高校しんどい!しんどい時こそ通信制高校 更新時間 2023.07.05
高校に行きたくないと思いながらも、「学校を辞めるわけにはいかない」と悩んでいませんか?
「高校に行くのがしんどい……」と考えることは誰にだってあるし、1度や2度じゃないはずです。
今回は、高校がしんどいと感じる理由を一緒に考えながら、対処法について解説していきたいと思います。
最初に伝えたいのは、自分を大事にすることが1番大切だということです。
高校に行くのは当然と思われていますが、今の高校にしがみつかなくても構わないのです。
本記事を通して、あなたの心を少しでも軽くできたら本望です。
高校がしんどいと思う理由を考えよう
高校に行くのがしんどい、と思うときはどんなときですか?
「授業についていけなくて辛い」
「友だちとケンカしてぼっちになってしまった」
理由はないけど、ただ何となく行きたくないという人もいるでしょう。
しかし本当は、行きたくない原因から目を逸らしているだけかもしれません。
まずは高校に行くのがしんどい理由を、一緒に考えてみましょう。
勉強がしんどい
勉強は基本的にしんどいものですよね。
将来使うことがないような数学の方程式、物理などの授業を受けて、テストで赤点を取ったら補習を受けことになり、もよりしんどい理由になると思います。
勉強が好きな人にとっては、新しい知識が増えることに喜びを得られるでしょう。
しかし、誰しも勉強が得意なわけではありません。
真面目に授業を受けているにも関わらず、どんどん分からないことが増えていって、まさに「どこが分からないのか分からない」という沼に落ちていませんか?
「勉強しても理解できない」「周りの友だちについていけない」というのは、学校が辛くなって当然かもしませんね。
人間関係がしんどい
友だちや先輩、先生、学校外の友だち、さまざまな人間関係に悩んでいる高校生も多いと思います。
今は高校生もスマホが当たり前の時代なので、「一日に数十件のLINEに即レスしないと人間関係が悪化する」、ということもあるそうですね。
いくら友だちがたくさんいたとしても、常に誰かと連絡をとっているのは心も休まらないでしょう。
進路が不安でしんどい
進学校では、高校1年生で進路希望を聞かれます。
ようやく高校に入学できたと落ち着く暇もなく、次は大学受験に向けて勉強しなくてはなりません。
中には、「大学に行きたくても経済的な理由で諦めなければいけない」という生徒もいるでしょう。
進路の不安、将来の不安が積もり積もって「しんどい」と感じてしまうのは当然かもしれません。
高校生活が楽しくない
高校生活が楽しくないと、学校に行くことすらしんどいですよね。
「友だちができない?」「授業が退屈?」「部活を頑張っているのに結果が出ない?」
色んなストレスが溜まって、「高校生活が楽しくない」と感じているのかもしれません。
とくに気の合う友だちがいない高校生にとっては、r学校に行く意味を見出せない状況です。
家にいてもリラックスできない
親に「勉強しなさい」と厳しく叱られたり、両親のケンカが多かったりすると、家にいたくないですよね。
また兄弟で比較されたり、常に監視されたりするのもストレスになるでしょう。
本来、家は心身を休める大切な場所ですが、「家にいたくない」と考える高校生は少なくありません。
ストレスが溜まりすぎると、朝起きても疲れている、そもそも起きられなくなってしまうなど、心の病気になってしまう可能性もあります。
高校がしんどいときの対処法
高校がしんどいと感じる理由について紹介しました。
高校に行きたくないあなたに、以下の方法を提案します。
少しでも身体と心を休めるよう、実行してみてください。
思い切って学校を休んでみる
おそらく、今のあなたは心身が疲れ切っている状態です。
そんな状態で無理して学校に行っても、余計にしんどいだけでしょう。
無理をして登校を続けていると、気持ちが悪化して学校に行けなくなるかもしれません。
そうなる前に、しばらく学校を休んでみませんか?
家でゆっくり休んで元気になったら、また復帰しましょう。
「授業に遅れてしまう」と心配になる気持ちも分かりますが、今は自分の気持ちを最優先してください。
普段話さないクラスメイトに話しかけてみる
「学校に友だちはいるけど楽しくない」という方は、話したことがないクラスメイトとおしゃべりしてみませんか?
