学研のサポート校・WILL学園の魅力を紹介!コース・口コミ・偏差値 更新時間 2023.05.02
学研のサポート校・WILL学園は、通信制サポート校とフリースクールが一緒になった新しいタイプのサポート校。
登校頻度を週2〜5日まで選べて、朝はゆっくり10時から授業が始まります。
先生が自宅を訪問して指導する「在宅コース」もあり、病気や引きこもりで学校に通えない生徒でも通学なしで高校を卒業できるんです!
WILL学園は高校のみならず、不登校の中学生や社会人にも対応しており、「学校に通えない」「自分に合う学校がない」と悩んでいる人々にフォーカスした指導を行っているのが特徴です。
今回は、そんな学研のサポート校・WILL学園の魅力や特徴に加え、在校生や卒業生の口コミや評判をまとめました。
「学研のサポート校・WILL学園の評判が気になる」
「どんなサポートが受けられるの?」
「学費ってどのくらい?」
などなど、学研のサポート校・WILL学園に興味がある方に向けて、校風やコース、偏差値、学費などをまとめて紹介します。
学研のサポート校・WILL学園ってどんな学校?
学研のサポート校・WILL学園は、自分のペースで自由に登校できる通信制高校のサポート校です。
学習塾で知られている「学研」が母体になっており、不登校や引きこもり、発達障害などで悩む生徒に向けたサポートにも力を入れています。
関東エリアや大阪、名古屋などにキャンパスを持っており、どのキャンパスも1学年10〜15名の少人数制で指導を行っているのが特徴です。
高校卒業の資格取得を目標としながらも、卒業したあとの進路にも丁寧に向き合い、社会にでて自立できる力を身に付けられることを重視した教育方針を掲げています。
そして、それらの成果は「不登校の改善率90%」という結果にもあらわれている通りです。
学校生活においては、バーベキューやボーリング大会など、普通の学校では体験できないようなイベントも盛りだくさんございます。
高校生活を楽しく過ごすことを重視したカリキュラムが組まれているのも、WILL学園ならではの魅力です。
「不登校を改善したい」「人間関係を築けるようになりたい」と望む生徒の悩みを解消し、自立に向けて一歩前に踏み出せる学校といえるでしょう。
学研のサポート校・WILL学園の基本データ
本校所在地 | 東京都新宿区高田馬場1-14-9 |
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キャンパス所在地 | 高田馬場キャンパス、立川キャンパス、さいたまキャンパス、横浜キャンパス、湘南キャンパス、 名古屋キャンパス、大阪梅田キャンパス、明石キャンパス |
学費 | 770,000円〜(提携の通信制高校の学費が別途必要) |
スクーリング | 年間2回(8月・12月) |
通学コース一覧 | 総合コース(週4〜5日通学)・選択コース(週2〜3日通学)・ 特選コース(週2日+月2訪問サポート)・在宅コース(月4回訪問支援) |
学研のサポート校・WILL学園の特徴
学研のサポート校・WILL学園の特徴や、注目すべきポイントについて紹介しています。
学校に通えない生徒も卒業できる在宅コース
「学校が怖い」「入院しているから学校に通えない」という生徒が高校を卒業できるよう、きめ細やかにサポートしてくれるのが在宅コースです。
先生が自宅や病院を訪問して、個別での学習指導をしてくれます。
勉強だけじゃなく、一緒にゲームをしたり雑談したり、散歩や料理もできますよ。
そして先生との信頼関係が築けたら、少しずつ通学にもチャレンジ。
一人での登校が不安な場合は、先生と一緒に登下校することも可能です。
通学に抵抗がなくなったら、在宅コースから通学コースへチェンジ。
学校に強制されることもなく、自分のペースでゆっくりステップアップできるでしょう。
90%の生徒が不登校を解消!
不登校から通学できるまでに改善したWILL学園の生徒は、なんと90%!
