留年をしたらどうしたらいいの?失敗しない高校卒業までの流れ

留年をしたらどうしたらいいの?失敗しない高校卒業までの流れ

留年をしたらどうしたらいいの?失敗しない高校卒業までの流れ

「高校を留年しそうでやばい……」
「留年っていつ確定するの?」

このような悩みや疑問を持っている方へ、留年してしまう原因や確定する時期について詳しく解説します。

留年の仕組みを理解することで、最悪の事態を回避できるかもしれません。

さらに留年が決まってしまったあとの進路について、高校生にとってベストな選択肢を紹介しています。

留年が確定しそうな人、学校を中退しようか悩んでいる人は、この記事を読むだけで問題を解決できるでしょう。

留年になる原因は「成績」と「出席日数」

留年になる原因は「成績」と「出席日数」

留年の正式名称は「原級留置」で、同じ学年をやり直したり卒業できなかったりすることを指します。

高校を留年してしまう原因は、必要な単位を取れていないからです。

単位を取るためには、「成績」と「出席日数」に設けられている一定の基準を満たさなければなりません。

どちらか一方でも基準を満たせていないと、留年が決定します。

全授業日の1/3以上欠席すると留年

年間の授業のおよそ3分の1以上を欠席すると留年になります。

その際に、成績の良し悪しは関係ありません。

出席日数の基準は、学校や都道府県ごとに異なるので注意が必要です。

出席日数の管理を、科目ごとに行っている学校もあります。

各科目に決められた授業時間が設定されており、学校に出席していても授業を受けていない場合は欠席扱いになります。

週1回しかない科目で欠席が続くと、すぐに出席日数が足りなくなるので注意しましょう。

単位取得の出席日数については、各学校の生徒手帳に記載されていることが多いです。

記載がない場合は、先生に確認しておきましょう。

成績が一定に達しないと留年

2つ目の留年基準に、定期テストの点数があります。

テストで一定の点数を下回る、いわゆる「赤点」を取らないことが何よりも重要です。

また授業態度や提出物の状況も評価基準とされ、評価が低いと通知表にも影響します。

「5段階評価で『1』を3つ取ると留年」といった基準を設定している学校もあるので、事前に確認しておくといいでしょう。

成績に自信がない方は授業態度や生活態度を改め、プリントをしっかりと提出することで評価が低くなることを防げます。

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留年させないための救済処置とは?

留年させないための救済処置とは?

「赤点をとったから即、留年決定」ということにはなりません。

学校や先生によっては、留年させないための救済処置を用意している場合があります。

赤点の場合は、補修や追試を受けて合格することで留年を防げます。

また出席日数が足りない場合は、放課後や夏休みなどを利用して補講を受け、不足分をカバーできる学校が多いです。

留年が確定する前の段階なら、救済措置を受けることで留年を回避できる可能性が高くなります。

しかし、「追試を受けない」「補習授業に出席しない」という場合は、留年を覚悟する必要があるでしょう。

留年が確定する時期はいつ?

留年が確定する時期はいつ?

留年が確定する時期は、理由によって異なります。

  • 赤点 …… 中間や期末テストが終わった1〜1.5ヶ月後
  • 通知表 …… 通知表の評価が決まったとき
  • 出席日数 …… 基準の出席日数を下回ったとき
  • 定期テストで赤点を取る回数が多いと通知表の評価が下がり、留年になる可能性が高くなります。

    成績が原因で留年になるときは、各教科の評価が決まった時点で先生たちが会議をして、留年する生徒を確定。

    保護者と面談しながら、今後の進路を決定します。

    出席日数が満たないケースでは、基準の出席日数を下回った時点で留年が確定します。

    病気や不登校の傾向がある場合は、事前に学校と相談しておくと留年する可能性も低くなるでしょう。

    繰り返しになりますが、成績や出席日数が足りないからといって、すぐに留年になるわけではありません。

    先生の指導にきちんと従っておけば、ほとんどの生徒が留年を避けられるでしょう。

    他にはどんな通信制高校があるのか気になる方は必見! 「偏差値60以上の難関大学を目指せる通信制高校一覧!通信制高校の大学進学は不利?有利?」を参考にしてみてください!

