稼げる資格10選！平均年収・副業で収入を上げられる資格を解説！

まずは、日本でも高収入といわれる職業・資格を紹介します。

1位. 医師｜約1,400万円

医師は、稼げる資格のトップに輝いています。

医師の仕事は、人々の健康を管理し、生命を救う貴重な役割を果たしています。

そのため、高いスキルと専門知識が求められ、その報酬も高額です。

平均年収は約1,400万円で、その他のボーナスや手当が加算されることもあります。

しかし、医師になるには多くの勉強と訓練が必要で、長い学習の道のりが必要不可欠です。

2位. 公認会計士｜約1,000万円

公認会計士は、企業や個人の財務管理を専門的に行う資格です。

この職業は独占業務で、監査業務を通じて企業の財務諸表の信頼性を担保します。

そのため、社会への影響力も大きく、真面目で正義感や責任感の強い人が向いている職業です。

長時間の勉強が必要な難関資格ということもあり、ニーズが高く、平均年収は約1,000万円です。

3位. 弁護士｜約950万円

弁護士は法律の専門家であり、法的問題を解決し、クライアントを代表します。

彼らは訴訟や法的交渉を担当し、高い報酬を得ることができます。

弁護士の平均年収は約950万円で、成功するためには法律知識とコミュニケーションスキルが欠かせません。

医師や公認会計士と並び、弁護士になるには膨大な勉強時間と労力が必要です。

しかし、この資格を取得すれば、法律界での成功が見込めます。

4位. 税理士｜約950万円

税理士は税金に関するアドバイスを提供し、クライアントの財務を最適化します。

税制の複雑さから、税理士の需要は絶えません。

平均年収は約950万円で、税務関連の資格を持つことで高収入を得ることが可能です。

税法に詳しく、計画的なアプローチを好む人に向いています。

5位. 弁理士｜約900万円

弁理士は特許や知的財産権に関する専門家であり、クライアントの特許出願や権利侵害の問題を扱います。

この分野は技術やイノベーションに関連し、需要が高まっています。

弁理士の平均年収は約900万円で、知的財産分野での専門知識を持つことで、収入を増やすことができます。

6位. 中小企業診断士｜約850万円

中小企業診断士は、中小企業の経営支援や戦略立案を行う専門家です。

彼らは企業の課題を解決し、成長をサポートする役割を果たします。

中小企業診断士の平均年収は約850万円ですが、1,000万円を超えることも珍しくありません。

中小企業に対するコンサルティングやアドバイザリーの仕事に興味があるなら、考慮に値する資格です。

7位. 歯科医師｜約810万円

歯科医師は、口腔健康を管理し、歯の治療や予防を行う専門家です。

歯科医師になるには、大学の歯学部もしくは歯科大学を卒業し、歯科医師国家試験に合格して歯科医師免許を取得しなければなりません。

高い専門知識が必要で、一般診療や専門的な歯科治療を提供します。

平均年収は約810万円で、非常勤勤務の場合の時給も5千円以上と高額です。

開業するドクターも多く、歯科医療の分野で成功を収めたい方には魅力的な職業です。

8位. 社会保険労務士｜約710万円

社会保険労務士は、労働法や社会保険に関するアドバイスを提供し、企業や個人をサポートする専門家です。

主な業務は、労働及び社会保険に関する書類の作成および手続き代行など、幅広い分野で活躍できます。

社労士試験は例年8月に実施され、合格率は7％程度と高難易度の資格です。

試験に合格して社労士と名乗れるようになると、安定した収入と雇用を手に入れることができます。

社労士の平均年収は約710万円で、働き方によって1,000万円以上稼ぐことも可能です。

9位. MR｜約700万円

MR（Medical Representative）の役割は、自社製品や医療機器を通じて間接的に患者に医療を提供することです。

例えば、自社製の薬剤や医療機器を使用して患者の治療をサポートし、手術などに必要な材料を提供します。

MRは、医療分野で患者の健康に貢献し、医療機器や製薬業界でのキャリアを築くために適した職業です。

平均年収は約700万円で、患者さんの健康に貢献し、医療分野でのキャリアを築くことができます。

10位. 一級建築士｜約650万円

一級建築士は建築設計に関する資格で、平均年収は約650万円です。

高度な建築知識を持つことで、建築プロジェクトの設計や監理を行え、建物の安全性と品質を確保できます。

また、高い報酬と専門性に裏打ちされた尊敬される地位があり、建築分野での成功も期待できる資格です。

建築や設計に情熱を持つ人にとって、一級建築士の資格は充実感と高収入をもたらす魅力的な選択肢と言えるでしょう。

転職で資格をとりたい方は「転職で役に立つおすすめ資格！理由や難易度を徹底解説！」から詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください

