司法試験の学習方法には独学もありますが、通信講座をつかって学ぶ人も多くいます。
しかし司法試験・予備試験講座を展開しているところはたくさんあり、「どこを選べばいいかわからない」といった方もいるはずです。
今回ご紹介する資格スクエアは全国で通信教育を展開する、講座配信を中心とした大手です。
ぜひ参考にしてみてください。
司法試験・予備試験の通信講座・予備校おすすめランキング9選!料金費用の安さ・評判を徹底比較【最新】
資格スクエアの司法試験・予備試験講座とは
資格スクエアは、2013年にスタートした「予備校でも通信講座でもない、新世代の学習法」を提供するオンライン学習サービスです。
新世代の学習法とは、ITや脳科学技術で科学的に受講生の傾向や合格者の勉強法を分析し、最適な学習方法を受講生に提供することです。
この技術が完全オンラインの学習環境と組み合わさることで効率的な学習を可能にし、受験生をゼロから合格に導きます。
オンライン学習環境は非常に整っており、学習の際はスマホ1つあれば困ることはありません。
資格スクエア | ||
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合格フルパッケージ | 合格フルパッケージ 製本テキストなしプラン |
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料金 | 703,780円 | 659,780円 |
実績 | 非公表 | |
講師 | 高野泰衡 講師 | |
講義 | 1つあたり30~40分の講義 | |
教材 | 合格読本 合格ロードマップ ステップ学習シート 予備試験入門テキスト 講義ノート 短答問題集 論文問題集 論証集 判例集 基本書 論文答案用紙 |
(PDFのDL可・製本版なし) 予備試験入門テキスト 講義ノート 短答問題集 論文問題集 論証集 判例集 基本書 論文答案用紙 (製本版付属) 合格読本 合格ロードマップ ステップ学習シート 基本書 論文答案用紙 |
カリキュラム | 論文意識のアウトプット重視 試験合格に必要な情報だけを厳選 |
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サポート | 月1回15分の電話相談 学習進捗メール ワンクリック質問 205通の添削 |
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オンライン | オンラインレジュメ 条文リンク 短答アプリ 学習ログ 音声DL 21段階倍速 脳科学ラーニング |
資格スクエアの司法試験・予備試験講座の講義内容
次に、資格スクエア各講座の特徴と上記の人気講師が展開する講義を比較します。
講座名 | 特徴 | 講義内容 | |
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資格スクエア | 合格フルパッケージ | 1つあたり30~40分の講義 | 入門講義 基礎講義 基礎問講義 論文過去問講義 短答重点講義 短答過去問講義 口述対策講義 基礎講義(実務講義) 論文過去問講義(実務基礎) 基礎講義(選択科目) 論文過去問講義(実務基礎) |
資格スクエアはオンライン特化の通信講座であるため、どんな学習環境にも適応する講座が作られています。
1つあたり30分程度に細分化された講義は電車内や家事の合間にも視聴しやすく、そのための環境も整備されています。
講義動画も動画視聴のために作られているため動画の質が高く、視認性のいい講義が録画されています。
司法試験予備試験の無料講座動画はどこで視聴できる?おすすめ YouTubeチャンネル・体験講義や無料動画を見る方法を紹介
資格スクエアの司法試験・予備試験講座の良い口コミ・評判
ここでは、資格スクエアの司法試験・予備試験講座の口コミについてご紹介します。
口コミ・評判①豊富かつ効率的な学習をサポート
教材は、最初から最後までお世話になる学習のお供であり、教材が優れているか、自分にあうかは重要な比較ポイントになります。
資格スクエア | |||
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コース | 合格フルパッケージ | 合格フルパッケージ 製本テキストなしプラン |
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教材 | 合格読本 合格ロードマップ ステップ学習シート 予備試験入門テキスト 講義ノート 短答問題集 論文問題集 論証集 判例集 基本書 論文答案用紙 |
(PDFのDL可・製本版なし) 予備試験入門テキスト 講義ノート 短答問題集 論文問題集 論証集 判例集 基本書 論文答案用紙 (製本版付属) 合格読本 合格ロードマップ ステップ学習シート 基本書 論文答案用紙 |
入門講義テキスト 問題研究 論文ナビゲートテキスト |
司法試験・予備試験の学習は知識がないとどこから手を付ければいいか分かりづらいですが、
資格スクエアは合格ロードマップで「どの科目の」「どの学習過程を」「どの順番で」やったらよいのかを明らかにし、ステップ学習シートで細かな学習スケジュールを提供します。
