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働きながら取得できる介護資格6選!メリット・選び方についても紹介

更新日:2025-05-28

働きながら取得できる介護資格6選!メリット・選び方についても紹介
この記事は、有料職業紹介(許可番号:13-ユ-307846)の厚生労働大臣許可を受けている東晶貿易株式会社が作成しています。

介護職は少子高齢化の影響により需要が高いため、未経験・無資格でも始めやすい業界とされています。

また働きながらでも資格を取得することもでき、実際に無資格で入職後に資格取得する人も少なくありません。

今回は働きながらでも取得できるおすすめの介護資格や取得するメリット、選ぶポイントなどについて紹介していきます。

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働きながら取得できるおすすめの介護・福祉系資格6選

ここでは、働きながら取得できるおすすめの介護・福祉系についていくつかご紹介します。

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は、2013年の法改正により創設された資格です。

現場で必要な知識やスキルを習得するための入門資格として位置づけられており、他の資格と比較して難易度はそれほど高くありません。

介護職員初任者研修は国家資格ではありませんが、そのカリキュラムは厚生労働省によって定められているので就職・転職にも役立ちます。

資格を取得するためには民間のスクールで130時間のカリキュラムを修了し、試験に合格する必要があります。

試験に合格すると、利用者の身体に触れる身体介護が可能になります。

介護職員初任者研修の学習期間の目安は約1~4ヶ月で、通信講座と通学を組み合わせて学ぶのが一般的であり、働きながら無理なく取得を目指すことができるでしょう。

費用は5〜10万円程度で自治体や事業所の補助金制度を利用できるケースもあります。

介護福祉士実務者研修

介護福祉士実務者研修は、実務経験ルートを通じて介護福祉士を目指す際に必要な資格であり、介護職員初任者研修よりもより専門的な内容を学ぶことができるのが特徴です。

実務経験ルートとは介護施設などで実務経験を積むことで、介護福祉士国家試験の受験資格を得る方法です。

介護福祉士実務者研修では実際の介護現場で求められるスキルを習得することに加え、痰吸引や経管栄養といった医療的ケアについても学ぶことができます。

受験要件は介護職員初任者研修と同様に基本的に設けられておらず、無資格や介護未経験者でも受講可能です。

介護職でのキャリアアップを目指す方におすすめの資格であり、学習期間の目安は約半年程度、取得にかかる費用は約10~20万円となっています。

ケアマネージャー

ケアマネジャー(介護支援専門員)は、介護が必要な方に対して最適なケアプランを策定し、自治体や業者との調整を行う専門職です。

医療機関との連携や調整が求められる業務も多く、転職や再就職の際にも高く評価される資格です。

ケアマネージャー(介護支援専門員)になるためには、5年以上かつ900日以上の実務経験を有し、試験に合格することが求められます。

福祉系の資格の中では難易度が高く、合格率は毎年10〜20%前後で推移しているので通信講座などで学ぶ人もいます。

ケアマネジャーの資格取得にかかる学習期間は3ヶ月から6ヶ月程度で、ある程度の実務経験を有する方にとってさらなるキャリアアップやスキルアップを目指すのに適しています。

介護福祉士

介護福祉士は介護職における唯一の国家資格であり、キャリアパスの上位に位置するやや難易度が高い資格です。

介護福祉士の業務には一般的な介護業務に加え、家族介護を行う方や現場で働く介護職員への指導やアドバイスも含まれます。

介護福祉士は介護の専門家として職場でリーダーなどの重要な役割を果たすことも多いでしょう。

資格を取得すると業務範囲が広がるだけでなく、資格手当が支給される場合もあり、昇進や給与アップが期待できるメリットがあります。

介護福祉士の資格取得の方法としては以下の、介護福祉士実務経験ルート、福祉系高校ルート、養成施設ルートの3つがあります。

  1. 3年以上(従事日数540日以上)介護等の業務に従事した方で、実務者研修を終了した方。
  2. 福祉系高校に入学して、必要な科目を履修して卒業した方。
  3. 介護福祉士養成施設を卒業した方。

