【徹底解説】寮のある通信制高校に通う理由は?メリット・デメリットを解説

【徹底解説】寮のある通信制高校に通う理由は?メリット・デメリットを解説

通信制高校はいじめや不登校を経験し、同世代の人と関わることに対して臆病になっている生徒や、恐怖心を抱いている生徒、学校というものそのものに対して苦手意識を持っている生徒にとって卒業を目指しやすい環境であると言えます。

そんな通信制高校の中には、寮がある学校があり、寮に入ることで、いじめや不登校を経験して崩れた生活リズムや対人関係を改善していくことも可能です。

今回の記事では、通信制の寮に入る理由とどんなメリット・デメリットがあるのかを詳しく解説しています。

気になる人は是非最後まで読んでみて下さい!

通信制高校で寮に入る理由

通信制高校で寮に入る理由

「通信制高校の寮」と言っても、いまいちイメージが湧かない方も多いですよね。

通信制高校の寮に入ることを希望する方には、様々な理由や背景を持っている方がたくさんいます。

ここから「通信制高校の寮に入る理由」について詳しく見ていきましょう。

【理由①】親元を離れたい

  • 親と不仲で家を出たい
  • 自宅から高校まで距離がある
  • 親に暴力を振るわれる

上記のような理由で、親元を離れて生活するために、通信制高校の寮に入るケースは少なくありません。

また、自身の夢や目標を叶える環境が都会にしかないといった場合、東京や大阪などの都会の学校に通うため、寮の付いている通信制高校を選択する生徒は多いです。

【理由②】高校生で一人暮らしは難しい

  • 家を出たい
  • 地元を離れたい
  • 新しい地で心機一転やり直したい

上記のように考えている方が最初に思いつくのは、まずアルバイトしながら一人暮らしをするという選択でしょう。

しかし、高校生は未成年にあたるので、部屋を借りるときに親権者の同意が必要です。

つまり、一人では部屋を借りることが法律上できないため、親の同意を得られない場合は高校生の一人暮らしは難しいと言えます。

また、同意を得られたとしても親から十分な援助を受けられない場合は、高校生の一人暮らしはお勧めできません。

その理由は、アルバイトをして一人でも暮らしていける額を稼げるとしても、高校生がアルバイトと学業を両立するのは時間的にも体力的にも難しいからです。

生活費を稼ぐために学校以外の時間をアルバイトに費やしてしまうと友達と過ごす時間や、貴重な青春を楽しめない状況にも陥ってしまうでしょう。

【理由③】いじめなどの人間関係

現代では小学生や中学生の不登校が年々増加しています。

中学生の不登校の原因としては

  • 家庭の問題
  • 友人関係をめぐる問題
  • 学業不振

が主に挙げられます。

友達との人間関係の悪化やいじめなど様々な原因が考えられますが、そういった経験がある場合、知り合いのいない高校へ進学を希望するケースが多いです。

地元の学校では人間関係が固定されている場合があるため、それらを断ち切ろうと寮がついている高校への進学をする人は少なくありません。

【理由④】病気や家庭の事情

家族が子どもを心配して、通信制の寮に入れるケースも多くあります。

例えば、スマホ依存症で、不登校になり、家族とのコミュニケーションもなくなってしまっている場合、保護者が現状を脱したいと考えて入寮を促すケースです。

また、家庭の事情で寮のある通信制高校への入学を希望されるケースも珍しくありません。

通信制高校の寮に入るメリット

通信制高校の寮に入るメリット

この記事を読んでいる方の中には、通信制高校に通うということにあまりよくないイメージを持っている方や、通信制高校の寮に入ることを視野に入れてはいるが、不安を抱えている方も多いことでしょう。

