通信制高校には夏休みの課題があるの?有意義になる過ごし方も紹介! 更新時間 2023.09.28
通信制高校は全日制の高校とは違い、自宅で過ごすことが多いため、夏休みや夏休みの課題があるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、通信制高校にはどんな夏休みの課題があるのかを徹底解説していきます!
また、通信制高校のおすすめの夏休みの過ごし方や、通信制高校に通う学生は夏休みを課題以外にどのように過ごしているのか紹介していくので、是非参考にしてください。
通信制高校の夏休みや過ごし方をもっと詳しく知りたい方は、「通信制高校は夏休みに登校がある?夏休みの過ごし方を紹介」をチェックしてみてくださいね!
この記事でわかること
- 通信制高校の夏休みの課題はどんなものがあるのか
- 通信制高校に通う学生は課題以外に何をしているのか
- 有意義に使える、おすすめの夏休みの過ごし方
通信制高校に夏休みの課題はあるのか?
通信制高校には、夏休みの課題を設けていない学校が多いです。
または、登校が多い登校型コースの学校を除くと、自宅学習が多いことから、そもそも夏休みそのものを設けていないという学校もあります。
ただ、一方で夏休みを設置していて、さらに課題もあるといった学校も多いです。
これから、通信制高校にはどんな課題があるのかを以下で紹介していきます!
通信制高校にはどんな夏休みの課題がある?
通信制高校の夏休みの課題は、全日制の高校のように、配られたプリントを提出したり、問題集を進めたりといった授業につながったものではなく、自分で研究をして取り組むといった内容の課題が多いところが特徴です。
それでは、通信制高校の夏休みの課題にはどんなものがあるのかを紹介していきます!
レポート課題
通信制高校の多くは、自宅学習が多いため進捗状況や評価をつけるために、課題を記録したレポートを提出する必要があります。
そのため夏休み期間も変わらず、レポートを提出するといった学校が多いです。
レポートの難易度が少し変わっていたり、自己研究が多かったりと課題の内容が夏休み仕様になっていることもあります。
ただ、夏休みはいつもよりレポートにかけられる時間が多いので、じっくり取り組めるいい機会です。
自分の身になるように、いつも以上に集中して取り組んでみてもいいかもしれません!
また、1年分のカリキュラムが配布されているような通信制高校であれば、時間があるうちに進めておくと、後々楽になるのでおすすめです。
スクーリングに行く
夏休みの期間にスクーリングを設ける通信制高校が多いです。
コースやカリキュラムなどによって異なりますが、通信制高校は自宅学習がメインなので、夏休みとの区別がつきません。
また夏休みは通常よりも、学生が集まりやすいという主に2つの理由から、夏休みにスクーリングを設ける通信制高校が多いです。
最近では、夏期講習など特別課外授業などを開く通信制高校も多くあります。
「スクーリングってなんのために行くの?」という方は是非「通信制高校のスクーリングって何やるの?内容とメリット・デメリットを紹介」を参考にしてみてくださいね!
さらに、課題ではありませんが合宿型のスクーリングを開催して、修学旅行のように北海道や沖縄に行くという学校もあります。
「通信制高校に行っても、修学旅行は行きたい」という方には、そういった合宿に参加するのも、おすすめです!
自由課題
自由課題とは、いわゆる自由研究のようなものです。
自由に自分の好きなことをテーマに研究をして、創作したものを夏休み明けに提出、または発表をします。
他人に自分で研究したものを紹介、共有できるのは良いですよね!
また、この研究課題ではプラスアルファの評価として扱ってくれる通信制高校が多いです。
そのため、是非この機会に本格的に研究をしてみるといいかもしれません!
課題以外に通信制高校の夏休みの過ごし方5選
通信制高校は夏休みに課題を設けていない、または課題の量が少ないところが多いので、夏休みはいつもより多く時間をとることができます。
そのため、この長い休みをどう過ごせばいいのかわからないという学生も多いのではないでしょうか?
通信制高校は自宅学習が多いため、普段が夏休みとさほど変わらない、と感じる学生も多いかもしれませんが、せっかくの学生の夏休みは有意義に使うべきです。
そこで、課題以外に通信制高校の夏休みの過ごし方を5つ紹介します!
①キャンパスに行って勉強
通信制高校の多くは、夏休みに自由登校日としてキャンパスを自由に解放しているところが多いです。
そのため、整った環境で学習ができます。
また、担当教師ではないかもしれませんが、教師も常駐しているので、いつでも聞くことが可能です。
何をするかは自由ですが、登校する多くの学生は一年分のカリキュラム・課題を終わらせたり、受験勉強をしたり、今後に繋がるために利用する学生が多くいます。
②資格検定を受験する
夏休みの期間は普段こなさなければいけない、カリキュラムや課題が少ないので、他の勉強に時間を使えます。
そのため、資格検定を受験してスキルを身に着けるのも、おすすめです。
また、通信制高校に在学していると一般価格よりも安く検定を受けられたり、検定を取得すると成績に反映されたり、さらに取得した検定によっては学校で表彰される可能性もあります
資格は将来、大学のAO入試や就職活動で活躍できるので、是非この期間に挑戦してみてください!
ここで、学生に人気の将来役立つ検定を3つ紹介します!