    留年してしまったらどうする?主な5つの選択肢

    留年してしまったらどうする?主な5つの選択肢

    留年が決まってしまったら、この先どうすればいいのか不安ですよね。

    留年したときの主な選択肢は、次の5つです。

    • 留年して同じ学年をやり直す
    • 別の全日制高校へ転入して卒業を目指す
    • 通信制高校へ転入して卒業を目指す
    • 高卒認定試験を受ける
    • 高校卒業を諦めて就職する

    では、1つずつ詳しく紹介していきます。

    留年して同じ学年をやり直す

    留年したからといって、学校を退学する必要はありません。

    しかし同級生の後輩になってしまい、同じタイミングで卒業できなくなります。

    留年が決まって退学する人が多い理由は、同じ学年を繰り返すのが嫌だからです。

    周りの目が気になったり、置いて行かれたような気持ちになったりするのも要因になるでしょう。

    留年しても同級生と同じタイミングで卒業したい人は、3つ目に紹介する「通信制高校へ転入する」をご覧ください。

    別の全日制高校へ転入して卒業を目指す

    周囲の目が気になってつらい場合は、別の全日制高校へ転入するといいでしょう。

    知り合いや友だちがいない学校なら、留年して転校してきたことがバレない可能性もあります。

    しかし全日制高校への転入は条件があり、自分の行きたい高校に行けるとは限りません。

    中でも公立への転入は、引っ越しやいじめといった特別な理由がないと受け入れないケースが多いのが現状です。

    転入生を募集しているのは欠員のある高校のみで、さらに転入試験に合格する必要があります。

    転入を希望する人が多いと倍率が高くなり、転入はむずかしくなります。

    通信制高校へ転入して卒業を目指す

    「同じ学年をやり直したくない」「近くに転校したい高校がない」という方には、通信制高校という選択肢があります。

    通信制高校に転入するメリットは、今の高校で取得している単位を引き継げることです。

    単位を引き継ぐことで、同級生と同じタイミングで卒業することが可能です。

    ただし、取得している単位があまりにも少ない場合は難しいかもしれません。

    転入を検討する場合は、自分がどのくらい単位を持っているか、今の担任の先生に確認しておきましょう。

    全日制高校への転入に比べると、通信制高校への転入はハードルが低く、行きたい学校へ好きなタイミングで移れるのでおすすめです。

    学校の数も増えているので、たくさんの選択肢から自分に合った高校を選べます。

    高卒認定試験を受ける

    高卒認定試験とは、高校卒業者と同等以上の学力があることを認定する試験です。

    高卒認定試験に合格すれば高卒者と同じ扱いになり、大学や専門学校の受験が可能になります。

    試験に合格すれば高校に通わなくて済むので、退学しても問題ないということです。

    「高校は辞めたいけど大学進学は考えている」という方は、この方法を検討してみても良いかもしれません。

    試験は高校在学中でも受けられるので、高卒認定資格を取得してから中退するのか、卒業まで頑張るかを検討してみるといいでしょう。

    ただし大学などに進学しない場合、学歴は「中卒」になってしまいます。

    中卒は就職でも不利になるので、よく考えて退学することをおすすめします。

    高校卒業を諦めて就職する

    これまでに紹介した4つの選択肢をどれも選びたくない方は、高校卒業を諦めて就職するのも1つの手段です。

    しかし最終学歴は「中卒」になるため、就職活動は困難になる可能性が高いです。

    ここ数年で学歴に対する偏見は減りましたが、求人の応募資格に「高卒」や「大卒」を設けている企業は少なくありません。

    中卒者が応募できる企業は限られており、給与や待遇などは期待しない方がいいと考えられます。

    ブラック企業の可能性も高いので、よく見極めてから応募する必要がありますね。

    自分で納得した上での決断であれば、就職という選択肢もアリではないでしょうか。

    留年後に失敗しない卒業までの流れは3つ!

