国士舘高等学校の魅力を紹介！コース・口コミ・偏差値

国士舘高等学校は、全日制と定時制のカリキュラムを設ける私立の高等学校です。

高校に属しながら、隣接する国士舘大学の授業を受けられるのが最大の特徴で、大学の講義で得た単位も認定される仕組みになっています。

大学の世田谷キャンパスにある６階建ての図書館、プールやジムなどの体育施設など、大学の充実した施設を利用できるのもメリットの1つです。

さらに国士舘大学への推薦枠が用意されているので、

「大学受験で苦戦したくない」

「大学進学を最終目標に掲げている」

という方にもおすすめできます。

また学校自体が運動や部活動に力を入れていることもあって、さまざまなクラブ活動が盛んです。

オリンピックに出場するような選手も輩出していて、「文武両道」を実践できる環境を整えています。

国士舘高等学校の基本データ

ここからは、国士舘高等学校の特徴や注目すべきポイントについて紹介しています。

• 令和5年に新設！国士舘大学進学クラス（昼間定時制課程）
• 大学の授業と併用して単位を習得できる
• 国士舘大学進学クラスのカリキュラム

令和5年に新設！国士舘大学進学クラス（昼間定時制課程）

これから国士舘高等学校へ入学、転入を検討している方に伝えておきたいのが、「令和5年から新しい定時制課程が新設される」ということです。

国士舘大学進学クラス（昼間定時制課程）と呼ばれるクラスは、少人数制のレベル別学習で基礎力を身につけ、国士舘大学への進学を目指します。

これまでの定時制クラスは10時20分始業でしたが、新クラスでは8時20分始業に変更されました。

「自分のペースで 通学したい」「アルバイトと学業を両立させたい」という方は、時間の融通が効くほかの通信制高校を探した方がいいかもしれません。

しかし提携大学への内部推薦を目標に、ゆとりある高校生活を送りたい方は、国士舘高等学校の定時制課程への進学を検討する価値があるでしょう。

専門のカウンセラーも校内に常駐しているので、安心して学習できる環境です。

大学の授業と併用して単位を習得できる

先述しましたが、国士舘高等学校に所属すると、同じく国士舘大学の施設が利用できます。

高校生でありながら大学の講義を受講できたり、カフェなどを利用できたりするので、学校生活も満喫できそうです。

さらに国士舘高等学校では単位を取りやすいよう、大学の授業も単位として認められるようになっています。

大学では自分の興味ある分野を受講しながら、高校の授業と併用して単位を取得することで、スムーズに卒業できるでしょう。

国士舘大学進学クラスのカリキュラム

国士舘大学進学クラス（昼間定時制課程）では、2年次から文系と理系のクラスに分かれ受験勉強に励みます。

3年間で卒業に必要な74単位の習得を目指しますが、文系は74単位、理系は78単位のカリキュラムです。

また受験を見据え、土曜日にも授業を実施しています。

通信制高校への入学を考える方は、「できるだけ学校に通わずに高校を卒業したい」と考えている方がほとんどです。

よくある定時制や通信制高校のカリキュラムとはまったく異なりますので、大学進学ありきの学校だと考えた方がいいでしょう。

少人数クラスで行き届いたサポート体制

2023年度の国士舘高等学校の募集人数は、以下の通りです。

• 全日制課程 普通科 (選抜クラス・進学クラス)　第1学年 男女 130名
• 昼間定時制課程 普通科 (国士舘大学進学クラス)　第1学年 男女 43名

定時制課程は43名と非常に少なめなので、入学を検討している方は早めに資料請求することをおすすめします。

授業では学習の習熟度によってクラス分けをしていて、「授業についていけない」「レベルが低すぎる」といった心配もありません。

先生の目が行き届くクラス体制で、大学進学に向けて勉強に集中できる環境が整っています。

国士舘高等学校の学費は、決して安くありません。

初年度は入学金などがあるため、年間100万円以上の学費がかかります。

初年度に必要な学費

その他、修学旅行費積立金・教科書代等は、別納になります。

ただし世帯所得額によっては国からの就学支援金が支給されるので、授業料は大きく免除されるでしょう。

高校の学費に困っている方は必見！ 「高校の学費が払えない時の対処法！学費を安く高校を卒業するには？」を参考にしてみてください！

昼間定時制課程の一般入試は、筆記試験のみとなっています。

科目は国語・数学・英語の3科目を各50分ずつで、面接はありません。

学校の公式発表によると、2022年度の入試合格者の最低点は以下の通りです。

• 選抜クラス　……　約230点（3科目合計）
• 進学クラス　……　約220点（3科目合計）

ぜひ、受験勉強の参考にしてみてください。

また国士舘高等学校では「国士舘高校内のダブル受験制度」を設けています。

全日制課程進学クラスを第1希望に、定時制課程国士舘大学進学クラスを第2希望に受験することが可能です。

ただし他校との併願はできないので注意してください。

他にはどんな通信制高校があるのか気になる方は必見！ 「偏差値60以上の難関大学を目指せる通信制高校一覧！通信制高校の大学進学は不利？有利？」を参考にしてみてください！