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介護事務

介護事務は主にデスクワークを中心とした職業であり、40代から50代のセカンドキャリアとして非常に人気があります。

介護事務の主な業務内容には介護報酬の請求に関する事務処理が含まれますが、利用者のサポートやケアマネージャーの支援に関わる場面もあります。

介護事務の資格検定を実施しているJADP認定の教育機関では、自宅での受験ができるので働きながらでも十分試験合格を目指せるでしょう。

試験当日はテキストを手元に置いて問題を解くことができ、丸暗記する必要がないのもチャレンジしやすいポイントです。

学習期間は約2ヶ月から4ヶ月で、カリキュラムを修了した後に自宅で試験を受けることができます。

介護レクインストラクター

JADP認定の介護レクインストラクター®・認知症予防レクインストラクター®は、高齢者向けのレクリエーションを企画・実施するための資格です。

介護レクインストラクター®や認知予防レクインストラクター®の資格を取得することで、司会や声掛けの方法など、レクリエーションにおける実践的なスキルを習得することができます。

どちらの資格も介護事務と同様に、テキストを参照しながら自宅で受験することができます。

合格ラインは70%以上なのでポイントを絞った学習を行うことで働きながらでも短期間での資格取得が期待できます。

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キャリアアップにおすすめの介護資格

ここでは、ある程度経験を積んだ人がキャリアアップするために取得しておくべきおすすめの介護資格について紹介します。

社会福祉士

社会福祉士は身体的または精神的な障害を持つ方や、環境的な理由で日常生活が困難な方々の相談に応じる仕事です。

主な勤務先には、老人ホームや知的障がい者施設を含む社会福祉施設、病院や保健所などの医療機関、福祉事務所、児童福祉施設などが挙げられます。

社会福祉士になるためには、年に一度(2月上旬頃)行われる国家試験に合格しなければいけません。

受験資格を得るためには、4年制大学以外にも福祉系の短期大学に通ったり、2年制または3年制の専門学校で社会福祉士に関する科目を履修した者も資格を取得できます。

さらに、1〜2年間の相談援助実務経験を積むことで国家試験の受験資格が得られます。

社会福祉士とは?仕事内容・平均年収・取得方法や進路を解説

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精神保健福祉士

精神保健福祉士とは心に病や障がいを抱える方々の生活上の課題や社会復帰をサポートする仕事です。

1997年に施行された「精神保健福祉法」により、精神保健福祉士という国家資格が新たに設けられました。 2020年頃まではPSWという名称が使われていましたが、現在はMHSW(メンタルヘルスソーシャルワーカー)とも呼ばれています。

精神科病院だけでなく、地域の保健所や福祉施設、学校、一般企業、行政機関など、さまざまな場面で活動できることから資格取得によって仕事の幅や転職の幅が広がると考えられます。

精神保健福祉士になるためには、年に1回行われる精神保健福祉士国家試験に合格し、資格を登録する必要があります。

ただし、国家試験は誰でも受験できるわけではなく、大学などで指定された科目を履修することが求められます。

働きながら介護の資格取得を目指すメリット

ここでは、介護の資格を取得するメリットについて紹介します。

メリット➀収入アップにつながる

介護業界では資格を取得することで手当が支給されたり、基本給が増えるケースがあります。

例えば、介護職員初任者研修を修了すると資格手当が支給される施設もあり、より難易度が高い介護福祉士の資格を取得すればさらに高い給与が期待されます。

資格平均給与額
全体33万8200円
介護福祉士35万50円
社会福祉士39万7620円
介護支援専門員38万8080円
実務者研修32万7260円
介護職員初任者研修32万4830円
保有資格なし29万620円