さらに卒業率、進学率ともに90%以上の実績を誇ります。
この数字からも、高校卒業に対し熱心にサポートしていることが伺えますね。
人間関係につまづいてしまった生徒、すでに高校を中退してしまった方にも、WILL学園は強くおすすめできるサポート校です。
10人に9人が大学や専門学校への進学を果たしているWILL学園なら、中学の勉強に自信がない方、どこから学習を始めたらよいのかわからないという生徒も、自分の将来に期待できるでしょう。
不登校の通信制高校についてもっと知りたい方は是非 「不登校の通信制高校選び方!メリットデメリットもあわせてご紹介!」も参考にしてみてください。
提携高校とのダブル入学が必要
WILL学園は通信制高校ではなく、塾や予備校のような位置付けの教育施設です。
あくまでも通信制高校の卒業をサポートする立場であり、WILL学園で3年間学んでも高等学校卒業の資格は取得できません。
必ず提携校である「翔洋学園高等学校」にも入学する必要があり、翔洋学園から卒業資格が得られます。
そのため、WILL学園と翔洋学園の学費が二重でかかることを把握しておきましょう。
サポート校について詳しく知っておきたい方は、 「サポート校の役割は?通信制高校だけだと不足してしまう」も見てみてください。
学研のサポート校・WILL学園の多彩な4コース
学研のサポート校・WILL学園では、以下の4つの中から希望のコースを選択できます。
週1〜5日登校など、通学する日を自由に選択できるのがWILL学園の魅力です。
- 総合コース(週4〜5日通学)
- 選択コース(週2〜3日通学)
- 特選コース(週2日+月2訪問サポート)
- 在宅コース(月4回訪問支援)
それでは、各コースの学習内容や授業の様子について、詳しく解説していきます。
総合コース(週4〜5日通学)
総合コースは、毎日学校に通って高校生活を楽しみたい方のためのコースです。
毎日行われる授業では、自分の好きな科目や興味のあることを選択して勉強できます。
また苦手科目に対しては、少人数制クラスで基礎からしっかり指導してもらえるので、苦手を克服することもできるでしょう。
サークルや同好会なども充実していて、友だちや先生との交流を楽しみながら規則正しい生活が送れるようになります。
選択コース(週2〜3日通学)
「毎日登校するのはきついかも・・・。」「アルバイトと学業を両立させたい」という方にピッタリなのが、週2日から3日通学する選択コースです。
週2回の授業と、週1回の自由登校で、時間にしばられない学校生活が送れます。
キャンパスによって通学日が設定されていて、月曜と木曜、火曜と金曜など、連続して登校しないスケジュールが組まれているんです。
長いあいだ不登校だった方は、選択コースで少しずつ通学に慣れていくのもいいでしょう。
またスポーツや趣味など、自分の時間を大切にしたい方にもおすすめできるコースです。
特選コース(週2日+月2訪問サポート)
特選コースは、「週2回の通学にも自信がない」「自宅で勉強したい」という方に向けたコースです。
週2回の通学授業に加え、月2回先生が自宅を訪問して授業を行います。
先生とマンツーマンで学習ができ、友だちや勉強の悩みも個別に相談することが可能です。
人間関係につまずいた方、勉強に遅れてしまった方におすすめできるコースで、少しずつ学校に通う習慣が身に付きます。
自宅訪問でもずっと勉強をするわけではなく、おしゃべりやゲーム、料理などもできて有意義な時間が過ごせるでしょう。
また近所を散歩したり公園でスポーツしたりといった、外出授業にも対応してくれるのが特選コースの魅力です。
在宅コース(月4回訪問支援)
WILL学園の特長ともいえる在宅コースは、月に4回先生が自宅を訪問して高校卒業を目指すコースです。
長期間引きこもっている、朝起きられない、アルバイトが忙しく学校に行けない、学校に行く気力がないなど、「通学できないけど高校は卒業しておきたい」という方に最適でしょう。
自宅での先生との時間は、自分の部屋で読書をしたり、リビングでゲームをしたりとさまざまな時間が過ごせます。
高校卒業に向けた学習指導も行いますが、家族以外とのコミュニケーションに比重を置き、不登校サポートを行っているのが特徴です。
学研のサポート校・WILL学園の学費は高い?
学研のサポート校・WILL学園の学費は、平均より高めの設定になっています。
1学年10〜15名ほどの少人数制のクラス、さらに手厚い個別指導などにより、一般的な通信制高校よりも高額です。
さらに翔洋学園高等学校の学費が別途必要になり、年間25万円ほどが追加でかかることになります。
しかし国からの就学支援金が支給されるので、世帯年収が910万円以下の場合は、授業料が大きく免除されるでしょう。
総合コース | |
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入学金 | 110,000円 |
活動費 | 264,000円(年額) |
指導料 | 66,000円(月額) |
年間合計 | 1,166,000円 |
選択コース | |
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入学金 | 110,000円 |
活動費 | 264,000円(年額) |
指導料 | 33,000円(月額) |
年間合計 | 770,000円 |
特選コース | |
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入学金 | 110,000円 |
活動費 | 264,000円(年額) |
指導料 | 44,000円(月額) |
年間合計 | 902,000円 |
在宅コース | |
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入学金 | 110,000円 |
活動費 | 264,000円(年額) |
指導料 | 55,000円(月額) |
年間合計 | 1,034,000円 |
通信制高校の学費の平均はどのくらいなんだろう…と思った方は、 「通信制高校の学費の平均はいくら?学費が安い学校や無償化制度について解説!」も参考にしてみてくださいね!
学研のサポート校・WILL学園の偏差値はどれくらい?