また、テキストは製本版付属の有無を選ぶことができ、スマホやPCのみで学習できるという方はコストも抑えることができます。
資格スクエアの短答アプリは非常に評判がよく、7科目約3,500題の過去問演習が用意されています。
受講生以外も無料で使用できるので気になる方はチェックしてみてさい。
最初は、まず基本書を読み、それから講義を聴けばいいやと思ったのですが、このままでは終わらないということに気づき、資格スクエアで受講を開始しました。
あのまま独学で勉強を進めていたとしたら、どこが大事、どこが大事でないという温度感が分からずずっとインプットを続けていた可能性もあると思っています。
講義で大事なところを聴いて、早くアウトプットに取り組むことができた資格スクエアのカリキュラムは、自分にとってはとても有益でした。
参照:予備試験講座 合格者の声
口コミ・評判②最短での合格を意識したアウトプットカリキュラム
カリキュラムは各講義の色が出る部分であり、カリキュラムが自分に適していることは試験合格への近道にもなります。
コース | カリキュラム | |
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資格スクエア | 合格フルパッケージ (製本テキストなしプラン) |
論文意識のアウトプット重視 試験合格に必要な情報だけを厳選 |
資格スクエアは試験合格のためのカリキュラムとなっているため、講義も試験合格に必要な情報のみを厳選して提供しています。
司法試験・予備試験共に最難関の論文式試験にターゲットを合わせ、最初から論文を意識したアウトプットカリキュラムが組まれています。
反対にインプット講座の期間が他の予備校に比べて短めです。
アウトプットを優先することにより、科目の概要を素早く把握した後、迅速にアウトプット講座(問題演習など)に進むスタイルを実現しています。
しかし、この方法はインプットを一からじっくり行いたい受験生には不向きかもしれません。
また、資格スクエアはAIが試験問題を予想する『未来問』模試を扱っており、その的中率は60%を誇ります。
効率的なカリキュラムが一番の要素だと思います。社会人であり、海外在住で、取り組み量では国内の大学生には絶対に勝てない。取り組みの質、すなわち効率性を高めることと計画を持って学習することをとにかく重視しました。
効率よく学習を進めるためには、アウトプットが特に大事で、できる限り早くインプットを終えて、過去問を中心としたアウトプットをどんどん行えたのが良かったと思います。短答・論文ともに過去問演習を徹底して行いました。
あとは、合格から逆算してスケジュールは立てていましたね。限られた時間の中で、抜け漏れなく学習を進めるためにも、常に受験日を考えながら、1日で取り組むべき量、1か月で終えるべき範囲等を意識して学習を進めていきました。
参照:予備試験講座 合格者の声
口コミ・評判③業界最多の論文添削数
多くの社会人受験生は、「自分の勉強方法が正しいのか」という不安を抱えがちです。
特に法学部生やロースクール生と異なり、同じ目標を持つ仲間が周囲にいないため、孤独感を感じやすく、その不安から受験を諦めてしまうことも少なくありません。
資格スクエアでは、このような受験生の悩みに対応するために、毎月1回15分のフォローアップを実施しています。
セッションでは、講師との間で学習の進捗状況を確認し、学習方法について相談することができます。
特に、誰とも受験のことを話せない環境にいる社会人受験生にとって、専門的な知識を持つ講師と話し合える機会は大きな支援となるでしょう。
コース | サポート | 追加オプション | |
---|---|---|---|
資格スクエア | 合格フルパッケージ (製本なしプラン) |
月1回15分の電話相談 学習進捗メール ワンクリック質問 205通の添削 |
延長サポート 月額16,500円 |
また月に1回電話によるカウンセリングを行うことができ、学習上の不安やスケジュールについての相談が可能です。
しかし添削については批判的な意見も多く、自分に適しているのか見極める必要があります。
論文は自然に書けるようになりました。資格スクエアの基礎問題は比較的簡単な問題が出題されているという印象でした。
ほかの予備校だと、旧司法試験の問題などが出題されていて練習の段階で結構難易度が高いと感じていました。
資格スクエアの基礎問題ではひとつの論点について、一問一答形式のようになっているので過去問を見たときに「基礎問題でやったあれをとりあえず書けばいいのかな?」というような要領で書き方を覚えることができました。
参照:予備試験講座 合格者の声
口コミ・評判④オンライン環境でも学習できる
スマホやPCによる学習が可能になった今、オンラインの環境は非常に重要です。
快適に学習できることは効率的な学習に繋がり、日々のストレス軽減にもなります。
資格スクエア | |
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オンライン | オンラインレジュメ ↳メモ・マーカー・付箋など可能 条文リンク 短答アプリ 学習ログ 音声DL 21段階倍速 脳科学ラーニング |