グループを抜けるわけではなく、ただ単にグループ以外のクラスメイトと話をして、気分転換するという感じです。
相手は突然話しかけられたことに戸惑うかもしれませんが、狭くなってしまった視野が広がるきっかけになると思います。
学校には校則があったり、先生や友だちの目があったりして、どうしても閉鎖的でつらくなるでしょう。
いつもと違う人と話をするだけで、日常が変化して開放感を得られるかもしれませんよ。
高校がしんどいことを親に打ち明ける
毎日ヘトヘトで苦しいなら、あなたを1番に考えてくれる親に相談しましょう。
親御さんは最初、びっくりするかもしれません。
しかし「こういう理由があってすごくしんどい。しばらく休ませて欲しい」ということを伝えて、現状を理解してもらうことが大切です。
決して感情的にならず、冷静に話をするようにしましょう。
わめいたり声を荒らげたりしてしまうと、親御さんも「サボりたいだけなのか」と勘違いしてしまうかもしれません。
ただし親との関係に問題がある場合は、別の信頼できる大人に相談するのがおすすめです。
高校がしんどいときは通信制高校がおすすめ
問題が改善されず不登校になりそうな場合は、毎日登校しなくても卒業できる通信制高校を検討しましょう。
通信制高校には、色んな事情を抱えた生徒が通っていることもあり、スクールカウンセラーや専門家が在籍して生徒をフォローする体制が整っています。
では、通信制高校をおすすめする理由について、詳しく解説していきます。
毎日学校に行かなくてもいい
通信制高校は基本的に自宅学習で、レポートを提出して学習を進める仕組みです。
そのため、「朝起きられない」「毎日通学するのがしんどい」という生徒が不登校になることもありません。
近年は色んな学習スタイルの通信制高校が増えていて、週1日コースや週4日コース、月に2回、年に数回といった通学コースが自由に選べるようになっています。
週5日登校が当たり前の全日制高校に比べると、無理なく学校に通えるようになるでしょう。
自由な時間が確保できる
スケジュールの融通がききやすく、自由な時間を確保しやすいのが通信制高校の魅力です。
自分で学習スケジュールを組み、「午前中は勉強して、午後からはやりたいことをする時間」という風に、自分のだけの「時間割」を作れます。
ただし全日制に比べて中退率高いことから、「必ず卒業する!」という強い意志が必要です。
自由すぎるが上にスクーリングや試験をサボってしまい、「今年も卒業できなかった」ということにならないよう注意しましょう。
同じ境遇の仲間に出会える
通信制高校にはさまざまな境遇の生徒が通っています。
「不登校になった」「授業についていけなかった」という理由で転入した生徒も多いでしょう。
また経済的な理由で働きながら勉強していたり、子育てや介護と両立しながら通っていたりする生徒もいます。
色んな境遇の生徒と関わることで、全日制高校では知り合えなかったような仲間ができるかもしれません。
他にはどんな通信制高校があるのか気になる方は必見! 「偏差値60以上の難関大学を目指せる通信制高校一覧!通信制高校の大学進学は不利?有利?」を参考にしてみてください!
高校がしんどいときのNG行動
次は、高校に行きたくないときに、やってはいけないNG行動について紹介します。
無理して学校に行き続ける
「親に叱られるから」「困らせたくないから」という理由で、無理をして学校に行く生徒がいます。
つらくても頑張る気持ちは素晴らしいですが、そんな状態では事態は好転しません。
学校に行かないのは甘えと考える人もいるようですが、「自分を大切にすること以上に大切なことはない」と肝に銘じておきましょう。
何よりもまず自分を優先して、無理をせず心身を休めてください。
誰にも相談せず自分で解決しようとする
ひとりで問題を解決しようとするのも、正直おすすめできません。
自分で解決できるなら、高校がしんどいと感じる前に問題を解消できているからです。
高校に行きたくない理由がわかったら、親や保健の先生、スクールカウンセラーに相談してみましょう。
たとえ解決しなくても、「こういうことで悩んでいる」と知ってもらうことは重要です。
誰かに頼ることは悪いことではありませんよ。
友だちに悩みを聞いてもらうだけで、気持ちがスッキルすることもあります。
自宅に引きこもってしまう
「誰にも相談できない」「相談しても分かってもらえない」という理由から、自宅や部屋に引きこもってしまう高校生も少なくないようです。
そうなると社会との繋がりが絶たれ、さらに辛い状態になる可能性もあります。
学校を休んだら自室にこもらず、料理を作ったり掃除をしたりと、家事の手伝いをしてみましょう。
体を動かすので運動不足の解消にもなりますし、将来一人暮らしをしたときにも役に立ちます。
自室にこもると学校や友だちのことばかり考えて、余計に辛くなってしまうかもしれません。
昼間ならみんな学校に行っているので、お散歩したり買い物に行ったりするのもおすすめです。
高校に行く意味って何だろう?
何のために学校に行くのか、考えたことってありますか?
「勉強するため?」
「大学に行くため?」
高校は義務教育ではありませんので、辞めようと思えば退学することもできます。
しかし退学すると、自分の未来の可能性を閉ざしてしまうかもしれません。
将来就きたい職業を見つけても、高卒以上という条件があれば夢を諦めなければならないのです。
数年後、「高校くらい卒業しておくべきだった」と後悔しないためにも、自分の将来について真剣に考えてみてください。
高校生にとって高校3年間は長く感じるかもしれませんが、社会に出てからの方が永遠に続きます。
高校時代にあれだけ悩んだことも、大人になれば「そんなことで悩んでいた時期もあったな……」と、懐かしい思い出に変わるかもしれません。
通信制高校のメリット、デメリットについて詳しく知りたい方は是非 「通信制高校に通う5つのメリットデメリット!対策も合わせてご紹介!」を参考にしてみてください!
高校がしんどいときは自宅学習で卒業できる通信制高校へ!
高校がしんどいと悩んでいる方へ、高校がしんどい理由や対処法について紹介しました。
学校に行きたくないときは一人で悩みを抱え込まず、まずはゆっくり休息してください。
また誰かに相談したり、アドバイスをもらったりして、自分が楽になる方法を模索してみましょう。
そして学校に行けない状況が続いたら、通信制高校という選択肢があることを思い出してください。
毎日登校しなくてもいい、自宅で勉強できるというだけで、心が軽くなりませんか?
通信制高校はどんどん進化していて、今は自分のアバターが登校したり、ネットで遠足や部活に参加できたりと楽しく学べる工夫がされています。
またネイルや美容、プログラミング、アニメ、ゲームなどが学べる学校もあって、勉強以外に夢中になれる環境です。
通信制高校が気になった方は、まずは資料を取り寄せて情報を集めてみてください。
あなたが自分の居場所を見つけて、笑顔で学校に通えるよう願っています。
高校の学費に困っている方は必見! 「高校の学費が払えない時の対処法!学費を安く高校を卒業するには?」を参考にしてみてください!