翻訳技能認定は幅広い年齢層の男女が目指せる、実業界の要請に即し、時代をリードします。資格です。
翻訳技能認定資格取得者は他にも翻訳検定、JTA公認翻訳専門職資格試験と呼ばれております。
翻訳技能認定の資格は「民間資格」です。
資格広場は、翻訳技能認定になるには?翻訳技能認定なるためには?翻訳技能認定になりたいを応援しております。
翻訳技能認定に必要な知識・受験資格
JTA公認翻訳専門職資格試験とは、多分野の翻訳実務につく翻訳者の中で時代や産業界の要請にこたえる力を有する翻訳者を認定するための試験です。高度な語学力はもちろんのこと、言語運用能力と翻訳表現技術、文化背景知識と異文化理解力、専門知識と実務能力、IT運用力とサーチ力、マネジメント能力と職業倫理など多岐にわたる能力と知識が必要です。
翻訳技能認定の資格は「一般社団法人日本翻訳協会」が運営管理を行っております。
一般社団法人日本翻訳協会とは:
一般社団法人日本翻訳協会は、翻訳専門職資格試験、翻訳専門職資格基礎試験、会員の翻訳専門職資格試験合格支援サポート活動などの事業を実施している法人です。
翻訳技能認定の仕事内容
JTA公認翻訳専門職資格試験とは、多分野の翻訳実務につく翻訳者の中で時代や産業界の要請にこたえる力を有する翻訳者を「JTA公認翻訳専門職」として、社団法人 日本翻訳協会が認定するものです。対象言語には、英語・中国語があります。一時、翻訳ソフトの開発などで、翻訳者の将来があまり明るいものではないと言われたこともありましたが、時代とともにさらに優秀な翻訳技能を持った人が必要になってきました。それは機械翻訳では不可能な総合的な能力が、将来の翻訳者に必要になってきたからです。鋭敏な感性で翻訳を行う人材が必要となってきているのです。これらの時代が求める新しい翻訳に必要な技能をもつ人を認定するのがJTA公認翻訳専門職資格試験ということです。
翻訳技能認定資格の勉強法
語学力を徹底的に鍛えることは言うまでもありません。セミナーや関連対策本が出版されていますので、入手して勉強に活用しましょう。さらに、翻訳技能検定は、コミュニケーションツールとしてのインターネットを活用し、アクセス可能な多様な情報を使いこなすことができる能力、トランスレーションツールや、電子辞書などの統合的な活用能力、短時間に安定した品質の翻訳生産を実現できる高度な翻訳能力などを測定評価できる試験システムを目指しています。したがって、電子機器一般を使いこなせることも最低必要条件です。これは一朝一夕では身に付かないものなので、日頃から意識して練習するようにしましょう。
翻訳技能認定の試験料・試験内容・難易度・合格発表について
翻訳技能認定の資格試験料
3科目での受験料は、16,200円(中国語部門:13,500円)、2科目での受験料は、10,800円(中国語部門:8,100円)、1科目での受験料は、5,400円(中国語部門:2,700円)となっています。
翻訳技能認定試験・検定の年間試験回数
1年に4回実施されます、それぞれ、3月の第1日曜日、6月の第1日曜日、9月の第1日曜日、12月の第1日曜日に実施されます。
翻訳技能認定試験科目等の内容
科目ごとに合否判定を行い、また受験者のグレードが示されます。部門の詳細は以下の通りです。英語部門(英日/日英)は、翻訳文法技能試験(Language & Cultural Competence Test)、翻訳IT技能試験(IT Competence Test)、翻訳マネジメント技能試験(Managerial Competence Test)、および翻訳専門技能試験(Expert Competence Test)で構成されています。分野としては、出版分野とビジネス分野に分かれています。中国語部門(中日/日中)も同じ内容で構成されています。中国語部門の分野は、リーガル翻訳とビジネス一般翻訳に分かれています。なお、中国語の試験は大陸の「普通語(北京語)」を標準とし、文字は簡体字としています。受験者の解答に関しては簡体字及び繁体字の解答を認めています。
翻訳技能認定資格の難易度
言語運用能力と翻訳表現技術、文化背景知識と異文化理解力、専門知識と実務能力、IT運用力とサーチ力、マネジメント能力と職業倫理の5つの能力を図る試験であり、十分に高レベルの語学力は不可欠です。80%以上の正答率が求められることからも、非常に難しい部類の試験だということができるでしょう。
翻訳技能認定資格の合格率
全体受験者数に対する合格率は公開されていません。ただし全問中、80%以上の正答率で合格となります。
翻訳技能認定試験の合格発表
4科目全てに合格(2級以上取得)することが必要です。さらに、2次審査(翻訳経験2年以上の実績審査)に合格することで、「JTA 公認翻訳専門職(Certified Professional Translator)」と認定されます。これは、5年間有効です。科目ごとの合否判定ならびにグレードは10月中旬にメールにて通知されます。
翻訳技能認定資格取得後の就職先・年収・報酬相場
翻訳技能認定所持者の職業例
第1次審査は4つの科目試験、第2次審査は翻訳実務経験により審査しますので、この資格は実務に即した資格であることは自明です。そのため、幅広い活躍が可能です。主催者である社団法人 日本翻訳協会もいろいろな支援をして行っています。翻訳実務経験のない方への支援も実施しています。
翻訳技能認定に向いている人
国籍、性別、年齢を問いませんが、高い語学力、そして翻訳を仕事としていくことを明確な目的としていますので、仕事に対する責任感が伴わないといけません。そして、語学力にとどまらず、文化背景知識と異文化理解力、専門知識と実務能力、IT運用力とサーチ力、マネジメント能力と職業倫理など、社会人としても広範囲でレベルの高い能力を持った人、そしてこれらを習得しようという意識の高い人に向いた資格と言えるでしょう。
翻訳技能認定と同じ分野の他の資格
翻訳実務検定、中国語検定、TOEICなど。
翻訳技能認定の年収・給料相場
翻訳家として、どのような業態で活動するかによって給料は大きく異なるでしょう。フリーランスの場合、年収200万円に満たない人もいる一方で、1000万円以上を稼ぐ人もいます。
翻訳技能認定の現状
わが国における翻訳者の地位向上を考え、また翻訳品質の向上、特に翻訳時間生産性向上などを研究提案してきました社団法 日本翻訳協会が、従来の「翻訳技能認定試験」をバージョンアップし、2008年12月より「JTA公認翻訳専門職資格試験」をスタートさせました。JTA公認翻訳専門職資格試験では、翻訳専門職の資格にふさわしい翻訳時間生産性を重視しています。そのため、翻訳者は単に翻訳するだけでなく、仕事としての翻訳を意識し、コストパーフォーマンスへの意識も高め、そこから今までにない収入を上げることが可能となっています。
翻訳技能認定の将来性
時代とともにさらに優秀な翻訳技能を持った人が必要になってきています。機械翻訳だけでは不可能な総合的な能力が、これからの翻訳者に必要になってきているのです。鋭敏な感性で自らの翻訳の対象を見極めることができる翻訳者は、本試験に合格することによって、さらに自らの翻訳者としての価値を高め、収入を高めていくことができるでしょう。
翻訳技能認定の独立について
独立して個人でフリーランスとして活躍することは大いに期待されています。
翻訳技能認定資格を所有している主な著名人
該当なし