学研のサポート校・WILL学園への進学を検討している方は、「偏差値がどのくらいなのか?」「入学試験はむずかしいのか?」などが気になるところでしょう。
実は、通信制高校のほとんどが「偏差値」と呼ばれる指標がありません。
そもそも通信制高校の入学試験では学力テストが実施されないことが多く、面接や作文を行うのが一般的です。
学研のサポート校・WILL学園も同様で、中学を卒業していれば入学における募集対象になります。
ただしWILL学園は少人数制クラスのため、募集人数が非常に少なめです。
各キャンパスごとに総合・選択コースは5名ずつ、特選・在宅コースは随時相談となっています。
また選考は基礎学力検査(国語・数学・英語)・課題作文・面接の中から2つを選択できます。
面接は保護者同伴も可能ですので、自身の体調などを考慮して選びましょう。
学研のサポート校・WILL学園に向いている人の特徴
たくさんの通信制高校がある中で、学研のサポート校・WILL学園に向いている人の特徴をまとめました。
- 自分の都合で好きな日に登校したい方
- 不登校や引きこもりを改善したい方
- 学校に行かずとも高校卒業の資格を取得したい方
こちらに当てはまる方は、学研のサポート校・WILL学園へ資料請求してみることをおすすめします。
オンラインセミナーや説明会、体験学習も行っていますので、気になる方はぜひ問い合わせしてみましょう。
一方で、美容やプログラミングなどの専門スキルを学びたい方、難関大学受験を考えている方には向いていないかもしれません。
その場合は、別の通信制高校やサポート校を検討することをおすすめします。
学研のサポート校・WILL学園の評判・口コミをチェック!
最後に、実際に学研のサポート校・WILL学園に入学した生徒や卒業生などの評判や口コミをみていきましょう。
良い評判・口コミ
生徒A「サポートがとても充実していて、楽しく学校に通うことができました。
また不登校やいじめを経験した子が多いので、相手の気持ちをきちんと考える人が多くて、友だち関係で悩むことはほとんどなかったです。
通信制高校とサポート校の学費がかかりますが、サポートが手厚いので妥当な金額だと思います。」
生徒B「普通の高校に通っていたら卒業できなかったと思うので、WILL学園に通えて良かったと思います。
スケジュールも自分の都合に合わせて自由に調整できました。
不登校のサポートがとくに充実しているので、学校に行けない人におすすめしたい学校です。
先生は友だちというより尊敬できる存在で、いつも親しく接してくれて感謝しています!
WILL学園でできた友だちとは卒業しても仲良くしていて、休日に一緒に出かけたりしていますよ。」
生徒C「学校行事が充実していて、いろんな思い出ができるのがWILL学園の良いところだと思います。
不登校経験者が多いので、先生方も理解があり、親身になっていろんな相談に乗ってくれました。
また勉強の教え方も上手で、単位修得も大変ではなかったです。
授業自体も楽しく、いつもワクワクする授業があったおかげで、充実した学校生活を送ることができました。
私は中学のときにいじめで不登校になりましたが、WILL学園の友だちは優しい人が多いと思います。
友だちとも仲のいい関係が保てていて、学校に通うのも楽しいんです。」
悪い評判・口コミ
生徒D「不登校の生徒に対するサポートは素晴らしいが、大学受験には向いていないと思う。
大学進学を目指すなら、塾とか予備校に通う必要があります。
先生も色んな人がいて、生徒の悩みを親身に聞いてくれる人と、ちょっと変わり者の先生もいました。」
生徒E「授業は教科書に沿って淡々と進んでいく感じで、とにかく退屈です。
コースによって登校できる日数は選べますが、曜日は選べないのが不便でした。
それから、進路指導の機会をもう少し増やしてほしいです。
ただ卒業しやすく、校則も厳しくないので、自由に過ごせる学校だと思います。」
好きな日に登校できる学研のサポート校・WILL学園で自由に学ぼう!
学研のサポート校・WILL学園の特徴やコース紹介、在校生や卒業生の口コミや偏差値などをまとめて解説しました。
不登校や発達障害、引きこもりなどに悩む方へのサポートが手厚く、先生が自宅に訪問してくれるコースが充実した学校です。
卒業率や進学率もなので、高校を中退した方でも再チャレンジする価値があるでしょう。
ただし学費が平均より高いため、3年間のトータル学費を考えて入学を検討する必要があります。
提携校の学費を含めると、すべてのコースが年間100万円超えになり、家計の大きな負担になるのは間違いありません。
就学支援金や奨学金が受けられるかを、事前にチェックしておきましょう。
ただし口コミでは多くの生徒が「妥当な学費である」と感じているようで、費用対効果は十分にあると考えられます。
オンラインでの個別相談会や体験授業にも対応してくれますので、この機会に資料請求をして入学を検討してみてください。
入学できる都道府県 | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、大阪府、兵庫県 |
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制服 | あり |
スクーリング | あり |
クラブ活動 | あり |