ここからはそんな方に向けて、通信制高校の寮に入ることで得られるメリットを紹介していきます。

メリット①:規則正しい生活ができるようになる

先ほど述べたように不登校のような状態になっていた場合、夜更かししてしまったり、遅くに起きたりして、生活習慣が乱れている場合が多いでしょう。

通信制高校の寮に入ると基本的に寮で生活することになるので、規則正しい生活が身につきます。

寮母さんなどの管理者のサポートがあるので、無理なく生活リズムを整えていくことが可能です。

メリット②:入りたい学校が遠くても通える

入りたい通信制高校が遠方にあり、自宅からは通えない場合は、寮に入ることでその希望を叶えることができます。

また寮に入ることで、通学のトラブルや満員電車で通うストレスから解放される点もメリットです。

満員電車のストレスは思っているより大きいものなので、寮に入ることは、精神的にもかなりメリットになるでしょう。

メリット③:食事や設備の充実

上記で挙げたような理由で実家を出る必要がある場合は、一人暮らしするという手段も視野に入れることになると思います。

しかし、高校生で一人暮らしをするとなると自炊や掃除・洗濯などの家事を自分で負担しなければなりません。

家事をしながら高校の勉強も両立するということは意外と大変です。

そのため、結果的に不摂生になり、健康的な生活が送れない状況になってしまうこともあるでしょう。

しかし、寮に入ってしまえば、しっかり栄養バランスの取れた食事を用意してもらうことができるので、学生の本分である「学習」に集中することができます。

また、将来スポーツの道に進みたい方は、特に食事内容も重要になってきますので、寮の「バランスを考えられた食事」が用意されるという点は大きなメリットになるでしょう。

通信制高校の寮の中には、トレーニングをするためのジムなどの設備が充実している、スポーツに特化した学校などもあります。

メリット④:人間的な成長ができる

親から離れて生活を始めることで、自分で何とかしなければいけないことが増えますよね。

また、親から離れた生活で生まれる困難を克服していくことで、少しずつ自分に自信が持てるようになり、精神的に成長できるでしょう。

様々な人が集まる学生寮で多様な価値観に触れ、コミュニケーションをとることで、人間として成長できる環境が通信制高校の寮にはあります。

通信制高校の寮に入るデメリット

通信制高校の寮に入るデメリット

ここまで通信制高校の寮に入るメリットを紹介してきましたが、メリットがある反面デメリットも存在します。

素敵な高校生活を送るためにも、通信制高校の寮に入る上で発生するデメリットも見ていきましょう。

デメリット①:費用がかかる

まずデメリットとして挙げられるのは、費用です。

学生寮にかかる費用の相場は約8万円。

人によって高く感じるかどうか変わりますが、都内で一人暮らしすると考えてみると家賃だけでこの8万円を超えてしまうことも珍しくありません。

そのため、一人暮らしする場合にかかる費用などを考慮し、上記のメリットなどを鑑みるとかなり良心的な費用であるといえるでしょう。

デメリット②:自由が制限される

寮で暮らす上では、門限が設定されている場合や、共同生活をする上での様々な規則があります。

また、常に人がいる環境で生活するので、プライベートの時間が少ないように感じる方もいるかもしれません。

しかし親と過ごす生活とは異なり、ほとんどの発言や行動が周りの人間に向けられるので、集団生活でのマナーや常識を自然に身に着けられるといった側面もあります。

また、そのような環境で一緒に暮らした仲間は、きっとかけがえのない友人になるでしょう。

デメリット③:世間体が気になってしまう

通信制高校に通うということが人に言いにくい、恥ずかしいと感じている方や、一般的な全日制の高校と比較してしまい、劣等感を感じてしまう保護者の方や生徒も多いですよね。

しかし、少子高齢化で子供の数が減っていくこの世の中で、通信制高校に通う生徒の数は年々増えており、令和元年では約20万人となっています。

先ほど述べたような印象や偏見はまだ残っているかもしれませんが、積極的に新しい学習分野やサポート体制などを取り入れていく通信制高校は、このまま生徒数を増やし高校を選ぶ際に「自然な」選択肢となっていくでしょう。

通信制高校の費用について

通信制高校の費用について

通信制高校の寮に入るといっても、やはり気になるのは費用。

そこでここから、通信制高校の寮に入る際にかかる費用や、就学支援金などの制度についてみてみましょう。

大事なお金の話なので、きちんと把握しておくことが大切です。

それでは確認していきましょう。

通信制高校の学費

通信制高校にも私立と公立の二種類があります。

公立の通信制高校の学費は私立に比べると安く設定されており、年間約4~6万円程度です。

一方、私立の通信制高校は「年間約25万円以上」の学校が多く、公立と比較すると高額です。

このように学費に差がありますが、意外にも入学者は私立のほうがはるかに多いです。

令和元年では、公立の入学者は約12,000人、私立は45,000人と約七割の方が私立を選んでいます。

その理由は、公立に比べると、私立は

  • レポートなどの提出がメールやWEBでできる
  • 学習のカリキュラムやサポートが充実している
  • 設備がきれいで使いやすい

といった理由が挙げられます。

通信制高校の公立と私立の違いは「【通信制高校】私立と公立の学費の違いを徹底解説します!」という記事をご覧ください!

就学支援金について

学費や寮の費用で不安がある場合は、就学支援金制度という制度を利用するのがオススメ。

就学支援金制度とは、経済的に不安がある場合に学校を通じて国に申請することで、国に費用の負担を軽減してもらうという制度です。

こちらの制度は生徒の支援が目的なので、返還は不要です。

就学支援金は最大で年間12万円程度受け取ることができ、現在全国の約8割が利用しています。

奨学金の利用もオススメ

就学支援金を受け取る対象となる方は公立私立関係なく、高校に在学中で日本に住所がある方です。

しかし、主に以下の条件を満たしている場合、就学支援金を受け取ることができません。

  • 保護者の年収が約910万円以上ある方
  • 高等学校を卒業、もしくは修了した方
  • 高等学校に在籍していた期間が合計で36か月超える方  (定時制または通信制の場合は48か月)

上記の条件に当てはまり、就学支援金の援助を受けるのが難しい場合は、奨学金の利用を考えることがオススメです。

就学支援金と違い、奨学金は卒業した後に返済しなければなりませんが、一般的な借金やローンと比較するとはるかに低い利子率で借りることができます。

そのため高校を卒業し、社会人になって自分で稼げるようになってから返済していくという方もたくさんいます。

また、通信制高校の学費について詳しく知りたい方は「通信制高校の学費をわかりやすく解説」という記事をチェックしてみましょう!

通信制高校の寮に入るかよく検討しよう

通信制高校の寮に入るかよく検討しよう

ここまで通信制高校の寮に入る理由と、メリットやデメリットについてお伝えしましたがいかがだったでしょうか?

様々な理由から、通信制高校の寮に入る方がいるということが理解いただけたと思います。

どんな高校に入るかということは、将来を大きく左右する重大な決断です。

後悔のない素敵な高校生活を送るために、自分にはどんな学校が合っているのかを考え、メリット・デメリットを吟味した上で高校選びをしましょう。

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