくので、気になる方は、ぜひ参考にしてみて下さい!

小学校と中学校の大きな違い5選

小学校と中学校の大きな違い5選

小学校と中学校では大きな変化がたくさんありますよね。

この違いによって悩んでいる中学生の方は少なくないでしょう。

ここからは、そんな気になる小学校と中学校の大きな違い5つを紹介していきます。

①全体の生徒数が増える

中学校では小学校より全体の生徒数が増えるため、クラス数も増加し、一クラスあたりの人数も多くなります。

小学校でクラスの人数が少なかった方は、クラスの人数の多さにびっくりしてしまいますよね。

つまり、関わる人間が多く、小学生の時より多くの人間関係を構築しなければならないということです。

そのため、人と関わるのがあまり得意でない生徒は、友達がうまく作れずに不登校になってしまうケースも少なくありません。

②先輩後輩などの関係が出てくる

中学校では小学校の時にはあまり気にしなかった先輩後輩の関係性が出てきます。

中学校では多くの生徒が部活動に所属することになるので、そこで小学校の時には体験しなかった先輩後輩の関係性に驚く生徒も多いのではないでしょうか。

上下関係が厳しい部活動で、先輩からきつい言葉を言われ、不登校になってしまう生徒は毎年数多くいるのが現実です。

③学級担任制から教科担任制への変化

小学校では担任の先生が全ての授業を担当していたため、先生が変わることがなく安心していた生徒も多かったことでしょう。

しかし、中学校では授業ごとに担任の先生が決まっている教科担任制という制度に変化します。

担任の先生とは、朝礼終礼などでしか会うことがなくなってしまうので、人見知りの生徒には慣れるまで難しい環境となってしまうかもしれません。

④授業時間や内容の変化

小学校では45分授業で4時間授業の日もありましたが、中学校では50分授業になり授業内容も格段に難しくなります。

私も中学校に入学する前は「5分ぐらい大して変わらないでしょ」と思っていましたが実際50分授業になるとたった「5分伸びるだけでこんなにも大変なのか!」と衝撃を受けました。

また、授業内容に関しても、小学校から中学校への移り変わりの段階が一番内容の難しくなるポイントだと思うので、勉強の準備はしっかりしておくことをオススメします。

⑤親子関係の質が変わる

子供が小学生の時は、親が世話を焼くのが普通でしたが、中学生になると、親が自立を促すようになるケースも少なくありません。

そのため、急に突き放されたように感じ、親に対しての気持ちの変化から不登校になってしまう生徒もたくさんいます。

不登校になってしまった場合の4つの対策

不登校になってしまった場合の4つの対策

ここでは不登校になってしまったら、どのような対応をすればいいのか解説していきます。

また、不登校になってしまった生徒の中にも、不登校の深刻度というものがあるので、状況にあった対策を参考にしてみて下さい。

①保健室登校

一度不登校になってしまったら、再度自分のクラスに登校するのはハードルが高いと思うので、まずは保健室登校から始めてみるのもオススメです。

学校によっては、保健室登校をして授業の課題を解くなど勉強に取り組める状態なら出席日数としても認められる場合もあります。

クラスに登校するのは難しくても、保健室から慣れていけばリハビリとしても効果的ですし、出席日数にも認められるので、無理はせずに保健室登校から始めてみてはいかがでしょうか。

②適応指導教室(教育支援センター)

適応指導教室とは、不登校が原因で学校に長い間通うことができない生徒を対象に、教育委員会が設置した学習教室のことです。

通い続けることが出来れば、中学校の出席として認められることもあるので、学校に復帰することが難しい場合、適応指導教室で学習するのもいいかもしれません。

また、こちらは文部科学省の取り組みなので、施設利用料や授業料が不要という点も大きなメリットです。

③フリースクール

不登校になってしまった生徒は、民間が運営しているフリースクールに通うという選択肢もあります。

最終的には在籍している中学校の校長の承認が必要ですが、近年、文部科学省がフリースクールの出席を中学校の出席に含めるように推進しています。

また、フリースクールの中には、在籍する中学校とつながりをもって、生徒のフリースクールでの取り組みや成果を中学校に報告している例もあるので、これからは更に制度として知名度を上げていくことでしょう。

④不登校専門の家庭教師

自宅で勉強を続けたいという生徒には、不登校専門のカウンセラー資格をもつ家庭教師のサービスを利用することをオススメします。

カウンセリングで生徒の心をより良い方向に導きながら、勉強面もしっかりと教えてくれるので、外に出るのは難しいけど勉強を続けたいと考えている生徒にピッタリです。

また文部科学省の中には、家庭教師側が生徒の状況について中学校に定期的に連絡を取り、家庭での学習計画などもしっかりしていることが中学校側に伝われば、自宅での家庭教師との勉強時間を出席日数として認める仕組みも存在します。