次に、今より高収入が期待できる、おすすめの稼げる資格を紹介します。

ITストラテジスト

ITストラテジストは、情報技術（IT）戦略の策定と実施に関する高度なスキルを持つ専門家です。

組織や企業におけるITの戦略的活用を支援し、業務プロセスの改善、効率化、競争力の向上を促進します。

ITストラテジストの平均年収は、実務経験などで変動しますが、約600万〜700万円前後です。

しかし転職市場を見ると、年収が1000万円を超える求人もあることから、年収を大幅にアップできる資格と言えるでしょう。

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーは、個人や家庭の財務計画を立て、資産を最適化する専門家です。

金融知識とアドバイザリースキルを活かし、クライアントの資産形成をサポートします。

ファイナンシャルプランナーの年収は働き方によって変動しますが、会社員の場合は500万円前後、独立していると1,000万円を超える人もいるようです。

需要が高く、報酬も魅力的であり、資格取得後は容易に年収を上げることができます。

宅地建物取引士

宅地建物取引士は、不動産取引に関する専門資格です。

土地や建物の売買・賃貸に関する専門知識を持っています。

不動産市場の活況により、宅地建物取引士は高収入を実現できる職業のひとつです。

宅建士の平均年収は約450万円ですが、役職や企業規模によっては、さらに高収入が見込めるでしょう。

キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントとは、労働者が最適な環境で自分らしく働くサポートをする「キャリアコンサルティング」を行う職業です。

民間資格を経て、2016年に国家資格となりました。

主な業務は、職業に関するアドバイスを提供し、クライアントのキャリア形成を支援します。

近年では、働き方改革をはじめとした多様な働き方が浸透し始めており、需要が増え続けている職業の1つです。

キャリアコンサルタントの年収は非常に幅広く、400〜600万円がボリュームゾーンです。

しかし、資格保持者の1割が1,000万円を超えており、10人に1人は医師や弁護士並みの高収入を稼いでいます。

通販エキスパート検定

通販エキスパート検定は、通信販売に関する専門的な知識を証明する資格です。

オンラインショップやECプラットフォームの拡大に伴い、通販エキスパートの需要が高まっています。

通販企業に就職したい方やネットショップの担当者、商品開発やマーケティングに携わっている方、ショップ運営者などにおすすめの資格です。

通販業界の成長は今後も続くと予測されており、安定した雇用と高収入を実現できます。

電気工事士

電気工事士は、電気設備の設計・施工・保守に関する専門知識を持つ資格です。

電気工事士が高収入を得る理由は、専門知識とスキルが高く需要があるからです。

主な業務は、電気設備の設計や施工、保守を担当し、電気の安全性と効率性を確保します。

電気は現代社会に不可欠であり、住宅、工場、オフィスなどあらゆる場所で電気工事が必要です。

この需要の安定性と高度なスキルに応じた報酬が、高収入の理由です。

看護師

看護師は、病気、怪我などを患っている人々の身の回りの世話をしたり、その治療を行う医師をサポートする専門の職業です。

看護師は患者の健康と生命にかかわる仕事であり、需要が絶えず存在します。

2021年の看護師平均年収は492万円です。

しかし、勤務先や勤続年数、診療科によって大きく異なります。

医療業界は我々の生活に欠かせないものであり、需要がなくなる心配はありません。

また、全国どこに行っても働ける場所があるため、安定した収入が見込める資格と言えるでしょう。

薬剤師

薬剤師は、薬剤に関する専門知識を有し、薬の調剤や患者への薬物療法提供を行います。

薬剤師になるには、大学の薬学部で6年制の薬剤師養成課程を修了し、難易度の高い国家試験に合格しなければなりません。

しかし、独占業務で医療分野での需要が高く、高額の報酬を受け取ることができます。

調剤薬局に勤務する薬剤師の平均年収は、約450〜800万円と高収入です。

ところが、医師や歯科医など同じ6年制卒の資格と比べると、年収が低いと感じてしまう人もいるようです。

ITパスポートで就職できるか気になる方は「ITパスポートの資格は就職に役立つ？基本情報と面接でのアピールの仕方も解説」から詳しく見ることができます。参考にしてみてください。