たくさんの通信制高校がある中で、国士舘高等学校に向いている人の特徴をまとめました。

• 大学進学ありきで高校に入学したい方
• 指定校推薦で確実に進学したい方
• 大学の文化を感じながら高校生活を過ごしたい方

こちらに当てはまる方は、国士舘高等学校へ資料請求してみることをおすすめします。

学校説明会や個別相談会のほか、部活動見学会や文化祭にも参加できますので、気になる方はぜひ問い合わせしてみましょう。

一方で、大学進学を希望しない方、できるだけ登校したくない方、学業以外のことと両立を図りたい方は、国士舘高等学校に向いていない可能性があります。

その場合は、別の通信制高校やサポート校を検討することをおすすめします。

通信制高校にも留年はあるのか知りたい方は必見！ 「通信制高校にも留年ってあるの？ 入学から卒業までの流れを解説！」を参考にしてみてください！

最後に、実際に国士舘高等学校に入学した生徒や卒業生などの評判や口コミをみていきましょう。

良い評判・口コミ

①同じ目標に向かってみんなで頑張れる

「高校1年の段階から、国士舘大学への進学を意識して勉強に取り組んでいました。クラスメイトもほとんどが同じ進路を目標にしているので、わからないところを相談しあったり教えあったりして、一緒に目標に向かって切磋琢磨できたのも高校時代のいい思い出です。2年目からは文系と理系に分かれるので、より必要な科目に集中でき、実力がついていることを実感できました。今は念願通り国士舘大学に入学し、充実した毎日を 送っています。」

②大学進学しやすい環境でした！

「少人数制の授業なので、分からないことも聞きやすい環境です。また先生との距離も近くて、進路について悩んだときもいろいろと相談に乗ってもらいました。定時制といっても大学進学を目標にしている人が集まるので、勉強に集中できる環境が整えられています。授業は習熟度別に分かれていて、授業のレベルが低いとか、高すぎてついていけないこともありません。高校生活を 楽しみながら、大学受験に向けて学力を身に付けたい人におすすめできる学校です。」

③放課後も友達と頑張れました！

「放課後から使える自習コーナーがあって、よく友だちと勉強して帰っていました。また学校には勉強や進路で不安なときに相談できる専門の先生がいて、親に相談できないことも聞いてもらっていました。友だちも勉強がうまく進まないとき、カウンセラーの先生に何度も助けてもらったそうです。高校生は悩みが尽きない時期だと思うので、いろいろとサポートしてくれる環境はありがたかったと思います。」

悪い評判・口コミ

①大学進学したい人向け

「大学受験ありきの授業なので、進学を考えていない人には向いていません。あと校則も公立と比べると厳しいので、覚悟しておいた方がいいです。」

②国士舘大学には行きやすいけど・・・

「第一志望の高校に落ちて国士舘高校に入学しました。スポーツを思う存分やりながら、苦労しないで大学に行きたい人に向いている学校です。なので国士舘大学以外を目指すなら、ほかの高校にした方がいいと思います。」

国士舘高等学校の特徴やコース紹介、在校生や卒業生の口コミや学費などをまとめて解説しました。

少人数制クラスで習熟度別に授業が受けられ、一定の基準を満たせば内部推薦で国士舘大学へ進学できます。

また大学の授業を受けることができ、さらに単位として認められるため、卒業に必要な単位が取りやすい学校です。

ただし口コミによると校則が厳しめで、新クラスの設置により始業時間も早くなりました。

そのため、自分のペースで登校したい人や、アルバイトなどと両立させたい方には向いていないでしょう。

大学受験で有利に進学したい方、国士舘大学を目指している方は、ぜひ資料を取り寄せてみてください。

令和5年度の入試イベントは終了しましたが、毎年7月ごろから個別相談会を実施しています。

興味がある方はぜひチェックしておきましょう。

国士舘高等学校

入学できる都道府県	全国対応
制服	あり  ※希望者のみ（標準服あり）
スクーリング	あり
クラブ活動	あり

本校は2000年に開校した、4学期制、年4回の単位認定、ふたつのコース（AAコース・ICコース）の教育システムを備えた、単位制の通信制高校です。 「高校を卒業したい」「大学に進学したい」などの、将来に向けた生徒の真面目な気持ちを幅広く支援します。