資格スクエアではオンラインテキストが用意され、そこに加筆・修正・メーカー・付箋を貼るなど紙のテキストと遜色ないカスタマイズが可能です。
講義動画と同時表示が可能な上、質問も同じ画面からワンクリックで可能、条文の確認も簡単です。
オンライン上で短答演習やITによりカスタマイズされた確認テストを受けることができるため、スマホ1つですべての学習を行うことができます。
自分の学習状況なども可視化され、モチベーションも維持できます。
また、私自身が地方に住んでいることもあって、通学ができない状況であるのと、自分の空いている時間を有効活用できるオンラインの予備校を考えていました。
そんなとき、私の友人から「価格が安くていいオンラインの予備校があるよ!」ということを聞き、資格スクエアでの学習に決めました。
参照:予備試験講座 合格者の声
資格スクエアの司法試験・予備試験講座の悪い口コミ・評判
資格スクエアの司法試験・予備試験講座のメリット
資格スクエアの予備試験講座を8つの項目から分析した結果、資格スクエアの強みはこのようになります。
・業界平均よりも圧倒的に安い料金で受講しやすい
・1講義あたりが短くスキマ時間にも学習しやすい
・オンライン特化の受講環境でスマホがあれば学習できる
資格スクエアは最新のIT技術を駆使したカリキュラムにより、合理的な勉強法・科学に裏付けされた学習内容を提供します。
試験合格に向けて無駄なものを徹底排除したい方には資格スクエアがうってつけでしょう。
1講義の時間が短くスマホ1つでも学習に困らない学習環境はこれらのサービスともマッチし、スキマ時間でも十分な学習が可能です。
資格スクエアの司法試験・予備試験講座のデメリット
一方で、資格スクエアは合格実績が近年は非公表であること、サポート制度があまり充実していないことは弱みと言えます。
合格実績を公表していない講座はいくつかありますが、やはり公表しているところと比べると見劣りしてしまいます。
また通信講座は自律した学習が非常に重要であるため、学習が滞った時や不安が生じた時のサポートが充実しているということは大切です。
通信講座でサポートの充実を求めるなら、アガルートアカデミーを利用した学習がオススメでしょう。
資格スクエアの司法試験・予備試験講座の料金
資格スクエアの講座は製本版テキストがあるかないかの2種類で、講座の内容は全く同じです。
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講座名 | 受講形態 | 料金 | ||
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資格スクエア | 合格フルパッケージ | 通信講座 | 703,780円 | |
合格フルパッケージ 製本テキストなしプラン |
通信講座 | 最安値! 659,780円 |
資格スクエアの特徴の一つとして、講座料金が安いことが挙げられます。
製本版のテキストが不要、あるいはプリンターを持っていて自分で印刷できるという方は、資格スクエアなら圧倒的低価格で予備試験講座を受講できます。
予備試験対策の費用をなるべく抑えたい方は、資格スクエアがオススメでしょう。
また、一般的に司法試験・予備試験対策にかかる費用は100万円と言われているため、そこを基準に講座料金を検討するのが良いでしょう。
コース | 料金 | |
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スタディング | 予備試験合格コース(総合) | 134,200円 |
資格スクエア | 合格フルパッケージ | 703,780円 |
辰已法律研究所 | スタンダードスキーム | 821,500円 |
アガルート | 予備試験1年合格カリキュラム | 1,020,800円 |
LEC | 2年合格コース | 1,102,870円 |
伊藤塾 | 2年合格コース【伊藤塾長クラス】 | 1,148,000円 |
資格スクエアの司法試験・予備試験講座の合格実績
資格スクエアの司法試験・予備試験講座がおすすめの人
資格スクエアは以下のような人にオススメの講座です。
・オンラインで学習したい人
・まとまった時間よりスキマ時間で学習したい人
・費用を抑えて学習したい人
・効率的に学習した人
資格スクエアは効率的な学習をおすすめるために様々な用意がされている講座です。
机に向き合う時間がない人は資格スクエアを利用すれば電車内や仕事の休憩時間、寝る前のベッドの中でも学習が可能です。
また費用も大幅に抑えることができるので経済的にもオススメです。
資格スクエアの司法試験・予備試験講座がおすすめでない人
資格スクエアについて気になった方は以下のページもチェックしてみてください!
資格スクエアの司法試験・予備試験講座は効率良く合格したい人におすすめ
資格スクエアの司法試験予備試験講座は、伊藤塾やLEC東京リーガルマインドのような、法曹系の実績ある予備校と異なり、短期で効率よく学習することを前提としたものになっています。
この形態には向き不向きがあるため、自分がどのような学習スタイルを考えているかを冷静に見極める必要があるでしょう。