近年は副業を解禁する企業も増え、年収アップには欠かせない働き方として注目されています。

今の会社で年収を100万円上げることは容易ではありませんが、副業で100万円稼ぐのはそれほど難しくはありません。

ここでは、副業で稼ぐためのおすすめ資格を3つ紹介します。

プログラミング言語

プログラミング言語の資格を取得することは、副業で収入を上げる魅力的な方法です。

プログラム開発のスキルは今日のデジタル時代で非常に需要が高く、ウェブアプリケーションやモバイルアプリの開発などさまざまなプロジェクトで活用されています。

プログラミング言語の資格を持つことで、フリーランスのプログラマーとして仕事を受注し、副業として収入を増やすことができます。

高い報酬と柔軟な労働環境は、プログラミング言語の資格を持つ者にとって魅力的です。

WEBライティング技能検定

WEBライティング技能検定は、文章を書くスキルを証明する資格です。

ウェブコンテンツの需要は増加の一途を辿っており、企業やブログ運営者はウェブ上で読者を引きつけるコンテンツを求めています。

WEBライティング技能検定を取得することで、ウェブコンテンツの制作に携わり、副業として文章を提供するチャンスが広がるでしょう。

在宅で働くライターも多いことから、柔軟な時間管理が可能であり、ライティングのスキルを活かして収入を増やすことができます。

ウェブデザイン技能検定（国家資格）

ウェブデザイン技能検定は、ウェブデザインの専門スキルを証明する国家資格です。

ウェブサイトやアプリケーションのデザインは、オンラインプレゼンスの重要な要素であり、デザインスキルを持つプロフェッショナルは高い需要があります。

国家資格を取得することで、ウェブデザイナーとしてのキャリアを構築し、副業として収入を増やすことができるでしょう。

ウェブデザインは創造性を発揮できる分野であり、高収入を実現する魅力があります。

資格には稼げるものとそうでない資格があり、どの資格を選ぶかが重要なポイントです。

稼げる資格を選ぶには、以下の3つにポイントを参考にしましょう。

昇給や転職に役立つか

稼げる資格を選ぶ際に重要なのは、その資格が昇給や転職にどれだけ役立つかを考えることです。

資格を取得することで、現在の職場での収入アップやキャリアアップが可能かを確認しましょう。

目標の役職に就くための資格や、重宝されるスキルなどを調査し、高く評価される資格を選ぶことが重要です。

求人票で給与や待遇をチェックする

次に、選んだ資格が求人市場でどれだけ価値があるかを確認することが大切です。

求人票や転職サイトを活用して、その資格を持つ人材に対する給与や待遇を調査しましょう。

高収入や充実した福利厚生が期待できる資格は、将来的な収入アップにつながります。

資格の分野に将来性はあるか

最後に、選んだ資格の分野が、将来性を持っているかどうかを考慮することが賢明です。

急速に変化する産業や技術分野に関連する資格は、長期的な収益性を保持しやすい傾向があります。

分野の成長と需要の安定性を確認し、将来にわたるキャリアプランに合致する資格を選択しましょう。

資格を選ぶときの注意点

最後に、資格を選ぶときに注意すべきポイントを3つ紹介します。

受験資格を満たしているか

資格を選ぶ際に最初に確認すべきポイントは、受験資格を満たしているかどうかです。

一部の資格は、特定の学歴や実務経験が必要とされることがあります。

資格の受験資格を確認し、自身の資格取得の条件を満たしているかを確かめましょう。

資格試験へのエントリー資格を満たせない場合、資格取得に向けて必要なステップを踏む必要があります。

必要な勉強時間を確保できるか

資格を取得するためには、一定の勉強時間が必要です。

自身の生活スケジュールや仕事との両立を考え、必要な勉強時間を確保できるかどうかを検討しましょう。

無理な学習計画は継続がむずかしく、長期間のモチベーションを保つことも容易ではありません。

資格試験の難易度や内容に合わせて計画を立て、勉強に集中できる環境を整えることが成功への鍵です。

コスパが優れているか

資格を取得には一定の費用がかかります。

専門スクールや通信講座を受ける際には、一定の費用がかかることを考慮しましょう。

選んだ資格が、将来のキャリアや収入向上に対してコストパフォーマンスが高いかどうかを評価することは重要です。

高い費用をかけて取得した資格が、将来的に見返りを得る価値があるかどうかを考慮し、賢明な選択を行いましょう。

人気の資格が気になる方は「人気資格ランキング！2023年ver」から詳しく見ることができます。参考にしてみてくださいね。

資格ごとの平均年収や、稼げるおすすめの資格を紹介しました。

資格選びは、将来のキャリアや収入に大きな影響を与える重要な決断です。

選んだ資格が将来の職業市場でどれだけ需要があるか、どれだけ価値があるかを考えましょう。

急速に変化する産業や技術分野での資格は、将来的なキャリアアップや高収入の可能性が高くなります。

さらに、自身の興味や適性も考慮しなくてはいけません。

資格取得は長期間の取り組みを必要とするため、自身が興味を持ち、モチベーションを維持できる資格を選ぶことが成功の秘訣です。

資格取得はキャリアの扉を開き、新たな機会を提供してくれることでしょう。

賢明な選択をして、将来への一歩を踏み出しましょう。