参照:「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」

上記のデータからもわかるように、資格を取得することで平均給与が上昇する傾向が見受けられます。

特に、社会福祉士や介護支援専門員(ケアマネジャー)を取得すると、無資格者と比較して月に9万7460円から10万7000円の差が生じることが分かります。

難易度の低い介護職員初任者研修でも3万円ほど上乗せされるので、介護の仕事で働く人であれば日々のモチベーションにもつながります。

メリット➁転職時のアピールになる

介護業界では介護福祉士や介護福祉士実務者研修などの資格をもっていることによって、転職時に有利に働く可能性が高くなります。

資格を取得することで転職活動を行う際に応募可能な求人の選択肢が増え、企業側からも即戦力として求められやすくなるでしょう。

とくに未経験から介護職を目指す場合、資格を取得してから転職活動を始めることをおすすめします。

さらに、介護職は慢性的な人手不足が続いており、資格を持つ人材は特に需要が高いため自分に合った職場をたくさんの選択肢から選べるといったメリットもあります。

メリット➂自分の適性が分かる

介護の仕事に興味を持っている方も多いですが、なかには「自分に向いているかどうか分からない」といった方もいるでしょう。

しかし資格を取得することで、介護に関する知識や技術を学びながら、自分に合った働き方を見つけることができるメリットがあります。

介護職員初任者研修の講座では、座学だけでなく実技演習も行われるため、実際の介護業務に近い経験を積むことができます。

資格や研修を通して食事介助や移乗介助などの業務が自分に向いているかを確認できるため、仕事を始める前に適性を見極めることができます。

そこから資格を取得した後に短時間のアルバイトやパートで現場を経験し、本格的に介護職に進むかどうかを決めるのもひとつです。

実際の職場環境や利用者との関わりを経験することで、自分が長く続けられる仕事かどうかを判断しやすくなるので興味がある方はチャレンジしてみることをおすすめします。

メリット④キャリアアップ・仕事の幅が広がる

介護業界では資格を持つことでキャリアアップの機会が増えるメリットがあります。

特に介護福祉士の資格を取得することで現場での指導的な役割を果たしたり、サービス提供責任者や施設の管理職を目指すことができるようになります。

介護業界では介護職員初任者研修から始まり、介護福祉士実務者研修、そして介護福祉士へとのぼりつめることが一般的なキャリアアップの流れとなっています。

さらに、介護福祉士の資格を取得した後に介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格を取得すれば、介護施設だけでなく居宅介護支援事業所での就業の道も開かれます。