不登校の子どもに対して親がとるべき行動

不登校の子どもに対して親がとるべき行動

ここでは、不登校になってしまう生徒の原因はどのようなものが多いのかを説明していきます。

原因を知ることで、対策にもつながってくると思うので、よくあるケースを確認していきましょう。

体調不良の場合は一緒に病院にいく

中学校で不登校になる生徒の中には、体調不良を訴える生徒が多いです。

学校に行きたくないからという理由での仮病の可能性も大いにありますが、学校が嫌で心の病気になっていることも少なくないので、保護者の対応としては、まず一緒に病院に行って専門家に相談することをオススメします。

心の病気は複雑なので、解決が難しい場合は、無理に解決しようとするのではなく、第三者を頼るようにしましょう。

子どもが通院を嫌がる場合は、診療という言葉ではなく「一緒に聞きにいかない?」などと温かい姿勢で話をすると、子どもも安心して病院に行ってくれると思います。

学校に行きたくない気持ちは受け入れることが大切

学校に行きたいという気持ちはあるのに、学校に行こうとすると体調が悪くなるという場合は「行きたくない」という気持ちを親が理解して受け入れることが大切です。

気持ちを受け入れてあげずに、親が怒ってしまうと子どもも「自分はダメな人間なのだ」と思い込んでしまい、不安に思ってしまいます。

保護者としては、学校に行ってほしい気持ちもあると思いますが、まずは子どもの気持ちを受け入れてあげるように心がけましょう。

学校側とのトラブルを避ける

子供にとって親と学校が揉めているのはいい状態とはいえません。

つまり、子どもが不登校になってしまった際、先生に問題があると感じても、基本的に親は先生を信頼して頼る姿勢で話をすることが望ましいと思います。

先生も同じ人間なので、親側がはなから先生がすべてだめだからというスタンスで否定的なことを言われると反発してしまう先生もいるでしょう。

一方、親と先生が協力していれば、子供も安心できますし、不登校が解決できるかもしれません。

とはいえ、学校の先生が

  • ちゃんと時間を取って対応してくれない
  • 本気で話しを聞いてくれない

という状況ならば、学校のスクールカウンセラーや教育相談の先生に相談するなど、ほかの選択肢を探してみて下さい。

子どもを見ていて辛いならカウンセリングに行く

自分の子どもが不登校になってしまい、何もしていない姿を毎日見ていると、親が精神的につらくなってしまうということもあると思います。

子どもを見ていて辛くなってしまった場合は、一人で抱え込まず、親御さんだけでもカウンセリングに行くことがオススメです。

カウンセリングに行き、気持ちが前向きになることで、子どもにも影響し、学校に対しても前向きになるようになったというケースも少なくありません。

詳しく知りたい方は、こちらに「不登校や引きこもりの親が実はやってはいけない行動6つ」という記事もありますので、参考にしてみて下さい!

不登校でも高校に進学する方法

不登校でも高校に進学する方法

不登校になってしまったら高校に行くことは難しいのでしょうか?

結論を述べると、不登校になってしまっても高校に進学することは問題ありません!

しかし、不登校から進学をするのであれば、比較的合格しやすい学校を選択することが大切です。

ここからは不登校になってしまっても高校に進学する方法を伝授致します!

内申点などの影響が少ない私立高校を選ぶ

高校を受験するにあたって重要なのは内申点と欠席日数です。

そのため不登校から高校進学を考えるならば、これらが影響しない学校を選ぶことで進学することが可能になるでしょう。

私立高校は公立や県立に比べて倍率が低く、学校のレベルも幅広いので、きちんと対策をすることで十分合格することもできます。

通信制高校を選択する

中学校で不登校だった生徒から、人気の進学先は通信制高校。

通信制高校は自宅にいながら自分のペースで学習を進めることができるので、不登校の生徒でも無理なく高校卒業を目指すことができます。

また、興味のある分野を専門的に学べる高校も多いので、将来の夢や目標を探すきっかけにもなるでしょう。

最近では、やりたいことがあるために通信制高校を選ぶ生徒も増え、人気の高まっている選択肢です。

通信制高校について詳しく知りたい方は「通信制高校とは」という記事をチェックしてみて下さい

中学生の不登校が悪いわけじゃない!

中学生の不登校が悪いわけじゃない!

ここまで、中学生の不登校に対する原因や対策についてお話ししてきましたが、いかがだったでしょうか?

ここで伝えたいのは、不登校になってしまったら「ダメな人間」というわけではないということです。

一度不登校になってしまっても、少しずつ克服し、社会で活躍されている方々はたくさんいます。

たとえ現在、不登校という状況でも、きっかけがあれば変わることはいくらでもできるので「不登校だから」とあきらめることなく前向きに物事を考えてみましょう!

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