- 簿記検定3級
- TOEIC・英語検定3級
- ITパスポート
③学校のイベントに参加する
通信制高校は夏休みにイベントを開催しているところが多いです。
ボランティア活動や就職体験、文化体験など、様々なイベントがあります。
こうしたイベントは学校が独自に開催していることが多いので、通信制高校に通う学生にとっては特権ですね。
通信制高校が主催のイベントは基本的にお金がかからないので、気軽に参加しやすいでしょう。
この期間に貴重な体験をするのは、この先も非常に思い出に残りますよ!
④インターンシップに参加する
インターンシップというと大学生が就活時にやるイメージですが、高校生でもインターンシップに参加できることをご存知ですか?
大学生が参加するインターンシップと比較すると、有給のインターンシップは少ないかもしれませんが、高校生のうちから社会人と同じような実務を経験することができます。
ちなみに、高校生が参加できるインターンシップは、実験をしたり未来について考えたり、プログラミング体験ができたりと様々です。
無料で参加できるものがほとんどなので、参加してみるといいかもしれません!
⑤学生団体やサークル活動に所属する
学生団体やサークル活動も、実は高校生から参加することが可能です。
大学生が参加できる学生団体やサークルに比べると、種類の幅は狭まりますが、同じ趣旨や趣味を持つ人と出会うことができます。
さらに、色んな考え方を持つ人とも出会えるので、視野を広げたいという方にはおすすめです。
ただ学生団体やサークルによっては、飲酒を勧められたり夜遅くまで付き合わされたりなんてこともあるので、注意しましょう。
通信制高校に通う学生は課題以外に夏休み何をしている?
ここからは、実際に通信制高校に通う学生が課題以外に夏休みをどう過ごしているのか、インターネットに上がっている口コミなどから紹介していきます!
テスト勉強
通信制高校は夏休み明けにテストが設けられていることが多いです。
これは中学生の時でも全日制の高校でも、よくありますよね。
テストとあって、評価に大きく関わることから、テスト対策として勉強をする学生が多く見られました。
また、夏休みが終わると受験シーズンが徐々に始まるため、模擬試験や大学の入試など試験が定期的に行われます。
その試験に向けた、勉強をしている学生も多いです。
夏休みは、キャンパスを自由に使える通信制高校が多いため、勉強に集中できる環境があります。
夏期講習に参加する
通信制高校に通う学生でも、大学受験をする学生が多いため、最近夏休みの期間を使って、夏期講習など課外授業を開く通信制高校が増えています。
受験以外にも、この機会を使って普段の学習の遅れを取り返そうとする学生が多いです。
スクーリングのケースが多いですが、オンライン上で開催する通信制高校も多いので、夏休みにスクーリングが厳しい学生でも参加できます。
趣味を楽しむ
通信制高校は全日制の高校とは違って、課題が少ないので自由な時間を多くとることができます。
その時間を使って趣味を全力で楽しむという学生も多く見られました。
趣味に存分に時間を使えるのは、この先あまりないので、今のうちに楽しむのも良いでしょう。
キャンパスを使って勉強
課題以外に通信制高校の夏休みの過ごし方でも紹介しましたが、キャンパスが解放されていて自由に使うことができるため、キャンパスに行く学生も多いようです。
また、通信制高校によっては、パソコンなども使用できたり、専門分野の先生に直接聞くことができたり家ではできないことができます。
特に先生とは時間が合わず、なかなか話す機会がないという方も多いかもしれません。
そんな学生は、キャンパスに行った方が学びを多く得られるでしょう。
クラブ活動に参加する
クラブ活動や部活動は全日制の学校にしかないイメージですが、通信制高校でも部活動やクラブ活動は充実していて、参加する学生も多いです。
特に夏休みは時間をかけてじっくり活動ができることから、いつもより多くのメンバーが参加します。
また、通信制高校は入学時に参加できなくても、途中からでも参加しやすいのが特徴です。
むしろ、入学して落ち着いてからの方が、部活動やクラブ活動を知るため、入部する学生が多いので、その点に関しては気にする必要はありません。
自宅学習が多い通信制高校に通う学生にとっては、コミュニケーションをとるいい機会ですね。
アルバイトをする
夏休みはアルバイトに時間をかける学生がとても多かったです。
アルバイトを禁止している通信制高校は少ないので、普段からアルバイトをしている学生も多いですが、夏休みは時間を選ばずに働くことができるため、この期間にお金をためるといった学生が多く見られました。
また、夏休みの期間に限定した短期アルバイトなども多くあるので、この機会に変わったアルバイトに挑戦するのもいいかもしれません。
ちなみにアルバイトの経験は、社会に出た後でも役立ちます!
まとめ:通信制高校の夏休みは課題がない分、有意義に使うべき
通信制高校は全日制の高校とは違って、自分のやりたいことを応援してくれるところが多く、しっかり評価をしてくれます。
そのため、夏休みは時間をかけて自分の好きなことを研究したり楽しんだりしてはいかがでしょうか?
この経験が将来に繋がるということも、十分にあり得ます。
また、学生の夏休みは自由に使える時間がたっぷりあるので、だらだら使うことは避け、有意義な時間になるように過ごしてみてください!
夏休み後にだらけてしまいそうで不安という方は、夏休み明けに不登校にならないための対策についての記事もあるので、気になった方は是非見てみてくださいね!