    留年後に失敗しない卒業までの流れは3つ!

    留年後に失敗しない卒業までの流れは3つ!

    留年した場合の選択肢を紹介しましたが、留年後に高校卒業を目指す流れは次の3つです。

  • 通信制高校へ転入する
  • 今の学校に残って卒業を目指す
  • 高卒認定試験に合格して大学進学を目指す
  • 通信制高校へ転入する

    通信制高校へ転入し必要な単位を取ることで、高校卒業の資格を取得できます。

    単位取得に必要なのはレポート提出やテストの点数で、全日制高校と比較すると卒業しやすくなっています。

    出席日数が足りなくて留年した人や、学校に通わず卒業したい人におすすめです。

    なかでも通信制サポート校は、生徒一人ひとりに合わせた学習サポートやメンタルサポートを行っています。

    授業についていけなかった方や不登校で留年した方は、通信制サポート校への転入を検討してみてもよいでしょう。

    今の学校に残って卒業を目指す

    別の高校を検討するのが面倒な方は、今の学校に残って卒業を目指しましょう。

    今の学校に残る場合は、同じ学年を1からやり直すことになります。

    つまり、すべての教科で同じ授業を受け、同級生が卒業するのを見送るということです。

    そうなると、下の学年になかなか馴染めなかったり、先輩になった同級生との関係がぎこちなくなったりすることもあるでしょう。

    「留年したものの途中で自主退学してしまった」という人も少なくないようですね。

    今の学校に残る場合は、「必ずこの学校で卒業する!」という強い意思が必要です。

    高卒認定試験に合格して大学進学を目指す

    大学への進学を目指している人は、高卒認定試験に合格して大学進学を果たすのも1つの方法です。

    高卒認定試験に合格して、残りの時間は大学受験に使うというのも良いかもしれませんね。

    この方法のメリットは、他の受験生よりも受験勉強に専念でき、有効的に時間を使えることです。

    高校在学中でも認定試験は受けられるので、試験に合格してから退学するかを検討するとよいでしょう。

    ただし高卒認定試験に合格しても、専門学校や大学を卒業しなかった場合は、最終学歴は「中卒」なので注意が必要です。

    留年する高校生は年間1万人超え

    留年する高校生は年間1万人超え

    文部科学省によると、2019年度に高校を留年した人数は10,719人です。

    不登校から留年になるケースが多く、現在学校を休みがちな方は注意した方がいいでしょう。

    しかし留年が確定したからといって、そこで人生が終わるわけではありません。

    人生の中で上手くいく時期もあれば、上手くいかない時期もあります。

    留年したことを大きな問題と捉えず、今後の人生でつまずかないためにも、前を向いて自分の進む道をしっかりと選択しましょう。

    留年してもやり直せる!諦めずに高校卒業を目指そう

    留年してもやり直せる!諦めずに高校卒業を目指そう

    留年してしまう理由や、留年したあとの進路について解説しました。

    留年したことをネガティブに捉えたり、重大な失敗と考えたりする必要はありません。

    大切なのは、未来を見据えて自分が歩む道をしっかりと選ぶことです。

    ここで紹介した「卒業までの3つの流れ」を参考にし、高校卒業を諦めずに新しい道を開いてください。

    同級生と同じタイミングで高校を卒業したい場合は、通信制高校への転入がおすすめです。

    やけになり、先を考えず中退してしまうのは、非常にもったいないことです。

    就職や将来のことを考えて、高校は卒業しておくようにしましょう。

    高校の学費に困っている方は必見! 「高校の学費が払えない時の対処法!学費を安く高校を卒業するには?」を参考にしてみてください!

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