もちろん責任は重くなりますが、キャリアアップや仕事の幅を広げたいと感じる方であれば働きながらの資格取得がおすすめです。

介護系・福祉系の資格を選ぶ際のポイント

介護系・福祉系の資格はたくさんあり、どれを選べばいいか迷うかもいるでしょう。

ここでは、介護系・福士家の資格を選ぶ際のポイントについて紹介します。

ポイント➀受験資格

未経験から資格取得を目指す場合、実務経験がなくても取得できる資格を選ぶのがポイントです。

たとえば以下の資格は、実務経験がなくても受験することができます。

  • 介護職員初任者研修
  • 介護事務
  • レクリエーション介護士
  • 介護ドライバー

介護職員初任者研修では福祉・介護業界における基礎的な知識を学ぶことができるほか、さらなるステップアップにもつなげやすいのおすすめです。

また介護事務やレクリエーション介護士の資格も、未経験者が挑戦しやすいでしょう。

さらに、普通自動車第一種免許を取得すれば、介護ドライバーとしての職務に就くことが可能です。

ただし、利用者の身体に触れる介助業務は行えないため注意が必要です。

さらに資格を選ぶときは合格率などもチェックしておくといいでしょう。

難易度が低い資格からチャレンジすることで挫折しにくくなります。

ポイント②予算・学習時間

資格を取得するには時間と費用が必要となるため自分の生活状況に適した範囲で選ぶことが大事です。

例えば、介護職員初任者研修は最短で1〜2ヶ月で取得でき、費用も5〜10万円程度と介護関連の資格の中では比較的取り組みやすい資格と言えるでしょう。

しかし一方で介護福祉士実務者研修は修了までに約半年かかることもあり、費用もやや高めです。

とくに働きながら資格を取得したい方には、短期間かつ低コストで学べる資格かどうかを事前に見極めることが重要です。

ポイント➂将来のキャリアプラン

介護系・福祉系の資格取得を検討する際は将来のキャリアプランや自分の目的に合わせて選ぶことが大事です。

たとえば「介護業界で長く働き続けたい」「安定した職を目指したい」と考えている方は国家資格である介護福祉士がおすすめです。

介護福祉士は実務経験が3年必要であり、介護福祉士実務者研修を修了することが求められるため計画的に進めなければいけません。

最初は無資格で働きながら介護職員初任者研修を取得し、ステップアップを図る方も多くいます。

将来のキャリアを考えることで、今どの資格を取得すべきかが明確になるでしょう。

資格取得はゴールではなくキャリアの一部であるため、将来のビジョンを描いて選ぶようにしてください。

働きながら介護資格を取得する方法

働きながら介護の資格を取得する方法にはいくつかの方法があり、自分の生活スタイルや仕事のシフトに合わせた方法を選ぶことが大事です。

ここでは、働きながら介護の資格を取得する際の具体的な方法について紹介します。

方法➀夜間・休日の通学型

平日の仕事が忙しい場合でも、夜間や休日に行われる夜間講座や土日講座を選ぶことで働きながらでも資格取得を目指せます。

特に、介護福祉士や介護福祉士実務者研修のコースには、働いている方向けに夜間や週末に開催されるクラスも多く開講されています。

通学型で学ぶメリットには、「フルタイム勤務者向けにカリキュラムが設計されている」「勤務時間に影響を与えずに学習を継続できる」「モチベーションを維持しやすい」などが挙げられます。

仕事が終わった後や週末の時間を有効に活用することで、途中で挫折するリスクも減らせるでしょう。

しかし近場にスクールがない場合や不規則な仕事をしている場合、通学型はおすすめできません。

方法➁資格取得支援制度の利用

資格取得支援制度を利用することで、コスト抑えて資格取得にチャレンジするのもひとつです。

介護施設や事業所によっては資格取得にかかる費用の一部または全額を会社が負担してくれるため、経済的な負担を減らせます。

ただし資格取得後に一定期間施設に勤務することが条件となる支援が行われるケースもあるので注意が必要です。

支援制度の例は施設にもよりますが、以下のものが挙げられます。

  • 受講費用の全額または一部負担
  • 資格取得に伴う祝い金の支給
  • 資格を取得するための休暇提供

資格取得支援制度を利用したい場合は、自分の勤務先がこのような制度を提供しているかを確認し申請方法や条件を理解するようにしましょう。

ほかにも施設や事業所によっては、試験費用の負担や合格後の昇給に関する規定が設けられていることもあるため、事前に確認しておくことが望ましいです。

方法➂通信講座

資格を取得しながら働くためには、通信講座の利用がおすすめです。

通信講座は自宅で学ぶことができるため仕事との両立がしやすく、学習時間を自分のペースで調整することができます。

特に、介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修、介護福祉士の資格を目指す際には通信講座による学習がいいでしょう。

また通信講座では学習した内容を確認するための試験が設けられていたり、オンラインでのサポートを受けることができたりするため安心です。

通信講座を選ぶ際にはサポート体制や教材の質を確認し、自分にとって学びやすい形式のものを選ぶようにしてみてください。

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今回は介護の資格についてさまざま紹介してきました。

ひとえに介護の資格と言ってもいろいろあり、それぞれ難易度や受験要件が異なります。

これから始めて介護資格を取ろうと考えている方はまず、介護職員初任者研修がおすすめです。

初任者研修は受験資格がなく、修了すると自信をもって介護ができる、キャリアアップしやすくなる、給料がアップする、採用で有利になるなどたくさんのメリットがあります。

また介護の資格を取るには通信講座を利用するのもひとつです。

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