自転車安全整備士は18歳以上の幅広い年齢層の男女が目指せる、自転車の知識と技能を有するエンジニア資格です。
自転車安全整備士資格取得者は他にも自動車安全整備士試験と呼ばれております。
自転車安全整備士の資格は「民間資格」です。
資格広場は、自転車安全整備士になるには？自転車安全整備士なるためには？自転車安全整備士になりたいを応援しております。
自転車安全整備士に必要な知識・受験資格
受験資格が自転車の整備などに関わる2年以上の実務経験が必要になるので、実務経験の復習といってもいいでしょう。
自転車安全整備士の資格は「公益財団法人日本交通管理技術協会」が運営管理を行っております。
公益財団法人日本交通管理技術協会とは：
昭和53年に設立されました。海外における交通管理に関する技術についての協力援助を行うことを目的としています。
自転車安全整備士の仕事内容
自転車の点検整備、安全な普通自転車であることの点検確認及び自動車の正しい乗り方等の安全指導について専門的な知識と技能を有するエンジニアです。
自転車安全整備士資格の勉強法
実技試験は、分解・組立ての練習が必要です。時間制限があるため、自分で時間内の目標タイムを設定して練習する必要があります。経験が必要になりますし、普段の作業を行う際に部品や組立ての知識をしっかりと頭に入れておくように心がけておくことが大切です。学科試験は、対策用の教材や問題集があります。実施団体のWEBサイトから購入することができます。また、Web上でも過去問題・解答を見ることができます。事前にこちらで勉強し、過去どのような形で出題されたかなど傾向を見ておくといいでしょう。面接試験は、実際のお客様を相手にわかりやすく説明できるかが焦点になってきます。
自転車安全整備士の専門学校・通信講座
自転車安全整備士の試験料・試験内容・難易度・合格発表について
自転車安全整備士の資格試験料
受験料は、19,440円となります。
自転車安全整備士試験・検定の年間試験回数
毎年8月上旬頃の年に1回行われています。
自転車安全整備士試験科目等の内容
試験内容は、実技試験、学科試験、面接試験と3つあります。実技試験は、指定された仕様の新車(市販のスポーツ車またはマウンテンバイク)7分組の状態から分解及び組立の実技について試験を実施します。学科試験は、自転車の構造及び機能に関する知識、自転車の点検整備に関する知識、自転車の安全利用の指導に関する知識となっています。面接試験は「交通安全を担う」という目的があるので、安全利用に関する知識の表現、自転車利用者に応じた的確な指導となります。合格基準は、学科試験は100点満点中70点以上、実技試験は減点方法で審査し、減点数の合計が30点以下、面接試験はA・B・Cの3段階評価をし、総合評価のA及びBで合格となります。実技試験の分解・組立ては、必須項目及び未完成の審査内容のひとつでも該当する場合は、不合格となるようです。
自転車安全整備士資格の難易度
比較的易しいです。
自転車安全整備士資格の合格率
平成28年の合格率は、59.1％でした。
自転車安全整備士試験の合格発表
合格発表は10月下旬頃となります。
自転車安全整備士資格取得後の就職先・年収・報酬相場
自転車安全整備士所持者の職業例
自転車販売店などに就職することができます。この資格だけでは、就職は難しいです。
自転車安全整備士に向いている人
自転車の組立て・分解に興味がある方に向いています。
自転車安全整備士と同じ分野の他の資格
自転車技士、自転車組立整備士
自転車安全整備士の年収・給料相場
某大手自転車販売会社の平均年収は、430万円程度程度になります。
自転車安全整備士の現状
自転車整備士は資格を取得しなければ業務ができない資格ではありません。実際には、自転車安全整備士の資格を持たずに業務をしている方も大勢います。逆に考えれば、この資格を持つことで差別化されるので、自転車業界に限って言えば、就職や転職の際の大きな武器となります。
自転車安全整備士の将来性
「JISマーク」「SGマーク」「BAAマーク」のついた自転車が尽きない限り、ニーズはなくなることはないので、将来は比較的明るいと言えるでしょう。
自転車安全整備士の独立について
独立は可能だと言えます。今後この業界が伸びていくのかと言われれば疑問に思うところもありますが、手に職をつければ独立も夢じゃない仕事です。
自転車安全整備士資格を所有している主な著名人
該当なし
